映画「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」福島第一原発事故の最前線 佐藤浩市に渡辺謙

最終更新日:2019年5月1日




映画「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」福島第一原発事故の最前線 佐藤浩市に渡辺謙

東日本大震災時の福島第一原発事故を描く映画「Fukushima 50」が2020年に公開されます。

原作は90人以上の関係者の取材をもとにした門田隆将のノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」。

主演の佐藤浩市が福島第一原発1、2号機の当直長。

渡辺謙は亡くなった福島第一原発の吉田昌郎所長を演じます。

目次・Fukushima 50 (フクシマフィフティ)

あらすじ
キャスト
wiki
ツイッター
概要とスタッフ

あらすじ、2011年3月 福島原発で約50人の作業員が残り続けていた

2011年3月11日午後2時46分。

最大震度7という日本の観測史上、最大の地震が発生した。

巨大な津波が福島第一原子力発電所を襲う。

原子炉は冷却が不可能となり、建屋が次々に水素爆弾を起こしてメルトダウンが迫っていた。

原発の当直長の伊崎利夫は次々と起こる不測の事態に対応せざるを得ない。

所長の吉田昌郎は現場の指揮を執りつつ、混乱する本社とのやり取りに悪戦苦闘。

福島原発を放棄すれば、その影響は5000万人にも及ぶ。

自衛隊は緊急出動、米軍は「トモダチ作戦」を発動。

その中で、福島原発の現場には約50人の作業員が残り続けていた。

キャスト、佐藤浩市に渡辺謙

伊崎 利夫 – 佐藤浩市
福島第一原発1、2号機当直長。

吉田 昌郎 – 渡辺謙
福島第一原発所長。

Wikiwikiメモ

・若松節朗監督は「ホワイトアウト」(2000年)、「沈まぬ太陽」(2009年)などを手掛けた

・タイトルの「Fukushima 50」は福島第一原発で現場に残り続けた約50人の作業員を欧米メディアが呼称していた

・佐藤浩市が演じる伊崎利夫は仮名、渡辺謙が演じるのは亡くなった吉田昌郎元所長

公式ツイッター




概要とスタッフ

映画公開日:2020年
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@Fukushima50JP
監督:若松節朗
脚本:前川洋一
原作:門田隆将
映画発表日:2018年11月20日
映画撮影期間:2018年11月25日〜2019年1月末

・2019年の映画情報まとめ



映画「ザ・ファブル」岡田准一が休業中の殺し屋 木村文乃に福士蒼汰と山本美月

最終更新日:2019年2月18日
画像:講談社

映画「ザ・ファブル」岡田准一が休業中の殺し屋 木村文乃に福士蒼汰と山本美月

岡田准一や木村文乃、山本美月、福士蒼汰と豪華俳優陣が揃った映画が2019年6月21日に公開です。

まず、「ザ・ファブル」のあらすじを一言でまとめます。

一般人として普通の生活を送ろうとする殺し屋の物語

原作は南勝久が2014年から雑誌「週刊ヤングマガジン」で連載中の漫画。

柳楽優弥や向井理、安田顕、佐藤浩市らも出演して勢いのある青年漫画の実写化に挑みます。

目次・ザ・ファブル

あらすじ
キャスト
wiki
ツイッター
概要とスタッフ

あらすじ、殺し屋を休業中の二人が事件に巻き込まれた女性を助けようとする

裏社会で「天才的な殺し屋」と呼ばれる一人の男がいた。

その男は「寓話」という意味を持つ「ファブル」と呼ばれる。

幼い頃からファブルはパートナーの女と共に数々の標的を殺してきた。

しかし、その正体が暴かれるの恐れたボスがファブルに対して「殺し屋を1年間、休業して大阪で一般人として生活を送る」というミッションを与える。

もちろん、殺しは禁止だ。

佐藤明の偽名を与えられたファブルとパートナーの佐藤洋子は一般人としての生活を奇妙にも楽しむ。

そんなファブルたちは事件に巻き込まれたミサキを助けるため、再び裏社会に踏み込む。

キャスト、岡田准一に木村文乃 福士蒼汰と山本美月

ファブル – 岡田准一(V6)
幼少時から訓練を受けたプロの殺し屋で偽名は佐藤明(さとう・あきら)。
どんな敵でも6秒以内に殺す技術を持つ。
普段は温厚で無駄な殺生はしない。

