ドラマ「監獄のお姫さま(プリプリ)」小泉今日子とクドカン おばちゃん犯罪エンタメ

最終更新日:2017年11月25日

ドラマ「監獄のお姫さま(プリズン・プリンセス「プリプリ」)主演は小泉今日子

勢いのあるTBSドラマの火10枠、10月17日からは主演が小泉今日子、脚本は宮藤官九郎(クドカン)のオリジナルストーリーです。

まず、「監獄のお姫さま」のあらすじを一言でまとめます。

女子刑務所を舞台にしたおばちゃん犯罪エンターテインメント

TBSの火曜よる10時のドラマ枠は2016年の「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」で大ヒット、2017年からは「カルテット」「あなたのことはそれほど」「カンナさーん!」とネットで話題、高視聴率の作品が続いています。

2017年10月の枠では主演の小泉今日子のほか満島ひかり、菅野美穂、夏帆、坂井真紀、森下愛子の女優陣による女子刑務所を舞台にした物語が始まります。

目次・監獄のお姫さま

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
小泉今日子
概要とスタッフ

あらすじ、女子刑務所で出会った女たちが冤罪を晴らすため復讐を開始

馬場カヨは不貞を働いた夫を刺した殺人未遂により女子刑務所に入所した。

そこは後悔や嫉妬などがうずまき、クセのある女たちが揃う場所だった。

違法、脱税、詐欺、殺人。

それぞれにいびつな過去を持つ5人の女たちと女子刑務官による生活が始まる。

次第に仲が良くなっていく女たち。

カヨたちは服役中に殺人で捕まったしのぶは冤罪で服役していると知る。

冤罪を許せないカヨたちは出所後、女子刑務官ふたばを含めて殺人の罪で服役しているしのぶの冤罪を晴らす復讐計画を立てる。

そして、女たちは大企業のイケメン社長の誘拐を計画する。

キャスト、小泉今日子に満島ひかり 菅野美穂に夏帆


馬場カヨ – 小泉今日子
不貞を働いた夫を刺した女。

若井ふたば – 満島ひかり
女たちを見守る厳格な刑務官。

勝田千夏 – 菅野美穂
所得隠しと巨額の脱税で罪に問われた女。

江戸川しのぶ – 夏帆
殺人罪で刑務所に入った女。

大門洋子 – 坂井真紀
詐欺と横領で逮捕された女。

足立明美 – 森下愛子
違法薬物所持で捕まった女。

板橋吾郎 – 伊勢谷友介
女たちの復讐のターゲットのイケメン社長。

板橋晴海 – 乙葉
夫の吾郎を支えるも息子の誘拐事件で混乱する。

長谷川信彦 – 塚本高史
観察力に優れた優秀な検事。

護摩はじめ – 池田成志
女子刑務所の所長。

小島悠里 – 猫背椿
雑居房の受刑者。

押切もえ – 押切もえ
アクティブで斬新なジェイルウェア(作業服)のデザイナー。




Wikiwikiメモ

・小泉今日子と宮藤官九郎のタッグは2013年上期のNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」以来、4年ぶり

・宮藤官九郎は脚本について「結局、おばちゃんのお喋りを書いてる時がいちばん楽しい」と説明、「私も立派な中年になりまして、今『木更津キャッツアイ』のテンポ感でドラマを作ろうと思ったら、若者より、おばちゃんの方が俄然しっくり来る」とコメントした

・女子刑務所をテーマにしたドラマは2017年では剛力彩芽主演のドラマ「女囚セブン」が放送された

公式ツイッター、略称はプリプリ




ピックアップ俳優、小泉今日子とは


小泉今日子(こいずみ・きょうこ)とは1966年2月4日生まれの歌手、女優。

オーディション番組「スター誕生!」で合格して芸能事務所バーニングプロダクションと契約した。

ドラマ「あんみつ姫」や「少女に何が起こったか」など女優として活躍する。

1982年にシングル「私の16才」でデビュー、1985年に発売した「なんてったってアイドル」が爆発的な人気を誇った。

1995年に俳優の永瀬正敏と結婚したが2004年に離婚、2011年の映画「毎日かあさん」では元夫と夫婦役を演じて話題になる。

アイドル時代を経過して女優業も定着、2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で主演の能年玲奈の母親を好演、劇中歌「潮騒のメモリー」では役柄通りの元アイドルとして存在感を発揮した。

