ドラマ「監獄のお姫さま(プリプリ)」小泉今日子とクドカン おばちゃん犯罪エンタメ

最終更新日:2017年11月25日

ドラマ「監獄のお姫さま(プリズン・プリンセス「プリプリ」)主演は小泉今日子

勢いのあるTBSドラマの火10枠、10月17日からは主演が小泉今日子、脚本は宮藤官九郎(クドカン)のオリジナルストーリーです。

まず、「監獄のお姫さま」のあらすじを一言でまとめます。

女子刑務所を舞台にしたおばちゃん犯罪エンターテインメント

TBSの火曜よる10時のドラマ枠は2016年の「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」で大ヒット、2017年からは「カルテット」「あなたのことはそれほど」「カンナさーん!」とネットで話題、高視聴率の作品が続いています。

2017年10月の枠では主演の小泉今日子のほか満島ひかり、菅野美穂、夏帆、坂井真紀、森下愛子の女優陣による女子刑務所を舞台にした物語が始まります。

目次・監獄のお姫さま

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
小泉今日子
概要とスタッフ

あらすじ、女子刑務所で出会った女たちが冤罪を晴らすため復讐を開始

馬場カヨは不貞を働いた夫を刺した殺人未遂により女子刑務所に入所した。

そこは後悔や嫉妬などがうずまき、クセのある女たちが揃う場所だった。

違法、脱税、詐欺、殺人。

それぞれにいびつな過去を持つ5人の女たちと女子刑務官による生活が始まる。

次第に仲が良くなっていく女たち。

カヨたちは服役中に殺人で捕まったしのぶは冤罪で服役していると知る。

冤罪を許せないカヨたちは出所後、女子刑務官ふたばを含めて殺人の罪で服役しているしのぶの冤罪を晴らす復讐計画を立てる。

そして、女たちは大企業のイケメン社長の誘拐を計画する。

キャスト、小泉今日子に満島ひかり 菅野美穂に夏帆


馬場カヨ – 小泉今日子
不貞を働いた夫を刺した女。

若井ふたば – 満島ひかり
女たちを見守る厳格な刑務官。

勝田千夏 – 菅野美穂
所得隠しと巨額の脱税で罪に問われた女。

江戸川しのぶ – 夏帆
殺人罪で刑務所に入った女。

大門洋子 – 坂井真紀
詐欺と横領で逮捕された女。

足立明美 – 森下愛子
違法薬物所持で捕まった女。

板橋吾郎 – 伊勢谷友介
女たちの復讐のターゲットのイケメン社長。

板橋晴海 – 乙葉
夫の吾郎を支えるも息子の誘拐事件で混乱する。

長谷川信彦 – 塚本高史
観察力に優れた優秀な検事。

護摩はじめ – 池田成志
女子刑務所の所長。

小島悠里 – 猫背椿
雑居房の受刑者。

押切もえ – 押切もえ
アクティブで斬新なジェイルウェア(作業服)のデザイナー。




Wikiwikiメモ

・小泉今日子と宮藤官九郎のタッグは2013年上期のNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」以来、4年ぶり

・宮藤官九郎は脚本について「結局、おばちゃんのお喋りを書いてる時がいちばん楽しい」と説明、「私も立派な中年になりまして、今『木更津キャッツアイ』のテンポ感でドラマを作ろうと思ったら、若者より、おばちゃんの方が俄然しっくり来る」とコメントした

・女子刑務所をテーマにしたドラマは2017年では剛力彩芽主演のドラマ「女囚セブン」が放送された

公式ツイッター、略称はプリプリ




ピックアップ俳優、小泉今日子とは


小泉今日子(こいずみ・きょうこ)とは1966年2月4日生まれの歌手、女優。

オーディション番組「スター誕生!」で合格して芸能事務所バーニングプロダクションと契約した。

ドラマ「あんみつ姫」や「少女に何が起こったか」など女優として活躍する。

1982年にシングル「私の16才」でデビュー、1985年に発売した「なんてったってアイドル」が爆発的な人気を誇った。

1995年に俳優の永瀬正敏と結婚したが2004年に離婚、2011年の映画「毎日かあさん」では元夫と夫婦役を演じて話題になる。

アイドル時代を経過して女優業も定着、2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で主演の能年玲奈の母親を好演、劇中歌「潮騒のメモリー」では役柄通りの元アイドルとして存在感を発揮した。

