ドラマ「幸色のワンルーム」山田杏奈と上杉柊平 誘拐犯と被害者の物語

最終更新日:2018年9月8日
画像:pixivコミック

ドラマ「幸色のワンルーム」山田杏奈と上杉柊平 誘拐犯と被害者の物語

議論を呼ぶ犯罪者と被害者の穏やかな生活を描いた物語が2018年7月8日の日曜深夜から関西のABCテレビで実写ドラマ化です。

まず、「幸色のワンルーム」のあらすじを一言でまとめます。

誘拐犯の男と被害者の女が一緒に生活する

原作は無料マンガサイト「pixivコミック」で2017年2月から連載している漫画家「はくり」の作品。

ウェブサイトで人気の一方、現実の事件との関連性で議論にもなりやすい話題作の実写化です。

被害者のヒロインを山田杏奈、誘拐犯の男性を上杉柊平が演じます。

関東ではテレビ朝日で放送する予定だったものの、見送りとなりました。

目次・幸色のワンルーム

あらすじ
キャスト
wiki
ツイッター
元ネタ
概要とスタッフ

あらすじ、虐待にあっていた少女を誘拐犯が保護する

その少女は両親から虐待され、学校ではいじめにあっていた。

少女の身体にはいたるところに傷跡が残り、心にはより大きな傷を負う災難が続いていた。

そんな地獄のような生活が変わったのは「誘拐」。

少女を盗撮し、ストーカー行為をしていた青年は少女を助けるため「誘拐」した。

青年は少女を両親から解放させようと、「幸せになってほしい」という思いをこめて少女を「幸」と名付けた。

幸は自分を救ってくれた誘拐犯を信頼する。

強い絆で結ばれるようになった時、幸は誘拐犯に「二人で逃げ切れたら結婚しよう、捕まったら一緒に死のう」と提案する。

これは誰に理解してもらえない、二人だけの物語。

キャスト、上杉柊平に山田杏奈 「=LOVE」の齊藤なぎさと佐々木舞香

お兄さん – 上杉柊平
一目ぼれした少女を盗撮、ストーカー行為をしていた。
虐待されていた少女を助けようと誘拐、同棲を始める。
見た目は普通な青年であり料理に関してはかなりの腕前。

幸(さち) – 山田杏奈
両親から過激な虐待を受け、学校ではいじめにあっていた。
弱っていたところを「お兄さん」に話しかけられて誘拐という形で保護された。
お兄さんと暮らしていくことで結婚の約束をするほど信頼を寄せるようになる。

形切 – 戸塚純貴
生徒から慕われる中学教師だが裏の顔を持っている。

・その他の出演者
幸のクラスメイト – 齊藤なぎさ(=LOVE)
幸のクラスメイト – 佐々木舞香(=LOVE)
幸のクラスメイト – 青井乃乃
幸の父親 – 清水伸
幸の母親 – 雛形あきこ
刑事 – 木下ほうか
刑事 – わたなべ麻衣
お兄さんの育ての親 – 大西信満
駄菓子屋の店主 – 赤座美代子




