2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」脚本クドカン、中村勘九郎と阿部サダヲ

最終更新日:2019年2月10日

2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」脚本はクドカン、主演は中村勘九郎と阿部サダヲ

2020年の東京オリンピックを控える直前の2019年、NHKの大河ドラマのテーマは「オリンピック」です。

脚本を担当するのは2013年に能年玲奈主演で日本中にブームを巻き起こした「あまちゃん」の脚本のクドカンこと宮藤官九郎。

まず、2019年1月6日スタートのNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」のあらすじを一言でまとめます。

2020年五輪直前、日本のオリンピックの歴史を振り返る大河ドラマをクドカンが手がける

日本が初めて出場した1912年から1964年の東京オリンピックまでの近現代史を扱った異例の大河ドラマ。

前半の主役は歌舞伎俳優の中村勘九郎、後半は阿部サダヲのダブル主演の形式になりました。

目次・いだてん~東京オリムピック噺~

あらすじ
キャスト
wikiメモ
ツイッター
解説、オリンピックとは
当時、オリンピック
スタッフと概要

あらすじ、日本初のオリンピックは選手は2人

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世界中の人々を感動させるスポーツのオリンピック。

2020年に開催される東京オリンピックでは日本選手たちに期待が集まる。

近代オリンピックは1896年にアテネ(ギリシャ)で初めて開催された。

日本人選手が初めてオリンピックに参加したのは1912年の「ストックホルム大会」だ。

日本初参加のオリンピックの選手はたったの二人。

マラソンの金栗四三は日射病で失神してしまい、短距離の三島弥彦は外国人恐怖症でレースに惨敗する。

だが、日本人はそこで世界とのスポーツでの戦いをあきらめなかった。

ストックホルムオリンピック日本選手団の役員で団長の嘉納治五郎を筆頭に日本人は世界のスポーツの猛勉強に取り組む。

1936年のベルリン大会では、水泳の前畑をはじめ金メダルを量産するほどに日本は成長する。

スポーツ大国になった日本は自国でのオリンピック開催を夢見るも太平洋戦争へと突入して混乱に陥る。

敗戦後、人々は必死に生き抜いて復興を進める。

そして1964年、日本人の泣き笑いがつまった「東京オリンピック」が実現する。

キャスト、中村勘九郎に阿部サダヲ 嘉納治五郎は役所広司

金栗 四三(かなぐり・しそう) – 中村勘九郎
1912年のストックホルムオリンピック日本選手の2人の選手のうちの1人。
マラソンのオリンピック予選で世界記録を破るタイムを出した。
本大会ではレース途中に日射病で意識を失った。

田畑 政治(たばた・まさじ) – 阿部サダヲ
東京オリンピックの開催に情熱を燃やした新聞記者。
水泳の指導者でもあり、東京オリンピックの組織委員会の事務総長になる。

嘉納 治五郎(かのう・じごろう) – 役所広司
日本のスポーツ普及に尽力した体育・柔道の父。
日本のオリンピック初出場のために奮闘して選手団団長として参加。
情熱とユーモアを併せ持つ大人物。

春野 スヤ(はるの・すや) – 綾瀬はるか
熊本の医者の娘で金栗四三の妻。
柔らかさと太陽のような明るさでオリンピックへまい進する夫を支える。

三島 弥彦(みしま・やひこ) – 生田斗真
父は元警視総監、兄は日本銀行総裁で金栗四三の盟友。
エリートながらスポーツに秀でて日本最初のオリンピック選手に選ばれる。
本大会では短距離走にエントリーするも世界のトップ選手たちとの実力の違いを見せつけられる。

シマ – 杉咲花
三島家に仕える女中で三島弥彦のよき理解者。
スポーツの魅力に引き込まれるもオリンピックへでの女子出場の壁に悩む。

野口 源三郎(のぐち・げんざぶろう) – 永山絢斗
日本初のオリンピック予選で金栗と共にマラソンに参加。
後のアントワープオリンピックでは主将として出場、現役引退後には大日本体育協会の理事となりスポーツを広める。

大森 兵蔵(おおもり・ひょうぞう) – 竹野内豊
アメリカに留学して日本にバレーボールとバスケットボールを持ち込む。
ストックホルムオリンピックでは日本選手団の監督となる。