2017年のドラマ「監獄のお姫さま」の放送時点では51歳。

概要とスタッフ

ドラマ放送日:2017年10月17日、毎週火曜午後10時
放送局:TBS
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@pripri_TBS
脚本:宮藤官九郎
プロデューサー:金子文紀(ドラマ「カルテット」)、宮崎真佐子
演出:金子文紀
主題歌:安室奈美恵「Showtime」
原作:オリジナル
初回視聴率:9.6%
発表日:2017年7月26日

・次クールの火10情報はこちら

・2018年1月〜3月のドラマ情報のまとめはこちら






ドラマ「カルテット」30代の男女4人による音楽と恋愛

最終更新日:2017年3月21日

ドラマ「カルテット」あらすじまとめ、主演は松たか子

松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平の4人のドラマが話題になっています。

2017年1月17日から開始したTBSの「火10」のドラマ枠が「カルテット」。

まず、ドラマ「カルテット」のあらすじを一言でまとめます。

30代の男女4人による音楽と恋愛

カルテットは2016年末に大流行したドラマ「逃げ恥」の後釜の高いハードルを超え、ドラマ通から高評価を受けています。

高橋一生が逃げ恥でのヒラマサロスを癒したと話題になっていますね。

では、ドラマや映画などのあらすじを解説する「あらすじ大全」が「カルテット」のストーリーやキャストをご紹介します。

目次・カルテット

あらすじ
キャスト
うんちく情報
ライブレストランやダムのロケ地
解説・カルテットとは
時間軸ズレてる問題の結論は単純なミス
最終回の結末とネタバレ
概要とスタッフ

ドラマ「カルテット」のあらすじ


音楽を愛しながらも夢が叶わなかった4人の30代の男女がいた。

女ふたり、男ふたりの4人は輝かしい経歴を持てずになんとなくの人生を過ごしていた。

そんな4人がある日、偶然に出会う。

演奏への情熱を残していた真紀、すずめ、家森、別府の4人はカルテット「ドーナツホール」を組む。

別府司は祖父が軽井沢に所有する別荘をカルテットの4人のために提供する。

ヴァイオリンの巻真紀は家庭があるため週末だけ軽井沢の別荘にやってくる。

チェロの世吹すずめは無職のために別荘に住み着く。

ヴィオラの家森諭高はこだわりが多い変わった男だ。

そうして奇妙な30代の男女4人の共同生活が始まる。

すずめにはカルテットに加わった目的があり司には秘密があり、カルテットの4人の中では愛も渦巻く。

すずめは子供のころ、父親の詐欺の一貫で「魔法少女」としてテレビに出て、その後にバッシングを受けた。

家森は実は既婚者のうえに離婚しており子供もいて、元妻との間にトラブルを抱えている。

周囲の人間たちから巻真紀は失踪した夫を殺そうとしたのではないかとの疑惑も浮かび上がる。

男女4人の共同生活のテーマは音楽だけではなく、不思議な関係が続いていく。

ドラマ「カルテット」の主要キャスト

巻 真紀(まき・まき) – 松たか子
カルテットの第一ヴァイオリンを担当。
家庭とは都内で生活し、音楽のため軽井沢には週末に通う。
ネガティブ思考で仲間たちとは一歩引いている。

世吹 すずめ(せぶき・すずめ) – 満島ひかり
カルテットのチェロを担当。
無職のため司の祖父が所有する軽井沢の別荘に住みついている。
寝てばかりだがチェロを手に取ると人が変わる。
家森を好きだと言うが別府が好き。

