ドラマ「カルテット」30代の男女4人による音楽と恋愛

最終更新日:2017年3月21日

ドラマ「カルテット」あらすじまとめ、主演は松たか子

松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平の4人のドラマが話題になっています。

2017年1月17日から開始したTBSの「火10」のドラマ枠が「カルテット」。

まず、ドラマ「カルテット」のあらすじを一言でまとめます。

30代の男女4人による音楽と恋愛

カルテットは2016年末に大流行したドラマ「逃げ恥」の後釜の高いハードルを超え、ドラマ通から高評価を受けています。

高橋一生が逃げ恥でのヒラマサロスを癒したと話題になっていますね。

では、ドラマや映画などのあらすじを解説する「あらすじ大全」が「カルテット」のストーリーやキャストをご紹介します。

目次・カルテット

あらすじ
キャスト
うんちく情報
ライブレストランやダムのロケ地
解説・カルテットとは
時間軸ズレてる問題の結論は単純なミス
最終回の結末とネタバレ
概要とスタッフ

ドラマ「カルテット」のあらすじ


音楽を愛しながらも夢が叶わなかった4人の30代の男女がいた。

女ふたり、男ふたりの4人は輝かしい経歴を持てずになんとなくの人生を過ごしていた。

そんな4人がある日、偶然に出会う。

演奏への情熱を残していた真紀、すずめ、家森、別府の4人はカルテット「ドーナツホール」を組む。

別府司は祖父が軽井沢に所有する別荘をカルテットの4人のために提供する。

ヴァイオリンの巻真紀は家庭があるため週末だけ軽井沢の別荘にやってくる。

チェロの世吹すずめは無職のために別荘に住み着く。

ヴィオラの家森諭高はこだわりが多い変わった男だ。

そうして奇妙な30代の男女4人の共同生活が始まる。

すずめにはカルテットに加わった目的があり司には秘密があり、カルテットの4人の中では愛も渦巻く。

すずめは子供のころ、父親の詐欺の一貫で「魔法少女」としてテレビに出て、その後にバッシングを受けた。

家森は実は既婚者のうえに離婚しており子供もいて、元妻との間にトラブルを抱えている。

周囲の人間たちから巻真紀は失踪した夫を殺そうとしたのではないかとの疑惑も浮かび上がる。

男女4人の共同生活のテーマは音楽だけではなく、不思議な関係が続いていく。

ドラマ「カルテット」の主要キャスト

巻 真紀(まき・まき) – 松たか子
カルテットの第一ヴァイオリンを担当。
家庭とは都内で生活し、音楽のため軽井沢には週末に通う。
ネガティブ思考で仲間たちとは一歩引いている。

世吹 すずめ(せぶき・すずめ) – 満島ひかり
カルテットのチェロを担当。
無職のため司の祖父が所有する軽井沢の別荘に住みついている。
寝てばかりだがチェロを手に取ると人が変わる。
家森を好きだと言うが別府が好き。

家森 諭高(いえもり・ゆたか) – 高橋一生
カルテットのヴィオラを担当。
こだわりが多い変わり者で理屈っぽい。
ライブレストラン「ノクターン」の従業員の来杉有朱に恋をして振り回されている。
6000万円の宝くじが当たったが引き換えずに大金を逸した。

別府 司(べっぷ・つかさ) – 松田龍平
カルテットの第2ヴァイオリンを担当。
音楽一家の育ちで会社勤めのかたわらヴァイオリンを弾いている。
カルテットのメンバーの中で冷静なリーダー的存在。
巻のことが好き。

来杉 有朱(きすぎ ありす) – 吉岡里帆
真紀たち4人が通うライブレストランの従業員。
元地下アイドルで笑顔を振りまくが、その目は笑っていない。
諭高を振り回し、すずめに恋愛のアドバイスをする魔性の女。