永井 道明(ながい・どうめい) – 杉本哲太
ヨーロッパから日本に体操を持ち込む。
東京高師では金栗たちの寄宿舎の舎監を務める。

金栗 実次(かなくり・さねつぐ) – 中村獅童
金栗四三の兄で病弱な父親に代わり家を支える。

大森 安仁子(おおもり・あにこ) – シャーロット・ケイト・フォックス
大森兵蔵の妻で本名はアニー・バロウズ・シェプリー。
アメリカ人の令嬢で画家で国際結婚して来日する。

可児 徳(かに・いさお) – 古舘寛治
嘉納治五郎の下で大日本体育協会の立ち上げに尽力した。
東京高等師範学校の徒歩部の部長。

黒坂 辛作(くろさか・しんさく) – ピエール瀧
東京・大塚の足袋屋の店主。
金栗と一緒にマラソン用の足袋開発に取り組む。

池部 幾江(いけべ・いくえ) – 大竹しのぶ
夫を早く亡くし女手一つで家業を切り盛りしている金栗四三の養母。

古今亭 志ん生(ここんてい・しんしょう) – ビートたけし(青年時代:森山未來)
バクチや酒を愛するいいかげんな男で本名は美濃部孝蔵。
落語の世界そのものの生活を繰り返した結果、「落語の神様」と呼ばれるようになる。