2017年のドラマ「監獄のお姫さま」の放送時点では51歳。

概要とスタッフ

ドラマ放送日:2017年10月17日、毎週火曜午後10時
放送局:TBS
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@pripri_TBS
脚本:宮藤官九郎
プロデューサー:金子文紀(ドラマ「カルテット」)、宮崎真佐子
演出:金子文紀
主題歌:安室奈美恵「Showtime」
原作:オリジナル
初回視聴率:9.6%
発表日:2017年7月26日

・次クールの火10情報はこちら

・2018年1月〜3月のドラマ情報のまとめはこちら






映画「友罪(ゆうざい)」生田斗真に瑛太、監督は瀬々敬久 少年犯罪のその後の物語

最終更新日:2018年5月24日

映画「友罪」生田斗真に瑛太 少年犯罪のその後の物語

映画「64-ロクヨン- 前編/後編」などを手がけた瀬々敬久が監督を務める映画「友罪」が2018年5月25日、公開です。

まず、「友罪」のあらすじを一言でまとめます。

凶悪事件の少年犯のその後の物語

原作は少年犯罪をテーマにした薬丸岳の小説。

凶悪な少年犯罪の疑いのある男に瑛太、その友人で疑心暗鬼になるのが生田斗真です。

目次・友罪

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
ロケ地
概要とスタッフ

あらすじ、17年前の少年犯罪に振り回される若者たち

益田純一はジャーナリストを目指すも挫折、生きるために製作所に住み込みで働き始める。

益田と同期入社の鈴木秀人は無口な暗い性格で毎晩のようにうなされていた。

中学生の時にいじめを苦にして自殺した友人を益田は思い出し、鈴木と仲良くしていこうと決める。

事務員の藤沢美代子と仲良くなっていくと鈴木はだんだんと明るくなり、製作所では穏やかな日々が流れるようになった。

そんな時、益田は元恋人の雑誌記者から17年前に起きた残虐な犯罪をした少年「青柳健太郎」について教えて欲しいと頼まれる。

益田はジャーナリスト時代の暗い過去から目を背けるため拒絶するも、その写真が同僚の鈴木に似ていると気づく。

益田は鈴木が少年犯罪をした少年だと調べていくうちに、17年前に犯した自分の罪と向き合わざるを得なくなる。

キャスト、生田斗真に瑛太 夏帆に山本美月

益田 純一 – 生田斗真
ジャーナリストを目指していた若者。
挫折をして寮のある町工場で働き出す。
中学生の時に友達が自殺してしまったことを悔やんでいる。

鈴木 秀人 – 瑛太
真面目で大人しい青年。
益田と同期として町工場で働く。
17年前の残虐な犯罪を実行した「青柳健太郎」との疑いがある。

藤沢 美代子 – 夏帆
益田や鈴木と同じ会社で働く事務員。
元恋人のせいでAV女優をした過去を持つ。
鈴木に好意を持っている。

杉本 清美 – 山本美月
益田のかつての交際相手。
雑誌記者として「黒蛇神事件」を調べている。

白石 弥生 – 富田靖子
犯罪をした少年「青柳健太郎」の母親代わりとなった女性。

達也 – 忍成修吾
藤沢美代子の元恋人。
AV女優時代のネタで美代子を脅迫する。

山内 修司 – 佐藤浩市
タクシードライバーで家族を解散した過去を持つ。
交通事故で人を亡くした息子が結婚しようとして怒る。

・その他の出演者
奥野瑛太、飯田芳、小市慢太郎、矢島健一、青木崇高、西田尚美、村上淳、片岡礼子、石田法嗣、北浦愛、坂井真紀、古舘寛治、宇野祥平、大西信満、渡辺真起子、光石研




Wikiwikiメモ

・原作者の薬丸岳(やくまる・がく)は女子高生コンクリート詰め殺人事件をきっかけに少年法への知識を深めて少年犯罪をテーマにした小説を書くようになった

・原作者の薬丸岳は2005年の小説「天使のナイフ」で第51回江戸川乱歩賞を受賞

・原作者の薬丸岳の作品で映像化されたのは滝沢秀明主演の「悪党(フジテレビ、2012)」、椎名桔平主演の「刑事のまなざし(TBS、2013)」、小出恵介主演の「天使のナイフ(WOWWOW、2015)」

