ドラマ「海月姫(くらげひめ)」主演は芳根京子 女装美男子は瀬戸康史

最終更新日:2018年2月25日
画像:講談社

ドラマ「海月姫(くらげひめ)」主演は芳根京子 原作は東京タラレバ娘の東村アキコ

「東京タラレバ娘」など女性視点の独特の作風の東村アキコの漫画が2018年1月15日から、フジテレビの月9枠で実写ドラマ化です。

まず、「海月姫」のあらすじを一言でまとめます。

クラゲ好きな暗い女性がイケメン2人と恋

2016年からのNHK連続テレビ「べっぴんさん」で主人公を務めた芳根京子が連ドラヒロインを経験してから初めてのドラマ主演作。

芳根京子の相手となる女装が趣味のイケメンは瀬戸康史、童貞のイケメンを工藤阿須加が演じる。

物語を盛り上げる尼〜ずは木南晴夏、松井玲奈、内田理央、富山えり子です。

次クールの2018年4月からのフジの月9ドラマは長澤まさみ主演の「コンフィデンスマンJP」。

目次・海月姫

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
ロケ地
芳根京子
映画版
概要とスタッフ

あらすじ、クラゲ好きでオタクな女がイケメン2人と出会う

クラゲが大好きな倉下月海はイラストレーターを夢見て鹿児島から上京してきた。

月海は東京の天水館というアパートで気の合うオタク女子たちと意気投合する。

月海は同じアパートに住むオタク女子たちと「尼〜ず」を結成、男子禁制の世界でオタク生活を満喫し始めた。

鉄道オタクや三国志オタクの「尼〜ず」たちと一緒に月海はクラゲに夢中な日々を過ごす。

ある日、月海は行きつけのペットショップでクラゲを救おうとするため、その場にいた美女に協力してもらう。

実はその美しい女性は女装が趣味の男性で政治家の鯉淵家の次男の蔵之介だった。

月海を気に入った蔵之介は女装をしながら女人禁制のアパート天水館に出入りしていく。

そこに、蔵之介の弟であり政治家の父の秘書を務める修が美しい月海を見て恋心を抱き、まさかの三角関係が始まっていく。

〜2月26日放送の第7話〜

修から告白された月海は大混乱。

尼~ずに相談出来ない月海は蔵之介に電話した。

話を聞いた蔵之介はどういうつもりで言ったのかと修に尋ねる。

すると修は月海にプロポーズしようと思っていると突っ走っているため、蔵之介は修を諌める。

「ジェリーフィッシュ」のドレスは順調に出荷されていくなか、蔵之介から月海へのプロポーズの手紙が届き尼〜ずも大混乱に。

そんな時に千絵子の母の千世子(富山えり子・二役)は尼~ずたちに天水館を早く出て行けと迫る。

蔵之介たちは服を売って天水館を買いたいと申し出るも千世子は売却契約を進めてしまう。

しかし、千絵子は母に内緒で天水館の権利証を隠しており、契約までの時間を稼いだ月海たちはファッション界のバイヤーやスタイリストなどが集まるプロモーションスペースに出店しようとする。

キャスト、芳根京子に瀬戸康史 松井玲奈に内田理央

倉下 月海(くらした・つきみ) – 芳根京子
イラストレーターを目指して鹿児島から上京してきた20歳の女性。
専門学校に通わず、オタク女子が集まる天水館で生活する。
若くして病死した母を思い、人生のほぼ全てをクラゲに捧げてきた。
常にメガネをかけてお洒落には無頓着で人付き合いが苦手。

鯉淵 蔵之介(こいぶち・くらのすけ) – 瀬戸康史
ファッション好きが高じて女装が趣味の美少年。
大物政治家と愛人の舞台女優の間に生まれた遊び人で父に反発している。
天水館に住む月海の友人の女性には男であることを隠す。
弟の修が月海と恋に落ちているのを見て動揺する。