Wikiwikiメモ、日テレの月曜深夜の連ドラ枠はジャニーズの主演が続く

・pixivコミックやTwitterで話題になった原作は単行本化されて1〜4巻で累計75万部を突破

・pixivコミックが2017年に開催したWEBマンガ総選挙で原作は3位に選ばれた

・5月3日にサイゾーウーマンが伊野尾慧と塚田僚一が日テレの「シンドラ」枠で「幸色のワンルーム」に出演すると報じたが、誤報だった

・山田杏奈(やまだ・あんな)はアミューズ所属の女優で2018年公開の映画「ミスミソウ」で狂気の主人公を好演した

・上杉柊平(うえすぎ・しゅうへい)は研音所属の俳優で多くのドラマのほか2018年公開の映画「リバース・エッジ」で主要キャラを演じた

公式ツイッター

元ネタ、世の中いろんな人がいると言う話

原作の漫画が広まるきっかけになったのが作者が2016年9月20日にツイッターに投稿した「世の中いろんな人がいると言う話」。

その後にウェブサイトpixivで連載が始まり大きな反響を得た。

一方で現実にあった誘拐事件と関連付けた批判もあり、実写化に際しては脚本家の腕前が問われている。




概要とスタッフ

ドラマ放送日(テレビ朝日):2018年7月7日スタート、土曜26時30分→中止
ドラマ放送日(ABCテレビ):2018年7月8日スタート、日曜25時35分
放送局:テレビ朝日(ABCテレビ)
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@abc_SACHIiro
原作者ツイッター公式アカウント:@89hakuri
主題歌:FLOW「音色」
プロデューサー:飯田新
監督:本田隆一、玉澤恭平
脚本:保木本真也
原作:はくり
ドラマ発表日:2018年3月20日

・2018年10月〜12月のドラマ情報のまとめ



実写ドラマ・映画「わたしに××しなさい!(バツしな)」玉城ティナ、小関裕太、志尊淳

最終更新日:2018年4月15日
画像:講談社

実写ドラマ・映画「わたしに××しなさい!(バツしな)」玉城ティナと小関裕太がW主演

ギラギラした過激な恋愛漫画を原作に玉城ティナと小関裕太がW主演で2018年3月27日からTBSで実写ドラマ、6月23日には映画公開と続きます。

まず、「わたしに××しなさい!」のあらすじを一言でまとめます。

小説のため恋愛を知ろうとする女子の恋物語

原作の少女漫画雑誌「なかよし」で2009〜2015年に連載した遠山えまの漫画。

強気な女子に玉城ティナ、命令されるイケメンに小関裕太です。

ツイッターのやりとりから志尊淳も出演する可能性が高い。

目次・わたしに××しなさい!

あらすじ
キャスト
wiki
公式ツイッター
概要とスタッフ

あらすじ、ケータイ小説家の女子が恋愛を知るためイケメンを脅迫

氷室雪菜は無愛想で目つきが悪いため「雪女」とも呼ばれてクラスメイトから怖がられていた。

そんな雪菜は女子高生に人気のケータイ小説家「ユピナ」としての顔も持つ。

ある日、雪菜は自身の小説に恋愛要素が足りないと指摘される。

不器用で恋愛経験のない雪菜は小説のためにどう恋愛すれば良いのか悩む。

そんな時、雪菜は同じクラスの人気者の北見時雨の腹黒い部分を知る。

雪菜は時雨を脅迫して疑似的に恋愛を経験しようとする。

キャスト、玉城ティナに小関裕太 佐藤寛太に山田杏奈

氷室 雪菜(ひむろ・ゆきな) – 玉城ティナ
無愛想で目つきが悪く「絶対零度の女」と呼ばれる女子。
「ユピナ」のペンネームで携帯小説を書いている。
小説に恋愛要素を加えるため、弱みを握った時雨と強制的な疑似恋愛を始める。

北見 時雨(きたみ・しぐれ) – 小関裕太
イケメンで女子生徒をゲーム感覚で惚れさせている。
気のない女たらしだと雪菜に知られて疑似恋愛に付き合わされる。
頭が良くて人気者だが雪菜だけは思い通りにできていない。

霜月 晶(しもつき・あきら) – 佐藤寛太(劇団EXILE)
雪菜の従弟で携帯小説作家の「ユピナ」だと知っている。
昔から一緒にいる雪菜のことが好きで、時雨とはライバル関係。

