NHK連続テレビ小説「半分青い」ヒロインは永野芽郁 相手は佐藤健

最終更新日:2018年9月24日

2018年4月からのNHK連続テレビ小説「半分、青い。」主演は永野芽郁

2018年度上期(4月〜9月)のNHKの朝ドラは昭和後期に生まれて現在の時代を生きる女性がテーマです。

まず、NHK朝ドラ「半分、青い。」のあらすじを一言でまとめます。

失敗だらけの女性が3Dプリントでひとりメーカーになる

ドラマ「半分、青い。」は昭和のバブル崩壊後から平成の経済が伸び悩む日本で七転び八起きの人生を生き抜く女性の物語。

NHKの連続テレビ小説として第98回目のヒロインは永野芽郁(ながの・めい)、相手は佐藤健になります。

滝藤賢一や矢本悠馬、中村雅俊や谷原章介も出演です。

次回作は「まんぷく」、次々回作「夏空」と決定しています。

目次・半分青い

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
北川悦吏子
岐阜県東濃地方
ロケ地
歴代ヒロイン
概要とスタッフ

あらすじ、シングルマザーが地元に帰ってひとりメーカー


1971年、鈴愛(すずめ)は岐阜県の小さな食堂に生まれた元気な女の子だった。

小学生の時に病気で片耳が聞こえなくなってしまったが、両親や幼なじみに助けられて健やかに育つ。

独創的な発想力を持つ鈴愛は少女漫画家を目指して上京する。

日本経済はバブル真っ只中の東京で師匠のもとで漫画家を目指すも挫折。

夢を追い続ける夫と結婚して娘をもうけるも離婚してしまう。

バブルが終わり失われた20年と言われる低経済成長のなか、鈴愛はシングルマザーとなって故郷に帰ってくる。

2018年の日本では3Dプリンタなどデジタル技術が進歩、個人でもモノを製作できた。

鈴愛は病気の母のため独特な扇風機を作り、「ひとりメーカー」として家電業界に旋風を巻き起こす。

〜9月24日(月)からの最終週「幸せになりたい!」〜

津曲の改心により盗まれていた扇風機の試作機が戻ってくる。

商品化するために鈴愛たちは投資家たちに向けて商品のお披露目会をしようと企画。

ところが、お披露目会の最中に思いも寄らないことが起きた。

突然のことに絶望する鈴愛だったが、律や津曲の支えもあり再び扇風機作りを始める。

そして、遂にそよ風の扇風機が完成する。

キャスト、永野芽郁に佐藤健 人生・怒涛編は斎藤工に間宮祥太朗

楡野 鈴愛(にれの・すずめ) – 永野芽郁
1971(昭和46)年に岐阜県東濃地方の食堂を営む一家で生まれた。
小学生の時に病気で片耳を失聴する。
高校卒業後に少女漫画家を目指して上京するも挫折する。
結婚して娘を授かるも夫と離婚、低成長時代の平成の世でシングルマザーとして故郷に帰る。

萩尾 律(はぎお・りつ) – 佐藤健
鈴愛の幼なじみでクールな理論派。
イケメンで成績も優秀。
片耳が聞こえない鈴愛を気にかけてきた。

〜モノづくり編〜

津曲 雅彦(つまがり・まさひこ) – 有田哲平
つくし食堂に現れた、うさんくさい男。
大手広告代理店から独立して「ヒットエンドラン」という会社を立ち上げる。

加藤 恵子(かとう・けいこ) – 小西真奈美
津曲の妹で30歳を過ぎて起業。
緑に特化した商品のグリーングリーングリーンという会社を1人で立ち上げる。

健人(けんと) – 小関裕太
つくし食堂で見習いとして働く青年。
アメリカ生まれのアメリカ育ちでおかしな日本語を話す。

西園寺 麗子(さいおんじ・れいこ) – 山田真歩
鈴愛の幼馴染のブッチャーの姉。
結婚しないことに両親は心配するが、転機が訪れる。

〜故郷の人々〜

楡野 晴(にれの・はる) – 松雪泰子
町の食堂を切り盛りする美人女将で鈴愛の母親。
愛する娘の片耳を失聴させてしまったことに後ろめたさも感じている。

楡野 宇太郎(にれの・うたろう) – 滝藤賢一
鈴愛の父で食堂では厨房で働く。
少年のような自由な性格で威厳はない。

楡野 仙吉(にれの・せんきち) – 中村雅俊
おおらかな性格の鈴愛の祖父。

楡野 廉子(にれの・れんこ) – 風吹ジュン(ナレーションも兼任)
厳しくも優しい鈴愛の祖母。

楡野 草太(にれの・そうた) – 上村海成
石橋をたたいて渡るタイプの鈴愛のひとつ違いの弟。

萩尾 和子(はぎお・わこ) – 原田知世
律の母親で息子の才能を信じて高い期待を持ち続ける。

萩尾 弥一(はぎお・やいち) – 谷原章介
由緒正しき写真館を営む紳士的な律の父親。

岡田 貴美香(おかだ・きみか) – 余貴美子
鈴愛と律が生まれた岡田医院の女医。

西園 寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ) – 矢本悠馬
鈴愛と同級生のガキ大将であだ名はブッチャー。