公式ツイッター

ロケ地

・撮影現場になった学校
名称:高萩市立高萩中学校
住所:茨城県高萩市高浜町1丁目77

・少年院の撮影場所
住所:茨城県日立市

概要とスタッフ

映画公開日:2018年5月25日
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@yuzai_movie
監督、脚本:瀬々敬久
原作:薬丸岳
原作発売日:2013年5月2日

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映画・ドラマ「伊藤くん A to E」岡田将生に木村文乃 佐々木希に田中圭も

最終更新日:2018年1月5日

映画・ドラマ「伊藤くん A to E」岡田将生と木村文乃

岡田将生が5人の美女を翻弄していく作品が2018年1月12日に映画化です。

まず、「伊藤くん A to E」のあらすじを一言でまとめます。

岡田将生が5人の美女を翻弄

「伊藤くん A to E」はイケメンだが無神経な主人公が5人の美女を振り回すストーリー。

2017年8月15日から火曜25時にドラマも事前に放送、映画版は主演の伊藤くんを演じる岡田将生が暴れます。

伊藤くんにとってA〜Dの女たちを佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆。

アラサー脚本家で「Eの女」に木村文乃です。

田中圭や山田裕貴、中村倫也も出演して女性から人気を集めそうです。

目次・伊藤くん A to E

あらすじ
キャスト
wikiメモ
ツイッター
概要とスタッフ

あらすじ、4人の女性の恋愛相談をすると相手は全て伊藤くん


32歳の矢崎莉桜は5年前の大ヒットドラマ「東京ドールハウス」の脚本家だ。

伝説の恋愛ドラマと呼ばれた作品を手がけて以降、ヒット作が出ずに苦しんでいた。

過去の栄光にすがって「東京ドールハウス」をネタに書いたエッセイ本「ヒロインみたいな恋をしよう!」を発売、トークショーを開催する。

莉桜は恋愛について講演するも、やってきた客をつまらない女たちだと内心で馬鹿にしていた。

そんなトークショーで恋愛相談企画を進めていると、4人の女性たちが相談する男の名前が全て伊藤だった。

莉桜はA,B,C,Dの4人に会って話を聞き、容姿端麗だが幼稚で無神経な痛い男の伊藤くんの存在を知る。

不思議な状況をチャンスと捉え、莉桜はドラマの脚本のネタ作りに励む。

しかし、調べていくうちに莉桜は自分が「Eの女」として伊藤に翻弄されていく。

キャスト、木村文乃に岡田将生 佐々木希に田中圭

矢崎莉桜 – 木村文乃
売れなくなったアラサ―の脚本家。
女たちの恋愛相談をすると全て伊藤につながり、新作ドラマのネタにしようとする。
伊藤にとってのE「毒女」。

