東野圭吾原作の映画「祈りの幕が下りる時 新参者シリーズ完結編」阿部寛に松嶋菜々子 

最終更新日:2018年1月5日

東野圭吾原作の映画「祈りの幕が下りる時」阿部寛主演で2018年に公開

東野圭吾の名作がまた一つ、2018年1月27日に映画化されます。

まず、映画「祈りの幕が下りる時」のあらすじを一言でまとめます。

加賀恭一郎の過去が絡み合う殺人事件でシリーズ完結編

推理小説「祈りの幕が降りる時」は東野圭吾による「加賀恭一郎シリーズ」の10作目で2013年に発売されました。

これまで主演を務めてきた阿部寛や溝端淳平が出演、ドラマや映画では「新参者シリーズ」と呼ばれる完結編となります。

本作は日本橋の明治座が舞台になり、物語の鍵を握る舞台演出家で女優を松嶋菜々子が演じます。

目次・祈りの幕が下りる時

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
過去作
ロケ地
概要とスタッフ

あらすじ、殺人事件の関係者と加賀恭一郎の母親に接点

東京のあるアパートで女性の絞殺死体が発見された。

被害者は滋賀県で働く押谷道子という女性で、事件現場の住人の越川睦夫も行方不明になっていた。

また、同じ日にホームレスの焼死体も発見される。

事件を捜査する刑事の松宮脩平たちは被害者とアパートの住人の接点がわからず捜査は難航した。

捜査を進めていくと被害者は東京にいる演出家の浅居博美に会いに来たとわかった。

しかし、演出家の浅居博美とアパートの住人の接点はわからない。

そんな時、刑事の松宮は演出家の浅居博美が加賀恭一郎と知り合いだとわかる。

松宮に事件の助言をしていく加賀は事件現場にある12箇所の橋の名前が自身の母親の遺品のメモにあったと気づく。

行方不明だった加賀の母親と事件関係者にある接点。

加賀は本格的に事件の捜査に加わり、事件と自分の家族の謎を追い求める。

キャスト、阿部寛と溝端淳平

加賀恭一郎 – 阿部寛
犯罪者に対して優しさを忘れない刑事。
「ちなみに聞いてみただけです」が口ぐせ。

松宮脩平 – 溝端淳平
加賀とコンビを組む若手の刑事。
正義感が強く、加賀の従兄弟でもある。

浅居 博美 – 松嶋菜々子
舞台演出家で女優。
父が自殺して養護施設で育ち、女優として活躍した後に演出家となる。
女優として初めて立った明治座で「異聞・曽根崎心中」の演出を手がける夢を叶えた。