家森 諭高(いえもり・ゆたか) – 高橋一生
カルテットのヴィオラを担当。
こだわりが多い変わり者で理屈っぽい。
ライブレストラン「ノクターン」の従業員の来杉有朱に恋をして振り回されている。
6000万円の宝くじが当たったが引き換えずに大金を逸した。

別府 司(べっぷ・つかさ) – 松田龍平
カルテットの第2ヴァイオリンを担当。
音楽一家の育ちで会社勤めのかたわらヴァイオリンを弾いている。
カルテットのメンバーの中で冷静なリーダー的存在。
巻のことが好き。

来杉 有朱(きすぎ ありす) – 吉岡里帆
真紀たち4人が通うライブレストランの従業員。
元地下アイドルで笑顔を振りまくが、その目は笑っていない。
諭高を振り回し、すずめに恋愛のアドバイスをする魔性の女。

巻 鏡子(まき・きょうこ) – もたいまさこ
真紀の義母で自分の息子が真紀に殺されたと考えている。
すずめに真紀の秘密を調べるように頼んでいる。

谷村 大二郎(たにむら・だいじろう) – 富澤たけし(サンドウィッチマン)
ライブレストラン「ノクターン」のシェフ。
多可美の夫。

谷村 多可美(たにむら たかみ) – 八木亜希子
ライブレストラン「ノクターン」の責任者でホール担当。
大二郎の妻。

九條 結衣(くじょう ゆい) – 菊池亜希子
別府司の同僚で結婚を控えている。
別府司とは最後に一夜を共にした後、他の男と結婚した。

半田 温志(はんだ あつし) – Mummy-D
家森諭高を追う謎の男。
実は家森諭高の元妻の新しい男の父親の部下。

大橋茶馬子 – 高橋メアリージュン
家森諭高の元妻で「ちゃまこ」。
諭高の子供と新しい男と生活している。

朝木 – 浅野和之
音楽プロデューサー。
カルテット「ドーナツホール」にクラシック音楽のフェスティバルに参加しないかと誘う。

巻 幹生 – 宮藤官九郎(クドカン)
真紀の夫。
失踪して真紀に殺されたとの疑惑があったが、カルテットの前に現れる。

カルテットに入ろうとした女 – 松本まりか
巻真紀の代わりにカルテットに入ろうとした女。



ドラマ「カルテット」のうんちくポイント

・松たか子は2012年のドラマ「運命の人」以来、5年ぶりの連ドラ出演

・1991年のドラマ「東京ラブストーリー」の脚本を手がけた坂元裕二にとってデビュー30周年となる

・ドラマのロケ地は東京都の昭島市や国立市のほか、長野県北佐久郡軽井沢町のショッピングセンターなど

・ドラマではゲーム「ドラゴンクエスト」のテーマも演奏した

・主題歌はドラマ出演者の松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平による番組限定ユニット「Doughnuts Hole」の「おとなの掟」で作詞・作曲は椎名林檎が担当した

