NHKドラマ「神様からひと言」クレーム処理物語に小出恵介、段田安則と岸井ゆきの

最終更新日:2017年6月8日

NHKドラマ「神様からひと言 ~なにわ お客様相談室物語~」主演は小出恵介も放送中止に

現代のクレーム処理をテーマにした物語がNHKで2017年6月10日の土曜20時から放送開始の予定でした。

始まるはずだったのは小出恵介が主演でクレーム処理をしながら自社の問題点に気づく物語。

食品会社にあるお客様相談室の人たちの苦労と努力を描いた物語で撮影は終わっていました。

直木賞作家の荻原浩を原作にしたドラマでキャストは段田安則と岸井ゆきのなど。

小出恵介の所属事務所アミューズは6月8日、公式ホームページで小出恵介の「未成年の方と飲酒及び不適切な関係」の発覚のため、無期限活動停止にすると発表しました。

NHKも同日、ドラマ「神様からひと言」の放送中止を決定しました。

目次・神様からひと言 ~なにわ お客様相談室物語~

あらすじ
キャスト
wikiメモ
週刊誌報道により放送中止に
神様って誰
概要とスタッフ

あらすじ、食品会社に転職した男がお客様相談室に配属


曲がったことが嫌いな佐倉凉平は会社で上司と対立しがちだ。

大手広告会社に務めるも人間関係の悪化が原因で珠山食品に転職する。

新しい会社でも佐倉は上司と喧嘩をしてしまい、「お客様相談室」に配属される。

一般消費者の顔をしたクレーマーたちを相手にする仕事は佐倉にとっても厳しいものだ。

そんな珠山食品のお客様相談室には特徴的な人間がいる。

普段は適当に見えるがクレーム処理になると天才的な能力を発揮する先輩、社長の秘密を知る若い女性、責任を取らない室長。

先代社長のおめかけの大株主は最強のクレーマーとなって佐倉を悩ませる。

そんな仲間たちと一緒になり佐倉がクレーム処理に真剣に向き合っていくと、会社の旧態依然とした悪しき体質が浮き彫りになっていく。

キャスト、小出恵介に段田安則 岸井ゆきの吉沢悠

佐倉凉平 – 小出恵介
大手広告代理店から珠川食品に転職してきた33歳の男。
熱血漢で上司に逆らい、お客様相談室に異動させられる。

篠崎薫 – 段田安則
お客様相談室に所属する無責任でギャンブル好きな男。
尊敬できる人間ではないがクレーム処理の達人。

宍戸由里 – 岸井ゆきの
社長秘書だったがお客様相談室に配属された。
社長の秘密を知っている。

本間吾郎 – 三宅弘城
自分で責任は取らないお客様相談室の室長。

山内豊 – 吉沢悠
珠川食品剣道部の元主将。
不器用でお客様相談室のお荷物的な存在。

玉山政彰 – 小泉孝太郎
珠川食品の若い二代目社長。
会社の文化を変えようと意気込む。

佐倉君代 – 市毛良枝
女で一つで凉平を育てた母。

吉野美津 – 草笛光子
元芸者で先代社長のおめかけ。
現在は珠川食品の大株主でクレーマー。




Wikiwikiメモ、2006年版は伊藤淳史主演のドラマ

・原作は2002年に発売、2006年12月24日にWOWOWで古厩智之監督、伊藤淳史主演でドラマを放送した

・原作の発売から15年が経過した2017年のNHK総合でのドラマ版は現代のテイストを加えてネット炎上などのテーマを盛り込む予定だった

週刊誌報道で放送中止に、「未成年の方と飲酒及び不適切な関係」


ドラマ「神様からひと言」は6月10日から放送を開始する予定でした。

ただ、放送前日の9日の週刊誌フライデーで主演の小出恵介が「未成年との飲酒、交遊」について書かれました。

所属事務所のアミューズは公式サイトにて週刊誌報道の事実を認め、小出恵介を無期限活動停止にしました。

ドラマ「神様からひと言」の枠には2017年1月10日にBSプレミアムで放送した「幕末グルメ ブシメシ!」に差し替えとなります。

「幕末グルメ ブシメシ!」は主演が瀬戸康史で田中圭や吉田沙保里、戸田恵子や草刈正雄らが出演する幕末純情グルメドラマ。

小出恵介の芸能活動停止によりNHKではBSプレミアムで7月24日と29日に予定した「のだめカンタービレ 最終楽章(前・後編)」も放送中止になりました。

タイトルの神様って誰、三波春夫の名言「お客様は神様です」には誤用も

「神様からひと言 ~なにわ お客様相談室物語~」の「神様」とはいったい誰のことでしょうか。

主人公がお客様相談室という設定からわかるように、本作での神様とはお客様のことです。

この物語ではお客様のひと言「クレーム」から自分の会社の姿勢を見直していくというテーマが含まれています。

「お客様は神様です」と言えば演歌歌手の三波春夫の名言。

もっとも、三波春夫のオフィシャルサイトでは「俗に言う“クレーマー”には恰好の言いわけ、言い分になってしまっているようです」と説明しています。

昨今では「お客様は神様」を乱用して悪質なクレーム事件が目立ちます。

ドラマ「神様からひと言」が現代のクレームをどう解釈し表現するのかに注目ですね。



概要とスタッフ(当初の予定)

ドラマ放送日:6月10日スタート、毎週土曜よる8時15分から(全6回)
放送局:NHK総合
公式サイト:リンク
脚本:羽原大介(連続テレビ小説「マッサン」アニメ「プリキュアシリーズ」など)
音楽:中川幸太郎
演出:佐々木善春、中野亮平、泉並敬眞
プロデューサー:尾崎裕和
制作統括:真鍋斎
原作:荻原浩
原作発売日:2002年10月25日

・現在放送中の2017年4月〜6月のドラマ情報のまとめはこちら

・2017年7月〜9月のドラマ情報のまとめはこちら






NHKドラマ「ブランケット・キャッツ」西島秀俊と吉瀬美智子、ぱるると猫の物語

最終更新日:2017年8月13日

NHKドラマ「ブランケット・キャッツ」西島秀俊と吉瀬美智子、ぱるると猫の物語

毛布にくるまった猫が人々を救うドラマ「ブランケット・キャッツ」がNHK総合で2017年6月23日から毎週金曜22時に放送です。

まず、ドラマ「ブランケット・キャッツ」のあらすじを一言でまとめます。

猫と短い時間を過ごして悩みからの解決を目指す

重松清が原作の「ブランケット・キャッツ」は毛布にくるまった猫と短期間だけ過ごす人たちが悩みからの救いを求める物語。

原作は7つの短編集ですが、ドラマは一つのストーリーとして西島秀俊と吉瀬美智子が主演となりぱるるが活躍します。

目次・ブランケット・キャッツ

あらすじ
キャスト
wikiメモ
NHKがインスタで猫
重松清
ロケ地
概要とスタッフ
短編集のタイトル

あらすじ、毛布にくるまった猫が人を救う


椎名秀亮は家具の修理店で生計を立てていた。

困っていたのは亡き妻が飼っていた猫たちだ。

椎名は幼なじみで獣医師の藤村美咲と一緒に、猫を欲しがっている人を探す。

馴染みのある毛布を添えて猫の飼い主を探す椎名と藤村。

祖母のために猫が欲しいと言う娘、不妊症の夫婦、リストラされて最後に子供の夢を叶えるため猫とのひと時を欲しがる親。

毛布にくるまった猫が人の悩みや苦しみを少しだけ救っていく。

キャスト、西島秀俊に吉瀬美智子 ぱるるや酒井美紀


椎名 秀亮(しいな・しゅうすけ) – 西島秀俊
家具の修理店を経営する。
亡き妻が飼っていた猫たちの飼い主を探している。

藤村 美咲(ふじむら・みさき) – 吉瀬美智子
藤村動物病院を経営する獣医師。
幼馴染で妻を亡くした秀亮を気にかけている。

水島 楓(みずしま・かえで) – 島崎遥香(ぱるる)
藤村動物病院で働く動物看護師。
秀亮に店番を頼まれることも。

佐伯 奈緒子(さえき・なおこ) – 美保純
食堂の女将で秀亮を小さい時から知っている。
秀亮を心配してお見合い相手を紹介する。

佐伯 さくら(さえき・さくら) – 唐田えりか
母の奈緒子が営む食堂の看板娘。

椎名 陽子(しいな・ようこ) – 酒井美紀
7匹の猫を飼っていた秀亮の亡き妻。

・ゲスト出演者
ヒロミ – 蓮佛美沙子



Wikiwikiメモ、重松清原作のドラマ「流星ワゴン」の主演も西島秀俊

・原作は二泊三日で貸し出されるレンタル猫を利用する人たちの7つの短編集

・原作は2003年3〜9月まで「asahi.com」に掲載、2008年に朝日新聞社より刊行、2011年に文庫本で発売した

・本作と同様に重松清の原作では2015年のドラマ「流星ワゴン」も西島秀俊が主演だった

・西島秀俊と吉瀬美智子のコンビでは「不倫ものに見える」との声がある

NHKがインスタグラムで猫たちを紹介

#これが見たくて西島さんにお願いしたんだもの! 現在放送中のドラマ『ブランケット・キャッツ』から1枚。 主人公・秀亮(西島秀俊さん)が、毎回、ネコたちをお世話。 秀亮と7匹のネコたちのほっこりする日常を、じっくり、たっぷり、愛いっぱいに映し出すドラマです。 #ねこ #cat #ネコ #catstagram #instacat #ねこ部 #日本猫 #ふわもこ部 #かわいい #cute #ブランケットキャッツ #西島秀俊 ——– ドラマ10「ブランケット・キャッツ」<全7回> 毎週金曜 夜10時 総合 7匹の猫と7つの家族の物語。妻が残した猫たちの新しい飼い主を探す主人公と、猫との出会いをきっかけに人生を一歩前に進める人びとの心温まるストーリー。 【原作】重松清 【出演】西島秀俊,吉瀬美智子