西園寺 満(さいおんじ・みつる) – 六角精児
鈴愛の同級生のブッチャーの父で不動産会社を経営するギラギラした金持ち。

西園 寺富子(さいおんじ・とみこ) – 広岡由里子
鈴愛の同級生のブッチャーの母で子どもたちに英才教育を施す。

木田原 菜生(きだはら・なお) – 奈緒
鈴愛の幼なじみで町の洋品店「おしゃれ木田原」の一人娘。

木田原五郎(きだはら・ごろう) – 高木渉
鈴愛の同級生の菜生の父で洋品店「おしゃれ木田原」の心優しくお洒落な主人。

木田原幸子(きだはら・さちこ) – 池谷のぶえ
菜生の母で主婦仲間との噂話が好き。

〜東京・胸騒ぎ編〜

秋風 羽織(あきかぜ・はおり) – 豊川悦司
偏屈で編集者泣かせの売れっ子少女漫画家。
高校生の鈴愛を漫画の世界に引き込む。

菱本 若菜(ひしもと・わかな) – 井川遥
美人で頭の回転が速い漫画家の秋風のマネージャー。

小宮 裕子(こみや・ゆうこ) – 清野菜名
秋風のアシスタントで鈴愛と衝突しながら親友になる、通称はユーコ。

藤堂 誠(とうどう・まこと) – 志尊淳
秋風のアシスタントでゲイの美青年、通称はボクテ。

朝井 正人(あさい・まさと) – 中村倫也
鈴愛の幼なじみの律の大学の同級生でゆるふわなイケメン。

伊藤 清(いとう・さや) – 古畑星夏
鈴愛の幼なじみの律が運命を感じる美少女。

〜人生・怒涛編〜

元住吉 祥平(もとすみよし・しょうへい) – 斎藤工
芸術家肌の映画監督で「クールフラット」という事務所を運営。
4年前に海外の映画賞を受賞するものの不況で新作が撮れずにいる。

森山 涼次(もりやま・りょうじ) – 間宮祥太朗
映画会社「クールフラット」の助監督。
人の心を癒やす天性の優しさがあるも飽きっぽくて何事も長続きしない。

田辺 一郎(たなべ・いちろう) – 嶋田久作
「100円ショップ大納言」の雇われ店長で光江の小学校の同窓生。

藤村 光江(ふじむら・みつえ) – キムラ緑子
「100円ショップ大納言」のオーナー三姉妹の藤村家の次女。
夫の浮気が原因で離婚、亡き長姉の息子の涼次を母親代わりに育ててきた。

藤村 麦(ふじむら・むぎ) – 麻生祐未
藤村家の三女で「野鳥オタク」。
マイペースながら現実主義ではっきりとモノを言う。

藤村 めあり(ふじむら・めあり) – 須藤理彩
藤村家の四女で以前は水商売をしていた。
結婚するも夫と別居して実家に戻り、インターネットの株式投資で生計を立てている。




Wikiwikiメモ、脚本家の北川悦吏子の自叙伝か

・ヒロインの鈴愛は失敗するたび「やってまった(やってしまった)」と呟くも明るい

・「半分、青い。」という題名は片耳しか聞こえない主人公にとって雨が上がるときに空が半分、晴れるというイメージ

・ヒロイン役の永野芽郁と幼なじみ役の佐藤健は別の人と結婚するものの、40年の時を経て後に扇風機作りでつながる

・脚本家の北川悦吏子は岐阜県出身で左耳が聞こえない難病にかかっており、ドラマのヒロインと似た境遇になる

・豊川悦司が演じる少女漫画家の劇中での漫画原作は「天然コケッコー」や「花に染む」のくらもちふさこ

公式ツイッター

ピックアップ原作者、北川悦吏子とは


北川悦吏子(きたがわ・えりこ)とは1961年12月24日生まれの脚本家でエッセイスト。

大学卒業後に映画スタジオの日活撮影所に勤めて脚本家になる。

1991年から放送されたフジテレビの「世にも奇妙な物語」の脚本で注目を集めた。

フジテレビのドラマで「素顔のままで」(1992)、「チャンス!」(1993)、「君といた夏」(1994)など王道ドラマを手がけて「恋愛の神様」と呼ばれる。

元SMAPの木村拓哉とのコンビは多く、「その時、ハートは盗まれた」(1992)、「あすなろ白書」(1993)、「ロングバケーション」(1996)、「ビューティフルライフ」(2000)、「空から降る一億の星」(2002)がある。