・番組限定ユニット「Doughnuts Hole(ドーナツホール)」の意味は「音楽家はドーナツ」、何かが抜けているという意味

・劇中ではX JAPANの曲「紅」を松田龍平が歌った

・第2話では物語のキーとなる曲としてSPEEDの「WHITE LOVE」をカラオケや演奏の場面で使った

・第5話ではカルテットのメンバーがファンタジーなコスプレをさせられて戦闘型カルテット「愛死天ROO」になった

・最終話では「FINAL FANTASY X」のリュックを担当する声優の松本まりかカルテットに入ろうとして帰る役としてゲスト出演した

ライブレストラン「ノクターン」のロケ地は軽井沢燻製工房「煙事」


ドラマ「カルテット」では松たか子ら4人の演奏家たちがライブレストランで活躍します。

サンドウィッチマンの富澤たけしが運営しているライブレストラン「ノクターン」のロケ地は軽井沢燻製工房「煙事」です。

軽井沢にある燻製で「格好いい男」が仕事の疲れを癒したり女性を口説いたりするのに適したお店。

ドラマのファンであれば軽井沢旅行には思わず立ち寄りたくなるカルテットの聖地ですね。

・カルテットのロケ地詳細
名称:軽井沢燻製工房 煙事
住所:長野県北佐久郡 軽井沢町大字長倉字中山628-9
画像、公式サイト:リンク

クドカンが心中を考えたダムのロケ地は湯川ダム

松たか子や満島ひかりなど4人が音楽を演奏しながら恋愛が発展するだけのドラマかと思われたドラマのカルテット。

第6話から松たか子と宮藤官九郎(クドカン)の夫婦の物語が始まり、殺人未遂まで展開が飛んで行きました。

クドカンが第7話でカルテットの4人が住む家で事件を起こし、死んだと思われた吉岡里帆と心中しようとしたダムのロケ地は長野県にある湯川ダムです。

堤高50m、堤頂長53mの湯川ダムは縦長ダムとしては日本で有数の大きさでダムマニアにも有名。

ドラマにも出てきた赤いゲートが印象的ですね。

・カルテットのロケ地詳細
名称:湯川ダム
住所:長野県北佐久郡御代田町大字豊昇字清水平




解説・カルテットとは

カルテットとは四人組のことで英語表記は「quartet」。

音楽でのカルテットとは四つの楽器による重奏を指す。

ドラマ「カルテット」での第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの組み合わせをヴァイオリン属4本の楽器からなる弦楽四重奏という。

「弦楽四重奏の父」と言われるハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンやシューベルトなど多くの作曲家が弦楽四重奏(カルテット)の曲を発表した。

時間軸ズレてる問題の結末は単純なミス

ドラマで話題になったのが第6話と第7話での「カルテットは時間軸ズレてる問題」。

松田龍平と高橋一生がスマホで見た日付がドラマの流れと合っていない、松たか子が自宅に戻った時のカレンダーの日付がおかしいなどの指摘が相次いだ。

そこから、「カルテットは時間軸がずれている」「タイムリープものでは」「1話に向かって時間が戻っている」などの考察が広がった。

一方で、「カレンダーの間違いはドラマでは良くあること」「ドラマの撮り直しで細かな間違いは起きる」などの声もあった。

ドラマのプロデューサーの佐野亜裕美氏は3月2日、ツイッターの公式アカウントでお詫びと題して「私達の単純なミスです」と謝罪。

途中で間違いを告げるのは邪道だとしながらも、「ドラマを見ている人に楽しんでもらうのがこの後も皆様に楽しく観ていただきたいと思い、長々と書かせて頂きました」と述べた。

最終回の結末とネタバレ

巻真紀は罪を償うために出頭、一年が経過した。

カルテットの3人は一人で生活していた真紀を見つけて4人の生活に連れ戻す。

復活したカルテットの4人は週刊誌で話題になった真紀の注目を逆手により、大きなホールでコンサートを開催する。

4人のコンサートにやってきた来杉有朱は大物セレブと結婚していた。

コンサートを開始、週刊誌の話題目当てで来た客は早々に帰るも、残った客は4人の演奏を楽しんだ。

そして、4人はカルテットとしての活動を続けていく。

ドラマ「カルテット」の概要

放送日:2017年1月17日スタート、毎週火曜日22時
放送局:TBS
ドラマ公式サイト:http://www.tbs.co.jp/quartet2017/
脚本:坂元裕二(映画「世界の中心で、愛をさけぶ」ドラマ「最高の離婚」「東京ラブストーリー」など)
演出、チーフプロデュース:土井裕泰(映画「ビリギャル」ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」など)
主題歌:Doughnuts Hole「おとなの掟」