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ピックアップ原作者、重松清とは

重松清(しげまつ・きよし)とは1963年3月6日生まれの作家。

出版社勤務を経て作家として活動を開始して1999年に「ナイフ」で坪田譲治文学賞、「エイジ」で山本周五郎賞を受賞した。

人間の細かい心理描写や温かみのあるストーリーが持ち味で、出版した本はドラマや映画の原作になることが多い。

「青い鳥」は2008年に阿部寛主演で映画、「とんび」は2012年にNHKで堤真一、2013年にTBSで内野聖陽主演でドラマ化、「ファミレス」はタイトルが「恋妻家宮本」に代わり阿部寛主演で映画化した。

ペンネームは田村章や岡田幸四郎。

重要なロケ地は大森駅の珈琲亭ルアン

ブランケットキャッツの撮影ではJR京浜東北線大森駅東口すぐの喫茶店「珈琲亭ルアン」が重要なロケ地になりました。

西島秀俊の撮影時にネットで話題になり、ぱるるがクランクインの時にツイッターでも投稿していますね。

珈琲亭ルアンは重厚な椅子など店内の景色が特徴的でドラマや映画などのロケ地にたびたびなっています。

・主要なロケ地
名称:珈琲亭ルアン
住所:東京都大田区大森北1-36-2




原作の短編集のタイトル一覧

・花粉症のブランケット・キャット
・助手席に座るブランケット・キャット
・尻尾のないブランケット・キャット
・身代わりのブランケット・キャット
・嫌われ者のブランケット・キャット
・旅に出たブランケット・キャット
・我が家の夢のブランケット・キャット

概要とスタッフ 原作は重松清

ドラマ放送日:2017年6月23日スタート、毎週金曜よる10時(連続7話)
放送局:NHK総合
公式サイト:リンク
脚本:江頭美智留(ドラマ「不機嫌な果実」「三匹のおっさん3」など)
原作:重松清
演出:大谷太郎、本多繁勝
プロデューサー:松本明子
制作統括:土屋勝裕、池田健司
ドラマ撮影期間:2017年3〜5月
原作発売日:2008年2月7日

・話題の2017年4月〜6月のドラマ情報のまとめはこちら

・2017年7月〜9月のドラマ情報のまとめはこちら






NHKドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」多部未華子がポッポちゃん

最終更新日:2017年5月5日

NHKドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」あらすじまとめ、主演は多部未華子

2017年4月14日スタートのNHKの金10ドラマは多部未華子が優しい代書屋として輝きます。

まず、ドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」のあらすじを一言でまとめます。

依頼人の気持ちを汲んで多部未華子が手紙を書く

小川糸の小説が原作のドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」では多部未華子が主人公で通称「ポッポちゃん」を演じて依頼人の気持ちを読み取って手紙を書いていきます。

多部未華子のほか、高橋克典や上地雄輔、片瀬那奈らが出演します。

では、ドラマや映画を解説する「あらすじ大全」がドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」のストーリーやキャストをご紹介します。

目次・ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~

あらすじ
キャスト
うんちく情報
ピックアップ原作者、小川糸
概要とスタッフ

あらすじ、鎌倉でポッポちゃんが手紙を書く


8年ぶりに故郷の鎌倉に戻ってきた女性の雨宮鳩子は地元では「ポッポちゃん」と呼ばれる

江戸時代から続く「ツバキ文具店」を亡くなった祖母から受け継ぎ、若き代書屋として働き始めた。

ツバキ文具店では美しい文字を依頼者の代わりに書くだけでなく手紙の内容もイチから考えるのだ。

どうしても言葉に表せない人の想いを伝えるのがポッポちゃんの仕事。

結婚を約束した女性に現状を伝えたい、前向きな離婚報告を書きたい、病んでいる母のために死んだ父からの手紙を届けて欲しい、親友への絶縁状が必要。

ポッポちゃんの元には一風変わった仕事が舞い込み、内容に合わせて万年筆やボールペンなど筆記用具、紙やインクを変えていく。

そんなポッポちゃんは毎朝、手紙のお墓「文塚」を手入れして心を穏やかにして墨をする。

キャスト、多部未華子に高橋克典 上地雄輔や片瀬那奈


雨宮鳩子(あめみや・はとこ) – 多部未華子(幼少:吉澤梨里花、小学生:堰沢結衣)
亡き祖母から代書屋「ツバキ文具店」を継ぐため8年ぶりに故郷の鎌倉に帰ってきた。
名前は鶴岡八幡宮の鳩に由来し、周りには「ポッポちゃん」と呼ばれる。

白川清太郎(しらかわ・せいたろう) – 高橋克典
商社出身で映画が堪能な鎌倉の観光ガイド。
鳩子を気遣う一方、母親の介護に悩む。

守景蜜朗(もりかげ・みつろう) – 上地雄輔
「むぎカフェ」の店長でシングルファーザー。

守景陽菜(もりかげ・はるな) – 新津ちせ
蜜朗の娘で手紙を書くのが好きな「はーちゃん」。

楠帆子(くすのき・はんこ) – 片瀬那奈
パンを焼くのが好きな先生であだ名は「パンティー」。

バーバラ婦人 – 江波杏子
上品な夫人で目利きの画商。

男爵 – 奥田瑛二
物事をハッキリ言う謎のお金持ち。

雨宮 カシ子 – 倍賞美津子
亡くなった鳩子の祖母で代書屋。
娘が行方不明になり女手一つで鳩子を育てた。

・その他のキャスト
魚福の奥さん – 大島蓉子
門脇幸三 – 小倉一郎
魚福の旦那 – 江良潤
マダムサイダー – 冨士眞奈美
砂田京子 – 原日出子
砂田久雄 – 小林隆



うんちくポイント「伝えたい思い、ありませんか? その手紙、あなたに代わって書きます」

・原作は2017年の本屋大賞にノミネートされた

・出演者の少女の新津ちせは大ヒット映画「君の名は。」の新海誠監督の娘

・ドラマのロケ地は原作でも舞台の鎌倉

・ドラマのキャッチフレーズは「伝えたい思い、ありませんか? その手紙、あなたに代わって書きます」

ピックアップ原作者、小川糸とは

小川糸(おがわ・いと)とは1973年生まれの小説家、作詞家。

1999年に「密葬とカレー」を発表して小説家デビューした。

浜田省吾(ハマショー)らと音楽ユニット「Fairlife」を結成、春嵐の名義で作詞を担当する。

2008年の小説「食堂かたつむり」がベストセラーになり2010年に柴咲コウ主演で映画化、欧州でも小説賞を受賞した。

2010年の小説「つるかめ助産院」は仲里依紗主演で2012年にNHKでドラマ化される。

2012年までは芸能事務所アミューズに所属していた。

小川糸公式サイト:糸通信




概要とスタッフ

ドラマ放送日:2017年4月14日スタート、毎週金曜22時(全8回)
放送局:NHK総合
公式サイト:リンク
原作:小川糸
脚本:荒井修子(ドラマ「エンゼルバンク〜転職代理人」「水族館ガール」など)
音楽:白石めぐみ 
主題歌:絢香「コトノハ」 
制作統括:内田ゆき、中村高志
ドラマ撮影期間:2017年2月下旬〜5月初旬
原作発売日:2016年4月21日(幻冬舎)

NHKドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」のストーリーや出演者、うんちくまとめ

以上、世の中の物語のあらすじをまとめる「あらすじ大全」によるNHKドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」のストーリーや登場人物、うんちく情報まとめでした。

・話題の2017年4月〜6月のドラマ情報のまとめはこちら








NHK連続テレビ小説「半分青い」ヒロインは永野芽郁 相手は佐藤健

最終更新日:2018年9月24日

2018年4月からのNHK連続テレビ小説「半分、青い。」主演は永野芽郁

2018年度上期(4月〜9月)のNHKの朝ドラは昭和後期に生まれて現在の時代を生きる女性がテーマです。

まず、NHK朝ドラ「半分、青い。」のあらすじを一言でまとめます。

失敗だらけの女性が3Dプリントでひとりメーカーになる

ドラマ「半分、青い。」は昭和のバブル崩壊後から平成の経済が伸び悩む日本で七転び八起きの人生を生き抜く女性の物語。

NHKの連続テレビ小説として第98回目のヒロインは永野芽郁(ながの・めい)、相手は佐藤健になります。

滝藤賢一や矢本悠馬、中村雅俊や谷原章介も出演です。

次回作は「まんぷく」、次々回作「夏空」と決定しています。

目次・半分青い

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
北川悦吏子
岐阜県東濃地方
ロケ地
歴代ヒロイン
概要とスタッフ

あらすじ、シングルマザーが地元に帰ってひとりメーカー


1971年、鈴愛(すずめ)は岐阜県の小さな食堂に生まれた元気な女の子だった。

小学生の時に病気で片耳が聞こえなくなってしまったが、両親や幼なじみに助けられて健やかに育つ。

独創的な発想力を持つ鈴愛は少女漫画家を目指して上京する。

日本経済はバブル真っ只中の東京で師匠のもとで漫画家を目指すも挫折。

夢を追い続ける夫と結婚して娘をもうけるも離婚してしまう。

バブルが終わり失われた20年と言われる低経済成長のなか、鈴愛はシングルマザーとなって故郷に帰ってくる。

2018年の日本では3Dプリンタなどデジタル技術が進歩、個人でもモノを製作できた。

鈴愛は病気の母のため独特な扇風機を作り、「ひとりメーカー」として家電業界に旋風を巻き起こす。

〜9月24日(月)からの最終週「幸せになりたい!」〜

津曲の改心により盗まれていた扇風機の試作機が戻ってくる。

商品化するために鈴愛たちは投資家たちに向けて商品のお披露目会をしようと企画。

ところが、お披露目会の最中に思いも寄らないことが起きた。

突然のことに絶望する鈴愛だったが、律や津曲の支えもあり再び扇風機作りを始める。

そして、遂にそよ風の扇風機が完成する。

キャスト、永野芽郁に佐藤健 人生・怒涛編は斎藤工に間宮祥太朗

楡野 鈴愛(にれの・すずめ) – 永野芽郁
1971(昭和46)年に岐阜県東濃地方の食堂を営む一家で生まれた。
小学生の時に病気で片耳を失聴する。
高校卒業後に少女漫画家を目指して上京するも挫折する。
結婚して娘を授かるも夫と離婚、低成長時代の平成の世でシングルマザーとして故郷に帰る。

