ドラマ「高嶺の花」石原さとみと峯田和伸が格差恋愛 脚本に野島伸司

最終更新日:2018年9月12日




ドラマ「高嶺の花」石原さとみと峯田和伸が格差恋愛 脚本に野島伸司

2018年7月11日からの日テレの水10枠のドラマの主演は石原さとみです。

まず、「高嶺の花」のあらすじを一言でまとめます。

抜群のルックスと才能を持った女性と平凡な男の恋愛

脚本は「101回目のプロポーズ」や「ひとつ屋根の下」などを手がけた野島伸司のオリジナル作品。

タイトル通りの高嶺の花の女性に石原さとみ、相手役はロックバンド「銀杏BOYZ」のボーカルで裸でステージからダイブする男こと峯田和伸です。

目次・高嶺の花

あらすじ
キャスト
wiki
ツイッター
峯田和伸
概要とスタッフ

あらすじ、美貌と才能のある女性が婚約破棄で自信を失ったところで平凡な男と出会う

月島ももは華道の名門「月島流」本家に生まれた。

美貌・キャリア・財力・家柄、圧倒的な才能。

すべてを持ち合わせたももは、心から愛する男性と結ばれるはずだった。

しかし、婚約者の二股が発覚、さらに式当日の結婚破談という最悪の事態に。

ももは一気に自信を失い、自我が崩壊する危機に陥る。

そんなももの前に偶然あらわれたのはルックスも金も何も持たない平凡な自転車屋の店主の風間直人。

「高嶺の花」と「地上の凡夫」。

絶望的な格差のある二人はまさかの恋に落ちてしまう。

〜9月12日放送の第10話(最終回)〜

龍一とともに生きる決意をしたななは、月島を離れたいと市松に申し出る。

市松は即座にななを破門。

ななの決断を知ったももは思いとどまらせようとするが、ななの決意は固かった。

龍一は市松と会い、ももとの縁談を持ち掛けられる。

その直後、龍一は姿を消してななにも連絡が取れなくなる。

一方、月島家に戻ったももは、次期家元と正式に認められる。

直人を呼び出して、月島流を継ぐことになったと知らせるもも。

彼女はこれまでの感謝の思いを語って、直人に別れを告げる。

キャスト、石原さとみに峯田和伸 芳根京子に千葉雄大

〜主要キャラクター〜

月島 もも – 石原さとみ
抜群のルックスと圧倒的な才能から「高嶺の花」と言われる。
実際は孤独で繊細な29歳の女性。
婚約者に捨てられて周囲に馬鹿にされ、自信や才能まで失う。

風間 直人 – 峯田和伸(銀杏BOYZ)
優しく穏やかだが特に取り柄もない39歳の男。
成人してから女性と交際したことはないが、母親を亡くして結婚を考える。

月島 なな – 芳根京子
姉を慕い結婚破談で傷ついたその心を支えていた。
家元の地位をめぐる後継争いに巻き込まれる。
龍一への恋心が生まれて姉を追い詰める存在へと変わっていく。

宇都宮 龍一 – 千葉雄大
新興流派「宇都宮龍彗会」を率いて華道界を席巻するクールなイケメン。
亜流のコンプレックスから月島流の乗っ取りを企て、ももに近づく。

新庄 千秋 – 香里奈
看護師で直人のピンチを助けて親密になる。

神宮 兵馬 – 大貫勇輔
華道界の名門・神宮流の次期家元の候補。

〜月島家〜

月島 市松 – 小日向文世
日本華道界の名門「月島流」の家元で、ももとななの父。

月島 ルリ子 – 戸田菜穂
月島流家元の市松の妻で、ももにとって血の繋がらない継母。
実の娘のななに月島家を継がせようと狙っている。

高井 雄一 – 升毅
月島家のリムジンを操るお抱え運転手。
本人には隠しているが、ももの実の父親。

〜商店街〜

風間 節子 – 十朱幸代
直人の母で長い病床生活をしている。

原田 秋保 – 高橋ひかる
人付き合いが苦手でコスプレにハマり、直人が営む自転車屋にいりびたる少女。

原田 太郎 – 吉田ウーロン太
直人の友人の肉屋の店主で秋保の父親。

田村 幸平 – 袴田吉彦
タクシー運転手で直人の友人。

今村 佳代子 – 苗木優子
スナック喫茶のママ。

今村 芽衣 – 田畑志真
佳代子の娘。

〜その他〜

吉池 拓真 – 三浦貴大
ももの元・婚約者であり、未練を残している。

吉池 真由美 – 西原亜希
吉池拓真の妻で妊娠中。

三宅 吉行 – 城後光義
直人たちの恩師。

堀江 宗太 – 館秀々輝
ひきこもりの中学生。

坂東 基樹 – 博多華丸
宗太を助けた男で、行動を共にする。
重い病気を抱えている。

・その他の出演者
正司照枝(月島家の使用人)、正司花江(月島家の使用人)