佐藤 洋子(さとう・ようこ) – 木村文乃
ファブルのパートナーで凄腕の殺し屋でヨウコは偽名。
ボスの指示によりファブルと共に大阪で暮らす。
殺し屋の休業期間中に恋をすることを目標にしている。

ボス – 佐藤浩市
ファブルを幼い頃から殺し屋として育てる。
いろりで魚を焼いて食うオヤジ。

ミサキ – 山本美月
殺し屋休業中のファブルが大阪で出会う女性。

海老原 – 安田顕
ファブルの世話を請け負う真黒カンパニーの社長。
ファブルについては敵意がある。

小島 – 柳楽優弥
ミサキを追い詰める海老原の弟分。

砂川 – 向井理
海老原と対立する真黒カンパニー専務。

フード – 福士蒼汰
ファブルを倒し名を上げようとする殺し屋。

田高田 – 佐藤二朗
ファブルが人生で初めてアルバイトをするデザイン会社の社長。
面倒見が良く、お酒や飲み会が大好き。

・その他の出演者
木村了、光石研、井之脇海、加藤虎ノ介、南出凌嘉、好井まさお、粟島瑞丸、六角精児、モロ師岡




Wikiwikiメモ

・映画出演の多い岡田准一だが、漫画原作の映画化は初

・「ファブル」は「寓話」を意味する英語

・原作漫画の累計発行部数は200万部を突破、2017年度の講談社漫画賞を受賞した

公式ツイッター




概要とスタッフ

映画公開日:2019年6月21日
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@the_fable_movie
監督:江口カン
脚本:渡辺雄介
原作:南勝久
映画発表日:2018年6月23日
映画撮影期間:2018年6月13日~8月中旬

・2019年の映画情報まとめ



映画「空母いぶき」日中の軍事衝突を西島秀俊と佐々木蔵之介 かわぐちかいじの漫画実写化

最終更新日:2019年2月10日
画像:小学館

映画「空母いぶき」かわぐちかいじの日中衝突の漫画が実写化

日本と中国の軍事問題を題材にした漫画が2019年5月24日に実写化して映画公開です。

まず、「空母いぶき」のあらすじを一言でまとめます。

尖閣諸島を巡っての日中の軍事衝突

原作は「沈黙の艦隊」や「ジパング」など自衛隊など日本の軍事をテーマにした作品が人気のかわぐちかいじの漫画。

空母いぶきの艦長で主人公を西島秀俊、副艦長を佐々木蔵之介が演じます。

目次・空母いぶき

あらすじ
キャスト
wiki
公式ツイッター
概要とスタッフ

あらすじ、自衛隊初の空母が完成するも中国が尖閣諸島に侵攻

日本が実効支配しつつも中国が領有権を主張している尖閣諸島。

ある日、遭難者に擬装した工作員が尖閣諸島に上陸した。

「この島は中国固有の領土であり、中国の船舶を待つ」と主張する「尖閣諸島中国人上陸事件」が発生した。

そして日本の領海に侵入を図る中国海警局の船舶と海上保安庁巡視船が衝突して事態はエスカレートしていく。

日本政府は中国に妥協して事態の収拾を図る。

ただ、危機感を覚えた首相は新型護衛艦を旗艦にした新護衛隊群の創設を柱とする「ペガソス計画」の前倒しを決定する。

1年後、自衛隊初の空母である「いぶき」が完成した。

しかし「いぶき」が演習航海中に中国軍は突如として日本への侵攻を開始する。

中国は尖閣諸島を制圧、戦闘で自衛隊は初の戦死者を出す。

内閣総理大臣は史上初の防衛出動の決断を下し、日本と中国の武力衝突は避けられない展開になった。

キャスト、艦長を西島秀俊 副艦長を佐々木蔵之介

秋津 竜太(あきつ・りょうた) – 西島秀俊
航空自衛隊のエースパイロットを経て空母「いぶき」の初代艦長となる。
抑止力による戦争回避を主張するも、実際の武力衝突も視野に入れている。
力には力で対抗する必要を感じている。