巻 鏡子(まき・きょうこ) – もたいまさこ
真紀の義母で自分の息子が真紀に殺されたと考えている。
すずめに真紀の秘密を調べるように頼んでいる。

谷村 大二郎(たにむら・だいじろう) – 富澤たけし(サンドウィッチマン)
ライブレストラン「ノクターン」のシェフ。
多可美の夫。

谷村 多可美(たにむら たかみ) – 八木亜希子
ライブレストラン「ノクターン」の責任者でホール担当。
大二郎の妻。

九條 結衣(くじょう ゆい) – 菊池亜希子
別府司の同僚で結婚を控えている。
別府司とは最後に一夜を共にした後、他の男と結婚した。

半田 温志(はんだ あつし) – Mummy-D
家森諭高を追う謎の男。
実は家森諭高の元妻の新しい男の父親の部下。

大橋茶馬子 – 高橋メアリージュン
家森諭高の元妻で「ちゃまこ」。
諭高の子供と新しい男と生活している。

朝木 – 浅野和之
音楽プロデューサー。
カルテット「ドーナツホール」にクラシック音楽のフェスティバルに参加しないかと誘う。

巻 幹生 – 宮藤官九郎(クドカン)
真紀の夫。
失踪して真紀に殺されたとの疑惑があったが、カルテットの前に現れる。

カルテットに入ろうとした女 – 松本まりか
巻真紀の代わりにカルテットに入ろうとした女。



ドラマ「カルテット」のうんちくポイント

・松たか子は2012年のドラマ「運命の人」以来、5年ぶりの連ドラ出演

・1991年のドラマ「東京ラブストーリー」の脚本を手がけた坂元裕二にとってデビュー30周年となる

・ドラマのロケ地は東京都の昭島市や国立市のほか、長野県北佐久郡軽井沢町のショッピングセンターなど

・ドラマではゲーム「ドラゴンクエスト」のテーマも演奏した

・主題歌はドラマ出演者の松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平による番組限定ユニット「Doughnuts Hole」の「おとなの掟」で作詞・作曲は椎名林檎が担当した

・番組限定ユニット「Doughnuts Hole(ドーナツホール)」の意味は「音楽家はドーナツ」、何かが抜けているという意味

・劇中ではX JAPANの曲「紅」を松田龍平が歌った

・第2話では物語のキーとなる曲としてSPEEDの「WHITE LOVE」をカラオケや演奏の場面で使った

・第5話ではカルテットのメンバーがファンタジーなコスプレをさせられて戦闘型カルテット「愛死天ROO」になった

・最終話では「FINAL FANTASY X」のリュックを担当する声優の松本まりかカルテットに入ろうとして帰る役としてゲスト出演した

ライブレストラン「ノクターン」のロケ地は軽井沢燻製工房「煙事」


ドラマ「カルテット」では松たか子ら4人の演奏家たちがライブレストランで活躍します。

サンドウィッチマンの富澤たけしが運営しているライブレストラン「ノクターン」のロケ地は軽井沢燻製工房「煙事」です。

軽井沢にある燻製で「格好いい男」が仕事の疲れを癒したり女性を口説いたりするのに適したお店。

ドラマのファンであれば軽井沢旅行には思わず立ち寄りたくなるカルテットの聖地ですね。

・カルテットのロケ地詳細
名称:軽井沢燻製工房 煙事
住所:長野県北佐久郡 軽井沢町大字長倉字中山628-9
画像、公式サイト:リンク

クドカンが心中を考えたダムのロケ地は湯川ダム

松たか子や満島ひかりなど4人が音楽を演奏しながら恋愛が発展するだけのドラマかと思われたドラマのカルテット。

第6話から松たか子と宮藤官九郎(クドカン)の夫婦の物語が始まり、殺人未遂まで展開が飛んで行きました。

クドカンが第7話でカルテットの4人が住む家で事件を起こし、死んだと思われた吉岡里帆と心中しようとしたダムのロケ地は長野県にある湯川ダムです。

堤高50m、堤頂長53mの湯川ダムは縦長ダムとしては日本で有数の大きさでダムマニアにも有名。

ドラマにも出てきた赤いゲートが印象的ですね。

・カルテットのロケ地詳細
名称:湯川ダム
住所:長野県北佐久郡御代田町大字豊昇字清水平




解説・カルテットとは

カルテットとは四人組のことで英語表記は「quartet」。

音楽でのカルテットとは四つの楽器による重奏を指す。

ドラマ「カルテット」での第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの組み合わせをヴァイオリン属4本の楽器からなる弦楽四重奏という。