萩尾 律(はぎお・りつ) – 佐藤健
鈴愛の幼なじみでクールな理論派。
イケメンで成績も優秀。
片耳が聞こえない鈴愛を気にかけてきた。

〜モノづくり編〜

津曲 雅彦(つまがり・まさひこ) – 有田哲平
つくし食堂に現れた、うさんくさい男。
大手広告代理店から独立して「ヒットエンドラン」という会社を立ち上げる。

加藤 恵子(かとう・けいこ) – 小西真奈美
津曲の妹で30歳を過ぎて起業。
緑に特化した商品のグリーングリーングリーンという会社を1人で立ち上げる。

健人(けんと) – 小関裕太
つくし食堂で見習いとして働く青年。
アメリカ生まれのアメリカ育ちでおかしな日本語を話す。

西園寺 麗子(さいおんじ・れいこ) – 山田真歩
鈴愛の幼馴染のブッチャーの姉。
結婚しないことに両親は心配するが、転機が訪れる。

〜故郷の人々〜

楡野 晴(にれの・はる) – 松雪泰子
町の食堂を切り盛りする美人女将で鈴愛の母親。
愛する娘の片耳を失聴させてしまったことに後ろめたさも感じている。

楡野 宇太郎(にれの・うたろう) – 滝藤賢一
鈴愛の父で食堂では厨房で働く。
少年のような自由な性格で威厳はない。

楡野 仙吉(にれの・せんきち) – 中村雅俊
おおらかな性格の鈴愛の祖父。

楡野 廉子(にれの・れんこ) – 風吹ジュン(ナレーションも兼任)
厳しくも優しい鈴愛の祖母。

楡野 草太(にれの・そうた) – 上村海成
石橋をたたいて渡るタイプの鈴愛のひとつ違いの弟。

萩尾 和子(はぎお・わこ) – 原田知世
律の母親で息子の才能を信じて高い期待を持ち続ける。

萩尾 弥一(はぎお・やいち) – 谷原章介
由緒正しき写真館を営む紳士的な律の父親。

岡田 貴美香(おかだ・きみか) – 余貴美子
鈴愛と律が生まれた岡田医院の女医。

西園 寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ) – 矢本悠馬
鈴愛と同級生のガキ大将であだ名はブッチャー。

西園寺 満(さいおんじ・みつる) – 六角精児
鈴愛の同級生のブッチャーの父で不動産会社を経営するギラギラした金持ち。

西園 寺富子(さいおんじ・とみこ) – 広岡由里子
鈴愛の同級生のブッチャーの母で子どもたちに英才教育を施す。

木田原 菜生(きだはら・なお) – 奈緒
鈴愛の幼なじみで町の洋品店「おしゃれ木田原」の一人娘。

木田原五郎(きだはら・ごろう) – 高木渉
鈴愛の同級生の菜生の父で洋品店「おしゃれ木田原」の心優しくお洒落な主人。

木田原幸子(きだはら・さちこ) – 池谷のぶえ
菜生の母で主婦仲間との噂話が好き。

〜東京・胸騒ぎ編〜

秋風 羽織(あきかぜ・はおり) – 豊川悦司
偏屈で編集者泣かせの売れっ子少女漫画家。
高校生の鈴愛を漫画の世界に引き込む。

菱本 若菜(ひしもと・わかな) – 井川遥
美人で頭の回転が速い漫画家の秋風のマネージャー。

小宮 裕子(こみや・ゆうこ) – 清野菜名
秋風のアシスタントで鈴愛と衝突しながら親友になる、通称はユーコ。

藤堂 誠(とうどう・まこと) – 志尊淳
秋風のアシスタントでゲイの美青年、通称はボクテ。

朝井 正人(あさい・まさと) – 中村倫也
鈴愛の幼なじみの律の大学の同級生でゆるふわなイケメン。

伊藤 清(いとう・さや) – 古畑星夏
鈴愛の幼なじみの律が運命を感じる美少女。

〜人生・怒涛編〜

元住吉 祥平(もとすみよし・しょうへい) – 斎藤工
芸術家肌の映画監督で「クールフラット」という事務所を運営。
4年前に海外の映画賞を受賞するものの不況で新作が撮れずにいる。

森山 涼次(もりやま・りょうじ) – 間宮祥太朗
映画会社「クールフラット」の助監督。
人の心を癒やす天性の優しさがあるも飽きっぽくて何事も長続きしない。

田辺 一郎(たなべ・いちろう) – 嶋田久作
「100円ショップ大納言」の雇われ店長で光江の小学校の同窓生。

藤村 光江(ふじむら・みつえ) – キムラ緑子
「100円ショップ大納言」のオーナー三姉妹の藤村家の次女。
夫の浮気が原因で離婚、亡き長姉の息子の涼次を母親代わりに育ててきた。

藤村 麦(ふじむら・むぎ) – 麻生祐未
藤村家の三女で「野鳥オタク」。
マイペースながら現実主義ではっきりとモノを言う。

藤村 めあり(ふじむら・めあり) – 須藤理彩
藤村家の四女で以前は水商売をしていた。
結婚するも夫と別居して実家に戻り、インターネットの株式投資で生計を立てている。




Wikiwikiメモ、脚本家の北川悦吏子の自叙伝か

・ヒロインの鈴愛は失敗するたび「やってまった(やってしまった)」と呟くも明るい

・「半分、青い。」という題名は片耳しか聞こえない主人公にとって雨が上がるときに空が半分、晴れるというイメージ

・ヒロイン役の永野芽郁と幼なじみ役の佐藤健は別の人と結婚するものの、40年の時を経て後に扇風機作りでつながる

・脚本家の北川悦吏子は岐阜県出身で左耳が聞こえない難病にかかっており、ドラマのヒロインと似た境遇になる

・豊川悦司が演じる少女漫画家の劇中での漫画原作は「天然コケッコー」や「花に染む」のくらもちふさこ

公式ツイッター

ピックアップ原作者、北川悦吏子とは


北川悦吏子(きたがわ・えりこ)とは1961年12月24日生まれの脚本家でエッセイスト。

大学卒業後に映画スタジオの日活撮影所に勤めて脚本家になる。

1991年から放送されたフジテレビの「世にも奇妙な物語」の脚本で注目を集めた。

フジテレビのドラマで「素顔のままで」(1992)、「チャンス!」(1993)、「君といた夏」(1994)など王道ドラマを手がけて「恋愛の神様」と呼ばれる。

元SMAPの木村拓哉とのコンビは多く、「その時、ハートは盗まれた」(1992)、「あすなろ白書」(1993)、「ロングバケーション」(1996)、「ビューティフルライフ」(2000)、「空から降る一億の星」(2002)がある。

2015年に10万人に1人の割合で発症する「炎症性腸疾患」、左耳が聞こえない「聴神経腫瘍」などの病気にかかっていると明らかにした。

2016年にドラマ「運命に、似た恋」では初めてNHKの作品を執筆した。

出身は岐阜県美濃加茂市。




ドラマの舞台の岐阜県東濃地方とは


2018年のNHK連ドラ「半分青い」は岐阜県東濃地方を舞台にする。

東濃地方とは岐阜県で長野県と愛知県に隣接する南東部の地域を指し、現在の多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市、中津川市などを指す。

恵那山など穏やかな丘陵状の地形が広がっている。

やきものの原料となる粘土などが豊富なため、古くから陶器づくりが盛んで美濃焼などが有名。

世界一の茶つぼ「豊穣の壺」や世界一の「美濃焼こま犬」、世界一の大皿「瑞祥」などがあるほか、各地にある温泉も魅力的な観光地。

東濃地区出身の有名人は俳優の田中邦衛(土岐市)やプロレスラーの橋本真也(土岐市)、歌手の清春(多治見市)や人時(土岐市)などがいる。

ドラマ「半分、青い。」のオリジナル脚本を担当する北川悦吏子の出身の岐阜県美濃加茂市は東濃地区のすぐ近くになる。

ロケ地、岐阜県恵那市の岩村町など

・街並み(ふくろう商店街)の撮影場所
名称:岩村町
住所:岐阜県恵那市岩村町

・高校のロケ地
名称:土岐商業高等学校
住所:岐阜県土岐市土岐津町土岐口1259−1

朝の連続テレビ小説、歴代ヒロイン

2019年上期:100作目「夏空」広瀬すず
2018年下期:99作目「まんぷく」安藤サクラ

2018年上期:98作目「半分、青い。」永野芽郁

2017年下期:97作目「わろてんか」葵わかな
2017年上期:96作目「ひよっこ」有村架純
2016年下期:95作目「べっぴんさん」芳根京子
2016年上期:94作目「とと姉ちゃん」高畑充希
2015年下期:93作目「あさが来た」波瑠
2015年上期:92作目「まれ」土屋太鳳
2014年下期:91作目「マッサン」シャーロット・ケイト・フォックス
2014年上期:90作目「花子とアン」吉高由里子
2013年下期:89作目「ごちそうさん」杏
2013年上期:88作目「あまちゃん」能年玲奈




概要とスタッフ

ドラマ放送日:2018年4月2日〜9月29日(全156回)
制作:NHK東京
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@asadora_nhk
作:北川悦吏子(ドラマ「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」など)
制作統括:勝田夏子
演出:田中健二、土井祥平
プロデューサー:松園武大
主題歌:星野源「アイデア」
ドラマ撮影期間:2017年秋スタート

