映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」押見修造の原作、主演は南沙良と蒔田彩珠

最終更新日:2018年9月1日
画像:太田出版

映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」原作は押見修造 W主演は南沙良と蒔田彩珠

上手く言葉を話せない吃音症をテーマにした漫画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」を原作にした実写映画が2018年7月14日に公開されます。

まず、映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」のあらすじを一言でまとめます。

吃音症の女の子が高校生活を送ろうともがく

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」は吃音症でもなんとか高校生活を送っていこうとする、感動の物語。

主演は中学生向けファッション誌「ニコラ」のモデルで通称「ニコモ」の南沙良で15歳にして第2のガッキーと呼ばれる。

さらに7歳で子役デビューした15歳の蒔田彩珠とのW主演です。

目次・志乃ちゃんは自分の名前が言えない

あらすじ
キャスト
wikiメモ
ツイッター
主演は南沙良か
概要とスタッフ

あらすじ、吃音症の大島志乃は自己紹介で馬鹿にされる


「おおしま…しのです…よろしくおねがいします…」。

大島志乃は高校の入学式に備えて自己紹介の練習をしていた。

志乃は人前にたつと上手く話せない病気の吃音症を抱えているのだ。

十分に自己紹介の練習をした志乃が入学式を終えてクラスに入ると自己紹介の時間がやってくる。

ついに自分の順番が来た時、志乃は自分の名前の最初の「お」が上手く発せられない。

その状況を見てクラスは静まりかえる。

そして、クラスのみんなは志乃を見て大笑いする。

恥ずかしさと悲しさで落ち込む志乃。

志乃はなんとか友人を作ろうともがき、苦しむ。

キャスト、南沙良に蒔田彩珠

大島 志乃(おおしま・しの) – 南沙良
高校1年生の女子。
人前では言葉が発しにくくなる病気を抱えている。
一方で歌になるとスムーズに言葉が出てくる。

加代(かよ) – 蒔田彩珠
志乃を馬鹿にしない唯一のクラスメイト。
歌は好きだが、下手。

菊池 強 – 萩原利久
志乃や加代のクラスメイト。

大島 由美 – 奥貫薫
志乃の母親。

小川 悦子 – 山田キヌヲ
志乃たちの担任。

・出演が決定した俳優
小柳まいか、池田朱那、柿本朱里、中田美優、蒼波純、渡辺哲




Wikiwikiメモ、原作者の押見修造自身も吃音症

・原作者の押見修造が吃音症で、作品には自身の体験が盛り込まれている

・押見修造は原作のあとがきで「今でも、一番怖いのは自己紹介のとき」と書いた

・映画のロケ地は静岡県沼津市

・主演の南沙良が活躍する中学生向けファッション誌「ニコラ」のモデル(ニコモ)の出身者では新垣結衣(ガッキー)や西内まりや、川口春奈や飯豊まりえが有名

・W主演の蒔田彩珠の読み方は(まきた・あじゅ)

公式ツイッター

主演は第2のガッキー、南沙良

本作で主演を務める主演は「第2のガッキー」とも呼ばれます。

南沙良はガッキーこと新垣結衣と同じニコラモデルのオーディションでグランプリ、さらには誕生日も6月11日と同じです。

互いに芸能事務所はレプロマネジメントに所属、ガッキーとちょうど14歳違いの南沙良への注目が本作の主演で高まっていきそうです。




概要とスタッフ 監督は湯浅弘章

映画公開日:2018年7月14日
公式サイト:リンク
公式ツイッターアカウント:@shinochan_movie
監督:湯浅弘章(ドラマ「ワカコ酒」「増山超能力師事務所」など)
助監督:松浦健志
脚本:足立紳
映画撮影期間:2017年4月17日〜4月末
原作:押見修造
原作発表期間:2011年12月〜2012年10月(ぽこぽこ)