鯉淵 修(こいぶち・しゅう) – 工藤阿須加
蔵之介の異母弟で父親の政治秘書を務める。
メガネ姿でイケメンだが堅い人間で童貞。
兄の蔵之介がメイクアップして別人のようになった月海に惚れてしまう。

千絵子(ちえこ) – 富山えり子
オタク女子「尼〜ず」の一人でアパート天水館の管理人の娘。
着物が好きで人形の収集も趣味。
しっかり者で仲間たちのリーダー的な役割。

まやや – 内田理央
尼〜ずの一人で三国志おたく。
身近な人間を三国志の登場人物に当てはめる。
三国志の董卓を敵とみなし、漢王朝の復興を願う。

ばんば – 松井玲奈
尼〜ずの一人で鉄道マニア。
レトロな車両に乗る「乗り鉄」であり、鉄道模型の収集も趣味。

ジジ – 木南晴夏
尼〜ずの一人で枯れた中高年男性を好む「枯れ専」。
執事カフェや名曲喫茶などに出入りする。

稲荷 翔子(いなり しょうこ) – 泉里香
月海たちが暮らす天水地区の再開発を担当する会社に所属するバリキャリ女子。
尼~ずの天敵で通称は「女狐(めぎつね)」。

佐々木 公平 – 安井順平
バリキャリ女子の稲荷翔子の部下。

鯉淵 慶一郎 – 北大路欣也
蔵之介と修の父で大物国会議員。

花森 よしお – 要潤
鯉淵家専属の運転手で高級車と美しい女性をひたすらに愛する。

桐山 琴音 – 最上もが
女装美男子の蔵之介に想いを寄せる大学時代の後輩。
音楽業界でクリエイターとして働く尼〜ずとは真逆の女性。

ノムさん – 安達祐実
ブライス人形オタクで人形用ドレス職人。
人形の世界から飛び出した外見ながら超絶な毒舌家。

リナ – 若村麻由美
元舞台女優の慶一郎の元愛人で蔵之介の実母。
愛人という立場のため蔵之介の前から去った。

カイ・フィッシュ – 賀来賢人
アジア各地でセレクトショップを展開する実業家。
東京で月海たちの手にしていたクラゲドレスを一目で気にいる。




Wikiwikiメモ

・原作は講談社の雑誌「Kiss」で2008年から連載、2017年の完結を機にテレビドラマ化した

・原作の漫画は現在16巻まで発刊されて累計発行部数420万部と作者の東村アキコの最大のヒット作で2010年にはアニメ化された

・2014年12月に公開した本作の実写映画は主演が能年玲奈、他には菅田将暉や長谷川博己が出演しており、今から振り返ると超豪華キャスト

・映画版のクラゲ姫では菅田将暉の女装が可愛すぎると評判だった

・クラゲは漢字で「海月」と書き「海月姫」は「うみげつひめ」とは読まない

・工藤阿須加が演じる鯉淵修はエリートの30歳で童貞のため、2017年10月に話題を読んだ三浦春馬主演のドラマ「オトナ高校」でいう「チェリート」と同じ

・鯉淵蔵之介役の瀬戸康史(29)と修役の工藤阿須加(26)の兄弟の関係が原作と逆になっており、原作ファンから戸惑いが見られる

・オープニングテーマは謎の音楽ユニット「カフェラテ噴水公園」で今回がデビュー曲かつ初作品

公式ツイッター

ロケ地、天水館の撮影場所は板橋区のプラネアールときわ台スタジオ

・物語のメインの舞台の天水館のロケ地
名称:ハウススタジオ プラネアールときわ台スタジオ
住所:東京都板橋区常盤台2丁目9−5

・クラゲを撮影した水族館
名称:新江ノ島水族館
住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1

・瀬戸康史や工藤阿須加たちが暮らす鯉淵家
名称:松本記念音楽迎賓館
住所:東京都世田谷区岡本2-32-15

ピックアップ俳優、芳根京子とは

芳根京子(よしね・きょうこ)とは1997年2月28日生まれの女優。

3歳の頃から街でスカウトされ続けてきた美少女で、高校1年の学園祭での映画をきっかけに芸能界入りする。

2013年のドラマ「ラスト♡シンデレラ」で女優デビュー、2016〜2017年のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の主役を務める。