Wikiwikiメモ

・本作は格差恋愛をテーマにした純愛ラブストーリー

・脚本の野島伸司は「煽ったりコメディに走るわけじゃなく、ある意味“しごくまっとうに”おもしろい物語」とコメント

・「高嶺の花」はヒマラヤなど高山にしか咲かない「シャクナゲ(石楠花)」のこととも言われ、花言葉は威厳・荘厳・危険など

公式ツイッター

ピックアップ俳優、峯田和伸とは

峯田和伸(みねた・かずのぶ)とは1977年12月10日生まれの歌手で俳優。

バンド「GOING STEADY」を経てバンド「銀杏BOYZ」のボーカル・ギターを担当している。

2010年の映画「ボーイズ・オン・ザ・ラン」や2015年の「ピース オブ ケイク」などに出演、俳優としても活躍している。

コンサートでは全裸になって書類送検されるなど異色の経歴を持つ。

2017年のNHKの連ドラ「ひよっこ」で主人公の有村架純の叔父の小祝宗男を演じて話題になった。




概要とスタッフ

ドラマ放送日:2018年7月11日スタート、水曜22時
放送局:日本テレビ
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@takanehana_ntv
脚本:野島伸司
主題歌:エルヴィス・プレスリー「ラヴ・ミー・テンダー」
チーフプロデューサー:西憲彦
プロデューサー:松原浩、鈴木亜希乃、渡邉浩仁
原作:オリジナル
ドラマ発表日:2018年5月25日
ドラマ撮影期間:2018年5月29日から

・2018年10月〜12月のドラマ情報のまとめ



NHK連続テレビ小説「ひよっこ」

最終更新日:2017年8月12日

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」主演は有村架純

NHK連続テレビ小説で第96作目となる「ひよっこ」が2017年4月3日から始まりました。

ヒロインはテレビや映画などで既に活躍して知名度もある有村架純。

まず、「ひよっこ」のあらすじを一言でまとめます。

1960年代、地方の娘が上京して頑張る

ドラマ「ひよっこ」はヒロイン役の有村架純が集団就職により地方から上京、1960年代の東京で生き抜いていく物語です。

セーラー服にジャージ姿で始まる女子高生の有村架純がどんな成長を遂げていくのか。

序盤の視聴率こそ苦戦しているものの、毎日15分に感動があると内容が評価されてきました。

目次・ひよっこ

あらすじ
キャスト
wikiメモ
有村架純、あえて太った
モデルは実在せず、岡田惠和や有村架純に共通点
父親が失踪、記憶喪失
増田明美のナレーションが突っ込みどころ満載
ロケ地
毎週のタイトル
ドラマのスタッフ

あらすじ、昭和中期に茨城の女子高生が上京して働く


1964年(昭和39年)の日本の秋、10月から開催される東京オリンピックが迫っていた。

茨城県の山あいの村の農家で育った女子高生の谷田部みね子は世間の空気とは関係なく日々を過ごしていた。

6人家族の谷田部家は農業を営んでいるが父親は借金を返すために東京に出稼ぎに出ている。

みね子は高校卒業後も農家を手伝おうと思っていたが、父親が突然に消息不明になる。

茨城に帰ってくる時には笑顔だった父は、東京ではタコ部屋で誰にも名前を認識されないような苦しい労働環境で働いていたのだった。

みね子は父の代わりに東京で働いて仕送りをしながら父親を探そうと考える。

2人の幼なじみと一緒に集団就職して上京したみね子は都会の生活で戸惑う。

さらにみね子が勤めた会社はオリンピック後の不況で倒産してしまう。

みね子は父がおいしいと言っていた赤坂の洋食屋に拾ってもらい、仲間たちに支えながら生きていく。

キャスト、有村架純に沢村一樹 佐々木蔵之介に宮本信子


谷田部 みね子(やたべ・みねこ) – 有村架純
谷田部家の小さな農家で育った高校3年生。
のんびりした性格で高校卒業後は畑仕事を手伝うつもりだったが、行方不明の父を探しに上京して働き始める。