・次回のNHK連続テレビ小説

・次々回のNHK連続テレビ小説



NHKドラマ「みをつくし料理帖」黒木華が演じる江戸時代の料理物語

最終更新日:2017年8月12日

NHKドラマ「みをつくし料理帖」主演は黒木華

時代劇ながら料理が主軸のドラマ「みをつくし料理帖」。

NHKが黒木華を主演に2017年5月13日より毎週土曜18時から放送しました。

まず、ドラマ「みをつくし料理帖」のあらすじを一言でまとめます。

江戸時代の女性料理人の創意工夫の物語

「みをつくし料理帖」は料理を職業とする場所では女人禁制だった時代の一人の女性料理人の物語です。

原作で下がり眉と呼ばれる主人公を黒木華が演じます。

料理ドラマや漫画が流行している現在、黒木華や森山未來や永山絢斗に成海璃子などの演技に注目が集まりました。

目次・みをつくし料理帖

あらすじ
キャスト
wikiメモ
鼈甲珠のレシピ
概要とスタッフ
原作のネタバレ

あらすじ、板場が女人禁制の時代に料理人として生きる女性


1802年(享和2年)、大坂・淀川で水害が発生した。

少女の澪は家族を亡くし天涯孤独の身となった。

澪は空腹を満たすために盗みを働いていたところを「天満一兆庵」の女将の芳に救われる。

天性の味覚を持っていた澪は天満一兆庵で料理人としての腕を磨く。

しかし、天満一兆庵が火災にあってしまい、澪と芳は江戸に旅立って蕎麦屋「つる家」で働き始める。

板場が女人禁制の時代、大阪と違う江戸の味付けに戸惑いながらも澪は一人前の料理人として腕をふるう。

澪は慣れない江戸の生活に悪戦苦闘、身分違いの恋に悩みながらも趣向をこらした料理を提供し続ける。

キャスト、黒木華や森山未來 永山絢斗に成海璃子


澪(みお) – 黒木華
料理屋「つる家」の料理人で大阪出身。
子供の時に水害により家族を失い、「天満一兆庵」に拾われて料理を学ぶ。
天性の味覚を持ち、女人禁制の板場で料理人として生きていく。
常連客の武士の小松原に恋をする。

芳(よし) – 安田成美
「天満一兆庵」の元女将。
天涯孤独で盗みを働いていた澪を店で働かせて料理の技術を学ばせる。

小松原(こまつばら) – 森山未來
「つる家」の常連客。
澪の料理について賞賛や批判をする。
本当の身分は将軍の信頼の厚い小野寺数馬。

永田 源斉(ながた げんさい) – 永山絢斗
倒れていた芳を診察した町医者。
「つる家」の常連客で澪の料理を味わいながら励ます。
澪に恋をしている。

あさひ太夫(あさひたゆう) – 成海璃子
「翁屋」の花魁で吉原一と言われる美貌を持つ。
澪と同い年の幼なじみ。

嘉平衛(かへえ) – 国広富之
「天満一兆庵」の主人で澪の才能を見抜いて料理人として育てる。
店が焼けた後に澪と妻の芳と共に江戸に下る。

佐兵衛(さへえ) – 柳下大
「天満一兆庵」の一人息子で江戸の店を任された料理人。
吉原の遊女に入れ込み行方不明になる。

種市(たねいち) – 小日向文世
江戸で澪がつとめる料理屋「つる家」の主人。

ふき – 蒔田彩珠
「つる家」で働く13歳の少女。

おりょう – 麻生祐未
澪と芳が住む江戸の金沢町の長屋の住人。

伊佐三(いさぞう) – 小林正寛
優しい大工職人で、おりょうの夫。

又次(またじ) – 萩原聖人
あさひ太夫を大事にする吉原の翁屋の料理番。

菊乃(きくの) – 柳生みゆ
吉原の翁屋の若い遊女であさひ太夫を慕っている。

清右衛門(せいえもん) – 木村祐一
つる家の常連で澪の料理を批評するご意見番。

坂村堂嘉久(さかむら・どうかきゅう) – 村杉蝉之介
清右衛門に自分の版元で戯作を書いてもらうため、つる家を紹介する。

末松(すえまつ) – 毎熊克哉(まいぐまかつや)
料理番付で最高位の「登龍楼」の料理長。
澪の料理と似た献立を出すなどつる家の邪魔をする。

釆女宗馬(うねめ・そうま) – 松尾スズキ
毎年の料理番付けで最高位の料理屋「登龍楼」の主人。

伝右衛門(でんえもん) – 伊武雅刀
吉原で格式の高い「翁屋」の楼主。
吉原随一の美貌の花魁・あさひ太夫を抱えている。

富三(とみぞう) – 大倉孝二(おおくらこうじ)
大坂「天満一兆庵」の元料理人で佐兵衛の失踪の秘密を知る。

駒澤弥三郎(こまざわ・やさぶろう) – 波岡一喜
小松原の妹の早帆の夫で、小松原の親友。

早帆(さほ) – 佐藤めぐみ
小松原の妹で駒澤弥三郎の妻。

坂梨志摩守(さかなし・しまのかみ) – 山崎一
将軍の食事や菓子を管轄する「御膳奉行」の若年寄。



Wikiwikiメモ、過去には北川景子主演でドラマ化

・2017年からNHKの土曜時代劇は土曜時代ドラマとしてリニューアル、「みをつくし料理帖」はその第1作目となる

・「みをつくし料理帖」は2012年と2014年に北川景子主演でテレビ朝日でドラマ化された

・主人公の澪は原作で下げ眉と呼ばれるが、NHKドラマで澪を演じる黒木華はナチュラルな下げ眉

・黒木華の読み方は「くろきはな」ではなく「くろきはる」

注目料理、鼈甲珠のレシピ


「みをつくし料理帖」でキーとなる料理が卵黄を漬けこんだ一品「麗し鼈甲珠(べっこうだま)」。

その味は「料理人としての経験を寄せ集めても、決して想像のつくものではない。玉子の持てる力を凝縮したのかの如き味わい」(みをつくし料理帖「残月」)。

必要な材料は白味噌・赤味噌・こぼれ梅・日本酒、みりん、卵黄。

白味噌・赤味噌・こぼれ梅・日本酒、みりんを擦り合わせて味噌床を作り、ガーゼを引いて三日ほど漬け込む。

すると、独特の卵黄の味噌漬けが出来上がる。

概要とスタッフ 原作は髙田郁

ドラマ放送日:2017年5月13日スタート、毎週土曜午後6時5分(38分、連続8回)
放送局:NHK総合
公式サイト:リンク
脚本:藤本有紀(大河ドラマ「平清盛」、連続テレビ小説「ちりとてちん」など)
原作:髙田郁
演出:柴田岳志
制作統括:城谷厚司、山本敏彦
原作発表期間:2009年5月〜2014年8月



原作「みをつくし料理帖」のネタバレ

〜ここから原作のネタバレ〜
澪は大坂の料理屋「天満一兆庵」の女将に鍛えられるも店が火事で亡くなり、女将の息子が働く江戸店に向かう。

女将の息子は吉原通いで店を潰して失踪、澪は江戸の蕎麦屋「つる家」で働き始める。

澪は苦労を重ねて新しい料理を考案し料理人としての腕を上げて「つる家」の評判も上がっていく。

澪は常連客の小松原と愛し合うも料理の道を優先して別れる。

吉原で幻の花魁と呼ばれているあさひ太夫が幼なじみの野江だと知った澪は料理で稼いであさひ太夫の身請けを決意した。

澪は吉原の料理店と交渉し、卵黄を漬けこんだ逸品の鼈甲珠(べっこうだま)のレシピを条件に野江を取り戻すことに成功する。

あさひ太夫を吉原から救った澪は今まで好意を持ってくれた医師の源斉と一緒になり、故郷の大坂に帰って新しい人生を始めた。

・2017年4月〜6月のドラマ情報のまとめはこちら







NHKドラマ「4号警備」窪田正孝と北村一輝が民間の警備員

最終更新日:2017年5月6日

NHKドラマ「4号警備」あらすじまとめ、主演は窪田正孝と北村一輝

警察もののドラマは数あれど、民間の警備会社の物語は少ない。

窪田正孝と北村一輝主演のNHKドラマ「4号警備」が4月8日からスタートしました。

まず、NHKドラマ「4号警備(よんごうけいび)」のあらすじを一言でまとめます。

窪田正孝が民間の警備員となり人々を守る

ドラマ「4号警備」は警察の権限を持たない民間の警備員が、自分たちに与えられたルールの中でクライアントを守る物語。

若手俳優で実力派として名高い窪田正孝の演技に注目です。

では、ドラマや映画を解説する「あらすじ大全」が「4号警備」のストーリーやキャストをご紹介します。

目次・4号警備

あらすじ
キャスト
うんちく情報
解説、業界用語の4号警備とは
プロバスケチーム「千葉ジェッツ」の試合がドラマに登場
概要とスタッフ

あらすじ、警備会社が民間の立場で人を守る


ストーカーや逆恨み、脅迫や強盗など一般社会には危険が潜んでいる。

逮捕権限や拳銃を持つ警察が日々、市民を守っているがそれだけでは安全は確保しきれない。

民間の警備会社「ガードキーパーズ」はお客さんの身辺警護をビジネスにしていた。

ある日、ガードキーパーズの明るい警備員の朝比奈は仕事の中で最も危険な「4号警備」の任務を任される。

朝比奈の相棒に指名されたのは冴えない中年の石丸だ。

朝比奈は元警察官、石丸は元会社社長と挫折を経験しているコンビ。

朝比奈と石丸は対立しながらもお客さんの身辺警護を務める。

市長選に立候補した主婦、目の見えない男性やストーカー被害に悩まされている女性。

朝比奈と石丸は民間の立場で人の身を守りながら己の過去にも向き合っていく。

キャスト、窪田正孝に北村一輝 片岡鶴太郎に木村多江


朝比奈 – 窪田正孝
警備会社「ガードキーパーズ」の警備員。
警察官だったが挫折し退職、警備の世界に入った。
普段は明るいお調子者。

石丸 – 北村一輝
警備会社「ガードキーパーズ」の警備員。
かつては会社社長だったが事業に失敗して警備員になった。
慎重すぎる性格から臆病者と呼ばれる。

池山 – 片岡鶴太郎
警備会社「ガードキーパーズ」の朝比奈と石丸の上司。
狙いがあって朝比奈と石丸を組ませる。

本田 – 木村多江
警備会社「ガードキーパーズ」のの2代目女社長。
朝比奈と石丸のコンビを信頼していない。

上野 – 阿部純子
ストーカー被害に悩まされている女性。

金沢茜 – 濱田マリ
ガードキーパーズの経理を担当する。

遠藤恵輔 – 高木渉
ガードキーパーズの警備部のリーダー。

江本六郎 – 麿赤兒
総合格闘技ジムのオーナーで2階に朝比奈を住まわせる。

山田剛志 – 神戸浩
総合格闘技ジムの清掃員で朝比奈と同じ場所に住む。

松下楓 – 久保田紗友
離婚した石丸の娘で高校生。

小林三喜男 – 賀来賢人
朝比奈の過去を知る男。

・ゲスト出演者たち
広瀬秀嗣 – 水橋研二
1話のゲスト。視覚障害のある男性で何者かに命を狙われている。
小川 – 小沢一敬(スピードワゴン)
2話のゲスト。上野を狙うストーカー。
原正 – 中山秀征
3話のゲスト。ブラック企業の噂がある大手不動産会社の社長。
熊田典子 – 伊藤蘭
4話のゲスト。市長選に立候補するも脅迫を受ける。
甲本富雄 – 高橋光臣
4話のゲスト。熊田典子の教え子で選挙事務所で働く。
馬場奈津子 – 壇蜜
5話のゲストで主婦。
渋谷謙一 – 塚本晋也
6話のゲストで外国人労働者の失踪事件に取り組む弁護士。



