Amazonドラマ「チェイス 第1章」主演は大谷亮平と本田翼 新潮社から配信中止の申し入れ

最終更新日:2018年1月12日

Amazonドラマ「チェイス 第1章」大谷亮平と本田翼

ドラマの舞台が地上波からネットの世界に移りだしています。

Amazonプライム・ビデオが2017年12月22日から独占配信したドラマの主演は大谷亮平と本田翼です。

まず、「チェイス」のあらすじを一言でまとめます。

冤罪事件を追う記者とAD

物語は完全オリジナルで27年前の冤罪事件を記者の大谷亮平とテレビの新米ADの本田翼が追う。

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で知名度を急激に高めた大谷亮平、石原さとみや綾瀬はるかなどとのコンビでドラマ界の中心になってきた本田翼の共演に注目です。

新潮社が2018年1月18日にドラマ配信の即時中止を申し入れを発表、今後の行く末に注目が集まっています。

目次・チェイス

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
盗作騒動
概要とスタッフ

あらすじ、27年前の未解決事件を追う記者が国家権力の恐ろしさを知る

27年前、5つの連続幼女殺人事件が起きた。

当時、DNA鑑定により一人の男が犯人として捕まった。

BSテレビ東都の新米ADの麻衣はじ逮捕にはいくつもの矛盾点が存在することに気づき、未解決事件の検証番組を提案する。

麻衣は敏腕フリージャーナリストの三上と共に真実を追い始めた。

5つの事件の遺体発見現場は全て同じ河原沿いで、3件目だけがDNA型鑑定の結果を元に立件されて有罪判決となっている。

前後の4件は未解決のままだ。

麻衣と三上は真相究明に突き進みBS東都は検証番組の放送にこぎつける。

しかし、事件の真実には警察、科警研、司法、あらゆる国家権力が絡み合うタブーがあった。

報道の限界はどこにあるのか。

本物のジャーナリズムを見据えたBS放送の小さな報道番組がもがき苦しんでいく。

キャスト、大谷亮平に本田翼 岸谷五朗に羽田美智子

三上 一樹 – 大谷亮平
27年前に起こった未解決事件を追うフリーの記者。
冤罪と国家権力に対して手段を選ばない強引さで戦う。

相沢 麻衣 – 本田翼
BSテレビ東都の新米AD。
27年前に起こった連続幼女誘拐殺人事件の矛盾に気づいて冤罪を扱ったドキュメンタリー番組を企画する。

長谷川 正 – 岸谷五朗
テレビ業界のタブーに触れてBS東都にやってきたエグゼクティブプロデューサー。
麻衣の企画に賛同して真相究明を後押しする。

斉藤 真紀子 – 羽田美智子
BS東都の看板番組のメインキャスター。
お局的な立場でプライドが高く、キー局のアナウンサーを敵視している。

渡辺 俊哉 – 小林且弥
上司を殴りBS東都へ左遷された技術屋。
ぶっきらぼうだが男気がある。

田中一平 – 橋本淳
上司の女に手を付けBS東都へ左遷されたアシスタントディレクター。
軽い性格で合コンが大好き。

平山英一 – 田山涼成
ことなかれ主義のBS東都の局長。
後輩の本局局長に反発して麻衣の企画をバックアップする。

山崎 登 – 平田満
27年前に連続幼女誘拐殺人事件の犯人として逮捕された元保育園用務員。
気が小さく喋りが下手ながら無実の主張を続けている。

白井 徹子 – かとうかず子
白井法律事務所の弁護士で冤罪の疑いのある山崎登の担当弁護士。
山崎の無実を信じ続けている。

赤坂 吾郎 – でんでん
山崎登を逮捕した元刑事。
強引な取り調べで山崎を自白させた。

守谷 秀人 – 嶋田久作
謎の男。




Wikiwikiメモ、全7話で毎週金曜に配信

・タイトルの「チェイス(chase)」の意味は「追跡」

・主題歌を担当したポルノグラフィティは「働くことの悲哀、働く人の矜持みたいなものを表現できたらと思い作りました」とコメント