「弦楽四重奏の父」と言われるハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンやシューベルトなど多くの作曲家が弦楽四重奏(カルテット)の曲を発表した。

時間軸ズレてる問題の結末は単純なミス

ドラマで話題になったのが第6話と第7話での「カルテットは時間軸ズレてる問題」。

松田龍平と高橋一生がスマホで見た日付がドラマの流れと合っていない、松たか子が自宅に戻った時のカレンダーの日付がおかしいなどの指摘が相次いだ。

そこから、「カルテットは時間軸がずれている」「タイムリープものでは」「1話に向かって時間が戻っている」などの考察が広がった。

一方で、「カレンダーの間違いはドラマでは良くあること」「ドラマの撮り直しで細かな間違いは起きる」などの声もあった。

ドラマのプロデューサーの佐野亜裕美氏は3月2日、ツイッターの公式アカウントでお詫びと題して「私達の単純なミスです」と謝罪。

途中で間違いを告げるのは邪道だとしながらも、「ドラマを見ている人に楽しんでもらうのがこの後も皆様に楽しく観ていただきたいと思い、長々と書かせて頂きました」と述べた。

最終回の結末とネタバレ

巻真紀は罪を償うために出頭、一年が経過した。

カルテットの3人は一人で生活していた真紀を見つけて4人の生活に連れ戻す。

復活したカルテットの4人は週刊誌で話題になった真紀の注目を逆手により、大きなホールでコンサートを開催する。

4人のコンサートにやってきた来杉有朱は大物セレブと結婚していた。

コンサートを開始、週刊誌の話題目当てで来た客は早々に帰るも、残った客は4人の演奏を楽しんだ。

そして、4人はカルテットとしての活動を続けていく。

ドラマ「カルテット」の概要

放送日:2017年1月17日スタート、毎週火曜日22時
放送局:TBS
ドラマ公式サイト:http://www.tbs.co.jp/quartet2017/
脚本:坂元裕二(映画「世界の中心で、愛をさけぶ」ドラマ「最高の離婚」「東京ラブストーリー」など)
演出、チーフプロデュース:土井裕泰(映画「ビリギャル」ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」など)
主題歌:Doughnuts Hole「おとなの掟」

ドラマ「カルテット」のストーリーや登場人物、ロケ地情報まとめ

以上、世の中のあらすじ・歴史・変遷をまとめる「あらすじ大全」によるドラマ「カルテット」のストーリーや登場人物、ロケ地情報まとめでした。

・話題の2017年4月〜6月のドラマ情報のまとめはこちら








NHKの朝ドラ「わろてんか」吉本興業の創始者の物語、ヒロインは葵わかな

最終更新日:2018年1月1日

NHK連続テレビ小説「わろてんか」ヒロインは葵わかな、松坂桃李や高橋一生が出演

2017年度下期のNHKの朝ドラは吉本興業の歴史がテーマになり10月2日からスタートしました。

まず、NHK連続テレビ小説「わろてんか」のあらすじを一言でまとめます。

吉本興業の創始者の物語

2017年後半と2018年の前半に放送されるNHK連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインは葵わかな。