うんちくポイント、1話完結構成の28分とテンポは早め

・2016年のNHKの土曜ドラマは開始時間が20〜22時とまちまちだったが、4号警備から20時スタートになる

・ドラマ4号警備ではアクションは当然に、ユーモアも交える

・ドラマ1話完結の構成ながら1回の放送は28分間のため、通常のドラマより会話のテンポが早め

・同時期のNHKの朝ドラ「ひよっこ」に出ているのは沢村一輝で、本ドラマの北村一輝とは名前も外見も似ているが別人

解説、業界用語の4号警備とは

警備会社には業界独自の警備業法が存在する。

4号警備とは警備業法第2条4号の条文の番号にちなみ、「人の身体に対する危害の発生を、その身辺において警戒し、防止する業務」と定めているもの。

警備業務では禁錮以上の刑に処せられて執行を終わり5年を経過しない者、アルコールや覚醒剤の中毒者などによる警備業務を禁止している。

第15条では警備業者について特別な権限はなく、個人や団体の正当な活動に干渉してはならないとも定めている。

なお、警備業務では労働者派遣事業はできない。



プロバスケチーム「千葉ジェッツ」の試合がドラマに登場

ドラマではプロバスケっトチーム「千葉ジェッツ」の試合がドラマに登場する。

B.LEAGUEで2017年2月22日に行われた「千葉ジェッツvs秋田ノーザンハピネッツ」の試合をドラマで使用した。

会場は千葉ポートアリーナで100人のエキストラを集めてドラマを撮影した。

千葉ポートアリーナをロケ地にした撮影は実際に試合が行われた2月22日と試合のない2月24日。

概要とスタッフ 脚本は宇田学

ドラマ放送日:2017年4月8日、毎週土曜20時15〜43分(全7回)
公式サイト:http://www.nhk.or.jp/dodra/yongou/
作:宇田学(ドラマ「99.9 -刑事専門弁護士-」など)
音楽:蓜島邦明
制作統括:須崎岳、藤澤浩一
演出:石塚嘉、松園武大、宇佐川隆史
ドラマ撮影期間:2017年2月〜4月

ドラマ「四号警備(よんごうけいび)」のストーリーや出演者、うんちくまとめ

以上、窪田正孝と北村一輝が警備員となって人々を守るドラマ「4号警備(よんごうけいび)」のストーリーや出演者、うんちく情報まとめでした。

・2017年4月〜6月のドラマ情報のまとめはこちら








NHK大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」さいごうどんに鈴木亮平、坂本龍馬を小栗旬

最終更新日:2018年4月9日

NHK大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」主演は鈴木亮平

2018年1月7日から日曜20時のNHK大河ドラマの主役は西郷隆盛で鈴木亮平が演じます。

まず、ドラマ「西郷どん」のあらすじを一言でまとめます。

2度の島流し、3度の結婚を経験した波乱万丈の人気者

西郷どんの主役である西郷隆盛は島流しや再婚を繰り返し、大波乱の人生を生き抜いた英雄です。

西郷隆盛は誰からも好かれる人物だったと言われ、現代の歴史の人物の好感度ランキングでも常に上位に位置する。

原作は林真理子の小説「西郷どん!」です。

目次・西郷どん

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
歴史
概要とスタッフ

あらすじ、お人好しの西郷は島流しなど波乱万丈


江戸幕府の長い治世が続き、海外の列強からの圧力が増してきた1800年代。

薩摩の国で西郷隆盛は貧しい下級武士の家で育つ。

西郷は自分の弁当を他人に与えて笑うようなお人好しだった。

薩摩藩主の島津斉彬はそんな西郷を重宝する。

西郷も斉彬に心酔し、薩摩藩のために江戸や京に渡って仕事をこなす。

しかし、混乱の世の中では西郷の実直さも通じない時がある。

江戸幕府の改革をしようとするも失敗、2度の島流しの憂き目にあう。

方々での生活では3度の結婚を経験しながら西郷は成長する。

多くの仲間たちを愛し愛される西郷は勝海舟や坂本龍馬らと出会い日本を改革する明治維新を成し遂げていく。

キャスト、鈴木亮平に瑛太 黒木華に渡辺謙

〜主要人物〜

西郷 隆盛(さいごう・たかもり) – 鈴木亮平(幼少期:渡邉蒼)
薩摩生まれの下級武士で幼名は小吉、吉之助。
大柄で豪快な性格で誰からも愛される。
薩摩藩のために我が身をいとわず日本を奔走する。

大久保 利通(おおくぼ・としみち) – 瑛太(幼少期:石川樹)
薩摩藩出身で西郷とは幼なじみで幼少は正助。
冷静な理論家で恐れられていたが家庭では優しい父親。
西郷隆盛、木戸孝允と並んで「維新の三傑」と呼ばれる。
西南戦争では政府軍を指揮して西郷率いる士族の反乱軍と対決する。

島津斉彬(しまづ・なりあきら) – 渡辺謙
高い知識と洞察力を持った島津家第28代の当主。
貧しい下級武士の西郷の才能を見つけて大抜擢する。
西郷にとって生涯の師であり偉大なる父。

岩山 糸(いわやま・いと) – 黒木華(幼少期:渡邉このみ)
子供の頃から西郷が好きで、大人になってから西郷の3人目の妻となる。

坂本 龍馬(さかもと・りょうま) – 小栗旬
土佐藩出身で脱藩した後は志士として活動する。
犬猿の仲だった薩摩藩と長州藩の間を取り持ち、薩長同盟を仲介する。

〜西郷家〜

満佐 – 松坂慶子
西郷隆盛の母で肝っ玉母さん。

西郷吉兵衛 – 風間杜夫
西郷隆盛の父親で優しさを持つがダメ親父な面も。

琴 – 桜庭ななみ(幼少期:栗本有規)
西郷隆盛の妹(長女)で弟妹たちの面倒を見る。

西郷吉二郎 – 渡部豪太(幼少期:荒井雄斗)
西郷隆盛の弟で兄に変わって家を支える。

西郷熊吉 – 塚地武雅
西郷家の使用人で義理人情に厚い男。

西郷龍右衛門 – 大村崑
西郷隆盛の温厚な祖父。

西郷きみ – 水野久美
西郷隆盛の祖母で貧しくてもたくましく生きる。

西郷従道(信吾) – 錦戸亮
血気盛んな西郷家の三男。

〜島津家〜

於一(篤姫) – 北川景子
島津家の分家の娘で13代将軍の徳川家定の正室候補になる。
一方で西郷隆盛との恋心が芽生えていく。

赤山靭負 – 沢村一樹
薩摩の名門の人物で島津斉彬を次期藩主に押し上げようとする。

桂久武 – 井戸田潤
赤山靭負の弟で西郷隆盛を生涯に渡って支える。

島津斉興(しまづ なりおき) – 鹿賀丈史
島津家の第27代当主の薩摩藩主。
藩主の座を譲らず島津斉彬の一派を弾圧する。

由羅 – 小柳ルミ子
島津斉興の側室で島津斉彬に厳しい。

島津久光(しまづ・ひさみつ) – 青木崇高
島津斉興と由羅の子で、異母兄の島津斉彬に憧れている。
兄の死で薩摩藩の最高権力者となり、自分を田舎者扱いする西郷と対立する。

山田 為久(やまだ・ためひさ) – 徳井優
島津斉彬の側近で主君に翻弄される。

喜久(きく) – 戸田菜穂
島津斉彬の側室として多くの子供を産むも、幼い子供たちが早逝していく。

調所広郷 – 竜雷太
財政難にあった薩摩藩を立て直す逸材。

〜大久保家〜

大久保次右衛門 – 平田満
大久保利通の父で西郷隆盛も息子のように思っている。

大久保福 – 藤真利子
大久保利通の優しい母。

大久保満寿 – ミムラ
大久保利通の妻。

〜獄中の仲間〜

大山格之助(綱良) – 北村有起哉(幼少時代:犬飼直紀)
西郷隆盛の子供時代からの仲間で豪快な親分肌。

有村俊斎(海江田信義) – 高橋光臣(幼少期:池田優斗)
11歳から島津斉興の茶坊主として出仕、世渡り上手なお調子者。

村田新八 – 堀井新太(幼少期:加藤憲史郎)
西郷隆盛の弟分でどこまでも付き従う。

有馬新七 – 増田修一郎
1歳年下の西郷隆盛に一目置く幼馴染。

〜その他〜

井伊直弼 – 佐野史郎
近江彦根藩主で恐怖政治により徳川家ファーストを掲げる。

ふき – 高梨臨
貧しい農民の娘。

タマ – 田中道子
品川宿にある宿屋「磯田屋」に働く給仕でふきの同僚。

幾島 – 南野陽子
於一(篤姫)の女中頭。

愛加那 – 二階堂ふみ
島送りとなった西郷と恋に落ちる現地の女。

阿部正弘 – 藤木直人
備後福山藩主で幕政改革を推し進める。

月照 – 尾上菊之助
薩摩藩と縁のある住職。

徳川家定 – 又吉直樹
江戸幕府13代将軍で篤姫の夫。

徳川斉昭 – 伊武雅刀
前水戸藩主で徳川慶喜の実父。

語り:西田敏行




Wikiwikiメモ、2018年は明治維新150周年

・2018年は明治維新から150年にあたる

・西郷隆盛が主人公の大河ドラマは1990年の「翔ぶが如く」以来、28年ぶり2作目

・西郷隆盛は文政10年12月7日(1828年1月23日)に生まれ、明治10年(1877年)9月24日)に死去した

・西郷隆盛の自画像として有名な絵は画家のエドアルド・キヨッソーネが西郷の弟といとこを参考に想像で描いたもの

・ドラマに先行して林真理子原作で日高建男の漫画「西郷どん!」が2017年3月4日の月刊コミックフラッパー4月号(KADOKAWA)でスタートした

・幾島役の斉藤由貴は不倫報道を認めて出演を辞退、南野陽子に変更になった

・「語り」は当初、市原悦子を予定していたが体調の問題により西田敏行に変更した

・初回視聴率は15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で歴代ワースト2位、ワースト1位は1989年の「春日局」の14.3%だが初回放送は元日だったため、「西郷どん」が実質ワーストと言われた

