101作目のNHK朝ドラ「スカーレット」ヒロインの戸田恵梨香が陶芸家 北村一輝に桜庭ななみ、大島優子と林遣都

最終更新日:2019年9月5日




101作目のNHK朝ドラ「スカーレット」ヒロインの戸田恵梨香が陶芸家 北村一輝に桜庭ななみ、大島優子と林遣都

2019年10月からのNHKの朝の連続テレビ小説101作目のヒロインは戸田恵梨香です。

まず、「スカーレット」のあらすじを一言でまとめます。

昭和の時代を生きる女性陶芸家の物語

原作なしのオリジナル作品で脚本は2001年の映画「冷静と情熱のあいだ」や2017年のドラマ「母になる」を手がけた水橋文美江。

男性ばかりの陶芸の世界に飛び込むヒロインを戸田恵梨香が演じます。

目次・スカーレット

あらすじ
キャスト
wiki
ツイッター
歴代ヒロイン
信楽焼
戸田恵梨香
概要とスタッフ

あらすじ、滋賀・信楽で育った女性が男性ばかりの陶芸界に飛び込む

戦後まもなく、絵が得意な女の子の川原喜美子が大阪から滋賀・信楽にやってきた。

両親と二人の妹との暮らしは貧しく、頑張り屋の喜美子は一家の働き手。

成長した喜美子は地元の信楽焼に惹かれ、男性ばかりの陶芸界に飛び込む。

喜美子は志を同じくする青年陶芸家と恋に落ち、理想のクリエイター夫婦を目指す。

だが、結婚生活は思惑通りにはいかない。

息子は陶芸の跡継ぎとなるも、やがて別離がやってくる。

波乱万丈の人生を生きる喜美子だが陶芸への情熱は変わらない。

困った人たちを助けながらも、喜美子は独自の信楽焼を見出そうとする。

キャスト、主人公は戸田恵梨香 北村一輝に桜庭ななみ 大島優子と林遣都

川原 喜美子(かわはら・きみこ) – 戸田恵梨香(幼少時代:川島夕空)
1937年(昭和12年)の大阪で生まれた三人姉妹の長女。
9歳で滋賀県・信楽に移り住み、男性ばかりの陶芸の世界に飛び込む。
二児の母となりながらも独自の信楽焼を生み出そうと奮闘。
細かいことにこだわらず周囲に頼られる。
特技は絵と柔道。

川原 常治(かわはら・じょうじ) – 北村一輝
喜美子の父で大阪出身。
すぐに見栄を張って酒をふるまう癖がある。
困った人を見捨てておけない人のよさもあり金が身につかない。
ツテを頼りに一家で信楽に行き、窯業で運搬の仕事を始める。

川原 マツ – 富田靖子
喜美子の母で常治と、駆け落ち同然で結婚した。
おっとりした性格で常治に文句も言わずに付いている。
少々体が弱く、働き者の喜美子を頼りにしている。

川原 直子(かわはら・なおこ) – 桜庭ななみ
喜美子の妹で川原家の次女。
3歳のときに空襲で一人取り残された記憶が、トラウマになっている。
わがままで自由奔放。

川原 百合子(かわはら・ゆりこ) – 福田麻由子
喜美子の妹で川原家の三女。
根っからの信楽育ちで母親の優しくて穏やかな性格を一番受け継いでいる。
姉の直子とは対照的に、ずっと信楽に住んで喜美子に寄り添い、相談相手となる。

草間 宗一郎(くさま・そういちろう) – 佐藤隆太
謎の旅人で常治が信楽に連れてきて、川原家に居候していた男性。
日本で空襲にあって行方不明になった妻を探している。
幼い喜美子に温かく、かつ真摯に接してくれる。

熊谷 照子(くまがい・てるこ) – 大島優子
喜美子の幼なじみで信楽一の大きな窯元(かまもと)「丸熊陶業」のお嬢様。
三味線や日本舞踊の稽古に余念がない。
プライドが高く勝ち気な性格。

大野 信作(おおの・しんさく) – 林遣都
喜美子の幼なじみで信楽にある大野雑貨店の一人息子。
幼い頃から器量がよく、照子からアピールされるも、ピンときていなかった。
気が弱く引っ込み思案な性格。