松坂桃李や高橋一生、遠藤憲一や濱田岳など絶賛活躍中の俳優も出演です。

目次・わろてんか

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
モデル「吉本せい」
スタッフと概要

あらすじ、笑いは人を幸せにするクスリ


明治後期の日本、大阪は活況だった。

京都で古くから続く薬種問屋「藤岡屋」の長女に生まれた藤岡てん。

てんは厳しい父親のもとで育つも将来の笑い上戸だった。

父に「人前で笑うな」と言われて窮屈に育ったてんは北村藤吉に出会う。

芸能好きの藤吉はてんに「笑いは人を幸せにする力があるクスリや」と話す。

笑いを愛するてんと藤吉は惹かれあい、二人は親の反対を振り切り駆け落ち同然で結婚する。

笑いを大事にして生きていこうとする二人だが藤吉は芸能が好きすぎて家業を傾かせてしまう。

そんな時、てんは「笑い」を商売にしようと思いつく。

てんと藤吉は大阪だけでなく日本中の人を笑わせてお金を稼ぐ新しいビジネスを始めていく。

キャスト、葵わかなに松坂桃李 高橋一生に千葉雄大

藤岡てん(ふじおか・てん) – 葵わかな(幼少期:新井美羽)
生まれながらの笑い上戸。
京都で古くから続く薬種問屋「藤岡屋」の長女。

北村藤吉(きたむら・とうきち) – 松坂桃李
大阪船場の米穀商の跡取り息子。
てんに「笑いは人を幸せにする力があるクスリや」と教え、夫になる。

武井風太(たけい・ふうた) – 濱田岳(幼少期:鈴木福)
てんの従兄。
薬種問屋「藤岡屋」で使用人として働き、てんに想いを寄せる。

伊能 栞(いのう・しおり) – 高橋一生
青年実業家。
てんの結婚相手になる予定。

藤岡儀兵衛(ふじおか・ぎへい) – 遠藤憲一
てんの父親で薬種問屋「藤岡屋」の当主。

藤岡しず(ふじおか・しず) – 鈴木保奈美
料理が得意なてんの母親。

藤岡ハツ(ふじおか・はつ) – 竹下景子

てんの祖母で「藤岡屋」の伝統を大事にする厳しい性格。

藤岡新一(ふじおか・しんいち) – 千葉雄大
てんの兄で小さいころから病弱。
病気を治す研究のためドイツ留学を目指す薬学科の学生。

藤岡りん(ふじおか・りん) – 堀田真由
常に笑顔のてんの妹。

トキ – 徳永えり
「藤岡屋」の従業員でてんの身の回りを世話する。

北村啄子 – 鈴木京香
てんの夫の北村藤吉の母。

秦野リリコ – 広瀬アリス
北村藤吉を兄のように慕い、恋心を抱く。

キース – 大野拓朗(幼少期:前田旺志郎)
しゃべくり漫才を生んだ男。

アサリ – 前野朋哉
ケチな芸人。

万丈目吉蔵 – 藤井隆
つまらない芸人。

万丈目歌子 – 枝元萌
万々亭の店主の吉蔵の妻。

寺ギン – 兵動大樹
興行界の風雲児。

亀井庄助 – 内場勝則
経営不振で廃業した寄席の元席主。

杉田楓 – 岡本玲
藤吉の許婚で船場(せんば)の大店の娘。
商才と結婚に愛情は不要だと思う冷徹さがある。




Wikiwikiメモ、わろてんかの意味は「笑ってください」

・モデルは吉本興業創業者の吉本せい

・「わろてんか」は大阪の方言で「笑ってください」「笑ってほしい」の意味

・ヒロイン決定時に葵(あおい)わかなは18歳、3度目の挑戦で2378人のオーディションに勝ち抜いた

・4月20日に松坂桃李や高橋一生などの第二次キャストを発表した

・主題歌はドラマのために作られた曲「明日はどこから」で作詞、作曲と歌は松たか子

公式ツイッター

NHK朝ドラのモデル「吉本せい」の歴史

生年:1889年12月5日〜1950年3月14日

1912年:夫と大阪の天満で寄席経営を始める。他の寄席を買収していき「花月」と改称する

1921年:落語家の初代・桂春団治と専属契約を結ぶ

1930年代:横山エンタツ・花菱アチャコの漫才が大人気に

1945年:戦争により劇場の大半を失う

1948年:復興を進めて社名を「吉本興業」とし、せいは会長に就く

1950年:死去

2012年:創業100周年になんばグランド花月で「吉本百年物語」が上演され、南野陽子、国仲涼子、海原ともこが吉本せい役を演じた

概要とスタッフ 吉田智子に長谷知記

放送期間:2017年10月2日〜2018年3月31日
ドラマ公式サイト:リンク
作:吉田智子(ドラマ「働きマン」など)
演出:本木一博、東山充裕、川野秀昭
プロデューサー:長谷知記
制作統括:後藤高久
音楽:横山克
主題歌:松たか子「明日はどこから」