谷田部 実(やたべ・みのる) – 沢村一樹
みね子の父親。
農家の借金を返すため東京の工事現場で働いていたが消息不明になる。
茨城では笑顔だったものの、東京ではタコ部屋で苦しい労働環境だった。
記憶喪失の2年間、人気女優の世津子と暮らしていた。

谷田部 美代子(やたべ・みよこ) – 木村佳乃
みね子の母親。
農作業と洋裁の内職に精を出す働き者で明るい。

谷田部 茂(やたべ・しげる) – 古谷一行
みね子の祖父。
口かずは少なく農業一筋で生きてきた。

谷田部ちよ子 – 宮原和
谷田部家の3兄弟の真ん中の妹。
姉のみね子に甘えながらも弟の面倒も見る。

谷田部進 – 高橋来
谷田部家の3兄弟の末っ子の弟。
おねしょ癖が直らない。

小祝 宗男(こいわい・むねお) – 峯田和伸
みね子の叔父。
父親不在の谷田部家を気にかけて野菜を持って笑いをもたらす。

助川 時子(すけがわ・ときこ) – 佐久間由衣
みね子の幼なじみで一緒に上京する。
気が強く自他ともに認める美少女。

角谷 三男(すみたに・みつお) – 泉澤祐希
みね子の幼馴染で一緒に上京する。
時子に片思いをしている。

牧野省吾 – 佐々木蔵之介
東京でみね子が流れ着いた赤坂の洋食屋「すずふり亭」の料理長。

鈴子 – 宮本信子
牧野省吾の母親で「すずふり亭」の主人。

牧野由香 – 島崎遥香
すずふり亭料理長の牧野省吾のわがままな娘。

川本世津子 – 菅野美穂
子役時代から活躍してきた人気女優。
記憶喪失だったみね子の父親の実と暮らしている。

語り – 増田明美(マラソン元オリンピック日本代表)

・その他のキャスト
助川 君子(すけがわ・きみこ) – 羽田美智子
角谷 きよ(すみたに・きよ) – 柴田理恵
助川 正二(すけがわ・しょうじ) – 遠山俊也
益子 次郎(ましこ・じろう) – 松尾諭
井川元治 – やついいちろう(エレキコミック)
朝倉高子 – 佐藤仁美
前田秀俊 – 磯村勇斗
綿引正義 – 竜星涼
永井愛子 – 和久井映見
青天目澄子 – 松本穂香
兼平豊子 – 藤野涼子
秋葉幸子 – 小島藤子
夏井優子 – 八木優希

・追加発表のキャスト
立花富 – 白石加代子
島谷純一郎 – 竹内涼真
久坂早苗 – シシド・カフカ
坪内祐二 – 浅香航大
新田啓輔 – 岡山天音
柏木一郎 – 三宅裕司
福田五郎 – 光石研
福田安江 – 生田智子
竹内邦子 – 白石美帆
柏木ヤスハル – 古舘佑太郎
安部善三 – 斉藤暁
安部さおり – 伊藤沙莉