新波 歳也(にいなみ・としや) – 佐々木蔵之介
秋津と空母「いぶき」艦長の座を競った結果、副艦長兼航海長となる。
自衛隊が発足以来、一人も任務で殺傷していないことを誇りに思っている。
艦長の秋津の思想には同意していない。

垂水 慶一郎(たるみ・けいいちろう) – 佐藤浩市
内閣総理大臣。
アメリカの軍事的影響力が低下する中で独自の防衛力を高める必要があると考える。

沢崎 勇作- 吉田栄作
外務省アジア大洋州局局長。

石渡 俊通- 益岡徹
内閣官房長官。

滝 隆信 – 高嶋政宏
潜水艦「はやしお」艦長。

瀬戸 斉明 – 玉木宏
護衛艦「はつゆき」艦長。

迫水 洋平 – 市原隼人
アルバトロス隊隊長。

淵上 晋 – 戸次重幸
第92飛行群群司令。

浮船 武彦 – 山内圭哉
護衛艦「いそかぜ」艦長。

岡部 隼也 – 和田正人
護衛艦「いそかぜ」砲雷長。

柿沼 正人 – 平埜生成
アルバトロス隊パイロット。

湧井 継治 – 藤竜也
第五護衛隊群群司令。

本多 裕子 – 本田翼
国家の危機に立ち向かおうとするネットニュースの記者。
空母いぶきに乗り込む唯一の女性。

晒谷 桂子 – 斉藤由貴
裕子の安否を気遣いながらも、その仕事に信頼を寄せる上司。

田中 俊一 – 小倉久寛
裕子と共に空母いぶきに乗艦する大手新聞のベテラン記者。

藤堂 一馬 – 片桐仁
裕子の先輩ディレクター。

吉岡 真奈 – 土村芳
裕子たちのアシスタント。

中野 啓一 – 中井貴一
変わらぬ日常が続く都内のコンビニ店長。

コンビニ店員 – 深川麻衣

・その他のキャスト
村上淳、石田法嗣、金井勇太、工藤俊作、千葉哲也、横田栄司、堂珍嘉邦、袴田吉彦、渡辺邦斗、中村育二、三浦誠己




Wikiwikiメモ

・2月24日発売の小学館の雑誌「ビッグコミック」で実写映画化が発表された

・原作は「ビッグコミック」で2014年から現在も連載中で3月30日に単行本9巻が発売される

・空母「いぶき」は架空の航空機搭載型護衛艦(DDV)

・映画の撮影期間は2018年3月10日〜4月30日でエキストラを募集中(リンク

公式ツイッター




概要とスタッフ

映画公開日:2019年5月24日
公式サイト:リンク
原作特設サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@ibuki192
監督:若松節朗
脚本:長谷川康夫
企画:福井晴敏
原作、監修:かわぐちかいじ
映画発表日:2018年2月24日
映画撮影期間:2018年3月10日〜4月30日