・2017年10〜12月期の秋ドラマのまとめ情報はこちら

・2018年1月〜3月のドラマ情報のまとめはこちら







実写映画「3月のライオン」

最終更新日:2017年4月26日

実写映画「3月のライオン」あらすじまとめ、主演は神木隆之介

将棋の凄みを見せつける漫画「3月のライオン」が実写化されました。

主演は神木隆之介、他には豊川悦司や有村架純、佐々木蔵之介や伊藤英明など主演クラスが揃いました。

まず、実写映画「3月のライオン」のあらすじを一言でまとめます。

神木隆之介などキャストが好評

人気漫画の実写映画化ではキャストが発表されると「イメージと違う」との声が上がりやすい。

「3月のライオン」では主役の神木隆之介や佐々木蔵之介などのキャスティングに好意的な声が目立ちます。

実際のプロ棋士たちにも好評の「3月のライオン」の実写版は映画や原作ファンにどう評価されていくのか。

映画やドラマのあらすじを解説する「あらすじ大全」が「3月のライオン」のストーリーやキャストをご紹介します。

目次・3月のライオン

あらすじ
キャスト
うんちく情報
解説、プロ棋士とは
映画のスタッフ

あらすじ


桐山零は小学生の時に両親と妹を交通事故で亡くして父の友人でプロ棋士の幸田家のもとで育った。

家族を失った悲しみから逃れるように将棋に取り組み中学生で史上5人目のプロ棋士となった。

高校生になった零は東京の下町で一人暮らしを始める。

孤独を抱えながら将棋に取り組む毎日が続く。

そんなある日、零は同じ下町に住む川本家の三姉妹と出会う。

長女のあかり、次女のひなた、三女のモモとの交流で零は将棋以外の自分の居場所を見つける。

魂を削るプロ棋士たちとの対局と、温かい川本家の三姉妹との食卓。

零は川本家のためにもある決意をして将棋に取り組んでいく。

キャスト、神木隆之介に豊川悦司 有村架純に伊藤英明


桐山 零 – 神木隆之介
両親と妹を交通事故で亡くし父の友人のプロ棋士の幸田のもとで育てられた。
史上5人目の中学生プロ棋士として孤独に生きている。

幸田 柾近 – 豊川悦司
家族を亡くした桐山零を引き取り棋士として育てるプロ棋士。
零の棋士としての成長に力を注ぐあまり実の娘と距離ができる。

幸田 香子- 有村架純
幸田家の長女かつ零の義姉で、将棋に集中する父と霊には複雑な感情を持つ。

宗谷 冬司 – 加瀬亮
中学生でプロ棋士となり最年少名人と史上初の7大タイトルを制覇した天才棋士。

島田 開 – 佐々木蔵之介
髪の毛の薄さがコンプレックスの八段のプロ棋士で零を将棋研究会に誘う。

後藤 正宗 – 伊藤英明
強面のA級プロ棋士で幸田八段の弟弟子。

二海堂 晴信 – 染谷将太
零と幼いころから対局してきたライバルで「心友」。

川本あかり – 倉科カナ
川本家3姉妹の長女で亡き母に代わり妹たちを支える。

川本ひなた – 清原果耶
川本家3姉妹の次女で桐山零と親交を深めていく。

川本モモ – 新津ちせ
川本家3姉妹の末っ子で素直な少女。

川本相米二 – 前田吟
川本3姉妹の祖父で和菓子屋「三日月堂」を営む。

川本誠二郎 – 伊勢谷友介