可愛らしさと芯の強さを併せ持つ本格派で、1000人以上の競争にも勝ち抜くため「オーディション荒らし」とも呼ばれた。

オフィシャルブログ「芳根京子のキョウコノゴロ」ではは1632日の連続更新の記録を持つ。

中学二年生の時に両手両足に力が入らなくなる「ギランバレー症候群」を患い学校に通えない時期もあったが現在は完治した。

2014年12月公開の映画版のキャスト


倉下月海 – 能年玲奈
鯉淵蔵之介 – 菅田将暉
鯉淵修 – 長谷川博己
ばんば – 池脇千鶴
まやや – 太田莉菜
ジジ – 篠原ともえ
千絵子 – 馬場園梓(アジアン)

概要とスタッフ

ドラマ放送日:2018年1月15日スタート、毎週月曜21時
放送局:フジテレビ
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@princess_kurage
脚本:徳永友一(ドラマ「僕たちがやりました」「嫌われる勇気」など)
主題歌:Beverly(ビバリー)「A New Day」
オープニングテーマ:カフェラテ噴水公園「Goサインは1コイン」
プロデュース:小林宙
演出:石川淳一(ドラマ「リーガル・ハイ」シリーズ、「警視庁いきもの係」など)
初回視聴率:8.6%(関東、ビデオリサーチ調べ)
原作:東村アキコ(漫画「東京タラレバ娘」「主に泣いてます」など)
ドラマ発表日:2017年11月7日
映画版公式サイト:リンク
アニメ版公式サイト:リンク