浅居 厚子 – キムラ緑子
行方不明になっている博美の母。

浅居 博美 – 飯豊まりえ
20歳の美しき舞台女優。

浅居 博美 – 桜田ひより
14歳の少女。

田島 百合子 – 伊藤蘭
失踪した加賀の母。
スナックで働いた後に亡くなり、12箇所の橋の名前のメモを遺品として残す。

加賀 隆正 – 山崎努
元刑事で警備会社のアドバイザーをしている恭一郎の父親。

金森 登紀子 – 田中麗奈
恭一郎の父を担当していた看護師。

宮本康代 – 烏丸せつこ
スナック「セブン」のママ。

大林 – 春風亭昇太
警視庁捜査一課の刑事。

・出演が決定した俳優
小日向文世、及川光博、音尾琢真



Wikiwikiメモ「悲劇なんかじゃない これがわたしの人生」

・原作のキャッチコピーは「悲劇なんかじゃない これがわたしの人生」

・2013年に発売された原作は2014年に第48回吉川英治文学賞を受賞した

・シリーズ10作目となる「祈りの幕が降りる時」では主人公の加賀恭一郎の母親が初登場、今まで語られてこなかった加賀のプライベートが明らかになる

・TBSのエキストラ募集ページでは「大スぺクタクル映画」「超大作」と表現

・正式発表の前に6月上旬の日本橋付近の映画撮影で本作の公開はすでに知れ渡っていた

公式ツイッター

過去作品は豪華キャスト、ガッキーに石原さとみ、松坂桃李に菅田将暉

阿部寛が主演の加賀恭一郎シリーズのドラマ、映画は今から振り返ると豪華な出演者たちです。

2010年の連ドラ「新参者」では主要キャストに黒木メイサや向井理のほかゲストに香川照之、市原悦子や波瑠。

2011年のスペシャルドラマ「赤い指ではTBSアナウンサーの田中みな実や江藤愛が出演しました。

2012年の映画「麒麟の翼」はガッキー(新垣結衣)に松坂桃李や菅田将暉と今では不可能に近い布陣。

2014年のスペシャルドラマ「眠りの森」ではヒロインが石原さとみでした。

安定した興行収入が見込める阿部寛の主演作品だけに、「祈りの幕が降りる時」でも豪華なキャスティングに期待ですね。




ロケ地は日本橋や茅場町など東京が中心

・茅場町付近で撮影現場になった橋
名称:霊岸橋
住所:東京都中央区日本橋茅場町1丁目11−2

・ロケ地となった神社
名称:神田明神
住所:東京都千代田区外神田2丁目16−2

・街並みの撮影現場
名称:甘酒横丁
住所:東京都中央区日本橋人形町2丁目

概要とスタッフ

映画公開日:2018年1月27日
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@inorinomaku
監督:福澤克雄(ドラマ「下町ロケット」「半沢直樹」など)
脚本:李正美
映画撮影期間:2017年6月9日〜7月25日
映画発表日:2017年6月26日
原作:東野圭吾
原作発売日:2013年9月13日