川本3姉妹の父親。

・その他のキャスト
林田高志 – 高橋一生
神宮寺崇徳 – 岩松了
柳原朔太郎 – 斉木しげる
三角龍雪 – 中村倫也
松本一砂 – 尾上寛之
山崎順慶 – 奥野瑛太
安井学 – 甲本雅裕
川本美咲 – 板谷由夏



うんちくポイント

・川本ひなた役の清原果耶は約500人のオーディションから選ばれた

・清原果耶は2018年の映画「ちはやふる 結び」でオリジナルキャラクターを演じる

・川本モモ役の新津ちせは大ヒット映画「君の名は。」の新海誠監督の娘

・二海堂晴信のモデルはかつて「東の羽生、西の村山」と呼ばれ29歳で早世した村山聖九段

・宗谷冬司のモデルは羽生善治と谷川浩司を足して2で割らないキャラ

・映画で和菓子屋「三日月堂」のロケ地は埼玉県の浦和にある「せんべえ三代目満作」(住所:埼玉県さいたま市浦和区仲町2-7-16)

・映画の将棋対局のシーンのロケ地は兵庫県の圓教寺(住所:兵庫県姫路市書写2968)や山形県の立石寺(住所:山形県山形市山寺4456-1)、岩手県のホテル大観(住所:岩手県盛岡市繋湯ノ舘37-1)など

・漫画では月島周辺の背景が描かれており、中央大橋や霊岸島水位観測所、佃小橋などでファンの聖地巡礼が活発

解説・プロ棋士とは

プロ棋士とは将棋を職業とする者で日本将棋連盟に所属して棋戦(プロ公式戦)に参加する者をいう。

一般的には棋士の推薦と入会試験に合格して新進棋士奨励会(奨励会)に入会してリーグ戦を勝ち抜いた者がプロ棋士となる。

スポンサーが主催する棋戦を勝って賞金を稼ぐ。

棋戦で七大タイトルと言われるのが「竜王戦」「名人戦」「王位戦」「王座戦」「棋王戦」「王将戦」「棋聖戦」。

史上最年少の21歳での名人位を獲得した谷川浩司、初の七冠を独占した羽生善治が有名。

漫画の「3月のライオン」の意味はイギリスの天気のことわざ「3月はライオンのように荒々しい気候で始まり、子羊のように穏やかに終わる」からとった。

プロ棋士の降級をかけた最終局は3月に行われるため、結果的に「3月のライオン」はプロ棋士の執念を示す意味にもなった。

人工知能(AI)の発達により人間対機械の対決も活発になり、ドワンゴは2012年よりプロ棋士とコンピュータ将棋ソフトウェアとの非公式棋戦「電王戦」を開催している。



実写映画「3月のライオン」の概要

映画公開日(前編):2017年3月18日
映画公開日(後編):2017年4月22日
映画公式サイト:http://3lion-movie.com/
ツイッター公式アカウント:@3lionmovie
原作:羽海野チカ
監督:大友啓史(映画「るろうに剣心」、「ミュージアム」など)
脚本:岩下悠子、渡部亮平、大友啓史
配給:東宝、アスミック・エース
制作プロダクション:アスミック・エース、ROBOT
製作:映画「3月のライオン」製作委員会
映画撮影期間:2016年3~7月
原作発表期間:2007年~現在

実写映画「3月のライオン」のストーリーや登場人物、うんちくまとめ

以上、実写映画「3月のライオン」のストーリーや登場人物、うんちく情報まとめでした。

・2017年のその他の映画情報まとめ