・次クールの2018年4月からのフジの月9情報

・次クールの2018年4月〜6月のドラマ情報のまとめ






ドラマ「僕たちがやりました(僕やり)」窪田正孝・永野芽郁・新田真剣佑など出演

最終更新日:2017年8月16日
画像:講談社

ドラマ「僕たちがやりました(僕やり)」主演は窪田正孝 永野芽郁や真剣佑が出演

ヤングマガジンで物議をかもした漫画「僕たちがやりました」が2017年7月、フジテレビの火曜よる9時で実写ドラマ化です。

まず、「僕たちがやりました」のあらすじを一言でまとめます。

普通の高校生が高校爆破事件を起こしてくりなす逃亡劇

原作は漫画「神さまの言うとおり」など奇想天外なストーリーで注目を浴びる金城宗幸。

主演の高校生役に28歳の窪田正孝、永野芽郁や改名した新田真剣佑、間宮祥太朗、葉山奨之、川栄李奈など勢いのある若手俳優が揃いました。

三浦翔平や水川あさみ、板尾創路や古田新太なども出演する超豪華キャストが2017年の夏ドラマの中心になっています。

目次・僕たちがやりました

あらすじ
キャスト
wikiメモ
相関図
感想や評判
公式ツイッター
窪田正孝たちとDISH//がユニット
ロケ地
金城宗幸
概要とスタッフ

あらすじ、そこそこ楽しい日常が爆破事件で崩れる


ボーリングのハイスコアを更新したい、来週のテレビが楽しみ。

凡下(ぼけ)高校に通うトビオは「そこそこ楽しい」日常を満喫していた。

トビオは同級生の伊佐美とマルとつるみ、親が超金持ちで卒業してもニートをしてる「パイセン」とゆるい日々を送っていた。

学校の向かいにある矢波(やば)高校は不良の巣窟で、凡下高校の生徒はよくカツアゲにあっている。

ある日、マルが陰口を叩いていたところを矢波高校の生徒にバレてリンチされてしまう。

普段は冷めているトビオは矢波高校に復讐しようと提案、マルは感激して伊佐美とパイセンも乗る。

パイセンのお金を使って自分たちで手軽なプラスチック爆弾を作成、深夜に矢波高校に忍び込んで爆弾を仕掛ける。

昼間に爆弾を爆破させると矢波高校の生徒たちは襲撃かと慌てふためく。

その様子を笑って眺めていた4人だったが、爆弾が一気に暴発して学校が大破して死者を出す大事件に発展する。

そこそこの人生を満喫していたトビオたちは犯罪者となり、逃亡劇を始める。

キャスト、窪田正孝に間宮祥太朗 新田真剣佑に今野浩喜


増渕トビオ(ますぶち・とびお) – 窪田正孝
そこそこの生活で満足していた凡下高の2年生であだ名は「トビオ」。
友人のマル、伊佐美、パイセンとのゆるい生活に満足していた。
矢波高の爆破事件により最低の逃亡生活を始める。

丸山友貴(まるやま・ゆうき) – 葉山奨之
キノコのような髪型をした凡下高の2年生であだ名は「マル」。
陰口をたたいて矢波高の生徒たちに目をつけられる。
仲間たちの金を使ってキャバクラで溶かすクズ。