伊藤誠二郎 – 岡田将生
容姿端麗だが無神経で自意識過剰な痛男でモテ男。

島原智美 – 佐々木希
伊藤にとってA「ぞんざいに扱われる女」。
伊藤に粗末に扱われ続ける才色兼備の高級カバン販売員。

野瀬修子 – 志田未来
伊藤にとってB「自分の殻に閉じこもる女」。
伊藤からストーカーされるフリーター。

相田聡子 – 池田エライザ
伊藤にとってC「愛されたい女」。
親友が好きな伊藤を強引に寝取るタルト店の店員。

神保実希 – 夏帆
伊藤にとってD「高学歴の鉄壁女」。
伊藤に処女は重いと言われてヤケになり初体験をしようとする大学生。

沖田 – 山田裕貴
莉桜が脚本を担当した人気ドラマ「東京ドールハウス」の主演俳優。

久住健太郎 – 中村倫也
莉桜の大学の後輩で売れっ子作家になりつつある男で愛称は「クズケン」。

田村伸也 – 田中圭
かつては莉桜と公私ともにパートナーだったドラマのプロデューサー。




Wikiwikiメモ

・映画は岡田将生と木村文乃のダブル主演、ドラマは木村文乃の単独主演

・ドラマの主題歌はスピッツが担当、1~2話は「冷たい頬」、3~4話「スパイダー」、5~6話「さらさら」、7~8話「運命の人」となる

・原作は2013年9月に発売、第150回直木三十五賞候補になった

・原作者の柚木麻子の作品ではランチのアッコちゃん(2013年4月に発売)が2015年にNHK BSプレミアムでドラマ化された

公式ツイッター

概要とスタッフ

映画公開日:2018年1月12日
ドラマ放送日:2017年8月15日、毎週火曜25時20分(全8話)
放送局:TBS(MBS)
映画公式サイト:リンク
ドラマ公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@ito_kun_AtoE
総監督:廣木隆一(映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「ここは退屈迎えに来て」など)
監督:毛利安孝、稲葉博文
原作:柚木麻子
脚本:喜安浩平(映画「桐島、部活やめるってよ」ドラマ「サヨナラ、えなりくん」など)
音楽:遠藤浩二
ドラマ主題歌:ベリーグッドマン「Pain, Pain Go Away feat. MUTSUKI from Softly」
製作:「伊藤くん A to E」製作委員会
制作プロダクション:ドリマックス・テレビジョン

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ドラマ「架空OL日記」バカリズムが原作と主演、夏帆や佐藤玲が共演

最終更新日:2017年8月13日

ドラマ「架空OL日記」主演と原作はバカリズム

芸人のバカリズムが原作と脚本、主演を担当するドラマが2017年4月15日の土曜深夜から日テレで放送です。

まず、ドラマ「架空OL日記」のあらすじを一言でまとめます。

バカリズムが銀行のOLの日常を描く

「架空OL日記」の原作はバカリズムがネットに銀行のOLのフリをして2006年からネットに書いていたブログです。

あまりに日常のOLあるあるの内容にまさかバカリズムが書いていたとは、とその才能を世間に知らしめた作品。

夏帆や佐藤玲などがバカリズムと同じ銀行の同僚たちを演じます。

目次・架空OL日記

あらすじ
キャスト
wikiメモ
架空OL日記とは
公式ツイッター
概要とスタッフ

あらすじ、銀行の一般職のOLの日常


銀行の一般職のOLはいつも他愛のない会話をしていた。

入行5年目の升野はインドア派で彼氏はおらず、いつもゲームばかりしている。

友人たちと「温泉に行きたいね」などと会話しながらも自分の家でダラけてしまう休日。

残業で疲れれば喫茶店で休憩し、料理をして時間を潰す。

升野は同期のマキちゃんと遊び、先輩の小峰様に頼って仕事をこなしていく。

仕事に細かい先輩の酒木さん、新人の紗江など銀行の仲間たちと一緒に、升野はOLの日常を過ごしている。

キャスト、バカリズムに夏帆 臼田あさ美に佐藤玲


升野英知 – バカリズム
入行5年目の銀行一般職のOL。
インドア派で彼氏はいない。
ゲームと食べることが好き。

藤川真紀 – 夏帆
升野の同期で親友。
筋トレが趣味でジムに通っている。
彼氏がいて通称はマキちゃん。

小峰智子 – 臼田あさ美
升野の先輩で入行7年目。
上司にハッキリものを言う頼れる姉御。
彼氏ありで通称は小峰様。

五十嵐紗江 – 佐藤玲
升野の後輩で入行2年目の新人。
漫画好きな天然で彼氏はいない。

酒木法子 – 山田真歩
升野の先輩で入行10年目。
ルールに細かくしっかりもので彼氏募集中。



Wikiwikiメモ、コントではなく普通のドラマ

・バカリズムの役名の升野英知は本名

・バカリズムが原作と脚本、主演を務めるのは初めて

・本作はコントではなく普通のドラマ

・佐藤玲の読み方は「さとうれい」ではなく「さとうりょう」

・第1話の名言は「この星を守ってきたのはいつだってそう ヒーローではなくてヒーターだったの」

解説、架空OL日記とは

架空OL日記とはバカリズムが匿名でネットに銀行のOLのフリをして書いていたブログ。

ネットでのブログ名は「架空升野日記」。

2008年に辰巳出版、2013年に小学館から「架空OL日記」のタイトルで書籍化された。

デパートでのショッピングや料理教室、友人たちと何もしない1日だと淡々と日常が描かれている。

OLの何でもない日々だが、バカリズムの洒落たセリフ回しにより一気に愉快な仲間たちとの生活に変わると評判。

バカリズムはこの架空OL日記の雰囲気を出せるのは自分しかいないと判断してドラマで主演を務める。

・架空OL日記の原作のブログ
架空升野日記(2007〜2009年):リンク
架空升野日記(2006年):リンク




公式ツイート、酢豚の論争 バカリズムの笑顔

概要とスタッフ 主題歌は吉澤嘉代子の「月曜日戦争」

ドラマ放送日(日本テレビ):2017年4月15日25時55分
ドラマ放送日(読売テレビ):2017年4月13日25時29分
放送局:読売テレビ(日本テレビ)
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@kaku_ol
脚本、原作:バカリズム
監督:住田崇(ドラマ「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」など)
主題歌:吉澤嘉代子「月曜日戦争」
原作発売日(架空升野日記):2008年12月10日(辰巳出版)
原作発売日(架空OL日記):2013年5月2日(小学館、架空OL日記1と2が同日発売)

