最終更新日:2017年9月25日
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」主演は山田涼介
あらゆる悩み相談に乗る不思議な雑貨店、そこで時空を超えて交換される手紙のやり取り。
超ベストセラー作家の東野圭吾の渾身の感動作が2017年9月23日から映画公開しました。
まず、映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のあらすじを一言でまとめます。
2012年と1979年の時空を超えた悩み相談
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は1979年の人々が悩みを相談し、2012年を生きる若者が答える物語。
そこには児童養護施設を中心とした不思議なつながりがあり、東野圭吾の作品で最も泣ける感動作とも言われます。
主演は平成ジャンプの山田涼介で雑貨店の店主に西田敏行、他には萩原聖人や尾野真千子、林遣都や門脇麦や村上虹郎など豪華な顔ぶれが揃いました。
目次・ナミヤ雑貨店の奇蹟
・あらすじ
・キャスト
・wikiメモ
・公式ツイート
・ロケ地
・概要とスタッフ
・第1章
・第2章
・第3章
・第4章
・第5章
あらすじ、3人組の若い泥棒が不思議な雑貨店にたどり着く
(画像:角川書店特設サイト)
2012年、悪徳社長の家に泥棒に入った3人は逃亡中に1軒の廃屋にたどり着いた。
3人組のリーダーの敦也は少年時代を養護施設で過ごして自分のことだけを考えて生きてきた。
敦也と幼馴染の翔太、幸平が逃げ込んだ場所はかつて、悩み相談で有名な「ナミヤ雑貨店」だった。
3人が廃業しているナミヤ雑貨店で時間を潰しているとシャッターの郵便受けに何かが届く。
それは悩み相談の手紙。
しかも今から約30年前の1979年に書かれたものだ。
敦也たちは困惑しながらもナミヤ雑貨店の店主に代わって悩み相談の返事を書く。
32年前の人たちと悩み相談のやりとりをしていくうちに、敦也たちは人とのつながりの大切さを知る。
そして、敦也たちがいた養護施設と当時のナミヤ雑貨店の店主とのつながりも明らかになっていく。
キャスト、山田涼介に村上虹郎 佐藤寛一郎と西田敏行
敦也(あつや) – 山田涼介(Hey! Say! JUMP)
ある社長の家に強盗に入り、逃亡中の3人組のリーダー。
養護施設「丸光園」で少年時代を過ごした。
翔太(しょうた) – 村上虹郎
逃亡中の3人組の男。
敦也と共に施設で育った。
幸平(こうへい) – 佐藤寛一郎
逃亡中の3人組の男。
敦也と共に施設で育ち、3人組の中では最も良心を持つ。
浪矢 雄治(なみや・ゆうじ) – 西田敏行
ナミヤ雑貨店の店主。
妻が亡くなり落ち込んだが、たまたま始めた悩み相談を生きがいにしている。
セリ – 門脇麦(少女時代:鈴木梨央)
人気のシンガー。
ある出会いから世代を超えて引き継がれていく歌を歌っている。
浪矢 貴之(なみや・たかゆき) – 萩原聖人
浪矢雄治の息子で父親を支える。
松岡克郎 – 林遣都
ミュージシャン志望の若者。
なかなか成功せずナミヤ雑貨店に相談する。
田村晴美 – 尾野真千子
ナミヤ雑貨店に悩み相談をして人生が大きく変わった女性。
敦也たちとの因縁がある。
皆月暁子 – 成海璃子
浪矢雄治の昔の恋人。
松岡健夫 – 小林薫
堅物ながらミュージシャンを目指す息子を応援する父親。
映子 – 山下リオ
母親の死で悩む少女。
刈谷 – 手塚とおる
養護施設「丸光園」の理事長で運営費の不正疑惑がある。
皆月良和 – PANTA
養護施設「丸光園」の元園長。
田村秀代 – 吉行和子
田村晴美の大叔母。
Wikiwikiメモ「東野圭吾史上最も泣ける感動作」
・原作は「東野圭吾史上最も泣ける感動作」と言われて全世界で500万部のベストセラー
・2月14日に公開した映画用のビジュアルを担当したのはアニメ映画「君の名は。」のアニメーション制作のスタジオ「コミックス・ウェーブ・フィルム」
・幸平役の佐藤寛一郎は佐藤浩市の息子で本作が映画デビュー
公式ツイート、ティザービジュアルなど
ロケ地は大分県豊後高田市の昭和の町
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の主なロケ地は大分県の豊後高田市です。
昭和30年代の商店街の街並みを再現した「昭和の町」が味わい深い撮影場所になりました。
・主なロケ地
名称:昭和の町
住所:大分県豊後高田市新町989−1
・ナミヤ雑貨店をセット組みした撮影場所
名称:宮町警察官立寄所
住所:大分県豊後高田市高田2664