・ドラマ「チェイス」の第1章は2017年12月22日からAmazonプライム・ビデオで配信がスタートする

・第1章は全7話で毎週金曜日に1話ずつ配信され、2018年春には第2章を予定している

・脚本の福田靖は2017年の櫻井翔主演のドラマ「先に生まれただけの僕」でもオリジナルの原案を担当した

公式ツイッター

盗作騒動、清水潔氏の「殺人犯はそこにいる」 新潮社は配信中止を申し入れ

ドラマの配信後、内容が清水潔氏の「殺人犯はそこにいる」に似ているとの指摘が相次いだ。

モデルになっていると言われた作品は栃木県足利市や群馬県太田市で5人の少女が誘拐、殺害された「足利事件」を含むノンフィクション。

「殺人犯はそこにいる」を発行した新潮社は12月28日に「弊社および清水氏はドラマ「チェイス」の制作について何ら関知いたしておりません」と発表した。

これを受けてドラマ「チェイス」のプロデューサーの四宮隆史氏は12月30日にツイッターで清水氏に大して「リスペクトする清水さんから名指しでお叱りを受ている現状は重く受け止めなくてはならず、未解決事件の真相解明に向けた動きの一助になれば、との想いがはやり過ぎたかもしれないと反省しております」などとコメントした。

一連の騒動を受けて新潮社は2018年1月18日、ドラマを配信するアマゾンジャパン合同会社と製作会社のJokerFilms株式会社に対してドラマ配信の即時中止を申し入れたと発表した。

新潮社は「殺人犯はそこにいる」の映像化については「事件の被害者であるご遺族の感情に配慮し、弊社および清水氏は慎重を期して検討を進めております」とコメントした。

概要とスタッフ

ドラマ放送日(第1章):2017年12月22日スタート、毎週金曜日に1話ずつ更新(初回のみ第1話と第2話を同時配信)
ドラマ放送日(第2章):2018年春
放送局:Amazonプライム・ビデオ
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@amazon_chase
総監督:深川栄洋
脚本:福田靖(「海猿シリーズ」「HEROシリーズ」、ドラマ「先に生まれただけの僕」など)
主題歌:ポルノグラフィティ「Working men blues」
原作:オリジナル
ドラマ発表日:2017年10月24日

・2018年1月〜3月のドラマ情報のまとめはこちら






ドラマ「刑事ゆがみ」浅野忠信と神木隆之介

最終更新日:2017年12月14日
画像:ビッグコミックオリジナル

ドラマ「刑事ゆがみ」浅野忠信と神木隆之介

10月12日からのフジテレビの木10枠のドラマは浅野忠信と神木隆之介による刑事ものです。

まず、「刑事ゆがみ」のあらすじを一言でまとめます。

適当だが事件解決のためなら違法捜査を厭わない刑事

原作は「ビッグコミックオリジナル」で連載中の井浦秀夫による漫画。

浅野忠信が演じる主人公の刑事は普段は適当な性格ながらくせ者で、相棒の生真面目な新米刑事を神木隆之介が演じます。

目次・刑事ゆがみ

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
浅野忠信
概要とスタッフ

あらすじ、普段は適当な刑事の弓神が事件のゆがみを見つける


主観的な正義とあいまいな真実が広がる現代社会。

普段は「てきとう」な刑事の弓神適当(ゆがみ・ゆきまさ)は軽い雰囲気で人から話を引き出していく。

弓神は相手がコソ泥でも国会議員でも関係なくは事件に潜む「ゆがみ」を見つける。

真実を求める弓神は空気を読まず、違法捜査も日常茶飯事に繰り返す。

そんな弓神の相棒は真面目だが出世意欲の強い新米刑事の羽生。

かみ合わないデコボココンビが現代社会が抱える問題に直面する。

キャスト、浅野忠信に神木隆之介

弓神適当(ゆがみ・ゆきまさ) – 浅野忠信
普段は適当な性格でゆがんだ性格の刑事。
事件性がないと見られる事件でも犯罪者のゆがんだ心を見抜く。
犯罪を見逃さないためなら違法捜査も躊躇しない。