・2018年の映画情報のまとめはこちら



NHKドラマ「みをつくし料理帖」黒木華が演じる江戸時代の料理物語

最終更新日:2017年8月12日

NHKドラマ「みをつくし料理帖」主演は黒木華

時代劇ながら料理が主軸のドラマ「みをつくし料理帖」。

NHKが黒木華を主演に2017年5月13日より毎週土曜18時から放送しました。

まず、ドラマ「みをつくし料理帖」のあらすじを一言でまとめます。

江戸時代の女性料理人の創意工夫の物語

「みをつくし料理帖」は料理を職業とする場所では女人禁制だった時代の一人の女性料理人の物語です。

原作で下がり眉と呼ばれる主人公を黒木華が演じます。

料理ドラマや漫画が流行している現在、黒木華や森山未來や永山絢斗に成海璃子などの演技に注目が集まりました。

目次・みをつくし料理帖

あらすじ
キャスト
wikiメモ
鼈甲珠のレシピ
概要とスタッフ
原作のネタバレ

あらすじ、板場が女人禁制の時代に料理人として生きる女性


1802年(享和2年)、大坂・淀川で水害が発生した。

少女の澪は家族を亡くし天涯孤独の身となった。

澪は空腹を満たすために盗みを働いていたところを「天満一兆庵」の女将の芳に救われる。

天性の味覚を持っていた澪は天満一兆庵で料理人としての腕を磨く。

しかし、天満一兆庵が火災にあってしまい、澪と芳は江戸に旅立って蕎麦屋「つる家」で働き始める。

板場が女人禁制の時代、大阪と違う江戸の味付けに戸惑いながらも澪は一人前の料理人として腕をふるう。

澪は慣れない江戸の生活に悪戦苦闘、身分違いの恋に悩みながらも趣向をこらした料理を提供し続ける。

キャスト、黒木華や森山未來 永山絢斗に成海璃子


澪(みお) – 黒木華
料理屋「つる家」の料理人で大阪出身。
子供の時に水害により家族を失い、「天満一兆庵」に拾われて料理を学ぶ。
天性の味覚を持ち、女人禁制の板場で料理人として生きていく。
常連客の武士の小松原に恋をする。