2015年に10万人に1人の割合で発症する「炎症性腸疾患」、左耳が聞こえない「聴神経腫瘍」などの病気にかかっていると明らかにした。

2016年にドラマ「運命に、似た恋」では初めてNHKの作品を執筆した。

出身は岐阜県美濃加茂市。




ドラマの舞台の岐阜県東濃地方とは


2018年のNHK連ドラ「半分青い」は岐阜県東濃地方を舞台にする。

東濃地方とは岐阜県で長野県と愛知県に隣接する南東部の地域を指し、現在の多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市、中津川市などを指す。

恵那山など穏やかな丘陵状の地形が広がっている。

やきものの原料となる粘土などが豊富なため、古くから陶器づくりが盛んで美濃焼などが有名。

世界一の茶つぼ「豊穣の壺」や世界一の「美濃焼こま犬」、世界一の大皿「瑞祥」などがあるほか、各地にある温泉も魅力的な観光地。

東濃地区出身の有名人は俳優の田中邦衛(土岐市)やプロレスラーの橋本真也(土岐市)、歌手の清春(多治見市)や人時(土岐市)などがいる。

ドラマ「半分、青い。」のオリジナル脚本を担当する北川悦吏子の出身の岐阜県美濃加茂市は東濃地区のすぐ近くになる。

ロケ地、岐阜県恵那市の岩村町など

・街並み(ふくろう商店街)の撮影場所
名称:岩村町
住所:岐阜県恵那市岩村町

・高校のロケ地
名称:土岐商業高等学校
住所:岐阜県土岐市土岐津町土岐口1259−1

朝の連続テレビ小説、歴代ヒロイン

2019年上期:100作目「夏空」広瀬すず
2018年下期:99作目「まんぷく」安藤サクラ

2018年上期:98作目「半分、青い。」永野芽郁

2017年下期:97作目「わろてんか」葵わかな
2017年上期:96作目「ひよっこ」有村架純
2016年下期:95作目「べっぴんさん」芳根京子
2016年上期:94作目「とと姉ちゃん」高畑充希
2015年下期:93作目「あさが来た」波瑠
2015年上期:92作目「まれ」土屋太鳳
2014年下期:91作目「マッサン」シャーロット・ケイト・フォックス
2014年上期:90作目「花子とアン」吉高由里子
2013年下期:89作目「ごちそうさん」杏
2013年上期:88作目「あまちゃん」能年玲奈




概要とスタッフ

ドラマ放送日:2018年4月2日〜9月29日(全156回)
制作:NHK東京
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@asadora_nhk
作:北川悦吏子(ドラマ「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」など)
制作統括:勝田夏子
演出:田中健二、土井祥平
プロデューサー:松園武大
主題歌:星野源「アイデア」
ドラマ撮影期間:2017年秋スタート