公式ツイッター

西郷隆盛の歴史

・薩摩藩で奮闘するも島流しに

文政10年12月7日(1828年1月23日)、現在の鹿児島県鹿児島市加治屋町で生まれる。

天保10年(1839年)、仲間たちの喧嘩の仲裁で大怪我を負い、刀を握れなくなり学問一筋で生きると決めた。

嘉永5年(1852年)、伊集院兼寛の姉・須賀と結婚。

安政元年(1854年)、薩摩国の藩主の島津斉彬の江戸参勤に際して江戸に赴き、碩学・藤田東湖などから教えを受ける。

安政5年(1858年)、藩主の斉彬が逝去、主の意思をつぎ大老・井伊直弼を排斥して幕府を改革しようとするが失敗、逃亡生活に入る。
幕府の追求を恐れた薩摩藩から追放命令を受け、絶望して自殺未遂を図るも生存。

安政6年(1859年)、薩摩藩から奄美大島への潜居を命じられて隠居生活に。
奄美大島では龍家の一族、佐栄志の娘・とまを島妻とする。

・中立の立場を守りつつも長州藩を撃退

文久2年(1862年)、薩摩藩から許可をもとに仕事に復帰する。
大阪に赴き、激派志士たちの京都焼き討ちなどを止めようとするも西郷が志士を煽動していると藩に伝わり捕縛され、沖永良部島(奄美大島の離島)まで飛ばされる。

元治元年(1864年)、大久保利通らの勧めもあり薩摩藩に復帰、京都に赴任して外夷との密貿易を行っていた薩摩商人の取り締まりなどに奮闘する。

元治元年7月19日(1864年8月20日)、禁門の変。京都に長州勢が押し寄せてきており、西郷は幕府の出兵命令は断るも長州勢を撃退する。長州か幕府による朝廷の独占を阻止する中立の立場を維持する。

元治元年(1864年)、長州藩追討の朝命(第一次長州征伐)が出て長州藩征伐の任にあたるも、勝海舟と出会い長州藩三家老の処分などで穏便に済ませることに成功する。




・大政奉還、江戸城明け渡しと大活躍

慶応元年(1865年)1月28日、家老座書役・岩山八太郎直温の二女・イト(絲子)と結婚。

慶応2年(1866年)1月、薩長同盟。小松帯刀邸で犬猿の仲だった長州藩の桂小五郎と薩長提携六ヶ条を密約した。提携書に裏書きしたのは坂本龍馬。

慶応3年(1867年)、土佐藩と共謀して幕府を武力で倒す薩土討幕の密約を交わして幕府への圧力を強めていく。

慶応3年12月9日(1868年1月3日)、江戸幕府を廃絶して摂政・関白等を廃止。代わりに新政府の樹立を宣言した王政復古の大号令の発布に成功する。

慶応4年(1868年)、旧幕軍と、新幕府の先鋒隊の薩長の守備隊が衝突し、鳥羽・伏見の戦いが始まる(戊辰戦争開始)。
西郷は新幕府軍として旧幕府軍と戦い、勝海舟との会談を経て旧幕府軍の江戸城明け渡し(無血開城)に成功する。

・新幕府と揉めて地元に帰り、士族の反乱軍の盟主に

明治4年(1871年)、岩倉具視らが欧米各国との条約改正の外交使節団として海外に赴き、西郷は三条実美らと共に留守内閣(留守政府)を任せられる。

明治元年(1868年)、李氏朝鮮が維新政府の国書の受け取りを拒絶。西郷は武力ではなく、自分が全権大使になる(遣韓大使論)を主張する。外遊から帰国した木戸孝允・大久保利通らの内治優先論が決定され、西郷は辞職して鹿児島に帰った。

明治9年(1876年)、廃刀令などで士族が帯刀と知行地など特権を奪われて怒りを感じ、各地で士族の乱が起きた。
1877年(明治10年)、西南戦争。鹿児島の士族たちが幕府に反乱を起こす。西郷は盟主となり軍議などに顔を出していたが、最終的には戦闘の指揮に立つ。

1877年(明治10年)9月24日、政府軍の攻撃を前に命を絶つ。

概要とスタッフ

ドラマ放送日:2018年1月7日スタート、毎週日曜20時(全50回)
公式サイト:リンク
公式ツイッターアカウント:@nhk_segodon
脚本:中園ミホ(「Doctor-X」シリーズ、NHK連続テレビ小説「花子とアン」など)
原作:林真理子
ドラマ撮影期間:2017年夏から
制作統括:櫻井賢
演出:野田雄介、梶原登城
初回視聴率:15.4%

・2018年1月スタートの冬ドラマのまとめ

・2018年4月〜6月のドラマ情報のまとめ

・1作後のNHK大河ドラマ「いだてん」情報のまとめ






NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」

最終更新日:2017年12月3日

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」主演は柴咲コウ

2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」が1月8日から始まりました。

柴咲コウの力強い演技と秀逸なタイトルが話題です。

まず、「おんな城主 直虎」のあらすじを一言でまとめます。

勝気な女性が戦国時代で大名として活躍

「おんな城主 直虎」は歴史上に実在した井伊直虎という大名がおんなだったという有力説に基づいたドラマです。

現代の文化と違う、男性が絶対的な立場にあった戦国時代で女性がどんな生き方で城主を務めたのか。

12月10日放送の第49回のタイトルは歴史上の出来事「本能寺の変」に引っ掛けて「本能寺が変」です。

目次・おんな城主直虎

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
ロケ地
各話のタイトル
スタッフと概要

あらすじ、少女の「おとわ」が戦乱の世に巻き込まれて直虎になる


天文13年(1544)遠江の国・井伊谷。

戦国時代のまっただ中で井伊家の男勝りの少女「おとわ」は幸せな日々を生きていた。

優しい父や母、幼なじみの亀之丞や鶴丸と楽しく過ごす。

ある日、男子が生まれない井伊家の今後のため、おとわに亀之丞との縁談話がやってくる。

おとわが亀之丞の妻として井伊家を守ろうと決めた時、主君の今川義元が謀反の疑いで亀之丞の父を殺害する。

そこから井伊家の人間は次々と今川に討たれ、おとわの周りには男がいなくなっていく。

戦乱に残ったおとわは井伊家を守るために「直虎」と名乗り家督を継ぐ。

女では家を守れないと批判が渦巻く中、直虎は家を守ろうとする。

「おんな城主」となった直虎は行方不明になった許嫁、井伊家の幼き子供たちを育てながら乱世を生き抜く。

キャスト、柴咲コウに三浦春馬 高橋一生に杉本哲太


井伊直虎 – 柴咲コウ(幼少期:新井美羽)
井伊家当主の井伊直盛の一人娘。
井伊家で男子が生まれず、分家の亀之丞(直親)と結婚するはずだった。
今川義元の支配下で井伊家が混乱、男として生きて家を守ろうとする。

井伊直親 – 三浦春馬(幼少期:藤本哉汰)
直虎のいいなずけで幼名は亀之丞。
父が謀反の疑いで今川に殺害され、命を狙われるて逃げる。

小野政次 – 高橋一生(幼少期:小林颯)
おとわや亀之丞の幼なじみで幼名は鶴丸。
井伊家の筆頭家老の小野政直の嫡男として井伊家に使える。

井伊直盛 – 杉本哲太
井伊家の当主で直虎の父。
今川家の支配下で苦しむ。

千賀 – 財前直見
井伊家に今川との同盟のために嫁いできた直虎の母。

井伊直平 – 前田吟
直虎の曽祖父で先々代の当主。

南渓和尚 – 小林薫
直虎の大叔父で井伊家の菩提寺の龍潭寺の住職。

龍雲丸 – 柳楽優弥
盗賊団のかしら。

井伊直政 – 菅田将暉
井伊直親の嫡男で父に代わって直虎に育てられる。

徳川家康 – 阿部サダヲ
井伊家と今川家の混乱を狙う徳川家の総大将。

・その他のキャスト
しの – 貫地谷しほり
瀬戸方久 – ムロツヨシ
井伊直満 – 宇梶剛士
小野政直 – 吹越満
新野左馬介 – 苅谷俊介
奥山朝利 – でんでん
中野直由 – 筧利夫
瀬名 – 菜々緒
傑山 – 市原隼人
小野玄蕃 – 井上芳雄
今川義元 – 春風亭昇太
今川氏真 – 尾上松也
寿桂尼 – 浅丘ルリ子
佐名 – 花總まり
松下常慶 – 和田正人
高瀬 – 高橋ひかる
昊天 – 小松和重



Wikiwikiメモ、幼少期の直虎役の新井美羽の演技が好評

・第一回放送から幼少期の直虎役の新井美羽の演技が素晴らしいと絶賛の声があがった

・第一回の放送はリアルタイム視聴率が16.9%、タイムシフト視聴率が5.9%の総合視聴率22.1%だった。これは昨年の「真田丸」の最終回の総合視聴率(21.3%)を上回る