水野 マミ(みずの・まみ) – 山田杏奈
病弱な時雨の幼なじみで男子のアイドル的存在。
時雨を好きなために雪菜に敵意を抱く。

氷雨 – 金子大地
雪菜の恋愛小説のライバルで時雨の腹違いの兄弟。

下仁田 – オラキオ
雪菜の編集者。

川渕 – 高田里穂
氷雨の編集者。

・出演の可能性の高い俳優
志尊淳




Wikiwikiメモ

・「わたしに××しなさい!」は「わたしにバツバツしなさい」と読み、略称は「バツしな」

・玉城ティナは本作が映画初主演

公式ツイッター、志尊淳も出演か

概要とスタッフ

映画公開日:2018年6月23日
TBSドラマ放送日:2018年3月27日、火曜25時28分(全4回)
MBSドラマ放送日:2018年3月25日、日曜24時50分(全4回)
放送局:TBS(MBS)
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@batsu_shina
監督:山本透
映画主題歌:ポルカドットスティングレイ「ICHIDAIJI」
原作:遠山えま
ドラマ・映画発表日:2018年1月24日

・2018年4月〜6月のドラマ情報のまとめ

・2018年の映画情報のまとめ






映画「ミスミソウ」押切蓮介原作の最悪の復讐劇が2018年4月に実写化 主演は山田杏奈

最終更新日:2018年4月4日
画像:双葉社

実写映画「ミスミソウ」押切蓮介原作、最悪の復讐劇が2018年にまさかの実写化

後味の悪すぎる最悪の復讐劇を題材にした漫画「ミスミソウ」が2018年4月7日にまさかの実写映画化です。

まず、映画「ミスミソウ」のあらすじを一言でまとめます。

田舎でいじめられた女子中学生が復讐する殺し合い

押切蓮介が原作の漫画「ミスミソウ」は田舎の中学生たちによる人の死まで踏み込む苛烈ないじめと復讐劇。

そのまま実写化すれば「バトル・ロワイヤル」以来の反響と批判も浴びそうですが、内藤瑛亮監督はどう作品を仕上げるのか。

復讐劇に走る主人公の少女をアミューズ所属の山田杏奈が演じます。

目次・ミスミソウ

あらすじ
キャスト
wiki
ツイッター
タイトルの由来、はにかみやな三角草
ピックアップ原作者、押切蓮介
概要とスタッフ

あらすじ、イジメられて家族まで犠牲になった少女が復讐を開始する


出展:ぶんか社
野咲春花は父親の仕事の都合で東京から大津馬村に引っ越してきた。

転校生として入った大津馬中学校ではよそ者というだけで過酷なイジメを受けていた。

もう少しだけ我慢すれば中学校を卒業できる。

そんな気持ちで春花は両親にイジメにあっていることを告げなかった。

春花には唯一、イジメから守ってくれる同級生のミツルがいてくれたためになんとかイジメを耐えていた。

しかし、イジメで怪我をするようになった春花を見て両親は学校に行かなくて良いと告げる。

不登校になった春花のせいで、佐山流美はクラスから再びイジメの標的になりかけた。

流美は家に引きこもった春花を引き出そうと野咲家を襲撃するという狂気に走る。

放火事件により春花の妹は大火傷を負い、両親は死んだ。

自分へのイジメが発展して家族の命まで奪われた。

春花は自分をイジメてきたクラスの同級生たちに復讐を開始する。

キャスト、春花を演じるのは山田杏奈

野咲 春花(のざき・はるか) – 山田杏奈
妹を愛する優しい女子中学生。
転校してきた大津馬村の大津馬中学校でよそ者のためイジメられる。
同級生の相場晄に助けられていたものの、家族が焼き殺されて復讐に走る。

相場 晄(あいば・みつる) – 清水尋也
イジメにあっている春花を唯一、救おうとする同級生の少年。
カメラでの写真撮影と春花が好き。
DVを振るう父と母が離婚、さらにある原因で晄は母親とも離れて祖母と暮らしている。

小黒 妙子(おぐろ・たえこ) – 大谷凜香
春花をいじめるリーダー格の同級生の女子。
実家は裕福な美少女で力を持ち、自分についてくる同級生を扇動してイジメを助長する。