伊佐美翔(いさみ・しょう) – 間宮祥太朗
凡下高の2年生のチャラい男であだ名は「イサミ」。
巨乳の今宵と付き合っている。

パイセン(小坂秀郎) – 今野浩喜
凡下高を卒業した20歳のOBであだ名は「パイセン」。
親が金持ちで本名は小坂秀郎。

市橋哲人(いちはし・てつと) – 新田真剣佑
トビオたち凡下高校の生徒が恐る矢波高校イチの不良。
凡下高生たちにも暴力を繰り返し、警察にもマークされている。

蒼川蓮子(あおかわ・れんこ) – 永野芽郁
トビオの幼なじみで同じく凡下高校の2年生。
明るいしっかり者で男女から人気。

新里今宵(にいざと・こよい) – 川栄李奈
伊佐美の彼女で能天気な性格。

飯室成男(いいむろ・なるお) – 三浦翔平
クールで冷酷な刑事。
逮捕のためなら違法スレスレの行為も辞さない。

立花菜摘(たちばな・なつみ) – 水川あさみ
トビオの担任教師。
美人で人気があるが本音は見えない。

輪島宗十郎(わじま・そうじゅうろう) – 古田新太
裏社会のドン。
刑事の飯室からマークされているが相手にしていない。

西塚智広(にしづか・ともひろ) – 板尾創路
輪島に使える態度の大きい裏社会の弁護士。

増渕優子 – 榊原郁恵
女手一つで子供のトビオと妹のハルを育ててきた母親。

三浦由佳 – 岡崎紗絵
蒼川蓮子の親友で凡下高校2年生。
あか抜けたイマドキの女子で矢波高ナンバー2の不良の有原と付き合っている。

水前寺(ウンコ) – 加藤諒
いじめられっ子。

増渕ハオ – 八木莉可子
トビオの妹で中学生。

うらら – おのののか
熱海のキャバクラで働くキャバクラ嬢。
豪遊するマルから金を搾り取る。

ヤング – 桐山漣
ゲイのホームレス。
ドン底に落ちたトビオに生き方を教える。

有原 – 吉村界人
矢波高ナンバー2の不良で凡下高の三浦由佳と付き合っている。

原野玲夢 – 山田裕貴
金髪のワル。




Wiwikiメモ、連載中からトビオは窪田正孝との声

・2017年4月3日発売の週刊ヤングマガジン18号に全国ネットの地上波のテレビドラマ化が決定したと発表した

・コミックスの最終9巻は2017年4月6日に発売した

・連載中から主人公のトビオの顔は窪田正孝に似ていると言われていた

・ドラマでは原作と異なる結末を迎える

・ポカリスエットのCMに出て「ポカリ美女」として話題の八木莉可子(15)が窪田正孝の妹を演じる

・ヒロイン役の永野芽郁は2018年上期のNHKの朝ドラ「半分、青い。」の主役を務める

新田真剣佑が相関図を紹介

感想や評判、原作に忠実 エロ描写が恥ずかしい

ドラマの感想は「原作に忠実」だと評価する声が多い。

トビオたちの遊んでいる様子、次第に追い詰められていく迫力は原作そのもの。

原作に忠実すぎた結果、真剣佑を中心とした矢波高の暴力描写が怖いとの感想も目立つ。

「おっぱい」「セックス」「童貞」などの発言も相次ぎ、家族で見るには恥ずかしい下ネタ全開の要素もありました。

情けない窪田正孝、迫力の真剣佑、大混乱のパイセンを演じる今野浩喜など最高の俳優たちが躍動しています。

公式ツイッター、蓮子ポーズが流行




窪田正孝たちとダンスロックバンド・DISH//がユニット結成

ドラマの主題歌を担当する5人組ダンスロックバンド「DISH//」と窪田正孝や間宮祥太朗、葉山奨之と今野浩喜が特別のユニットを結成しました。

スペシャルユニット「DISH//と凡下高がやりました」版の主題歌を7月18日に配信限定リリース、8月14日に東京の豊洲PITでライブも開催しました。

DISHと窪田正孝たち凡下高校のメンバーが夏を盛り上げています。

ロケ地

・主人公たち4人組がはしゃぐ商店街
名称:レアールつくの商店街
住所(周辺):神奈川県横浜市鶴見区佃野町28-1

・ロケ地になった高校
名称:静岡県立三島北高校
住所:静岡県三島市文教町1−3−18

ピックアップ原作者、金城宗幸とは


金城宗幸(かねしろ・むねゆき)とは漫画の原作者。

マンガをつくる人を育てる日本で唯一のコースの京都精華大学マンガ部マンガプロデュース学科の卒業生。

一般人がサバイバルゲームに巻き込まれる漫画「神さまの言うとおり」の原作者として有名。

普通の高校生が特殊な事件に巻き込まれ、息をつかせぬ展開が続く物語を得意とする。

「ドラゴンコレクション 竜を統べるもの」、「インビジブル・ジョー」などの原作も担当、2017年2月6日発売の「週刊ビッグコミックスピリッツ」では新作「ジャガーン」を手がける。

代表作の「神さまの言うとおり」は2014年に福士蒼汰主演で実写映画化、漫画だけでなく映画やドラマに作品が展開している。

概要とスタッフ 放送は7月18日から

ドラマ放送日:2017年7月18日から毎週火曜21時
放送局:フジテレビ(関西テレビ)
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@bokuyari_ktv
脚本:徳永友一(ドラマ「嫌われる勇気」など)
監督:新城毅彦、瑠東東一郎
プロデュース:米田孝、平部隆明、白石裕菜
音楽:origami PRODUCTIONS
主題歌:DISH//「僕たちがやりました」
ドラマ発表日:2017年5月29日
初回視聴率:7.9%
原作:金城宗幸(漫画「神さまの言うとおり」など)
漫画の作画:荒木光(漫画「ヤンキー塾へ行く」など)