羽生虎夫(はにゅう・とらお) – 神木隆之介
真面目で正義感はあるが出世意欲も強い新米刑事。
相棒で違法捜査だらけの弓神に振り回される。

菅野理香 – 稲森いずみ
弓神と羽生と共に働く刑事。
適当すぎる弓神に苦言を呈する。

氷川和美 – 山本美月
警察組織に属せず弓神の独自調査を支援する敏腕ハッカー。
弓神の裏の相棒であだ名はヒズミ。

多々木挙男 – 仁科貴
うきよ警察署刑事課強行犯係の年長者。

町尾守 – 橋本淳
多々木と共に強行犯を支えるしっかり者の刑事。

横島不二実 – オダギリジョー
7年前に自らの小説になぞった殺人事件を自演した作家。
逮捕される直前に焼身自殺を偽装、娘はヒズミ。

・各話のゲスト
小倉優子、杉咲花、岡田義徳、大後寿々花、小倉優香(第1話)
斎藤工、水野美紀(第2話)
寺脇康文(第3話)
高梨臨、飯豊まりえ(第4話)
板谷由夏、丸山智己、木下ほうか(第5話)
新田真剣佑、MEGUMI、新井美羽(第6話)
りょう、早見あかり(第7話)
市川由衣(第8話)
二階堂ふみ(第9話)



Wikiwikiメモ、原作者の井浦秀夫の作品は「弁護士のくず」が過去にドラマ化

・主人公の刑事の名前「適当」は悪い意味のてきとうではなく、いい加減・極端じゃなく灰色という意味

・浅野忠信はキムタク主演の2017年1月のドラマ「A LIFE~愛しき人~」に続いて連ドラに出演

・原作者の井浦秀夫の作品では、「弁護士のくず」が2006年にTBSの木10枠、 豊川悦司主演でドラマ化した

・第1話で痴漢事件の容疑者の妻役として小倉優子が7年ぶりにドラマ出演する

・第6話にはタクシードライバー兼モデルの「美人すぎるタクシードライバー」生田佳那が新田真剣佑の運転手役として出演する

公式ツイッター

ピックアップ俳優、浅野忠信とは

浅野忠信(あさの・ただのぶ)とは1973年11月27日生まれの俳優。

祖父はアメリカ人のクオーターで身長は179cm。

ドラマのオーディションで芸能界入り、バンド活動を続けながらも映画俳優として活躍を始める。

2007年にはロシア人の監督作品「モンゴル」で主演のチンギス・ハーン役を務めるなど、国内外の映画に出演、いくつもの映画祭で受賞する。

1995年に歌手のCHARAと結婚して22歳で父になり、2子をもうけるも2009年に離婚した。

自身の父親が設立した芸能事務所アノレに所属。

概要とスタッフ

ドラマ放送日:2017年10月12日スタート、毎週木曜22時
放送局:フジテレビ
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@keiji_yugami
脚本:倉光泰子(ドラマ「ラヴソング」「突然ですが、明日結婚します」など)、大北はるか(ドラマ「好きな人がいること」など)、藤井清美(映画「るろうに剣心」シリーズなど)
プロデュース:藤野良太、高田雄貴
演出:西谷弘、加藤裕将、宮木正悟
主題歌:WANIMA「ヒューマン」
初回視聴率:7.6%
原作:井浦秀夫(小学館「ビッグコミックオリジナル」)
ドラマ発表日:2017年7月31日