佐山 流美(さやま・るみ) – 大塚れな
春花をいじめるグループの1人。
かつては妙子たちのイジメの標的。
春花がいなくなると再びイジメにあうと知っており、狂気的な行動に走る。

橘吉絵 – 中田青渚
春花を執拗にいじめるグループの一人。

南 京子(みなみ・きょうこ) – 森田亜紀
春花たちのクラスの担任教師。
生徒の言いなりで春花へのイジメを黙認、悪口を言われるとすぐ吐いてしまう。

野咲 祥子(のざき しょうこ) – 玉寄世奈
おとなしい春花の妹。
春花から「しょーちゃん」と呼ばれて愛されている。

三島 ゆり – 櫻愛里紗

池川努 – 遠藤真人

加藤理佐子 – 紺野彩夏

久賀秀利 – 遠藤健慎

真宮裕明 – 大友一生

野咲満雄 – 寺田農

・出演が決定した俳優
戸田昌宏、片岡礼子




Wikiwikiメモ、原作は救いがない残虐物語

・映画のロケ地の一つが栃木県の足利市

・2007年から連載していた漫画はインターネットで「胸糞悪い」「残虐すぎ」「救いがなさすぎ」と話題になっていた

・実写映画では原作をマイルドしてもR15指定やR18指定を受ける可能性は高い

・コミックスはぶんか社が全3巻、双葉社が完全版の上下巻を発売した

・主演の山田杏奈は芸能事務所アミューズ所属の16歳の女優(映画公開時には17歳)

公式ツイッター

タイトルの由来、ミスミソウ(三角草)

タイトルの「ミスミソウ」は日本の山間部に咲いている三角草が由来です。

劇中ではヒロインの春花を救おうとする少年の相場晄が趣味の写真で撮影しました。

相場晄はミスミソウに対して「この草は厳しい冬を耐え抜いた後、雪を割るようにして小さな花が咲く」と表現します。

そして、相場晄はミスミソウの花言葉が「はにかみや」だと説明して春花に優しく話しかけます。

残虐ホラー漫画「ミスミソウ」では数少ない、心温まる場面ですね。




ピックアップ原作者、押切蓮介とは


押切蓮介(おしきり・れんすけ)とは1979年9月19日生まれの漫画家。

高校卒業後の1998年に「マサシ!! うしろだ!!」(週刊ヤングマガジン)でデビュー、アルバイトをしながらも漫画を書き続ける。

当初はギャグとホラーが融合した漫画を得意とし、2003年10月からホラーギャグ漫画「でろでろ」で6年間の連載する。

2007年からギャグの要素を抜いた漫画「ミスミソウ」を連載、過酷なイジメ描写が一部でカルト的な人気を集めた。

2010年から始めたスクウェア・エニックス系列のゲーム少年漫画「ハイスコアガール」は2013年版「このマンガがすごい!」オトコ編で2位を獲得するなど高い評価を得る。

漫画「ハイスコアガール」はアニメ化が決定するも、劇中に出てくるゲームの著作権者の一社であるSNKプレイモアが著作権侵害によりスクウェア・エニックスを告訴して問題になった。

その後、SNKプレイモアとは和解が成立して連載は再開した。

著作権侵害問題に関しては「法律などのフォローをするのが編集者の仕事だ」と漫画家の押切蓮介を擁護する声が多い。

概要とスタッフ 監督は内藤瑛亮

映画公開日:2018年4月7日
公式サイト:リンク
公式ツイッター:@misumisou_movie
原作者の押切蓮介のツイッター公式アカウント:@rereibara
監督:内藤瑛亮(映画「先生を流産させる会」「ライチ☆光クラブ」など)
脚本:唯野未歩子
制作:レスパスフィルム
原作:押切蓮介
原作連載期間:2007年〜2009年(ホラーM)

・2018年の映画情報のまとめはこちら