ドラマ「カルテット」のストーリーや登場人物、ロケ地情報まとめ

以上、世の中のあらすじ・歴史・変遷をまとめる「あらすじ大全」によるドラマ「カルテット」のストーリーや登場人物、ロケ地情報まとめでした。

・話題の2017年4月〜6月のドラマ情報のまとめはこちら








2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」脚本クドカン、中村勘九郎と阿部サダヲ

最終更新日:2019年2月10日

2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」脚本はクドカン、主演は中村勘九郎と阿部サダヲ

2020年の東京オリンピックを控える直前の2019年、NHKの大河ドラマのテーマは「オリンピック」です。

脚本を担当するのは2013年に能年玲奈主演で日本中にブームを巻き起こした「あまちゃん」の脚本のクドカンこと宮藤官九郎。

まず、2019年1月6日スタートのNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」のあらすじを一言でまとめます。

2020年五輪直前、日本のオリンピックの歴史を振り返る大河ドラマをクドカンが手がける

日本が初めて出場した1912年から1964年の東京オリンピックまでの近現代史を扱った異例の大河ドラマ。

前半の主役は歌舞伎俳優の中村勘九郎、後半は阿部サダヲのダブル主演の形式になりました。

目次・いだてん~東京オリムピック噺~

あらすじ
キャスト
wikiメモ
ツイッター
解説、オリンピックとは
当時、オリンピック
スタッフと概要

あらすじ、日本初のオリンピックは選手は2人

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世界中の人々を感動させるスポーツのオリンピック。

2020年に開催される東京オリンピックでは日本選手たちに期待が集まる。

近代オリンピックは1896年にアテネ(ギリシャ)で初めて開催された。

日本人選手が初めてオリンピックに参加したのは1912年の「ストックホルム大会」だ。

日本初参加のオリンピックの選手はたったの二人。

マラソンの金栗四三は日射病で失神してしまい、短距離の三島弥彦は外国人恐怖症でレースに惨敗する。

だが、日本人はそこで世界とのスポーツでの戦いをあきらめなかった。

ストックホルムオリンピック日本選手団の役員で団長の嘉納治五郎を筆頭に日本人は世界のスポーツの猛勉強に取り組む。

1936年のベルリン大会では、水泳の前畑をはじめ金メダルを量産するほどに日本は成長する。

スポーツ大国になった日本は自国でのオリンピック開催を夢見るも太平洋戦争へと突入して混乱に陥る。

敗戦後、人々は必死に生き抜いて復興を進める。

そして1964年、日本人の泣き笑いがつまった「東京オリンピック」が実現する。

キャスト、中村勘九郎に阿部サダヲ 嘉納治五郎は役所広司

金栗 四三(かなぐり・しそう) – 中村勘九郎
1912年のストックホルムオリンピック日本選手の2人の選手のうちの1人。
マラソンのオリンピック予選で世界記録を破るタイムを出した。
本大会ではレース途中に日射病で意識を失った。

田畑 政治(たばた・まさじ) – 阿部サダヲ
東京オリンピックの開催に情熱を燃やした新聞記者。
水泳の指導者でもあり、東京オリンピックの組織委員会の事務総長になる。

嘉納 治五郎(かのう・じごろう) – 役所広司
日本のスポーツ普及に尽力した体育・柔道の父。
日本のオリンピック初出場のために奮闘して選手団団長として参加。
情熱とユーモアを併せ持つ大人物。

春野 スヤ(はるの・すや) – 綾瀬はるか
熊本の医者の娘で金栗四三の妻。
柔らかさと太陽のような明るさでオリンピックへまい進する夫を支える。

三島 弥彦(みしま・やひこ) – 生田斗真
父は元警視総監、兄は日本銀行総裁で金栗四三の盟友。
エリートながらスポーツに秀でて日本最初のオリンピック選手に選ばれる。
本大会では短距離走にエントリーするも世界のトップ選手たちとの実力の違いを見せつけられる。

シマ – 杉咲花
三島家に仕える女中で三島弥彦のよき理解者。
スポーツの魅力に引き込まれるもオリンピックへでの女子出場の壁に悩む。

野口 源三郎(のぐち・げんざぶろう) – 永山絢斗
日本初のオリンピック予選で金栗と共にマラソンに参加。
後のアントワープオリンピックでは主将として出場、現役引退後には大日本体育協会の理事となりスポーツを広める。