・話題の2017年4月〜6月のドラマ情報のまとめはこちら








映画「ビブリア古書堂の事件手帖」主演は黒木華に野村周平

最終更新日:2018年11月9日 
画像:原作公式サイト

映画「ビブリア古書堂の事件手帖」主演は黒木華に野村周平

古書のブームを巻き起こしたライトノベル「ビブリア古書堂の事件手帖」が2018年11月1日に実写映画化です

まず、映画「ビブリア古書堂の事件手帖」のあらすじを一言でまとめます。

古書の知識あるお姉さんが謎解き

鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」を舞台に若い女性店長が深い知識で奇妙な客たちの謎を解いていく物語。

原作はシリーズ累計発行部数が640万部を突破、作中に取り上げられた実在する書籍の売り上げが伸びるなどの逸話付き。

2013年の実写ドラマでは剛力彩芽が主演を務めましたが、2018公開の映画では黒木華に野村周平がダブル主演を務めます。

目次・ビブリア古書堂の事件手帖

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
原作に登場する古書
ロケ地
スタッフ

あらすじ、古本屋の美しい店長の栞子さんが事件を推理する


五浦大輔は子供の頃に祖母の本棚をいじって怒られ、本を長時間読めない体質になった。

そんな大輔は大学で内定をとった会社が倒産してしまう。

途方にくれた大輔はある日、祖母の遺品を古本屋「ビブリア古書堂」で査定してもらう。

ビブリア古書堂の店長は若くおとなしい女性の篠川栞子。

体が弱くおとなしい栞子は古書の話になると突然に雄弁に語り出す不思議な女性だった。

栞子は人出が必要だったビブリア古書堂で働かないかと五浦大輔に持ちかける。

大輔は客が不思議な謎や事件を持ち込むビブリア古書堂で働き出す。

古書を巡った人々の事件を栞子は深い洞察力と知識で解決していく。

キャスト、野村周平に黒木華

五浦 大輔(ごうら・だいすけ) – 野村周平
内定していた会社が倒産し大学卒業後に無職になった若い男性。
活字を読むと体調が悪くなる活字恐怖症。
祖母が遺した「漱石全集」を査定してもらった流れで古本屋「ビブリア古書堂」でアルバイトを始める。
学生時代に柔道部で鍛えて体は丈夫。

篠川 栞子(しのかわ・しおりこ) – 黒木華
古本屋「ビブリア古書堂」の女店主。
おとなしい性格で普段は人と話せない。
古書の知識が深く、本の話になると人格が変わって語り続ける。

稲垣 – 成田凌
漫画専門のネット販売を行う青年。
本好き同士で栞子と意気投合する。

五浦 絹子 – 夏帆
大輔の亡き祖母(過去パート)。

田中 嘉雄 – 東出昌大
絹子と恋愛関する小説家志望の男(過去パート)。




Wikiwikiメモ、ビブリアはラテン語で聖書

・ビブリアはラテン語で「聖書」を意味する

・原作は2017年2月25日発売の第7巻「ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~」で完結した