Wikiwikiメモ「卵を割らなければ、オムレツは作れない」

・ドラマの企画意図はフランスのことわざで「卵を割らなければ、オムレツは作れない」で何かを始めるには勇気がいる、行動が必要との意味から

・ドラマの舞台になるのは茨城県北西部の田園や里山で茨城県がNHKの朝ドラのロケ地になるのは第14作「鳩子の海」以来の2回目

・NHKの連続テレビ小説の主演の決め方で多いオーディション方式は実施されず、ヒロインは指名で有村架純になった

・岡田惠和が連続テレビ小説の脚本を手がけるのは「ちゅらさん」(2001年)おひさま「2011年」に続いて3作目

・主題歌は桑田佳祐の「若い広場」。桑田佳祐がNHKドラマに楽曲を提供するのは初めて。

・ドラマの舞台の茨城県は全国で唯一、地方局がないため茨城弁が流れるテレビ番組は珍しい

有村架純、あえて太った


「ひよっこ」は2017年3月15日、ドラマの試写会を渋谷のNHKホールで開催した。

主演の有村架純はそこで田舎の「もっさい少女」を表現するために体重を5キロ増やしたと明らかにした。

最近の有村架純についてネットでは「ぽっちゃりし過ぎではないのか」との声も上がっていただけに、役作りのためと知って安心したファンもいる。

ひよっこは茨城編と東京編に分かれる。

有村架純は東京編では「逆に体重を落としていった」と話した。

ひよっこでの役作りのための体重の増減は有村架純の役者魂を見せつける結果となった。

モデルは実在せず、岡田惠和や有村架純に共通点

NHKの連続テレビ小説では実在の人物がモデルになりやすい。

ひよっこの前の作品の「べっぴんさん」のモデルはアパレルメーカー「ファミリア」の創業者の坂野惇子、ひよっこの次の作品の「わろてんか」は吉本興業の創業者である吉本せい。

2017年の朝ドラ「ひよっこ」では主人公の谷田部みね子には実在のモデルはいません。

ドラマの舞台となる1964年は高度経済成長が始まる時期で、地方から東京に上京して集団就職した多くの人々がモデルになっています。

脚本の岡田惠和は東京出身としてドラマ「ひよっこ」の中では弟のすすむと同じ年代で時代の空気を知っていると発言しており、本人の経験がドラマに反映されているようです。

また、脚本の岡田惠和は仕事を共にしたことがあるヒロインの有村架純を前提にストーリーを書きました。

有村架純は兵庫県伊丹市の出身で高校一年の時に芸能事務所のオーディションを受けて上京してきたため、ひよっこのモデルは有村架純そのものとも言えそうです。




なぜ、父親が失踪した理由 記憶喪失と判明


ドラマ「ひよっこ」では主役の有村架純の父親役の沢村一樹が序盤で突然、失踪しました。

物語は失踪した父親(実)を探す娘(みね子)の奮闘を描いていきますが、あまりに謎と話題になったのが父親の失踪理由。

心優しい父親が単純に失踪したとは思えず、心温まるドラマの一大サスペンスとして話題になりました。

7月29日放送の第102話で、父親の実(沢村一樹)が記憶喪失だったと明らかになりました。

■失踪当初にわかっていたこと
・簡易宿泊所に荷物を置いて消えた
・谷田部家は農協に借金をしている
・東京での出稼ぎ労働者の失踪は多い
・失踪した父の目撃情報はある

■当時の伏線
・給料をもらって郵便局に振り込む人間を狙うスリがいる
・東京には綺麗な女の人がいる




突っ込みどころ満載、増田明美のナレーション

ドラマ「ひよっこ」のナレーターはマラソン元オリンピック日本代表の増田明美です。

「ひよっこ」では通常の朝ドラでは見られないナレーションが入ってツイッターなどSNSで話題です。

洋食屋の主人の鈴子を演じるのは朝ドラ「あまちゃん」で夏ばっぱを演じた宮本信子で、登場シーンで「落ち着いてください。鈴子さんですよ、鈴ばっぱです!」と語りが入りました。

みね子の叔父の小祝宗男がバイクに乗って登場すると「朝ドラには変なおじさんがよく出てきますよね、なんででしょうね」とコメント、話題を呼んでいます。

ロケ地は茨城県の高萩や常陸太田、大子町


NHKの朝ドラ「ひよっこ」で有村架純や沢村一輝の故郷は茨城県の設定です。

実際にドラマでは茨城県を中心に撮影を行いました。

・撮影で使用した神社
名称:諏訪神社
住所:茨城県久慈郡大子町小生瀬2848番地

・みね子たちが通う高校のロケ地
名称:松本深志高校
住所:長野県松本市蟻ケ崎3-8-1

・1965年の上野駅のシーン
名称:浜松オートレース場の車券売場
住所:静岡県浜松市中区和合町936−19
登場場面:10話(4/13)、12話(4/15)、24話(4/29)

・詳細な場所は不明
茨城県高萩市(稲刈りのシーン)、茨城県久慈郡大子町(リレーのシーン)、茨城県常陸太田市(高校の陸上部のシーン)