大野 陽子(おおの・ようこ) – 財前直見
信楽の商店街にある、大野雑貨店を営む信作の母。
おおらかな性格で、喜美子たち三姉妹にも何かと気遣いをしてくれる。

庵堂 ちや子(あんどう・ちやこ) – 水野美紀
喜美子が働く、大阪の下宿屋で知り合った女性新聞記者。
大ざっぱだが仕事には真剣。

酒田 圭介(さかた・けいすけ) – 溝端淳平
喜美子が働く大阪の下宿屋に住む医学生。
まじめな青年で喜美子に優しい。
喜美子には兄のような存在だったが、思いがけず恋の相手に。

大野 忠信 – マギー
大野雑貨店の店主で信作の父。
妻の陽子と仲よく店を営む。
川原家が信楽になじむよう、さりげなく心を尽くしていく。

田中 雄太郎 – 木本武宏(TKO)
喜美子が働く大阪の下宿屋に住む謎の下宿人。
市役所勤めを辞め、あこがれた映画俳優に向け端役への挑戦を続ける。

荒木 さだ – 羽野晶紀
大阪市内の下宿「荒木荘」の女主人かつ女性下着デザイナー。
親戚の喜美子が女中として働くことになる。

大久保 のぶ子 – 三林京子
女中業のスペシャリスト。
最初は喜美子の若さに反対するも、次第に頑張りを認めていく。

ジョージ 富士川 – 西川貴教
フランスの美術学校に留学経験を持つ世界的な芸術家。
こてこての大阪ことばで、口癖は「自由は不自由やで!」。

十代田 八郎 – 松下洸平
喜美子が陶芸の会社で知り合う、若い陶工。
真面目だが謎めいたところのある青年。

深野 心仙 – イッセー尾形
喜美子の師となる、信楽焼の火鉢の絵付け師。
とらえどころのない、ユーモラスな人物。

語り – 中條誠子(アナウンサー)




Wikiwikiメモ

・タイトルの「スカーレット」は緋色(ひいろ)の意味で、陶芸の窯の炎と熱い情熱を表す

・本作で戸田恵梨香は15才から50代までを演じる

・戸田恵梨香のNHK朝ドラ出演は2000〜2001年に大竹しのぶの少女時代を演じた「オードリー」以来

公式ツイッター

NHK朝ドラの歴代ヒロイン、最近の作品

2019年下期:101作目「スカーレット」戸田恵梨香

2019年上期:100作目「夏空」広瀬すず
2018年下期:99作目「まんぷく」安藤サクラ
2018年上期:98作目「半分、青い。」永野芽郁
2017年下期:97作目「わろてんか」葵わかな
2017年上期:96作目「ひよっこ」有村架純
2016年下期:95作目「べっぴんさん」芳根京子
2016年上期:94作目「とと姉ちゃん」高畑充希
2015年下期:93作目「あさが来た」波瑠
2015年上期:92作目「まれ」土屋太鳳
2014年下期:91作目「マッサン」シャーロット・ケイト・フォックス
2014年上期:90作目「花子とアン」吉高由里子
2013年下期:89作目「ごちそうさん」杏
2013年上期:88作目「あまちゃん」能年玲奈




解説、信楽焼(しがらきやき)とは

信楽焼(しがらきやき)とは滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる陶磁器の一種。

1300年の伝統を持つと言われ、江戸時代には茶壺や土鍋、徳利などの日常雑器を大量に生産した。

薪を燃料とする窯の中で炎の中で降りかかる灰と土が反応することでガラス化、ビードロ釉と呼ばれる質感が生まれる。

窯の温度や薪の種類などで様々に変化するため、土と炎が織りなす芸術となる。

1951年(昭和26年)、天皇陛下が信楽を訪問した際に狸を歌にして詠んだことから狸の置物が有名になる。

近年では椅子やテーブル、陶製の浴槽など幅広い製品を生み出している。

ピックアップ俳優、戸田恵梨香とは

戸田恵梨香(とだ・えりか)とは1988年8月17日生まれの女優。

兵庫県神戸市出身で小学校の頃から芸能活動を開始、中学卒業を機に上京。

CMや雑誌などに出演して2006年の映画「デスノート」ではオーディションにより重要キャラの弥海砂を演じ、原作ファンから高い評価を得る。

2010年からのドラマ「SPEC」では加瀬亮とのダブル主演で変人の当麻紗綾を演じて人気シリーズに。

サバサバした性格から気の強い女性を演じることも多い。

同い年の新垣結衣(ガッキー)とは「コードブルー」シリーズで共演、息の合ったアドリブも見せる。

日本人で初めてフランスの化粧品ブランド「ランコム」の世界観を体現する「ランコムミューズ」に就任した。




概要とスタッフ

ドラマ放送日:2019年9月30日〜2020年3月
放送局:NHK総合
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@asadora_bk_nhk
脚本:水橋文美江
原作:オリジナル
ドラマ発表日:2018年12月3日
ドラマ撮影期間:2019年4月から