・次クールの木10ドラマの情報はこちら

・2018年1月〜3月のドラマ情報のまとめはこちら






NHKドラマ「悦ちゃん(えっちゃん)」主演はユースケ・サンタマリア

最終更新日:2017年8月16日

NHKドラマ「悦ちゃん(えっちゃん)」主演はユースケ・サンタマリア 数回にわたりドラマ化された名作の最新版

NHKが幾多にわたりドラマ化された名作を現代版にリメイク、2017年7月15日から毎週土曜よる6時に放送です。

まず、ドラマ「悦ちゃん」のあらすじを一言でまとめます。

妻を亡くした男のため新しいママを探す娘

獅子文六の小説が原作の「悦ちゃん」は妻を亡くして無気力になった男のため、その娘が新しいママを探す物語。

主演にはユースケ・サンタマリア、元気な少女の「えっちゃん」は高い演技力で天才子役と呼ばれる平尾菜々花です。

モデルの石田ニコル、若手の実力派と言われる門脇麦なども出演してユースケサンタマリアを盛り上げます。

目次・悦ちゃん

あらすじ
キャスト
wikiメモ
ユースケ・サンタマリア
概要とスタッフ

あらすじ、妻を亡くした父のため娘が再婚相手を探して奮闘

第一次世界大戦が終わり激動の時代が始まった昭和10年の東京。

売れない作詞家の柳碌太郎は死んだ妻が忘れられずに荒れていた。

そんな碌太郎を見て娘の悦子はあることを考え付く。

新しいパートナーが見つかれば碌太郎もマシになっていくのではないか。

悦子は自分の担任教師やデパートの売り子などと碌太郎をくっつけようと精力的に動く。

しかし、同時に碌太郎の姉の鶴代は夫の仕事の関係で銀行の令嬢で美女のカオルと碌太郎の見合いを進めていた。

しみったれた「やもめ」の父の碌太郎ために悦子が縦横無尽に動き回っていく。

キャスト、ユースケサンタマリアに平尾菜々花 門脇麦に石田ニコル


柳碌太郎 – ユースケ・サンタマリア
売れない作詞家であだ名は「碌さん」。
妻を亡くして生きる気力を失っている。

柳悦子 – 平尾菜々花
歌が好きで碌太郎の娘。
ませている女の子で妻をなくして落ち込んでいる父親の嫁探しに奔走する。

池辺鏡子 – 門脇麦
デパートの売り子。
おとなしい性格で悦子と仲良くなっていく。

カオル – 石田ニコル
銀行の令嬢で絶世の美女。
碌太郎の姉の鶴代の夫と関係がある。

語り – 片岡愛之助

・その他のキャスト
婆や(ウメ) – 大島蓉子
大林鶴代 – 峯村リエ
大林信吾 – 相島一之
池辺久蔵 – 西村まさ彦
池辺藤子 – 堀内敬子
日下部絹 – 紺野美沙子
日下部一郎 – 矢野聖人
細野夢月 – 岡本健一
春奴 – 安藤玉恵
村岡政子 – 村川絵梨
次作 – 橋本淳



Wikiwikiメモ、原作は昭和時代に複数のドラマ化や映画化

・獅子文六の小説「悦ちゃん」は1937年に映画、1958年に日テレ、1965年にTBS、1974年にNHKでドラマ化された

・ユースケサンタマリアがNHKの連続ドラマの主演を務めるのは本作が初めて

ピックアップ俳優、ユースケ・サンタマリアとは


ユースケ・サンタマリアとは1971年3月12日生まれの俳優でタレント、歌手。

ラテンロックバンド「BINGO BONGO」のヴォーカルとしてデビュー、テレビの司会なども始める。

映画「踊る大捜査線シリーズ」の真下正義役、バラエティ番組「『ぷっ』すま」に出演して知名度を一気に高めた。

ゆるいトークと飾らないキャラクターが受けてバラエティからドラマ、CMなどの多方面で活躍する。

激務が続いて2004年ごろに激やせして仕事を急激に減らした。

当時はうつ病だったと吉田豪のインタビュー集「サブカル・スーパースター鬱伝」で明らかになる。

ジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属、本名は中山裕介。

大分県出身で母校の王子中学校の後輩はHKT48の指原莉乃、元SKE48の矢方美紀と小野晴香など。



概要とスタッフ 原作は獅子文六

ドラマ放送日:2017年7月15日、毎週土曜18時5分から18時43分(全8回)
放送局:NHK総合
公式サイト:リンク
原作:獅子文六
脚本:櫻井剛(ドラマ「マルモのおきて」「増山超能力師事務所」など)
演出:大原拓、清水拓哉
音楽:橋本由香利
プロデューサー:家富未央
制作統括:落合将
ドラマ撮影期間:2017年5月〜8月
ドラマ発表日:2017年4月27日
原作連載期間:1936年7月〜1937年1月(報知新聞)

・2017年7月〜9月のドラマ情報のまとめはこちら