・2019年の映画情報まとめ



映画「友罪(ゆうざい)」生田斗真に瑛太、監督は瀬々敬久 少年犯罪のその後の物語

最終更新日:2018年5月24日

映画「友罪」生田斗真に瑛太 少年犯罪のその後の物語

映画「64-ロクヨン- 前編/後編」などを手がけた瀬々敬久が監督を務める映画「友罪」が2018年5月25日、公開です。

まず、「友罪」のあらすじを一言でまとめます。

凶悪事件の少年犯のその後の物語

原作は少年犯罪をテーマにした薬丸岳の小説。

凶悪な少年犯罪の疑いのある男に瑛太、その友人で疑心暗鬼になるのが生田斗真です。

目次・友罪

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
ロケ地
概要とスタッフ

あらすじ、17年前の少年犯罪に振り回される若者たち

益田純一はジャーナリストを目指すも挫折、生きるために製作所に住み込みで働き始める。

益田と同期入社の鈴木秀人は無口な暗い性格で毎晩のようにうなされていた。

中学生の時にいじめを苦にして自殺した友人を益田は思い出し、鈴木と仲良くしていこうと決める。

事務員の藤沢美代子と仲良くなっていくと鈴木はだんだんと明るくなり、製作所では穏やかな日々が流れるようになった。

そんな時、益田は元恋人の雑誌記者から17年前に起きた残虐な犯罪をした少年「青柳健太郎」について教えて欲しいと頼まれる。

益田はジャーナリスト時代の暗い過去から目を背けるため拒絶するも、その写真が同僚の鈴木に似ていると気づく。

益田は鈴木が少年犯罪をした少年だと調べていくうちに、17年前に犯した自分の罪と向き合わざるを得なくなる。

キャスト、生田斗真に瑛太 夏帆に山本美月

益田 純一 – 生田斗真
ジャーナリストを目指していた若者。
挫折をして寮のある町工場で働き出す。
中学生の時に友達が自殺してしまったことを悔やんでいる。

鈴木 秀人 – 瑛太
真面目で大人しい青年。
益田と同期として町工場で働く。
17年前の残虐な犯罪を実行した「青柳健太郎」との疑いがある。

藤沢 美代子 – 夏帆
益田や鈴木と同じ会社で働く事務員。
元恋人のせいでAV女優をした過去を持つ。
鈴木に好意を持っている。

杉本 清美 – 山本美月
益田のかつての交際相手。
雑誌記者として「黒蛇神事件」を調べている。

白石 弥生 – 富田靖子
犯罪をした少年「青柳健太郎」の母親代わりとなった女性。

達也 – 忍成修吾
藤沢美代子の元恋人。
AV女優時代のネタで美代子を脅迫する。

山内 修司 – 佐藤浩市
タクシードライバーで家族を解散した過去を持つ。
交通事故で人を亡くした息子が結婚しようとして怒る。

・その他の出演者
奥野瑛太、飯田芳、小市慢太郎、矢島健一、青木崇高、西田尚美、村上淳、片岡礼子、石田法嗣、北浦愛、坂井真紀、古舘寛治、宇野祥平、大西信満、渡辺真起子、光石研




Wikiwikiメモ

・原作者の薬丸岳(やくまる・がく)は女子高生コンクリート詰め殺人事件をきっかけに少年法への知識を深めて少年犯罪をテーマにした小説を書くようになった

・原作者の薬丸岳は2005年の小説「天使のナイフ」で第51回江戸川乱歩賞を受賞

・原作者の薬丸岳の作品で映像化されたのは滝沢秀明主演の「悪党(フジテレビ、2012)」、椎名桔平主演の「刑事のまなざし(TBS、2013)」、小出恵介主演の「天使のナイフ(WOWWOW、2015)」

公式ツイッター

ロケ地

・撮影現場になった学校
名称:高萩市立高萩中学校
住所:茨城県高萩市高浜町1丁目77

・少年院の撮影場所
住所:茨城県日立市

概要とスタッフ

映画公開日:2018年5月25日
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@yuzai_movie
監督、脚本:瀬々敬久
原作:薬丸岳
原作発売日:2013年5月2日