・1作前で100作目のNHKの朝ドラ

・1作後で102作目のNHKの朝ドラ



映画「焼肉ドラゴン」真木よう子・井上真央・桜庭ななみが三姉妹

最終更新日:2018年5月26日

映画「焼肉ドラゴン」主演は井上真央、真木よう子と桜庭ななみが三姉妹に

芸能活動を休止していた井上真央が復帰する映画が2018年6月22日に公開されます。

まず、映画「焼肉ドラゴン」のあらすじを一言でまとめます。

大家族の在日コリアンが経営する焼肉屋での恋愛と別れ

「焼肉ドラゴン」は日本と韓国がコラボしていくつもの賞を手にした演劇作品です。

原作は1970年代の大阪で焼き肉店を営む在日朝鮮人の物語で、舞台を演出したチョン・ウイシンが監督となります。

三姉妹に真木よう子と井上真央、桜庭ななみで大泉洋も出演です。

目次・焼肉ドラゴン

あらすじ
キャスト
wikiメモ
ツイッター
概要とスタッフ

あらすじ、大家族が営む焼肉屋が大混乱

第二次世界大戦で左腕を失った韓国の済州島出身の金龍吉は日本の大阪で高英順と再婚する。

龍吉には前妻との間にもうけた二人の娘がおり、英順にも前夫との娘がいた。

龍吉と英順は大阪の集落で焼肉屋「焼肉ドラゴン」を開業して生活を始める。

二人には新しい長男も生まれ、韓国からやってきた家族は焼肉屋を経営しながら楽しく過ごしていった。

そして、高度経済成長期を迎えた1970年の日本。

世間は大阪万博を迎え、三波春夫や坂本九が歌う「こんにちは こんにちは 世界の西から」とのフレーズが流行していた。

金龍吉の一家は長男が中学生になり、次女の梨花が結婚パーティーを開こうとしていた。

しかし、梨花は結婚相手の清本哲夫と大げんかを始めて不仲になる。

実は哲夫は長女の静花と昔、付き合っており人間関係は複雑になっていく。

そんな時、焼肉ドラゴンは不法に占拠していた国有地からの立ち退きを命じられる。

夫婦と3人の娘、1人の息子は自分が見つけた相手と一緒に焼肉ドラゴンを去る決意を固める。

キャスト、井上真央に真木よう子 大泉洋に大谷亮平

金 静花 – 真木よう子
焼肉ドラゴンの店主の龍吉と前妻の間の長女で店のマドンナ。
次女の梨花の結婚相手の哲夫と付き合っていた過去がある。

金 梨花 – 井上真央
龍吉と前妻の間の次女。
結婚相手の哲夫と上手くいかない。

金 美花 – 桜庭ななみ
龍吉の妻の英順の前夫の間の子で、三姉妹の3女。
自由気ままで夢は歌手。

金 時生 – 大江晋平
金一家の唯一の息子で3姉妹の弟。
学校でいじめられて心を閉ざす。

清本 哲夫 – 大泉洋
次女の梨花との結婚相手。
ぐうたらな男で長女の静花の元彼でもある。

長谷川 豊 – 大谷亮平
妻がいながら焼肉ドラゴン一家の三女の美花と恋をする。

長谷川 美根子 – 根岸季衣
長谷川豊の妻で三女の美花に激しく嫉妬する。

呉日白 – イム・ヒチョル
ある事件をきっかけに次女の梨花と急接近する。

尹 大樹 – ハン・ドンギュ
長女の静花に一目惚れして積極的にアプローチする。

呉信吉 – 宇野祥平
哲夫の飲み仲間で毎日のように焼肉ドラゴンに通う。

金 龍吉 – キム・サンホ
第二次世界大戦で左腕を失った韓国人で大阪で焼肉ドラゴンを営む。
前妻との2人の娘、再婚相手の連れ子、再婚相手の子供の4人を育てる。

高 英順 – イ・ジョンウン
金龍吉の再婚相手。
強くて優しい肝っ玉かあさん。




Wikiwikiメモ、井上真央が芸能界復帰

・鄭義信による舞台「焼肉ドラゴン」は2008年、2011年に日韓で演じられた

・井上真央は2016年8月末に前所属事務所「セブンス・アヴェニュー」との契約を満了、その後に岸部一徳の事務所「アン・ヌフ」に所属した

・井上真央が公の場に出たのは2016夏に公開のアニメ映画で主役を担当した「ルドルフとイッパイアッテナ」の舞台挨拶が最後だった

・いくつもの週刊誌が井上真央と嵐の松本潤の関係を書き続けている

公式ツイッター

概要とスタッフ

映画公開日:2018年6月22日
映画公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@yakiniku_dragon
監督・脚本・原作:鄭義信(チョン・ウイシン)
映画発表日:2018年1月17日