・次回のNHK連続テレビ小説

・次々回のNHK連続テレビ小説



映画「北の桜守」吉永小百合と堺雅人と北の大地

最終更新日:2018年3月4日

映画「北の桜守」主演は吉永小百合、息子役に堺雅人

日本が誇る大女優、吉永小百合が堺雅人と親子役を演じる映画「北の桜守」が2018年3月10日に公開されます。

まず、映画「北の桜守」のあらすじを一言でまとめます。

病んだ母と成功した息子が北の大地で再生する

「北の桜守」は北海道の網走で育った母と子が大人になって北の地で再会、老いた母の再生を目指す物語。

吉永小百合と堺雅人が北の大地で見せつける魂とはどんなものか。

篠原涼子や佐藤浩市、阿部寛や高島礼子、中村雅俊と笑福亭鶴瓶、岸部一徳という主演クラスがずらりと揃う豪華な布陣になりました。

目次・北の桜守

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
吉永小百合
概要とスタッフ

あらすじ、15年ぶりに帰国した息子と老いた母

第二次世界大戦が終結した1945年。

北の樺太で家族で暮らしていた江蓮てつはソ連の侵攻から逃げて北海道の網走にやってきた。

夫を樺太に残したてつは二人の息子と一緒に厳しい寒さと貧しい生活をなんとかやりくりして息子たちを育て上げる。

てつは息子の修二郎が大人になった後も夫を待ち続けて網走で暮らしていた。

その修二郎は米国に渡って成功、米国企業の日本社長として15年ぶりに帰国する。

しかし、修二郎を待っていたのは戦争のPTSD(心的外傷後ストレス障害)で変わってしまった母のてつだった。

そんな母を見て修二郎は家族として一緒に暮らすことを決意する。

しかし、立派になった修二郎に迷惑をかけたくないと、てつは一人網走に戻ろうとする。

母に寄り添いたいと願う修二郎は、二人で北海道の各地を巡り、共に過ごした記憶を拾い集めるように旅を始める。

キャスト、吉永小百合と堺雅人 篠原涼子に阿部寛

江蓮 てつ(えづれ・てつ) – 吉永小百合
樺太で暮らしていた女性。
戦争により息子を連れて網走へたどり着いた。
寒さと貧しさに耐えて息子を育てたものの、年老いてPTSDに悩む。

修二郎 – 堺雅人
てつの息子で次男。
網走で子供時代を過ごた後に米国で成長。
米国企業ミネソタ24の日本社長として帰国する。
久しぶりに帰国して母と対面、やつれた姿を見て一緒に暮らそうと決意する。

真理 – 篠原涼子
アメリカ育ちの修二郎の妻。
日本での生活を始めた矢先に義母のてつと暮らすことになり、不満を抱いている。

徳次郎 – 阿部寛
南樺太で製材所を営んでいた、てつの夫。
ソ連軍侵攻に伴い国民義勇隊召集されて戦地に赴く。

菅原信治 – 佐藤浩市
引き揚げてきた江蓮親子に闇米屋として仕事を与える。

岩木 – 毎熊克哉
闇米屋の菅原信治の弟子。

島田光江 – 高島礼子
網走で江蓮家の隣人だった女性。
修二郎が網走を去った後のてつを知る。

岡部大吉 – 中村雅俊
真理の父親で修二郎の義父。
米国企業ミネソタ24の大株主でもあり修二郎に期待している。

居酒屋の主人 – 笑福亭鶴瓶
てつと修二郎が旅の途中に立ち寄る居酒屋たぬきの主人。

三田医師 – 永島敏行
てつを診る医者で、修二郎に病状を説明する。

山岡和夫 – 岸部一徳
長年にわたって、てつを手助けしてきた男性。
戦後に本土へ戻ってからもてつを見守るが、重大な秘密を抱えている。

杉本久 – 安田顕
少年時代に修二郎をいじめていた同級生

木村学 – 野間口徹
ミネソタ24の社員で社長の修二郎に仕える。




Wikiwikiメモ、北の三部作の最終章

・「北の桜守」は吉永小百合で北海道を舞台にした2005年の映画「北の零年」、2012年の「北のカナリアたち」に続く北の三部作の最終章

・吉永小百合は本作で映画出演120本目

・映画のロケ地は北海道網走市で冬の撮影、都内近郊や北海道稚内市、せたな町、札幌市などで春にロケを行う

・映画公開の2018年は「北海道」が命名されてから150周年の記念の年

・映画では吉永小百合の心象風景を舞台で表現

・劇中では主人公てつの心象風景を象徴的に舞台で表現、東京都出身のミュージシャンで劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチが演出を手がける

東映映画公式ツイッターなど




ピックアップ俳優、吉永小百合とは


吉永小百合とは1945年3月13日生まれの女優。

父親が出版社や映画雑誌を運営して事業に失敗、吉永小百合は小学6年生でテレビドラマでデビューする。

高校在学中に「キューポラのある街」のヒロインを務め17歳の若さでブルーリボン賞主演女優賞を受賞した。

歌手や女優として花開き大スターとなる。熱狂的なファンは「サユリスト」と呼ばれて代表格としてタモリがあげられる。

大企業で出世したサユリストたちが自社CMに吉永小百合を好むとの指摘は多い。

結婚相手はフジテレビのディレクター岡田太郎(後の共同テレビ会長)で本名は岡田小百合、子供はいない。

概要とスタッフ

映画公開日:2018年3月10日
公式サイト:リンク
監督:滝田洋二郎(映画「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」「おくりびと」など)
脚本:那須真知子(映画「北のカナリアたち」「デビルマン」など)
主題歌:「花、闌たけなわの時」
音楽:小椋佳、星勝
映画撮影期間:2017年2月16日〜2017年6月

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