タイトル、8月14日からの第20週「さて、問題です」

第1週「お父ちゃんが帰ってくる!」
第2週「泣くのはいやだ、笑っちゃおう」
第3週「明日に向かって走れ!」
第4週「旅立ちのとき」
第5週「乙女たち、ご安全に!」
第6週「響け若人のうた」
第7週「椰子の実たちの夢」
第8週「クリームソーダと恋?」
第9週「小さな星の、小さな光」
第10週「谷田部みね子ワン、入ります」
第11週「あかね荘にようこそ!」
第12週「内緒話と、春の風」
第13週「ビートルズがやってくる」
第14週「俺は笑って生きてっとう!」
第15週「恋、しちゃったのよ」
第16週「アイアイ傘とノック」
第17週「運命のひと」
第18週「大丈夫、きっと」
第19週「ただいま。おかえり。」
第20週「さて、問題です」

概要とスタッフ 主題歌は桑田佳祐

ドラマ放送日:2017年4月3日~2017年9月30日、8時00分〜8時15分(全156回)
放送局:NHK総合
ドラマ公式サイト:リンク
公式ツイッターアカウント:@nhk_hiyokko
作:岡田惠和(連続テレビ小説「ちゅらさん」「おひさま」、映画「8年越しの花嫁」など)
主題歌:桑田佳祐「若い広場」
音楽:宮川彬良
制作統括:菓子浩
プロデューサー:山本晃久
初回視聴率:19.5%

・2017年4月〜6月のドラマ情報まとめ


・2017年7月〜9月のドラマ情報まとめ







2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」脚本クドカン、中村勘九郎と阿部サダヲ

最終更新日:2019年2月10日

2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」脚本はクドカン、主演は中村勘九郎と阿部サダヲ

2020年の東京オリンピックを控える直前の2019年、NHKの大河ドラマのテーマは「オリンピック」です。

脚本を担当するのは2013年に能年玲奈主演で日本中にブームを巻き起こした「あまちゃん」の脚本のクドカンこと宮藤官九郎。

まず、2019年1月6日スタートのNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」のあらすじを一言でまとめます。

2020年五輪直前、日本のオリンピックの歴史を振り返る大河ドラマをクドカンが手がける

日本が初めて出場した1912年から1964年の東京オリンピックまでの近現代史を扱った異例の大河ドラマ。

前半の主役は歌舞伎俳優の中村勘九郎、後半は阿部サダヲのダブル主演の形式になりました。

目次・いだてん~東京オリムピック噺~

あらすじ
キャスト
wikiメモ
ツイッター
解説、オリンピックとは
当時、オリンピック
スタッフと概要

あらすじ、日本初のオリンピックは選手は2人

gqujvudwukdbokv1479294355_1479294371

世界中の人々を感動させるスポーツのオリンピック。

2020年に開催される東京オリンピックでは日本選手たちに期待が集まる。

近代オリンピックは1896年にアテネ(ギリシャ)で初めて開催された。

日本人選手が初めてオリンピックに参加したのは1912年の「ストックホルム大会」だ。

日本初参加のオリンピックの選手はたったの二人。

マラソンの金栗四三は日射病で失神してしまい、短距離の三島弥彦は外国人恐怖症でレースに惨敗する。

だが、日本人はそこで世界とのスポーツでの戦いをあきらめなかった。

ストックホルムオリンピック日本選手団の役員で団長の嘉納治五郎を筆頭に日本人は世界のスポーツの猛勉強に取り組む。

1936年のベルリン大会では、水泳の前畑をはじめ金メダルを量産するほどに日本は成長する。

スポーツ大国になった日本は自国でのオリンピック開催を夢見るも太平洋戦争へと突入して混乱に陥る。

敗戦後、人々は必死に生き抜いて復興を進める。

そして1964年、日本人の泣き笑いがつまった「東京オリンピック」が実現する。

キャスト、中村勘九郎に阿部サダヲ 嘉納治五郎は役所広司

金栗 四三(かなぐり・しそう) – 中村勘九郎
1912年のストックホルムオリンピック日本選手の2人の選手のうちの1人。
マラソンのオリンピック予選で世界記録を破るタイムを出した。
本大会ではレース途中に日射病で意識を失った。

田畑 政治(たばた・まさじ) – 阿部サダヲ
東京オリンピックの開催に情熱を燃やした新聞記者。
水泳の指導者でもあり、東京オリンピックの組織委員会の事務総長になる。

嘉納 治五郎(かのう・じごろう) – 役所広司
日本のスポーツ普及に尽力した体育・柔道の父。
日本のオリンピック初出場のために奮闘して選手団団長として参加。
情熱とユーモアを併せ持つ大人物。