・2018年の映画情報のまとめはこちら






NHK大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」さいごうどんに鈴木亮平、坂本龍馬を小栗旬

最終更新日:2018年4月9日

NHK大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」主演は鈴木亮平

2018年1月7日から日曜20時のNHK大河ドラマの主役は西郷隆盛で鈴木亮平が演じます。

まず、ドラマ「西郷どん」のあらすじを一言でまとめます。

2度の島流し、3度の結婚を経験した波乱万丈の人気者

西郷どんの主役である西郷隆盛は島流しや再婚を繰り返し、大波乱の人生を生き抜いた英雄です。

西郷隆盛は誰からも好かれる人物だったと言われ、現代の歴史の人物の好感度ランキングでも常に上位に位置する。

原作は林真理子の小説「西郷どん!」です。

目次・西郷どん

あらすじ
キャスト
wikiメモ
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歴史
概要とスタッフ

あらすじ、お人好しの西郷は島流しなど波乱万丈


江戸幕府の長い治世が続き、海外の列強からの圧力が増してきた1800年代。

薩摩の国で西郷隆盛は貧しい下級武士の家で育つ。

西郷は自分の弁当を他人に与えて笑うようなお人好しだった。

薩摩藩主の島津斉彬はそんな西郷を重宝する。

西郷も斉彬に心酔し、薩摩藩のために江戸や京に渡って仕事をこなす。

しかし、混乱の世の中では西郷の実直さも通じない時がある。

江戸幕府の改革をしようとするも失敗、2度の島流しの憂き目にあう。

方々での生活では3度の結婚を経験しながら西郷は成長する。

多くの仲間たちを愛し愛される西郷は勝海舟や坂本龍馬らと出会い日本を改革する明治維新を成し遂げていく。

キャスト、鈴木亮平に瑛太 黒木華に渡辺謙

〜主要人物〜

西郷 隆盛(さいごう・たかもり) – 鈴木亮平(幼少期:渡邉蒼)
薩摩生まれの下級武士で幼名は小吉、吉之助。
大柄で豪快な性格で誰からも愛される。
薩摩藩のために我が身をいとわず日本を奔走する。

大久保 利通(おおくぼ・としみち) – 瑛太(幼少期:石川樹)
薩摩藩出身で西郷とは幼なじみで幼少は正助。
冷静な理論家で恐れられていたが家庭では優しい父親。
西郷隆盛、木戸孝允と並んで「維新の三傑」と呼ばれる。
西南戦争では政府軍を指揮して西郷率いる士族の反乱軍と対決する。

島津斉彬(しまづ・なりあきら) – 渡辺謙
高い知識と洞察力を持った島津家第28代の当主。
貧しい下級武士の西郷の才能を見つけて大抜擢する。
西郷にとって生涯の師であり偉大なる父。