公式ツイッター

井伊谷城のロケ地は浜松市の高根城跡

ドラマの序盤に出てきた井伊谷城のロケ地となったのが静岡県浜松市にある高根城跡です。

この地の豪族の奥山金吾正定則が応永21年(1414)に築き、戦国時代には今川義元が支配した「おんな城主」ゆかりの地でもあります。

田園風景は浜松市にある日本棚田百選に選ばれた「久留女木の棚田」、龍潭寺のシーンは浜松市西区庄内町の宿蘆寺などがロケ地になりました。

大河ドラマのロケ地では全国から人が集まる例が多く、浜松市もおんな城主観光に力を入れています。

おんな城主直虎のロケ地の詳細
名称:高根城跡
住所:静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方184




各話のタイトル、名作のパロディーも

第1回「井伊谷の少女」
第2回「崖っぷちの姫」
第3回「おとわ危機一髪」
第4回「女子にこそあれ次郎法師」
第5回「亀之丞帰る」
第6回「初恋の別れ道」
第7回「検地がやってきた」
第8回「赤ちゃんはまだか」
第9回「桶狭間に死す」
第10回「走れ竜宮小僧」
第11回「さらば愛しき人よ」
第12回「おんな城主直虎」
第13回「城主はつらいよ」
第14回「徳政令の行方」
第15回「おんな城主 対 おんな大名」
第16回「綿毛の案」
第17回「消された種子島」
第18回「あるいは裏切りという名の鶴」
第19回「罪と罰」
第20回「第三の女」
第21回「ぬしの名は」
第22回「虎と龍」
第23回「盗賊は二度 仏を盗む」
第24回「さよならだけが人生か?」
第25回「材木を抱いて飛べ」
第26回「誰がために城はある」
第27回「気賀を我が手に」
第28回「死の帳面」
第29回「女たちの挽歌」
第30回「潰されざる者」
第31回「虎松の首」
第32回「復活の火」
第33回「嫌われ政次の一生」
第34回「隠し港の龍雲丸」
第35回「蘇えりし者たち」
第36回「井伊家最後の日」
第37回「武田が来たりて火を放つ」
第38回「井伊を共に去りぬ」
第39回「虎松の野望」
第40回「天正の草履番」
第41回「この玄関の片隅で」
第42回「長篠に立てる柵」
第43回「恩賞の彼方に」
第44回「井伊谷のばら」
第45回「魔王のいけにえ」
第46回「悪女について」
第47回「決戦は高天神」
第48回「信長、浜松来たいってよ」
第49回「本能寺が変」

概要とスタッフ ナレーターは中村梅雀

放送局:NHK総合
ドラマ放送日:毎週日曜20時(1月8日スタート)
公式サイト:http://www.nhk.or.jp/naotora/
ツイッター公式アカウント:@nhk_naotora
ナレーター:中村梅雀
脚本:森下佳子
演出:渡辺一貴
プロデューサー:岡本幸江
原作:なし

・現在放送中の2017年4月〜6月のドラマ情報のまとめはこちら







NHK連続テレビ小説「ひよっこ」

最終更新日:2017年8月12日

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」主演は有村架純

NHK連続テレビ小説で第96作目となる「ひよっこ」が2017年4月3日から始まりました。

ヒロインはテレビや映画などで既に活躍して知名度もある有村架純。

まず、「ひよっこ」のあらすじを一言でまとめます。

1960年代、地方の娘が上京して頑張る

ドラマ「ひよっこ」はヒロイン役の有村架純が集団就職により地方から上京、1960年代の東京で生き抜いていく物語です。

セーラー服にジャージ姿で始まる女子高生の有村架純がどんな成長を遂げていくのか。

序盤の視聴率こそ苦戦しているものの、毎日15分に感動があると内容が評価されてきました。

目次・ひよっこ

あらすじ
キャスト
wikiメモ
有村架純、あえて太った
モデルは実在せず、岡田惠和や有村架純に共通点
父親が失踪、記憶喪失
増田明美のナレーションが突っ込みどころ満載
ロケ地
毎週のタイトル
ドラマのスタッフ

あらすじ、昭和中期に茨城の女子高生が上京して働く


1964年(昭和39年)の日本の秋、10月から開催される東京オリンピックが迫っていた。

茨城県の山あいの村の農家で育った女子高生の谷田部みね子は世間の空気とは関係なく日々を過ごしていた。

6人家族の谷田部家は農業を営んでいるが父親は借金を返すために東京に出稼ぎに出ている。

みね子は高校卒業後も農家を手伝おうと思っていたが、父親が突然に消息不明になる。

茨城に帰ってくる時には笑顔だった父は、東京ではタコ部屋で誰にも名前を認識されないような苦しい労働環境で働いていたのだった。

みね子は父の代わりに東京で働いて仕送りをしながら父親を探そうと考える。

2人の幼なじみと一緒に集団就職して上京したみね子は都会の生活で戸惑う。

さらにみね子が勤めた会社はオリンピック後の不況で倒産してしまう。

みね子は父がおいしいと言っていた赤坂の洋食屋に拾ってもらい、仲間たちに支えながら生きていく。

キャスト、有村架純に沢村一樹 佐々木蔵之介に宮本信子


谷田部 みね子(やたべ・みねこ) – 有村架純
谷田部家の小さな農家で育った高校3年生。
のんびりした性格で高校卒業後は畑仕事を手伝うつもりだったが、行方不明の父を探しに上京して働き始める。

谷田部 実(やたべ・みのる) – 沢村一樹
みね子の父親。
農家の借金を返すため東京の工事現場で働いていたが消息不明になる。
茨城では笑顔だったものの、東京ではタコ部屋で苦しい労働環境だった。
記憶喪失の2年間、人気女優の世津子と暮らしていた。

谷田部 美代子(やたべ・みよこ) – 木村佳乃
みね子の母親。
農作業と洋裁の内職に精を出す働き者で明るい。

谷田部 茂(やたべ・しげる) – 古谷一行
みね子の祖父。
口かずは少なく農業一筋で生きてきた。

谷田部ちよ子 – 宮原和
谷田部家の3兄弟の真ん中の妹。
姉のみね子に甘えながらも弟の面倒も見る。

谷田部進 – 高橋来
谷田部家の3兄弟の末っ子の弟。
おねしょ癖が直らない。

小祝 宗男(こいわい・むねお) – 峯田和伸
みね子の叔父。
父親不在の谷田部家を気にかけて野菜を持って笑いをもたらす。

助川 時子(すけがわ・ときこ) – 佐久間由衣
みね子の幼なじみで一緒に上京する。
気が強く自他ともに認める美少女。

角谷 三男(すみたに・みつお) – 泉澤祐希
みね子の幼馴染で一緒に上京する。
時子に片思いをしている。

牧野省吾 – 佐々木蔵之介
東京でみね子が流れ着いた赤坂の洋食屋「すずふり亭」の料理長。

鈴子 – 宮本信子
牧野省吾の母親で「すずふり亭」の主人。

牧野由香 – 島崎遥香
すずふり亭料理長の牧野省吾のわがままな娘。

川本世津子 – 菅野美穂
子役時代から活躍してきた人気女優。
記憶喪失だったみね子の父親の実と暮らしている。

語り – 増田明美(マラソン元オリンピック日本代表)

・その他のキャスト
助川 君子(すけがわ・きみこ) – 羽田美智子
角谷 きよ(すみたに・きよ) – 柴田理恵
助川 正二(すけがわ・しょうじ) – 遠山俊也
益子 次郎(ましこ・じろう) – 松尾諭
井川元治 – やついいちろう(エレキコミック)
朝倉高子 – 佐藤仁美
前田秀俊 – 磯村勇斗
綿引正義 – 竜星涼
永井愛子 – 和久井映見
青天目澄子 – 松本穂香
兼平豊子 – 藤野涼子
秋葉幸子 – 小島藤子
夏井優子 – 八木優希

・追加発表のキャスト
立花富 – 白石加代子
島谷純一郎 – 竹内涼真
久坂早苗 – シシド・カフカ
坪内祐二 – 浅香航大
新田啓輔 – 岡山天音
柏木一郎 – 三宅裕司
福田五郎 – 光石研
福田安江 – 生田智子
竹内邦子 – 白石美帆
柏木ヤスハル – 古舘佑太郎
安部善三 – 斉藤暁
安部さおり – 伊藤沙莉



Wikiwikiメモ「卵を割らなければ、オムレツは作れない」

・ドラマの企画意図はフランスのことわざで「卵を割らなければ、オムレツは作れない」で何かを始めるには勇気がいる、行動が必要との意味から

・ドラマの舞台になるのは茨城県北西部の田園や里山で茨城県がNHKの朝ドラのロケ地になるのは第14作「鳩子の海」以来の2回目

・NHKの連続テレビ小説の主演の決め方で多いオーディション方式は実施されず、ヒロインは指名で有村架純になった

・岡田惠和が連続テレビ小説の脚本を手がけるのは「ちゅらさん」(2001年)おひさま「2011年」に続いて3作目

・主題歌は桑田佳祐の「若い広場」。桑田佳祐がNHKドラマに楽曲を提供するのは初めて。

・ドラマの舞台の茨城県は全国で唯一、地方局がないため茨城弁が流れるテレビ番組は珍しい

有村架純、あえて太った


「ひよっこ」は2017年3月15日、ドラマの試写会を渋谷のNHKホールで開催した。

主演の有村架純はそこで田舎の「もっさい少女」を表現するために体重を5キロ増やしたと明らかにした。

最近の有村架純についてネットでは「ぽっちゃりし過ぎではないのか」との声も上がっていただけに、役作りのためと知って安心したファンもいる。

ひよっこは茨城編と東京編に分かれる。

有村架純は東京編では「逆に体重を落としていった」と話した。

ひよっこでの役作りのための体重の増減は有村架純の役者魂を見せつける結果となった。

モデルは実在せず、岡田惠和や有村架純に共通点

NHKの連続テレビ小説では実在の人物がモデルになりやすい。

ひよっこの前の作品の「べっぴんさん」のモデルはアパレルメーカー「ファミリア」の創業者の坂野惇子、ひよっこの次の作品の「わろてんか」は吉本興業の創業者である吉本せい。