大森 兵蔵(おおもり・ひょうぞう) – 竹野内豊
アメリカに留学して日本にバレーボールとバスケットボールを持ち込む。
ストックホルムオリンピックでは日本選手団の監督となる。

永井 道明(ながい・どうめい) – 杉本哲太
ヨーロッパから日本に体操を持ち込む。
東京高師では金栗たちの寄宿舎の舎監を務める。

金栗 実次(かなくり・さねつぐ) – 中村獅童
金栗四三の兄で病弱な父親に代わり家を支える。

大森 安仁子(おおもり・あにこ) – シャーロット・ケイト・フォックス
大森兵蔵の妻で本名はアニー・バロウズ・シェプリー。
アメリカ人の令嬢で画家で国際結婚して来日する。

可児 徳(かに・いさお) – 古舘寛治
嘉納治五郎の下で大日本体育協会の立ち上げに尽力した。
東京高等師範学校の徒歩部の部長。

黒坂 辛作(くろさか・しんさく) – ピエール瀧
東京・大塚の足袋屋の店主。
金栗と一緒にマラソン用の足袋開発に取り組む。

池部 幾江(いけべ・いくえ) – 大竹しのぶ
夫を早く亡くし女手一つで家業を切り盛りしている金栗四三の養母。

古今亭 志ん生(ここんてい・しんしょう) – ビートたけし(青年時代:森山未來)
バクチや酒を愛するいいかげんな男で本名は美濃部孝蔵。
落語の世界そのものの生活を繰り返した結果、「落語の神様」と呼ばれるようになる。