岩山 糸(いわやま・いと) – 黒木華(幼少期:渡邉このみ)
子供の頃から西郷が好きで、大人になってから西郷の3人目の妻となる。

坂本 龍馬(さかもと・りょうま) – 小栗旬
土佐藩出身で脱藩した後は志士として活動する。
犬猿の仲だった薩摩藩と長州藩の間を取り持ち、薩長同盟を仲介する。

〜西郷家〜

満佐 – 松坂慶子
西郷隆盛の母で肝っ玉母さん。

西郷吉兵衛 – 風間杜夫
西郷隆盛の父親で優しさを持つがダメ親父な面も。

琴 – 桜庭ななみ(幼少期:栗本有規)
西郷隆盛の妹(長女)で弟妹たちの面倒を見る。

西郷吉二郎 – 渡部豪太(幼少期:荒井雄斗)
西郷隆盛の弟で兄に変わって家を支える。

西郷熊吉 – 塚地武雅
西郷家の使用人で義理人情に厚い男。

西郷龍右衛門 – 大村崑
西郷隆盛の温厚な祖父。

西郷きみ – 水野久美
西郷隆盛の祖母で貧しくてもたくましく生きる。

西郷従道(信吾) – 錦戸亮
血気盛んな西郷家の三男。

〜島津家〜

於一(篤姫) – 北川景子
島津家の分家の娘で13代将軍の徳川家定の正室候補になる。
一方で西郷隆盛との恋心が芽生えていく。

赤山靭負 – 沢村一樹
薩摩の名門の人物で島津斉彬を次期藩主に押し上げようとする。

桂久武 – 井戸田潤
赤山靭負の弟で西郷隆盛を生涯に渡って支える。

島津斉興(しまづ なりおき) – 鹿賀丈史
島津家の第27代当主の薩摩藩主。
藩主の座を譲らず島津斉彬の一派を弾圧する。

由羅 – 小柳ルミ子
島津斉興の側室で島津斉彬に厳しい。

島津久光(しまづ・ひさみつ) – 青木崇高
島津斉興と由羅の子で、異母兄の島津斉彬に憧れている。
兄の死で薩摩藩の最高権力者となり、自分を田舎者扱いする西郷と対立する。

山田 為久(やまだ・ためひさ) – 徳井優
島津斉彬の側近で主君に翻弄される。

喜久(きく) – 戸田菜穂
島津斉彬の側室として多くの子供を産むも、幼い子供たちが早逝していく。

調所広郷 – 竜雷太
財政難にあった薩摩藩を立て直す逸材。

〜大久保家〜

大久保次右衛門 – 平田満
大久保利通の父で西郷隆盛も息子のように思っている。

大久保福 – 藤真利子
大久保利通の優しい母。

大久保満寿 – ミムラ
大久保利通の妻。

〜獄中の仲間〜

大山格之助(綱良) – 北村有起哉(幼少時代:犬飼直紀)
西郷隆盛の子供時代からの仲間で豪快な親分肌。

有村俊斎(海江田信義) – 高橋光臣(幼少期:池田優斗)
11歳から島津斉興の茶坊主として出仕、世渡り上手なお調子者。

村田新八 – 堀井新太(幼少期:加藤憲史郎)
西郷隆盛の弟分でどこまでも付き従う。

有馬新七 – 増田修一郎
1歳年下の西郷隆盛に一目置く幼馴染。

〜その他〜

井伊直弼 – 佐野史郎
近江彦根藩主で恐怖政治により徳川家ファーストを掲げる。

ふき – 高梨臨
貧しい農民の娘。

タマ – 田中道子
品川宿にある宿屋「磯田屋」に働く給仕でふきの同僚。

幾島 – 南野陽子
於一(篤姫)の女中頭。

愛加那 – 二階堂ふみ
島送りとなった西郷と恋に落ちる現地の女。

阿部正弘 – 藤木直人
備後福山藩主で幕政改革を推し進める。

月照 – 尾上菊之助
薩摩藩と縁のある住職。

徳川家定 – 又吉直樹
江戸幕府13代将軍で篤姫の夫。

徳川斉昭 – 伊武雅刀
前水戸藩主で徳川慶喜の実父。

語り:西田敏行




Wikiwikiメモ、2018年は明治維新150周年

・2018年は明治維新から150年にあたる

・西郷隆盛が主人公の大河ドラマは1990年の「翔ぶが如く」以来、28年ぶり2作目

・西郷隆盛は文政10年12月7日(1828年1月23日)に生まれ、明治10年(1877年)9月24日)に死去した

・西郷隆盛の自画像として有名な絵は画家のエドアルド・キヨッソーネが西郷の弟といとこを参考に想像で描いたもの

・ドラマに先行して林真理子原作で日高建男の漫画「西郷どん!」が2017年3月4日の月刊コミックフラッパー4月号(KADOKAWA)でスタートした

・幾島役の斉藤由貴は不倫報道を認めて出演を辞退、南野陽子に変更になった

・「語り」は当初、市原悦子を予定していたが体調の問題により西田敏行に変更した

・初回視聴率は15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で歴代ワースト2位、ワースト1位は1989年の「春日局」の14.3%だが初回放送は元日だったため、「西郷どん」が実質ワーストと言われた