・2018年の映画情報のまとめはこちら






NHKドラマ「4号警備」窪田正孝と北村一輝が民間の警備員

最終更新日:2017年5月6日

NHKドラマ「4号警備」あらすじまとめ、主演は窪田正孝と北村一輝

警察もののドラマは数あれど、民間の警備会社の物語は少ない。

窪田正孝と北村一輝主演のNHKドラマ「4号警備」が4月8日からスタートしました。

まず、NHKドラマ「4号警備(よんごうけいび)」のあらすじを一言でまとめます。

窪田正孝が民間の警備員となり人々を守る

ドラマ「4号警備」は警察の権限を持たない民間の警備員が、自分たちに与えられたルールの中でクライアントを守る物語。

若手俳優で実力派として名高い窪田正孝の演技に注目です。

では、ドラマや映画を解説する「あらすじ大全」が「4号警備」のストーリーやキャストをご紹介します。

目次・4号警備

あらすじ
キャスト
うんちく情報
解説、業界用語の4号警備とは
プロバスケチーム「千葉ジェッツ」の試合がドラマに登場
概要とスタッフ

あらすじ、警備会社が民間の立場で人を守る


ストーカーや逆恨み、脅迫や強盗など一般社会には危険が潜んでいる。

逮捕権限や拳銃を持つ警察が日々、市民を守っているがそれだけでは安全は確保しきれない。

民間の警備会社「ガードキーパーズ」はお客さんの身辺警護をビジネスにしていた。

ある日、ガードキーパーズの明るい警備員の朝比奈は仕事の中で最も危険な「4号警備」の任務を任される。

朝比奈の相棒に指名されたのは冴えない中年の石丸だ。

朝比奈は元警察官、石丸は元会社社長と挫折を経験しているコンビ。

朝比奈と石丸は対立しながらもお客さんの身辺警護を務める。

市長選に立候補した主婦、目の見えない男性やストーカー被害に悩まされている女性。

朝比奈と石丸は民間の立場で人の身を守りながら己の過去にも向き合っていく。

キャスト、窪田正孝に北村一輝 片岡鶴太郎に木村多江


朝比奈 – 窪田正孝
警備会社「ガードキーパーズ」の警備員。
警察官だったが挫折し退職、警備の世界に入った。
普段は明るいお調子者。

石丸 – 北村一輝
警備会社「ガードキーパーズ」の警備員。
かつては会社社長だったが事業に失敗して警備員になった。
慎重すぎる性格から臆病者と呼ばれる。

池山 – 片岡鶴太郎
警備会社「ガードキーパーズ」の朝比奈と石丸の上司。
狙いがあって朝比奈と石丸を組ませる。

本田 – 木村多江
警備会社「ガードキーパーズ」のの2代目女社長。
朝比奈と石丸のコンビを信頼していない。

上野 – 阿部純子
ストーカー被害に悩まされている女性。

金沢茜 – 濱田マリ
ガードキーパーズの経理を担当する。

遠藤恵輔 – 高木渉
ガードキーパーズの警備部のリーダー。

江本六郎 – 麿赤兒
総合格闘技ジムのオーナーで2階に朝比奈を住まわせる。

山田剛志 – 神戸浩
総合格闘技ジムの清掃員で朝比奈と同じ場所に住む。

松下楓 – 久保田紗友
離婚した石丸の娘で高校生。

小林三喜男 – 賀来賢人
朝比奈の過去を知る男。

・ゲスト出演者たち
広瀬秀嗣 – 水橋研二
1話のゲスト。視覚障害のある男性で何者かに命を狙われている。
小川 – 小沢一敬(スピードワゴン)
2話のゲスト。上野を狙うストーカー。
原正 – 中山秀征
3話のゲスト。ブラック企業の噂がある大手不動産会社の社長。
熊田典子 – 伊藤蘭
4話のゲスト。市長選に立候補するも脅迫を受ける。
甲本富雄 – 高橋光臣
4話のゲスト。熊田典子の教え子で選挙事務所で働く。
馬場奈津子 – 壇蜜
5話のゲストで主婦。
渋谷謙一 – 塚本晋也
6話のゲストで外国人労働者の失踪事件に取り組む弁護士。



うんちくポイント、1話完結構成の28分とテンポは早め

・2016年のNHKの土曜ドラマは開始時間が20〜22時とまちまちだったが、4号警備から20時スタートになる

・ドラマ4号警備ではアクションは当然に、ユーモアも交える

・ドラマ1話完結の構成ながら1回の放送は28分間のため、通常のドラマより会話のテンポが早め

・同時期のNHKの朝ドラ「ひよっこ」に出ているのは沢村一輝で、本ドラマの北村一輝とは名前も外見も似ているが別人

解説、業界用語の4号警備とは

警備会社には業界独自の警備業法が存在する。

4号警備とは警備業法第2条4号の条文の番号にちなみ、「人の身体に対する危害の発生を、その身辺において警戒し、防止する業務」と定めているもの。

警備業務では禁錮以上の刑に処せられて執行を終わり5年を経過しない者、アルコールや覚醒剤の中毒者などによる警備業務を禁止している。

第15条では警備業者について特別な権限はなく、個人や団体の正当な活動に干渉してはならないとも定めている。

なお、警備業務では労働者派遣事業はできない。



プロバスケチーム「千葉ジェッツ」の試合がドラマに登場

ドラマではプロバスケっトチーム「千葉ジェッツ」の試合がドラマに登場する。

B.LEAGUEで2017年2月22日に行われた「千葉ジェッツvs秋田ノーザンハピネッツ」の試合をドラマで使用した。

会場は千葉ポートアリーナで100人のエキストラを集めてドラマを撮影した。

千葉ポートアリーナをロケ地にした撮影は実際に試合が行われた2月22日と試合のない2月24日。

概要とスタッフ 脚本は宇田学

ドラマ放送日:2017年4月8日、毎週土曜20時15〜43分(全7回)
公式サイト:http://www.nhk.or.jp/dodra/yongou/
作:宇田学(ドラマ「99.9 -刑事専門弁護士-」など)
音楽:蓜島邦明
制作統括:須崎岳、藤澤浩一
演出:石塚嘉、松園武大、宇佐川隆史
ドラマ撮影期間:2017年2月〜4月

ドラマ「四号警備(よんごうけいび)」のストーリーや出演者、うんちくまとめ

以上、窪田正孝と北村一輝が警備員となって人々を守るドラマ「4号警備(よんごうけいび)」のストーリーや出演者、うんちく情報まとめでした。

・2017年4月〜6月のドラマ情報のまとめはこちら