五りん(ごりん) – 神木 隆之介
志ん生の自宅に強引に住み込む弟子。
落語には興味を持たず、志ん生に対しての口の利き方も雑。

小梅(こうめ) – 橋本愛
浅草の遊女で古今亭志ん生とともに浅草を破天荒に生きる。

清さん(せいさん) – 峯田和伸
浅草の人力車夫で古今亭志ん生の兄貴分。

知恵(ちえ) – 川栄李奈
五りんの彼女で明るく物おじしない性格。

橘家 圓喬(たちばなや・えんきょう) – 松尾スズキ
明治の東京で絶大な人気のある落語の名人。
どん底にいた古今亭志ん生の才能を見抜き師匠となる。

金栗 信彦(かなくり・のぶひこ) – 田口トモロヲ
金栗四三の父親。

金栗 シエ(かなくり・しえ) – 宮崎美子
金栗四三の母親。

春野先生 – 志賀廣太郎
金栗四三の妻となるスヤの父親。

池部 重行(いけべ・しげゆき) – 高橋洋
熊本・玉名の名家の跡取りでスヤの前夫。

三島 弥太郎(みしま・やたろう) – 小澤征悦
三島弥彦の長兄。

三島 和歌子(みしま・わかこ) – 白石加代子
三島家の大奥様で弥太郎と弥彦の母。

美濃部(みのべ) りん – 池波志乃
古今亭志ん生の妻。

今松(いままつ) – 荒川良々
古今亭志ん生の弟子。

吉岡 信敬(よしおか・しんけい) – 満島真之介
日本最初のスポーツ同好会「天狗倶楽部」の名物男。

中沢 臨川(なかざわ・りんせん) – 近藤公園
「天狗倶楽部」で頭脳派の工学博士。

押川 春浪(おしかわ・しゅんろう) – 武井壮
スポーツを愛して「天狗倶楽部」を創設する。

本庄(ほんじょう) – 山本美月
数少ない女性記者で金栗四三や三島弥彦たちを取材する。

大隈 重信(おおくま・しげのぶ) – 平泉成
内閣総理大臣などを歴任した大物で早稲田大学の初代総長。

内田(うちだ) – 井上肇
1912年に開催されたストックホルム・オリンピックでは外交官として初参加で苦労する日本選手団をサポートする。

平沢 和重 – 星野源
外交評論家でNHK解説委員。
1964年オリンピックの開催地を決めるミュンヘンIOC総会で最終スピーチの大役を任される。

岩田 幸彰 – 松坂桃李
日本オリンピック委員会常任委員。
情熱と行動力でオリンピックの東京招致に貢献する。

東 龍太郎 – 松重豊
スポーツ医学の草分けの医師から東京都知事に。
難問ばかりが降りかかりオリンピック知事と呼ばれる。

美津子 – 小泉今日子
志ん生の長女で敏腕マネージャー。

岸 清一 – 岩松了
第2代大日本体育協会会長。

武田 千代三郎 – 永島敏行
大日本体育協会副会長。

万朝 – 柄本時生
孝蔵の噺家仲間。

金栗 スマ – 大方斐紗子
四三の祖母。

田島 錦治 – ベンガル
京都帝国大学教授

田畑 うら – 根岸季衣
田畑政治の母




Wikiwikiメモ、クドカン含めてあまちゃんスタッフが再び集結

・クドカン(宮藤官九郎)のNHKの執筆は、連続テレビ小説「あまちゃん」以来、2度目。

・チーフ・プロデューサーの訓覇圭、演出担当のチーフ・ディレクターの井上剛と2013年の連ドラ「あまちゃん」のスタッフが集結した。

・大河ドラマは実在の歴史人物が中心だが1986年の「いのち」(作:橋田壽賀子)など近現代史を扱ったものもある。

・2017年4月3日に中村勘九郎と阿部サダヲのW主演を発表、物語は1950年〜1960年が中心の前後編

公式ツイッター

解説・オリンピックとは

オリンピックとは国際オリンピック委員会(IOC)が開催する世界的なスポーツの大会。

夏季と冬季の大会が4年に1度に開催、シンボルマークから五輪とも呼ばれる。

夏季オリンピック第1回は1896年にアテネ(ギリシャ)で開催した。

オリンピックの名前はゼウスの神殿のあったオリンポスに由来しており、紀元前776年まで遡る古代オリンピックを現代に復活させたため近代オリンピックともいう。

1916年のベルリン大会は第一次世界大戦により開催中止、1940年の東京と1944年のイギリス大会も戦争により開催できなかった。

第二次世界大戦が終結した1948年のロンドン大会から復活、芸術部門も廃止して国際的なスポーツ大会の地位を確立した。

2018年の冬季五輪は韓国の平昌、2020年の夏季五輪は日本の東京、2022年の冬季五輪は中国の北京で開催する。

当時のオリンピックのポイント

・日本初のオリンピック出場選手となった金栗四三はレース中に日射病で倒れて行方不明にり「ミッシング・ジャパニーズ」と呼ばれた

・金栗四三は倒れたのちに付近の住民「ペトレ家」で介抱されており、無事に帰国した

・ドラマでは中村勘九郎が演じる金栗四三が倒れた先にいる家にいた現地の家族として、当時の金栗を介抱したペトレ家の子孫が出演する

・金栗四三は1967年(昭和42年)3月、スウェーデンでのストックホルムオリンピック開催55周年を記念する式典に呼ばれた

・記念式典で金栗は改めてゴールテープを切り、タイムは54年と8ヶ月6日5時間32分20秒3とオリンピック史上最も遅いマラソン記録を残した




概要とスタッフ

放送開始日:2019年1月6日スタート、日曜20時(全50回)
放送局:NHK総合
公式サイト:リンク
公式ツイッターアカウント:@nhk_td_idaten
作:宮藤官九郎(脚本は映画「ピンポン」や「木更津キャッツアイ」シリーズ、監督は映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」など)
制作統括、チーフ・プロデューサー:訓覇圭
演出、チーフ・ディレクター:井上剛
ドラマ撮影期間:2018年4月4日から

・1作後のNHK大河ドラマ

・2019年月4〜6月のドラマ情報のまとめ