・2017年7月〜9月のドラマ情報のまとめはこちら






ドラマ「嫌われる勇気」香里奈がアドラー女子

最終更新日:2017年4月9日

ドラマ「嫌われる勇気」あらすじまとめ、アドラー心理学がテーマ 主演は香里奈

世界的に有名な心理学者のアルフレッド・アドラーの名著をテーマにしたドラマがやってきた。

アドラーの「嫌われる勇気」を原作に、フジテレビが2017年1月12日の木曜よる10時から香里奈主演のドラマを放送しました。

まず、ドラマ「嫌われる勇気」のあらすじを一言でまとめます。

香里奈が心理学に詳しい刑事でアドラー女子

「嫌われる勇気」の原作者のアルフレッド・アドラーはジークムント・フロイト、カール・グスタフ・ユングと並んで「心理学界の三大巨匠」と呼ばれます。

他者から嫌われることを恐れない勇気を持った時に、人は自分だけの生き方ができるとするアドラー心理学を体現する刑事を演じるのが香里奈。

香里奈に振り回される後輩にはNEWSの加藤シゲアキ、心理学の教授に椎名桔平の布陣で臨みます。

目次:ドラマ嫌われる勇気

あらすじ
キャスト
うんちく情報
解説・アドラー心理学とは
アドラー心理学会からの批判
ドラマ嫌われる勇気のスタッフ
ツイッターでの主なハッシュタグ

あらすじ、アドラー女子の庵堂蘭子


警視庁刑事部捜査一課8係は難事件を解決する。

その中心にいるのがアドラー心理学を体現する庵堂蘭子だ。

一匹狼の蘭子は他人の声や評価を気にせず、嫌われる勇気を持つアドラー女子。

蘭子は圧倒的な検挙率に鑑識係たちからも尊敬されている。

蘭子とコンビを組む青山年雄は、傍若無人な彼女の生き方に圧倒される。

先輩の刑事の推理も蘭子は「その推理、明確に否定します」と断言、深い知識と洞察力で事件の真実を探す。

蘭子にアドラー心理学を教えた大学教授の大文字哲人も心理学の観点から警察の捜査に協力する。

アドラー女子の蘭子、アドラー心理学のすべてを知る大文字教授の二人から年雄はアドラー心理学を学ぶ。

一匹狼の蘭子を軸に、警視庁刑事部捜査一課8係はアドラー心理学を使って難事件に挑んでいく。

キャスト、香里奈に加藤シゲアキ 椎名桔平に相良樹

庵堂 蘭子(あんどう・らんこ) – 香里奈
32歳で独身、彼氏なしの警視庁刑事部捜査一課8係の刑事。
仕事はできるが周囲の言葉には耳を貸さない。
生まれながらにしてアドラー心理学が身に付き嫌われる勇気を持つアドラー女子。
決め台詞は「その推理、明確に否定します」。
なんでもできてジャグリングも得意。

青山年雄(あおやま・としお) – 加藤シゲアキ(NEWS)
正義感が強く刑事にあこがれ、捜査一課8係で蘭子とコンビを組む。
優柔不断で周囲に嫌われる勇気を持てない28歳。
自分勝手な蘭子に振り回されながらアドラー心理学を学ぶ。

大文字 哲人(だいもんじ・てつと) – 椎名桔平
帝都大学文学部心理学科の教授で専門は犯罪心理学。
深い知識で捜査に協力して警察から信頼を得ている。
蘭子が大学生の時にアドラー心理学を教えた。

相馬 めい子 – 相楽樹
帝都大学医学部法医学講座の助教授。
事件の被害者の解剖を担当、態度の悪い蘭子に不満。

半田 陽介 – 升毅
部下の蘭子の勝手な行動に手を焼く捜査一課8係長。

小宮山 正明 – 戸次重幸
半田の部下で捜査一課8係の現場―のリーダー。

浦部 義孝 – 丸山智己
武闘派で蘭子と対立、自称FBI仕込みのプロファイリングを披露する刑事。

三宅 隆俊 – 桜田通
無口なネットオタクでデジタル捜査担当の刑事。

梶 準之助 – 正名僕蔵
鑑識官で口癖は「さすが庵堂蘭子」。

村上 由稀菜 – 岡崎紗絵
蘭子を尊敬する鑑識係。

間雁 道子 – 飯豊まりえ
帝都大学文学部心理学科の助手。

土方 登志郎 – 寿大聡
帝都大学文学部心理学科の准教授。

男 – 堀井新太
庵堂蘭子と交際している男。
と、見せかけて弟。

鈴木 夏輝 – 高杉真宙
父親の工場を継いで働く誠実な青年。
兄が15年前に殺害されている。

・その他のキャスト
狸穴勝利(元大臣) – 山田明郷
治子(勝利の妻) – 朝加真由美
吉川(家政婦) – 小松彩夏
寿也(長男) – 水橋研二
武藤(秘書) – 平野貴大
塔子 – 内山理名
美沙 – 中島亜梨沙
山岸 – 六角慎司
繁田諒 – 渋江譲二
木本正晴 – 河相我聞
遥 – 知花くらら
松田純一 – 横井優一
鈴木将也 – 阿久津秀寿
鈴木俊江 – 片岡礼子