五りん(ごりん) – 神木 隆之介
志ん生の自宅に強引に住み込む弟子。
落語には興味を持たず、志ん生に対しての口の利き方も雑。

小梅(こうめ) – 橋本愛
浅草の遊女で古今亭志ん生とともに浅草を破天荒に生きる。

清さん(せいさん) – 峯田和伸
浅草の人力車夫で古今亭志ん生の兄貴分。

知恵(ちえ) – 川栄李奈
五りんの彼女で明るく物おじしない性格。

橘家 圓喬(たちばなや・えんきょう) – 松尾スズキ
明治の東京で絶大な人気のある落語の名人。
どん底にいた古今亭志ん生の才能を見抜き師匠となる。

金栗 信彦(かなくり・のぶひこ) – 田口トモロヲ
金栗四三の父親。

金栗 シエ(かなくり・しえ) – 宮崎美子
金栗四三の母親。

春野先生 – 志賀廣太郎
金栗四三の妻となるスヤの父親。

池部 重行(いけべ・しげゆき) – 高橋洋
熊本・玉名の名家の跡取りでスヤの前夫。

三島 弥太郎(みしま・やたろう) – 小澤征悦
三島弥彦の長兄。

三島 和歌子(みしま・わかこ) – 白石加代子
三島家の大奥様で弥太郎と弥彦の母。

美濃部(みのべ) りん – 池波志乃
古今亭志ん生の妻。

今松(いままつ) – 荒川良々
古今亭志ん生の弟子。

吉岡 信敬(よしおか・しんけい) – 満島真之介
日本最初のスポーツ同好会「天狗倶楽部」の名物男。

中沢 臨川(なかざわ・りんせん) – 近藤公園
「天狗倶楽部」で頭脳派の工学博士。

押川 春浪(おしかわ・しゅんろう) – 武井壮
スポーツを愛して「天狗倶楽部」を創設する。

本庄(ほんじょう) – 山本美月
数少ない女性記者で金栗四三や三島弥彦たちを取材する。

大隈 重信(おおくま・しげのぶ) – 平泉成
内閣総理大臣などを歴任した大物で早稲田大学の初代総長。

内田(うちだ) – 井上肇
1912年に開催されたストックホルム・オリンピックでは外交官として初参加で苦労する日本選手団をサポートする。

平沢 和重 – 星野源
外交評論家でNHK解説委員。
1964年オリンピックの開催地を決めるミュンヘンIOC総会で最終スピーチの大役を任される。

岩田 幸彰 – 松坂桃李
日本オリンピック委員会常任委員。
情熱と行動力でオリンピックの東京招致に貢献する。

東 龍太郎 – 松重豊
スポーツ医学の草分けの医師から東京都知事に。
難問ばかりが降りかかりオリンピック知事と呼ばれる。

美津子 – 小泉今日子
志ん生の長女で敏腕マネージャー。

岸 清一 – 岩松了
第2代大日本体育協会会長。

武田 千代三郎 – 永島敏行
大日本体育協会副会長。

万朝 – 柄本時生
孝蔵の噺家仲間。

金栗 スマ – 大方斐紗子
四三の祖母。

田島 錦治 – ベンガル
京都帝国大学教授

田畑 うら – 根岸季衣
田畑政治の母




Wikiwikiメモ、クドカン含めてあまちゃんスタッフが再び集結

・クドカン(宮藤官九郎)のNHKの執筆は、連続テレビ小説「あまちゃん」以来、2度目。

・チーフ・プロデューサーの訓覇圭、演出担当のチーフ・ディレクターの井上剛と2013年の連ドラ「あまちゃん」のスタッフが集結した。

・大河ドラマは実在の歴史人物が中心だが1986年の「いのち」(作:橋田壽賀子)など近現代史を扱ったものもある。

・2017年4月3日に中村勘九郎と阿部サダヲのW主演を発表、物語は1950年〜1960年が中心の前後編

公式ツイッター

解説・オリンピックとは

オリンピックとは国際オリンピック委員会(IOC)が開催する世界的なスポーツの大会。

夏季と冬季の大会が4年に1度に開催、シンボルマークから五輪とも呼ばれる。

夏季オリンピック第1回は1896年にアテネ(ギリシャ)で開催した。

オリンピックの名前はゼウスの神殿のあったオリンポスに由来しており、紀元前776年まで遡る古代オリンピックを現代に復活させたため近代オリンピックともいう。

1916年のベルリン大会は第一次世界大戦により開催中止、1940年の東京と1944年のイギリス大会も戦争により開催できなかった。

第二次世界大戦が終結した1948年のロンドン大会から復活、芸術部門も廃止して国際的なスポーツ大会の地位を確立した。

2018年の冬季五輪は韓国の平昌、2020年の夏季五輪は日本の東京、2022年の冬季五輪は中国の北京で開催する。

当時のオリンピックのポイント

・日本初のオリンピック出場選手となった金栗四三はレース中に日射病で倒れて行方不明にり「ミッシング・ジャパニーズ」と呼ばれた

・金栗四三は倒れたのちに付近の住民「ペトレ家」で介抱されており、無事に帰国した

・ドラマでは中村勘九郎が演じる金栗四三が倒れた先にいる家にいた現地の家族として、当時の金栗を介抱したペトレ家の子孫が出演する

・金栗四三は1967年(昭和42年)3月、スウェーデンでのストックホルムオリンピック開催55周年を記念する式典に呼ばれた

・記念式典で金栗は改めてゴールテープを切り、タイムは54年と8ヶ月6日5時間32分20秒3とオリンピック史上最も遅いマラソン記録を残した




概要とスタッフ

放送開始日:2019年1月6日スタート、日曜20時(全50回)
放送局:NHK総合
公式サイト:リンク
公式ツイッターアカウント:@nhk_td_idaten
作:宮藤官九郎(脚本は映画「ピンポン」や「木更津キャッツアイ」シリーズ、監督は映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」など)
制作統括、チーフ・プロデューサー:訓覇圭
演出、チーフ・ディレクター:井上剛
ドラマ撮影期間:2018年4月4日から

・1作後のNHK大河ドラマ

・2019年月4〜6月のドラマ情報のまとめ



実写映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」小栗旬に菅田将暉と橋本環奈 続編は2018年8月17日

最終更新日:2018年7月4日
画像:集英社

実写映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」小栗旬に菅田将暉と橋本環奈 続編は2018年8月17日

大人気漫画の実写化にこれでもかと豪華キャストを詰め込んだ実写版映画「銀魂」の続編が決定しました。

1作目は2017年7月14日に公開、「銀魂2 掟は破るためにこそある」は2018年8月17日に公開です。

当初、銀魂の実写化は噂の時点で批判の嵐でしたが豪華キャストが発表されて流れが変わります。

2017年の銀魂は主演の小栗旬から始まり、菅田将暉、橋本環奈、長澤まさみ、岡田将生、柳楽優弥に中村勘九郎がそろった。

2018年のパート2も小栗旬と菅田将暉、橋本環奈の続投が公式発表。

1作目でメインの敵役、鬼兵隊の高杉晋助を演じた堂本剛も続編に登場です。

目次・銀魂2 掟は破るためにこそある

あらすじ
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映画のスタッフ

1作目あらすじ、銀さんが鬼兵隊の高杉晋助と対決

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地球が徳川幕府によって治められていた江戸時代の末期に「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人達が襲来した。