公式ツイッター

西郷隆盛の歴史

・薩摩藩で奮闘するも島流しに

文政10年12月7日(1828年1月23日)、現在の鹿児島県鹿児島市加治屋町で生まれる。

天保10年(1839年)、仲間たちの喧嘩の仲裁で大怪我を負い、刀を握れなくなり学問一筋で生きると決めた。

嘉永5年(1852年)、伊集院兼寛の姉・須賀と結婚。

安政元年(1854年)、薩摩国の藩主の島津斉彬の江戸参勤に際して江戸に赴き、碩学・藤田東湖などから教えを受ける。

安政5年(1858年)、藩主の斉彬が逝去、主の意思をつぎ大老・井伊直弼を排斥して幕府を改革しようとするが失敗、逃亡生活に入る。
幕府の追求を恐れた薩摩藩から追放命令を受け、絶望して自殺未遂を図るも生存。

安政6年(1859年)、薩摩藩から奄美大島への潜居を命じられて隠居生活に。
奄美大島では龍家の一族、佐栄志の娘・とまを島妻とする。

・中立の立場を守りつつも長州藩を撃退

文久2年(1862年)、薩摩藩から許可をもとに仕事に復帰する。
大阪に赴き、激派志士たちの京都焼き討ちなどを止めようとするも西郷が志士を煽動していると藩に伝わり捕縛され、沖永良部島(奄美大島の離島)まで飛ばされる。

元治元年(1864年)、大久保利通らの勧めもあり薩摩藩に復帰、京都に赴任して外夷との密貿易を行っていた薩摩商人の取り締まりなどに奮闘する。

元治元年7月19日(1864年8月20日)、禁門の変。京都に長州勢が押し寄せてきており、西郷は幕府の出兵命令は断るも長州勢を撃退する。長州か幕府による朝廷の独占を阻止する中立の立場を維持する。

元治元年(1864年)、長州藩追討の朝命(第一次長州征伐)が出て長州藩征伐の任にあたるも、勝海舟と出会い長州藩三家老の処分などで穏便に済ませることに成功する。




・大政奉還、江戸城明け渡しと大活躍

慶応元年(1865年)1月28日、家老座書役・岩山八太郎直温の二女・イト(絲子)と結婚。

慶応2年(1866年)1月、薩長同盟。小松帯刀邸で犬猿の仲だった長州藩の桂小五郎と薩長提携六ヶ条を密約した。提携書に裏書きしたのは坂本龍馬。

慶応3年(1867年)、土佐藩と共謀して幕府を武力で倒す薩土討幕の密約を交わして幕府への圧力を強めていく。

慶応3年12月9日(1868年1月3日)、江戸幕府を廃絶して摂政・関白等を廃止。代わりに新政府の樹立を宣言した王政復古の大号令の発布に成功する。

慶応4年(1868年)、旧幕軍と、新幕府の先鋒隊の薩長の守備隊が衝突し、鳥羽・伏見の戦いが始まる(戊辰戦争開始)。
西郷は新幕府軍として旧幕府軍と戦い、勝海舟との会談を経て旧幕府軍の江戸城明け渡し(無血開城)に成功する。

・新幕府と揉めて地元に帰り、士族の反乱軍の盟主に

明治4年(1871年)、岩倉具視らが欧米各国との条約改正の外交使節団として海外に赴き、西郷は三条実美らと共に留守内閣(留守政府)を任せられる。

明治元年(1868年)、李氏朝鮮が維新政府の国書の受け取りを拒絶。西郷は武力ではなく、自分が全権大使になる(遣韓大使論)を主張する。外遊から帰国した木戸孝允・大久保利通らの内治優先論が決定され、西郷は辞職して鹿児島に帰った。

明治9年(1876年)、廃刀令などで士族が帯刀と知行地など特権を奪われて怒りを感じ、各地で士族の乱が起きた。
1877年(明治10年)、西南戦争。鹿児島の士族たちが幕府に反乱を起こす。西郷は盟主となり軍議などに顔を出していたが、最終的には戦闘の指揮に立つ。

1877年(明治10年)9月24日、政府軍の攻撃を前に命を絶つ。

概要とスタッフ

ドラマ放送日:2018年1月7日スタート、毎週日曜20時(全50回)
公式サイト:リンク
公式ツイッターアカウント:@nhk_segodon
脚本:中園ミホ(「Doctor-X」シリーズ、NHK連続テレビ小説「花子とアン」など)
原作:林真理子
ドラマ撮影期間:2017年夏から
制作統括:櫻井賢
演出:野田雄介、梶原登城
初回視聴率:15.4%

・2018年1月スタートの冬ドラマのまとめ

・2018年4月〜6月のドラマ情報のまとめ

・1作後のNHK大河ドラマ「いだてん」情報のまとめ