2017年の朝ドラ「ひよっこ」では主人公の谷田部みね子には実在のモデルはいません。

ドラマの舞台となる1964年は高度経済成長が始まる時期で、地方から東京に上京して集団就職した多くの人々がモデルになっています。

脚本の岡田惠和は東京出身としてドラマ「ひよっこ」の中では弟のすすむと同じ年代で時代の空気を知っていると発言しており、本人の経験がドラマに反映されているようです。

また、脚本の岡田惠和は仕事を共にしたことがあるヒロインの有村架純を前提にストーリーを書きました。

有村架純は兵庫県伊丹市の出身で高校一年の時に芸能事務所のオーディションを受けて上京してきたため、ひよっこのモデルは有村架純そのものとも言えそうです。




なぜ、父親が失踪した理由 記憶喪失と判明


ドラマ「ひよっこ」では主役の有村架純の父親役の沢村一樹が序盤で突然、失踪しました。

物語は失踪した父親(実)を探す娘(みね子)の奮闘を描いていきますが、あまりに謎と話題になったのが父親の失踪理由。

心優しい父親が単純に失踪したとは思えず、心温まるドラマの一大サスペンスとして話題になりました。

7月29日放送の第102話で、父親の実(沢村一樹)が記憶喪失だったと明らかになりました。

■失踪当初にわかっていたこと
・簡易宿泊所に荷物を置いて消えた
・谷田部家は農協に借金をしている
・東京での出稼ぎ労働者の失踪は多い
・失踪した父の目撃情報はある

■当時の伏線
・給料をもらって郵便局に振り込む人間を狙うスリがいる
・東京には綺麗な女の人がいる




突っ込みどころ満載、増田明美のナレーション

ドラマ「ひよっこ」のナレーターはマラソン元オリンピック日本代表の増田明美です。

「ひよっこ」では通常の朝ドラでは見られないナレーションが入ってツイッターなどSNSで話題です。

洋食屋の主人の鈴子を演じるのは朝ドラ「あまちゃん」で夏ばっぱを演じた宮本信子で、登場シーンで「落ち着いてください。鈴子さんですよ、鈴ばっぱです!」と語りが入りました。

みね子の叔父の小祝宗男がバイクに乗って登場すると「朝ドラには変なおじさんがよく出てきますよね、なんででしょうね」とコメント、話題を呼んでいます。

ロケ地は茨城県の高萩や常陸太田、大子町


NHKの朝ドラ「ひよっこ」で有村架純や沢村一輝の故郷は茨城県の設定です。

実際にドラマでは茨城県を中心に撮影を行いました。

・撮影で使用した神社
名称:諏訪神社
住所:茨城県久慈郡大子町小生瀬2848番地

・みね子たちが通う高校のロケ地
名称:松本深志高校
住所:長野県松本市蟻ケ崎3-8-1

・1965年の上野駅のシーン
名称:浜松オートレース場の車券売場
住所:静岡県浜松市中区和合町936−19
登場場面:10話(4/13)、12話(4/15)、24話(4/29)

・詳細な場所は不明
茨城県高萩市(稲刈りのシーン)、茨城県久慈郡大子町(リレーのシーン)、茨城県常陸太田市(高校の陸上部のシーン)

タイトル、8月14日からの第20週「さて、問題です」

第1週「お父ちゃんが帰ってくる!」
第2週「泣くのはいやだ、笑っちゃおう」
第3週「明日に向かって走れ!」
第4週「旅立ちのとき」
第5週「乙女たち、ご安全に!」
第6週「響け若人のうた」
第7週「椰子の実たちの夢」
第8週「クリームソーダと恋?」
第9週「小さな星の、小さな光」
第10週「谷田部みね子ワン、入ります」
第11週「あかね荘にようこそ!」
第12週「内緒話と、春の風」
第13週「ビートルズがやってくる」
第14週「俺は笑って生きてっとう!」
第15週「恋、しちゃったのよ」
第16週「アイアイ傘とノック」
第17週「運命のひと」
第18週「大丈夫、きっと」
第19週「ただいま。おかえり。」
第20週「さて、問題です」

概要とスタッフ 主題歌は桑田佳祐

ドラマ放送日:2017年4月3日~2017年9月30日、8時00分〜8時15分(全156回)
放送局:NHK総合
ドラマ公式サイト:リンク
公式ツイッターアカウント:@nhk_hiyokko
作:岡田惠和(連続テレビ小説「ちゅらさん」「おひさま」、映画「8年越しの花嫁」など)
主題歌:桑田佳祐「若い広場」
音楽:宮川彬良
制作統括:菓子浩
プロデューサー:山本晃久
初回視聴率:19.5%

・2017年4月〜6月のドラマ情報まとめ


・2017年7月〜9月のドラマ情報まとめ







NHKドラマ「スリル!~赤の章・黒の章~」小松菜奈と山本耕史、小出恵介

最終更新日:2017年8月11日

NHKドラマ「スリル!~赤の章・黒の章~」小松菜奈と山本耕史の2本撮りで別放送

NHKが2人の主人公による別視点でのドラマに挑戦です。

主人公は小松菜奈と山本耕史で、NHK総合とBSプレミアムそれぞれで主人公のドラマを2017年2月22日から放送しました。

まず、ドラマ「スリル!~赤の章・黒の章~」のあらすじを一言でまとめます。

小松菜奈が切れ者の一般職員で山本耕史がダメな弁護士

ドラマ「スリル!~赤の章・黒の章~」でNHK総合で放送する赤の章の主演が小松菜奈、BSプレミアムで放送する黒の章の主演が山本耕史です。

警視庁に勤める一般職員と腹黒でダメな弁護士が事件の犯人と織りなす頭脳戦と恋愛は2人の視点からどう描かれるのか。

目次・スリル〜赤の章・黒の章〜

あらすじ
キャスト
wikiメモ
ピックアップ俳優、小松菜奈
スタッフと概要

あらすじ、警視庁の庶務係が刑事たちをチェック


刑事が事件の捜査をする場合は何かとお金がかかる。

そんな時、刑事は捜査のためと偽って遊びにお金を使っているかもしれない。

警視庁の庶務係で働く一般職員の中野瞳は刑事が使ったお金が本当に捜査のためかを調べる仕事をしている。

ある日、瞳は領収書のチェックで捜査一課の刑事の外河の不備を発見して問い詰める。

瞳は詐欺師の父に育てられたために嘘を見抜く能力が高いのだ。

ある連続殺傷事件では刑事たちを差し置いて、瞳は被害者の名前がしりとりになっていると気づく。

一方、割りの良い仕事で生計を立てる腹黒の弁護士の白井真之介は危機に陥っていた。

真之介は強盗殺人事件で盗まれた名画を取り戻す仕事を受け、警察に極秘で犯人と交渉するも結果的に自分が犯人扱いされてしまう。

さらには依頼人が雇った男に命を狙われる真之介。

そんな真之介の危機を連続殺傷事件を解明しようとしていた瞳が救う。

瞳と真之介たちは犯罪者と頭脳戦を繰り広げ、恋愛でもだましだまされていく。

キャスト、小松菜奈に山本耕史 小出恵介

中野瞳 – 小松菜奈
警視庁の庶務係で働く一般職員。
刑事の捜査費用の領収書チェックが仕事。
詐欺師を父親に持ち知識が豊富。

白井真之介 – 山本耕史
割の良い仕事を探す腹黒な弁護士。
金に執着する姿勢から仕事で失敗することも。
事務所の家賃を滞納して立ち退きを求められている。

外河 – 小出恵介
捜査一課の刑事。
領収書の不備で瞳に問い詰められる。

黒岩壮吉 – 木下ほうか
捜査一課の刑事で外河の相棒。
外河にミスを押し付ける。

戸村 – きたろう
庶務係の係長で瞳がいれるのお茶が好き。

青野 – 堀部圭亮
捜査一課の管理官で事件の指揮を執る。

高倉峻 – 大和田伸也
瞳に弱みを握られている刑事部長。

篠原千佳子 – 佐野ひなこ
白井法律事務所の事務員。
白井を尊敬している。

・その他のキャスト
後藤明子 – 櫻井淳子
松尾幸助 – 忍成修吾
竹村美男 – 斉木しげる



Wikiwikiメモ、総合とBSプレミアムで連動

・総合・BSプレミアム連動のドラマで主人公2人の形式はNHKで初めて

・小松菜奈は本作がNHKドラマ初出演

・2月6日に完成披露試写会を実施、小松菜奈は長ぜりふが多いと話した

・小松菜奈が主役のタイトルは「赤の章 警視庁庶務係 ヒトミの事件簿」、山本耕史主演は「黒の章 弁護士白井真之介の大災難」

ピックアップ俳優・小松菜奈とは

小松菜奈とは1996年2月16日生まれの女優、モデル。

2008年に新潮社の小学生向けファッション誌「ニコ☆プチ」でモデルとしてデビューした。

2014年の映画「渇き。」で日本アカデミー賞の新人俳優賞などを獲得する。

2016年は映画「溺れるナイフ」で菅田将暉、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」で福士蒼汰と共演して知名度を高めた。

特徴的な顔立ちだが両親は佐賀県と沖縄県の出身でハーフなどではない。

所属する芸能事務所は北川景子や柴咲コウ、本田翼などのスターダストプロモーション。



概要とスタッフ

放送開始日(NHK総合、赤の章):2017年2月22日、毎週水曜22時25分(49分、連続4回)
放送開始日(BSプレミアム、黒の章):2017年2月26日、毎週日曜22時(49分、連続4回)
ドラマ公式サイト:リンク
放送局:NHK
作:蒔田光治(ドラマ「TRICK」シリーズ、映画「チーム・バチスタの栄光」など)、徳尾浩司(ドラマ「ドS刑事」「警視庁 ナシゴレン課」など)
音楽:橘麻美
演出:河合勇人(映画「兄に愛されすぎて困ってます」など)、原正弘、滝本憲吾
制作統括:海辺潔、蒔田光治、中村高志
ドラマ撮影期間:2016年11月から2017年2月

・話題の2017年4月〜6月のドラマ情報のまとめはこちら