春野 スヤ(はるの・すや) – 綾瀬はるか
熊本の医者の娘で金栗四三の妻。
柔らかさと太陽のような明るさでオリンピックへまい進する夫を支える。

三島 弥彦(みしま・やひこ) – 生田斗真
父は元警視総監、兄は日本銀行総裁で金栗四三の盟友。
エリートながらスポーツに秀でて日本最初のオリンピック選手に選ばれる。
本大会では短距離走にエントリーするも世界のトップ選手たちとの実力の違いを見せつけられる。

シマ – 杉咲花
三島家に仕える女中で三島弥彦のよき理解者。
スポーツの魅力に引き込まれるもオリンピックへでの女子出場の壁に悩む。

野口 源三郎(のぐち・げんざぶろう) – 永山絢斗
日本初のオリンピック予選で金栗と共にマラソンに参加。
後のアントワープオリンピックでは主将として出場、現役引退後には大日本体育協会の理事となりスポーツを広める。

大森 兵蔵(おおもり・ひょうぞう) – 竹野内豊
アメリカに留学して日本にバレーボールとバスケットボールを持ち込む。
ストックホルムオリンピックでは日本選手団の監督となる。

永井 道明(ながい・どうめい) – 杉本哲太
ヨーロッパから日本に体操を持ち込む。
東京高師では金栗たちの寄宿舎の舎監を務める。

金栗 実次(かなくり・さねつぐ) – 中村獅童
金栗四三の兄で病弱な父親に代わり家を支える。

大森 安仁子(おおもり・あにこ) – シャーロット・ケイト・フォックス
大森兵蔵の妻で本名はアニー・バロウズ・シェプリー。
アメリカ人の令嬢で画家で国際結婚して来日する。

可児 徳(かに・いさお) – 古舘寛治
嘉納治五郎の下で大日本体育協会の立ち上げに尽力した。
東京高等師範学校の徒歩部の部長。

黒坂 辛作(くろさか・しんさく) – ピエール瀧
東京・大塚の足袋屋の店主。
金栗と一緒にマラソン用の足袋開発に取り組む。

池部 幾江(いけべ・いくえ) – 大竹しのぶ
夫を早く亡くし女手一つで家業を切り盛りしている金栗四三の養母。

古今亭 志ん生(ここんてい・しんしょう) – ビートたけし(青年時代:森山未來)
バクチや酒を愛するいいかげんな男で本名は美濃部孝蔵。
落語の世界そのものの生活を繰り返した結果、「落語の神様」と呼ばれるようになる。