・2018年の映画情報のまとめはこちら






映画「赤い雪 Red Snow」主演は永瀬正敏と菜葉菜

最終更新日:2018年12月4日

映画「赤い雪 Red Snow」主演は永瀬正敏と菜葉菜

永瀬正敏と菜葉菜が主演のオリジナル脚本の映画が2019年2月1日に公開です。

まず、映画「赤い雪 Red Snow」のあらすじを一言でまとめます。

30年前の薄れた事件の記憶をめぐる物語

映画「赤い雪 Red Snow」は雪国で起きた30年前の少年失踪事件をめぐり、人の記憶の曖昧さや感情を問う物語。

主演は永瀬正敏と菜葉菜で、他のキャストには佐藤浩市や井浦新などが揃いました。

目次・赤い雪 Red Snow

あらすじ
キャスト
wikiメモ
ツイッター
概要とスタッフ

あらすじ、少年失踪事件と30年の沈黙を守る女性

雪深い村である日、少年が消えた。

その少年の弟は自分の記憶があいまいなせいで兄がいなくなったと思い込み悩み続けている。

少年失踪事件の犯人と疑われた女性はいくつもの怪しい事件に関連していると思われるが、一貫して沈黙を貫いた。

それから30年が経過した。

人はある出来事について黙り続けていると、何が事実だったのか本当に忘れてしまう。

事件の容疑者の女性の記憶も雪の中でかすれていった。

そんな女性には一人の娘がいた。

30年前の少年失踪事件の謎を追う新聞記者により、少年失踪事件の被害者の弟と容疑者の娘が出会う。

事件に関係した人々の記憶や嘘を塗り重ねた「漆の器」が少しづつ、溶けていく。

キャスト、永瀬正敏に菜葉菜 井浦新に佐藤浩市

被害者の兄 – 永瀬正敏
30年前の少年失踪事件の兄。

容疑者の娘 – 菜葉菜
30年前の少年失踪事件の容疑者の娘。

新聞記者 – 井浦新
30年前の少年失踪事件の謎を追う記者。

・その他のキャスト
佐藤浩市、夏川結衣、イモトアヤコ、眞島秀和




Wikiwikiメモ、ロケ地は山形県新庄市や大蔵村肘折温泉、庄内地域

・監督の甲斐さやかは2014年の山形国際ムービーフェスティバルで準グランプリを獲得した

・映画のロケ地は山形県新庄市や大蔵村肘折温泉、庄内地域、新潟県

・出演者の眞島秀和は映画の主要なロケ地の山形県の米沢市の出身

・本作は甲斐さやかのオリジナル脚本で、実際にあった事件をヒントにしている

・浅野博貴は自身がプロデュースした映画「64」と同じキャストの永瀬正敏と菜葉菜、佐藤浩市や夏川結衣を本作でも起用した

公式ツイッター




概要とスタッフ 監督と脚本は甲斐さやか

映画公開日:2019年2月1日
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@ERedsnow
監督、脚本:甲斐さやか(短編映画「オンディーヌの呪い」など)
プロデューサー:浅野博貴(映画「64‐ロクヨン‐」など)
映画撮影期間:2017年2月25日〜

・2019年の映画情報まとめ



映画「北の桜守」吉永小百合と堺雅人と北の大地

最終更新日:2018年3月4日

映画「北の桜守」主演は吉永小百合、息子役に堺雅人

日本が誇る大女優、吉永小百合が堺雅人と親子役を演じる映画「北の桜守」が2018年3月10日に公開されます。

まず、映画「北の桜守」のあらすじを一言でまとめます。

病んだ母と成功した息子が北の大地で再生する

「北の桜守」は北海道の網走で育った母と子が大人になって北の地で再会、老いた母の再生を目指す物語。

吉永小百合と堺雅人が北の大地で見せつける魂とはどんなものか。

篠原涼子や佐藤浩市、阿部寛や高島礼子、中村雅俊と笑福亭鶴瓶、岸部一徳という主演クラスがずらりと揃う豪華な布陣になりました。

目次・北の桜守

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
吉永小百合
概要とスタッフ

あらすじ、15年ぶりに帰国した息子と老いた母

第二次世界大戦が終結した1945年。

北の樺太で家族で暮らしていた江蓮てつはソ連の侵攻から逃げて北海道の網走にやってきた。

夫を樺太に残したてつは二人の息子と一緒に厳しい寒さと貧しい生活をなんとかやりくりして息子たちを育て上げる。

てつは息子の修二郎が大人になった後も夫を待ち続けて網走で暮らしていた。

その修二郎は米国に渡って成功、米国企業の日本社長として15年ぶりに帰国する。

しかし、修二郎を待っていたのは戦争のPTSD(心的外傷後ストレス障害)で変わってしまった母のてつだった。

そんな母を見て修二郎は家族として一緒に暮らすことを決意する。

しかし、立派になった修二郎に迷惑をかけたくないと、てつは一人網走に戻ろうとする。

母に寄り添いたいと願う修二郎は、二人で北海道の各地を巡り、共に過ごした記憶を拾い集めるように旅を始める。

キャスト、吉永小百合と堺雅人 篠原涼子に阿部寛

江蓮 てつ(えづれ・てつ) – 吉永小百合
樺太で暮らしていた女性。
戦争により息子を連れて網走へたどり着いた。
寒さと貧しさに耐えて息子を育てたものの、年老いてPTSDに悩む。