うんちくポイント、決め台詞は「その推理、明確に否定します」

・ドラマはベストセラー(ダイヤモンド社)を原案、実写化した

・アドラー心理学とはアドラーとその弟子たちが発展させた心理学で「個人心理学」「勇気の心理学」と呼ばれる

・原作の「嫌われる勇気」では哲人と青年の2人が登場し、青年の問いに哲人が答える形式

・香里奈の決め台詞は「その推理、明確に否定します」

・第1話で椎名桔平が香里奈を「ナチュラル・ボーン・アドラー(生まれながらのアドラー)」と評した。これは、プロレスラー武藤敬司の「ナチュラル・ボーン・マスター(生まれついての天才)」を意識していたと思われる

・主題歌を担当する大塚愛が3月9日放送の第9話に総務部に所属する婦人警官として出演した

解説・アドラー心理学とは


アドラー心理学とは、オーストリア出身の心理学者アルフレッド・アドラー(1870年2月7日〜1937年5月28日)の思想から始まり、後継者たちが作り上げた心理学の体系。

アドラー心理学ではすべての悩みの原因は対人関係にあるとする。

人は過去の原因で動かされるのではなく今の目的に沿って生きており、人生はいつでも選択可能だと説く。

人は変われないのではなく、変わらないという決心をしているのに過ぎず、幸せを実感できない人は変わる勇気が足りないと説明するため「勇気の心理学」とも言われる。

「嫌われる勇気」では対人関係の悩みでは他人の問題を抱え込まず、自分の課題に集中する必要があると説明する。

一方で、他者を仲間とみなして自分がそこにいても良いと思える対人関係を目指すべきともいう。

劣等感を「健康で正常な努力と成長への刺激」と捉え、だれかの役に立つような生き方を推奨する。

アドラー心理学会からの批判

非営利社団法人日本アドラー心理学会は2月10日、フジテレビに対してドラマに重大な問題があると発表した。

学会は「貴番組のアドラー心理学理解は日本及び世界のアドラー心理学における一般的な理解とはかなり異なっているように思えます」と指摘。

学会はアドラー心理学の勇気とは「他者と共同し協力して生活する能力」と説明、ドラマでの主人公は「相互理解のための努力や一致に到達する努力や意見や信念を分かちあうための努力の側面を放棄しているように見受けられます」と批判した。

概要とスタッフ 徳永友一に大石哲也

放送日:2017年1月12日開始、毎週木曜日22時
放送局:フジテレビ
ドラマ公式サイト:http://www.fujitv.co.jp/kira-yu/index.html
原案:岸見一郎、古賀史健「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)
脚本:徳永友一(ドラマ「HOPE〜期待ゼロの新入社員〜」など)、大石哲也(映画「無限の住人」など)、ひかわかよ
音楽:得田真裕
主題歌:大塚愛「私」
企画:渡辺恒也、橋爪駿輝
制作:フジテレビ、東映
原作:アルフレッド・アドラー

嫌われる勇気の主なハッシュタグ

#嫌われる勇気
#嫌勇
#アドラー心理学
#シゲアキ逮捕して

ドラマ「嫌われる勇気」のストーリーや出演者、アドラー情報まとめ

以上、香里奈がその推理を明確に否定するドラマ「嫌われる勇気」のストーリーや登場人物、うんちく情報まとめでした。

・話題の2017年4月〜6月のドラマ情報のまとめはこちら