・公園のロケ地
名称:中央公園
住所:大分県豊後高田市金谷町1200-1
・撮影に使ったお寺
名称:妙壽寺
住所:大分県豊後高田市金谷町600
・無理心中の現場のロケ地(可能性大)
名称:大分県立香々地青少年の家
住所:大分県豊後高田市香々地5151
・セリ(門脇麦)のコンサートの撮影場所(可能性大)
名称:STUDIO COAST
住所:東京都江東区新木場2-2-10
概要とスタッフ 廣木隆一に斉藤ひろし
映画公開日:2017年9月23日
映画公式サイト:http://namiya-movie.jp/index.html
ツイッター公式アカウント:@namiya_movie
原作:東野圭吾
監督:廣木隆一(映画「オオカミ少女と黒王子」「PとJK」など)
脚本:斉藤ひろし(映画「チーム・バチスタの栄光」「キセキ-あの日のソビト-」など)
主題歌:山下達郎「REBORN」
配給:KADOKAWA、松竹
映画撮影期間:2017年1〜2月
原作発売日:2012年3月28日
原作のネタバレ
〜ここから原作のネタバレ〜
・第1章 回答は牛乳箱に
・強盗に入った3人がナミヤ雑貨店に逃げ込み、時空を超えた悩み相談を始める
・相談者はスポーツのオリンピック候補の女性で「月のウサギ」、恋人が末期ガンで入院しスポーツに集中できないという
・3人は1980年のモスクワオリンピックは日本がボイコットした五輪だと気付き彼に付き添えとアドバイス、結果的に「月のウサギ」は彼を愛しながらスポーツに打ち込んだ
第2章 夜更けにハーモニカを
・相談者は「魚屋ミュージシャン」(松岡克郎)、ミュージシャンの夢を追うか魚屋を継ぐか悩んでいる。
・3人は仕事があるだけでも贅沢と判断し魚屋を勧める
・「魚屋ミュージシャン」がハーモニカで吹いた自作の曲「再生」を聞いた3人は音楽を続けろと相談の回答を変える
・「魚屋ミュージシャン」は施設「丸光園」で曲「再生」を披露、その後に子供を救って命を落とした。
そこで救われた子供の姉・水原セリが天才アーティストとなり「再生」を歌っていた。
3人は名曲が受け継がれていくため「魚屋ミュージシャン」に音楽を続けて欲しいと言ったのだった。
第3章 シビックで朝まで
・1979年当時、ナミヤ雑貨店の店主の浪矢雄治は自分の悩み相談が人の役に立っているか知りたかった
・浪矢雄治は息子に対して、自分の33回忌にナミヤ雑貨店の相談窓口が復活するので、かつての相談者は悩み相談が役に立ったか教えてと欲しいという不思議な遺言を託す
・奇跡が起きて過去に生きていた浪矢雄治は33年後の未来からの回答を受け取り、無理心中をしたと思っていた母親の話は事故であり、そこで生き延びた子供が元気だったと知る
・浪矢雄治の孫は2012年、祖父の遺言を守りインターネットにナミヤ雑貨店の相談窓口が復活すると書き込んでいた
第4章 黙祷はビートルズで
・中学2年生の和久浩介は両親が夜逃げをしようとしていると相談、当時のナミヤ雑貨店の店主からは「辛くても家族と一緒にいなさい」と返事を受け取る
・和久浩介は荒れている父親が嫌になり夜逃げの途中に両親から逃げ出す
・和久浩介は養護施設「丸光園」で偽名の「藤川博」として生活を始め、木彫刻の仕事に就く
・2012年に和久浩介はナミヤ雑貨店の復活を知り街にもどり、自分が逃げた後の両親が心中していたと知る
・両親は海で心中したため和久浩介も一緒に死亡したことになっており、和久浩介は親の死によりそれまでのトラブルから解放されていた
・和久浩介は悩み相談をしたナミヤ雑貨店に対して無事に暮らしているとの返事を書いた
第5章 空の上から祈りを
・悩み相談を続けていた敦也たち3人は今がナミヤ雑貨店の33回忌の日だと知る
・最後の相談者「迷える子犬」はお金を必要なOLがホステスとして働こうとしている悩み
・3人はホステスで働くのは止めろと回答、その後に迷える子犬こと19歳の武藤晴美は養護施設「丸光園」の出身で施設を救いたいと告げる
・3人は施設を救うために1979年以降のバブル崩壊とネットビジネスの知識を伝え、武藤晴美は大成功する
・2012年、経営不振の丸光園を買い取ろうとしていた武藤晴美はナミヤ雑貨店復活を知り街に戻ってきたところ敦也たち3人の強盗に襲われた
・敦也たち3人は武藤晴美が悪徳業者というデマに騙されて強盗を働いていたのだった
・全てを知った敦也たち3人は武藤晴美を解放、過去のナミヤ雑貨店から最後の悩み相談の回答を受け取る
東野 圭吾 KADOKAWA/角川書店 2014-11-22
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