五りん(ごりん) – 神木 隆之介
志ん生の自宅に強引に住み込む弟子。
落語には興味を持たず、志ん生に対しての口の利き方も雑。

小梅(こうめ) – 橋本愛
浅草の遊女で古今亭志ん生とともに浅草を破天荒に生きる。

清さん(せいさん) – 峯田和伸
浅草の人力車夫で古今亭志ん生の兄貴分。

知恵(ちえ) – 川栄李奈
五りんの彼女で明るく物おじしない性格。

橘家 圓喬(たちばなや・えんきょう) – 松尾スズキ
明治の東京で絶大な人気のある落語の名人。
どん底にいた古今亭志ん生の才能を見抜き師匠となる。

金栗 信彦(かなくり・のぶひこ) – 田口トモロヲ
金栗四三の父親。

金栗 シエ(かなくり・しえ) – 宮崎美子
金栗四三の母親。

春野先生 – 志賀廣太郎
金栗四三の妻となるスヤの父親。

池部 重行(いけべ・しげゆき) – 高橋洋
熊本・玉名の名家の跡取りでスヤの前夫。

三島 弥太郎(みしま・やたろう) – 小澤征悦
三島弥彦の長兄。

三島 和歌子(みしま・わかこ) – 白石加代子
三島家の大奥様で弥太郎と弥彦の母。

美濃部(みのべ) りん – 池波志乃
古今亭志ん生の妻。

今松(いままつ) – 荒川良々
古今亭志ん生の弟子。

吉岡 信敬(よしおか・しんけい) – 満島真之介
日本最初のスポーツ同好会「天狗倶楽部」の名物男。

中沢 臨川(なかざわ・りんせん) – 近藤公園
「天狗倶楽部」で頭脳派の工学博士。

押川 春浪(おしかわ・しゅんろう) – 武井壮
スポーツを愛して「天狗倶楽部」を創設する。

本庄(ほんじょう) – 山本美月
数少ない女性記者で金栗四三や三島弥彦たちを取材する。

大隈 重信(おおくま・しげのぶ) – 平泉成
内閣総理大臣などを歴任した大物で早稲田大学の初代総長。

内田(うちだ) – 井上肇
1912年に開催されたストックホルム・オリンピックでは外交官として初参加で苦労する日本選手団をサポートする。

平沢 和重 – 星野源
外交評論家でNHK解説委員。
1964年オリンピックの開催地を決めるミュンヘンIOC総会で最終スピーチの大役を任される。

岩田 幸彰 – 松坂桃李
日本オリンピック委員会常任委員。
情熱と行動力でオリンピックの東京招致に貢献する。

東 龍太郎 – 松重豊
スポーツ医学の草分けの医師から東京都知事に。
難問ばかりが降りかかりオリンピック知事と呼ばれる。

美津子 – 小泉今日子
志ん生の長女で敏腕マネージャー。

岸 清一 – 岩松了
第2代大日本体育協会会長。

武田 千代三郎 – 永島敏行
大日本体育協会副会長。

万朝 – 柄本時生
孝蔵の噺家仲間。

金栗 スマ – 大方斐紗子
四三の祖母。

田島 錦治 – ベンガル
京都帝国大学教授

田畑 うら – 根岸季衣
田畑政治の母




Wikiwikiメモ、クドカン含めてあまちゃんスタッフが再び集結

・クドカン(宮藤官九郎)のNHKの執筆は、連続テレビ小説「あまちゃん」以来、2度目。

・チーフ・プロデューサーの訓覇圭、演出担当のチーフ・ディレクターの井上剛と2013年の連ドラ「あまちゃん」のスタッフが集結した。

・大河ドラマは実在の歴史人物が中心だが1986年の「いのち」(作:橋田壽賀子)など近現代史を扱ったものもある。

・2017年4月3日に中村勘九郎と阿部サダヲのW主演を発表、物語は1950年〜1960年が中心の前後編

公式ツイッター

解説・オリンピックとは

オリンピックとは国際オリンピック委員会(IOC)が開催する世界的なスポーツの大会。

夏季と冬季の大会が4年に1度に開催、シンボルマークから五輪とも呼ばれる。

夏季オリンピック第1回は1896年にアテネ(ギリシャ)で開催した。

オリンピックの名前はゼウスの神殿のあったオリンポスに由来しており、紀元前776年まで遡る古代オリンピックを現代に復活させたため近代オリンピックともいう。

1916年のベルリン大会は第一次世界大戦により開催中止、1940年の東京と1944年のイギリス大会も戦争により開催できなかった。

第二次世界大戦が終結した1948年のロンドン大会から復活、芸術部門も廃止して国際的なスポーツ大会の地位を確立した。

2018年の冬季五輪は韓国の平昌、2020年の夏季五輪は日本の東京、2022年の冬季五輪は中国の北京で開催する。

当時のオリンピックのポイント

・日本初のオリンピック出場選手となった金栗四三はレース中に日射病で倒れて行方不明にり「ミッシング・ジャパニーズ」と呼ばれた

・金栗四三は倒れたのちに付近の住民「ペトレ家」で介抱されており、無事に帰国した

・ドラマでは中村勘九郎が演じる金栗四三が倒れた先にいる家にいた現地の家族として、当時の金栗を介抱したペトレ家の子孫が出演する

・金栗四三は1967年(昭和42年)3月、スウェーデンでのストックホルムオリンピック開催55周年を記念する式典に呼ばれた

・記念式典で金栗は改めてゴールテープを切り、タイムは54年と8ヶ月6日5時間32分20秒3とオリンピック史上最も遅いマラソン記録を残した




概要とスタッフ

放送開始日:2019年1月6日スタート、日曜20時(全50回)
放送局:NHK総合
公式サイト:リンク
公式ツイッターアカウント:@nhk_td_idaten
作:宮藤官九郎(脚本は映画「ピンポン」や「木更津キャッツアイ」シリーズ、監督は映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」など)
制作統括、チーフ・プロデューサー:訓覇圭
演出、チーフ・ディレクター:井上剛
ドラマ撮影期間:2018年4月4日から

・1作後のNHK大河ドラマ

・2019年月4〜6月のドラマ情報のまとめ