地球人と天人で十数年にも及ぶ戦いが続いたが、天人には敵わぬと見た徳川幕府は外敵の侵略を受け入れて開国する。

徳川幕府は天人の傀儡政権となり、国のために天人と戦った攘夷志士達は弾圧の対象となってしまった。

天人の支配が続く江戸のかぶき町。

そこには万事屋(よろずや)を営む銀髪の侍の坂田銀時がいた。

万事屋で銀時と共に働くのは剣術道場の跡取りの志村新八と戦闘種族の夜兎族の娘の神楽だ。

3人は普段は気軽にボケや突っ込みなどの日常を楽しむものの、いざ仕事の依頼がくれば真面目に動くことも稀にあった。

万事屋の3人は江戸の治安を守る真選組とは衝突を繰り返しながらもかぶき町の平穏を守っていた。

そんなかぶき町に幕府壊滅を狙う生き残った攘夷浪士たちによる武闘派集団「鬼兵隊」がやってくる。

銀時と同じ師匠を持ち「鬼兵隊」の総督でもある高杉晋助がかぶき町に大騒動を持ち込もうとしていた。

キャスト、小栗旬に菅田将暉 橋本環奈

坂田 銀時 – 小栗旬
万事屋銀ちゃんを営む銀髪の侍で雑な性格。
天人との戦争では高杉晋助たちと攘夷四天王の一人として戦った。

志村 新八 – 菅田将暉
万事屋で銀時から侍の魂を学ぼうとする青年。
ありとあらゆるボケに突っ込む。

神楽 – 橋本環奈
万事屋で働く少女であり宇宙最強の戦闘種族・夜兎(やと)族の生き残り。
暴れん坊でわがまま。

志村 妙 – 長澤まさみ
新八の姉で父が遺した「恒道館道場」の復興を目指しつつスナック「すまいる」でキャバ嬢兼用心棒として働いている。

桂 小太郎 – 岡田将生
天人との戦争では銀時や高杉晋助たちと攘夷四天王の一人として戦った。
逃げの小太郎の異名を持ち、仲間に「ヅラ」と呼ばれるひょうきん者。

平賀 源外 – ムロツヨシ
万事屋に武器を提供する発明家。

土方 十四郎 – 柳楽優弥
江戸の治安を守護る真選組副長。
「鬼の副長」と呼ばれる厳しさを持つ剣豪でタバコとマヨネーズが好き。

沖田 総悟 – 吉沢亮
江戸の治安を守護る真選組の一番隊隊長で常に好戦的なドS。

近藤 勲 – 中村勘九郎
江戸の治安を守護る真選組の局長。
大ボケは多いが隊士たちからの信頼は厚い。

伊東 鴨太郎 – 三浦春馬
真選組参謀で剣の腕も一流。

高杉 晋助 – 堂本剛
攘夷浪士による武闘派集団「鬼兵隊」の総督。
攘夷志士の中で最も過激で最も危険な男と言われる。

河上 万斉 – 窪田正孝
高杉率いる武装集団・鬼兵隊に属しながら音楽プロデューサーも務める。

松平 片栗虎 – 堤真一
警察組織の頂点に君臨しながらキャバクラで豪遊する夜の帝王。

徳川 茂茂 – 勝地涼
若き江戸幕府第14代征夷大将軍。

猿飛あやめ – 夏菜
くノ一。




Wikiwikiメモ、万事屋銀ちゃんやスナックお登勢は京都に

・原作者の空知英秋は1作目の実写映画化によせて「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟。全員銀魂と一緒に死んでもらう事になります」とのコメントを発表、叩かれやすい人気漫画の実写化に温かい空気を作り上げた

・主な映画のロケ地は京都の「東映太秦映画村」で万事屋銀ちゃんやスナックお登勢が多くの観光客に目撃された

・1作目は7月14日の公開初日から30日が経過した8月12日時点での興行収入が30億円と人気を集めた

・パート2の原作は「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作品になる

公式ツイッター

1作目のロケ地

・銀魂の世界観を楽しめる映画村
名称:東映太秦映画村
住所:京都府京都市右京区太秦東蜂岡町10

・銀魂の聖地の一つもロケ地に
名称:鞆の浦
住所:広島県福山市鞆町

・大垣の湧き水で有名な神社でも撮影
名称:八幡神社
住所:岐阜県大垣市西外側町1丁目1




1作目の概要とスタッフ

1作目の映画公開日:2017年7月14日
2作目の映画公開日:2018年夏8月17日
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/gintama-film/
ツイッター公式アカウント:@gintama_film
原作:空知英秋
監督、脚本:福田雄一(ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ、映画「HK 変態仮面」など)
製作:銀魂製作委員会
制作プロダクション:プラスディー
主題歌:UVERworld「DECIDED」
配給:ワーナー・ブラザース
映画1作目の撮影期間:2016年7月〜9月8日
映画1作目の撮影期間:2018年2月10日から
原作掲載期間:少年ジャンプ2004年2号〜現在

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