芳(よし) – 安田成美
「天満一兆庵」の元女将。
天涯孤独で盗みを働いていた澪を店で働かせて料理の技術を学ばせる。

小松原(こまつばら) – 森山未來
「つる家」の常連客。
澪の料理について賞賛や批判をする。
本当の身分は将軍の信頼の厚い小野寺数馬。

永田 源斉(ながた げんさい) – 永山絢斗
倒れていた芳を診察した町医者。
「つる家」の常連客で澪の料理を味わいながら励ます。
澪に恋をしている。

あさひ太夫(あさひたゆう) – 成海璃子
「翁屋」の花魁で吉原一と言われる美貌を持つ。
澪と同い年の幼なじみ。

嘉平衛(かへえ) – 国広富之
「天満一兆庵」の主人で澪の才能を見抜いて料理人として育てる。
店が焼けた後に澪と妻の芳と共に江戸に下る。

佐兵衛(さへえ) – 柳下大
「天満一兆庵」の一人息子で江戸の店を任された料理人。
吉原の遊女に入れ込み行方不明になる。

種市(たねいち) – 小日向文世
江戸で澪がつとめる料理屋「つる家」の主人。

ふき – 蒔田彩珠
「つる家」で働く13歳の少女。

おりょう – 麻生祐未
澪と芳が住む江戸の金沢町の長屋の住人。

伊佐三(いさぞう) – 小林正寛
優しい大工職人で、おりょうの夫。

又次(またじ) – 萩原聖人
あさひ太夫を大事にする吉原の翁屋の料理番。

菊乃(きくの) – 柳生みゆ
吉原の翁屋の若い遊女であさひ太夫を慕っている。

清右衛門(せいえもん) – 木村祐一
つる家の常連で澪の料理を批評するご意見番。

坂村堂嘉久(さかむら・どうかきゅう) – 村杉蝉之介
清右衛門に自分の版元で戯作を書いてもらうため、つる家を紹介する。

末松(すえまつ) – 毎熊克哉(まいぐまかつや)
料理番付で最高位の「登龍楼」の料理長。
澪の料理と似た献立を出すなどつる家の邪魔をする。

釆女宗馬(うねめ・そうま) – 松尾スズキ
毎年の料理番付けで最高位の料理屋「登龍楼」の主人。

伝右衛門(でんえもん) – 伊武雅刀
吉原で格式の高い「翁屋」の楼主。
吉原随一の美貌の花魁・あさひ太夫を抱えている。

富三(とみぞう) – 大倉孝二(おおくらこうじ)
大坂「天満一兆庵」の元料理人で佐兵衛の失踪の秘密を知る。

駒澤弥三郎(こまざわ・やさぶろう) – 波岡一喜
小松原の妹の早帆の夫で、小松原の親友。

早帆(さほ) – 佐藤めぐみ
小松原の妹で駒澤弥三郎の妻。

坂梨志摩守(さかなし・しまのかみ) – 山崎一
将軍の食事や菓子を管轄する「御膳奉行」の若年寄。



Wikiwikiメモ、過去には北川景子主演でドラマ化

・2017年からNHKの土曜時代劇は土曜時代ドラマとしてリニューアル、「みをつくし料理帖」はその第1作目となる

・「みをつくし料理帖」は2012年と2014年に北川景子主演でテレビ朝日でドラマ化された

・主人公の澪は原作で下げ眉と呼ばれるが、NHKドラマで澪を演じる黒木華はナチュラルな下げ眉

・黒木華の読み方は「くろきはな」ではなく「くろきはる」

注目料理、鼈甲珠のレシピ


「みをつくし料理帖」でキーとなる料理が卵黄を漬けこんだ一品「麗し鼈甲珠(べっこうだま)」。

その味は「料理人としての経験を寄せ集めても、決して想像のつくものではない。玉子の持てる力を凝縮したのかの如き味わい」(みをつくし料理帖「残月」)。

必要な材料は白味噌・赤味噌・こぼれ梅・日本酒、みりん、卵黄。

白味噌・赤味噌・こぼれ梅・日本酒、みりんを擦り合わせて味噌床を作り、ガーゼを引いて三日ほど漬け込む。

すると、独特の卵黄の味噌漬けが出来上がる。

概要とスタッフ 原作は髙田郁

ドラマ放送日:2017年5月13日スタート、毎週土曜午後6時5分(38分、連続8回)
放送局:NHK総合
公式サイト:リンク
脚本:藤本有紀(大河ドラマ「平清盛」、連続テレビ小説「ちりとてちん」など)
原作:髙田郁
演出:柴田岳志
制作統括:城谷厚司、山本敏彦
原作発表期間:2009年5月〜2014年8月



原作「みをつくし料理帖」のネタバレ

〜ここから原作のネタバレ〜
澪は大坂の料理屋「天満一兆庵」の女将に鍛えられるも店が火事で亡くなり、女将の息子が働く江戸店に向かう。

女将の息子は吉原通いで店を潰して失踪、澪は江戸の蕎麦屋「つる家」で働き始める。

澪は苦労を重ねて新しい料理を考案し料理人としての腕を上げて「つる家」の評判も上がっていく。

澪は常連客の小松原と愛し合うも料理の道を優先して別れる。

吉原で幻の花魁と呼ばれているあさひ太夫が幼なじみの野江だと知った澪は料理で稼いであさひ太夫の身請けを決意した。

澪は吉原の料理店と交渉し、卵黄を漬けこんだ逸品の鼈甲珠(べっこうだま)のレシピを条件に野江を取り戻すことに成功する。

あさひ太夫を吉原から救った澪は今まで好意を持ってくれた医師の源斉と一緒になり、故郷の大坂に帰って新しい人生を始めた。

・2017年4月〜6月のドラマ情報のまとめはこちら