修二郎 – 堺雅人
てつの息子で次男。
網走で子供時代を過ごた後に米国で成長。
米国企業ミネソタ24の日本社長として帰国する。
久しぶりに帰国して母と対面、やつれた姿を見て一緒に暮らそうと決意する。

真理 – 篠原涼子
アメリカ育ちの修二郎の妻。
日本での生活を始めた矢先に義母のてつと暮らすことになり、不満を抱いている。

徳次郎 – 阿部寛
南樺太で製材所を営んでいた、てつの夫。
ソ連軍侵攻に伴い国民義勇隊召集されて戦地に赴く。

菅原信治 – 佐藤浩市
引き揚げてきた江蓮親子に闇米屋として仕事を与える。

岩木 – 毎熊克哉
闇米屋の菅原信治の弟子。

島田光江 – 高島礼子
網走で江蓮家の隣人だった女性。
修二郎が網走を去った後のてつを知る。

岡部大吉 – 中村雅俊
真理の父親で修二郎の義父。
米国企業ミネソタ24の大株主でもあり修二郎に期待している。

居酒屋の主人 – 笑福亭鶴瓶
てつと修二郎が旅の途中に立ち寄る居酒屋たぬきの主人。

三田医師 – 永島敏行
てつを診る医者で、修二郎に病状を説明する。

山岡和夫 – 岸部一徳
長年にわたって、てつを手助けしてきた男性。
戦後に本土へ戻ってからもてつを見守るが、重大な秘密を抱えている。

杉本久 – 安田顕
少年時代に修二郎をいじめていた同級生

木村学 – 野間口徹
ミネソタ24の社員で社長の修二郎に仕える。




Wikiwikiメモ、北の三部作の最終章

・「北の桜守」は吉永小百合で北海道を舞台にした2005年の映画「北の零年」、2012年の「北のカナリアたち」に続く北の三部作の最終章

・吉永小百合は本作で映画出演120本目

・映画のロケ地は北海道網走市で冬の撮影、都内近郊や北海道稚内市、せたな町、札幌市などで春にロケを行う

・映画公開の2018年は「北海道」が命名されてから150周年の記念の年

・映画では吉永小百合の心象風景を舞台で表現

・劇中では主人公てつの心象風景を象徴的に舞台で表現、東京都出身のミュージシャンで劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチが演出を手がける

東映映画公式ツイッターなど




ピックアップ俳優、吉永小百合とは


吉永小百合とは1945年3月13日生まれの女優。

父親が出版社や映画雑誌を運営して事業に失敗、吉永小百合は小学6年生でテレビドラマでデビューする。

高校在学中に「キューポラのある街」のヒロインを務め17歳の若さでブルーリボン賞主演女優賞を受賞した。

歌手や女優として花開き大スターとなる。熱狂的なファンは「サユリスト」と呼ばれて代表格としてタモリがあげられる。

大企業で出世したサユリストたちが自社CMに吉永小百合を好むとの指摘は多い。

結婚相手はフジテレビのディレクター岡田太郎(後の共同テレビ会長)で本名は岡田小百合、子供はいない。

概要とスタッフ

映画公開日:2018年3月10日
公式サイト:リンク
監督:滝田洋二郎(映画「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」「おくりびと」など)
脚本:那須真知子(映画「北のカナリアたち」「デビルマン」など)
主題歌:「花、闌たけなわの時」
音楽:小椋佳、星勝
映画撮影期間:2017年2月16日〜2017年6月

・2018年の映画情報のまとめはこちら