・「ビブリア古書堂の事件手帖」は2013年1〜3月にフジテレビで剛力彩芽が主演でドラマ化した

・黒木華の名前の読み方は「くろきはる」が正しく、「くろきはな」ではない

公式ツイッター

原作で登場した古書、漱石全集・落穂拾ひ・論理学入門など

原作の「ビブリア古書堂の事件手帖」で出てきた古書のタイトル、物語内での本の役割は以下の通り。

・1巻1話、夏目漱石「漱石全集・新書版」
大輔が他界した祖母の遺品で漱石全集」を発見、夏目漱石のサインを見つけて栞子との出会いのきっかけになる。

・1巻2話、小山清「落穂拾ひ・聖アンデルセン」
常連客が盗まれた「落穂拾ひ」でビブリア古書堂に頼みごとをしてきた。

・1巻3話、ヴィノグラードフ・クジミン「論理学入門」
高齢の夫婦が思い出の「論理学入門」を巡って古書堂に訪れる。

・1巻4話、太宰治「晩年」
栞子が持つ「晩年」初版本の署名入りで、その貴重さから付け狙う人物もいた。

・2巻の導入と結末、坂口三千代「クラクラ日記」
栞子はある理由で「クラクラ日記」を5冊持っている。

・2巻1話、アントニイ・バージェス「時計じかけのオレンジ」
「時計じかけのオレンジ」の読書感想文をめぐってケンカになった家庭を栞子さんが諭す。

・2巻2話、福田定一(司馬遼太郎)「名言随筆 サラリーマン」
大輔が福田定一(筆名:司馬遼太郎)の高級な古書の売買に直面する。

・2巻3話、足塚不二雄(藤子不二雄)「UTOPIA 最後の世界大戦」
藤子不二雄がペンネーム足塚不二雄で書いた「UTOPIA 最後の世界大戦」が古書堂に持ち込まれる。

ロケ地

・茨城県常陸太田市




概要とスタッフ

映画公開日:2018年11月1日
映画公式サイト:リンク
公式ツイッター:@biblia_movie111
監督:三島有紀子
脚本:渡部亮平
主題歌:サザンオールスターズ「北鎌倉の思い出」
プロデューサー:小川真司
制作プロダクション:角川大映スタジオ
映画撮影期間:2017年10〜11月
原作:三上延
原作発表期間:2011年3月25日〜2017年2月25日



映画「22年目の告白 私が殺人犯です」藤原竜也が殺人犯、原作ネタバレも

最終更新日:2017年8月9日
画像:公式サイト

映画「22年目の告白 私が殺人犯です」主演は藤原竜也と伊藤英明

藤原竜也と伊藤英明の一騎打ち。

韓国で人気の映画を原作に映画「「22年目の告白 私が殺人犯です」が2017年6月10日に公開しました。

まず、映画「「22年目の告白 私が殺人犯です」のあらすじを一言でまとめます。

刑事の伊藤英明が美しい殺人犯の藤原竜也を追う

映画「22年目の告白 私が殺人犯です」は時効を迎えた美しい殺人犯役を藤原竜也、刑事役に伊藤英明と実力派の2人が揃いました。

原作の韓国映画とは設定が変わっており、日本版はどんな結末を迎えるのかに注目ですね。

目次:映画「22年目の告白」

あらすじ
キャスト
うんちく情報
公式ツイッター
概要とスタッフ
原作のネタバレ

あらすじ、「私が殺人犯です」との本が出版


阪神大震災や地下鉄サリン事件が起きた1995年。

日本が混乱していた影で5件の連続殺人が起きていた。

事件を担当していた刑事の牧村航は連続殺人犯を追い詰めるものの、狡猾な犯人の罠によって尊敬する上司が殺されてしまう。

犯人は姿を隠し、刑事の牧村は無念の時を過ごすことになった。

そして22年後に連続殺人犯の時効を迎えた。

すると、衝撃的な一冊の本が出版される。

「私が殺人犯です」。

1995年の殺人犯を名乗る曾根崎雅人は堂々と世間に顔を出したのだ。

世間は強烈な反感と興味を持ち、視聴率が取れる曾根崎に対してマスコミが殺到する。

時効が過ぎた連続殺人犯を裁くことはできないのか。

時の人となった殺人犯の曾根崎と刑事の牧村の対決が始まる。

キャスト、藤原竜也と伊藤英明 夏帆に野村周平


曾根崎 雅人 – 藤原竜也
1995年の連続殺人事件の犯人を名乗る男。
妖艶な美貌でメディアに取り上げられて世間に注目される。

牧村 航 – 伊藤英明
1995年の殺人事件を担当していた刑事。
犯人の罠により目の前で上司を殺される。

岸美晴 – 夏帆
22年前の事件の被害者の遺族。
本屋で働き、父の仇の曾根崎の手記が売れるのを目にして怒りをつのらせる。

牧村里香 – 石橋杏奈
刑事の牧村航の妹。

小野寺拓巳 – 野村周平
刑事の牧村航の妹の里香の恋人。

春日部信司 – 竜星涼
刑事の牧村航を尊敬する後輩。

橘大祐 – 岩城滉一
ヤクザの橘組の組長。
事件の犯人に恋人を殺された。

仙堂俊雄 – 仲村トオル
連続殺人事件を追うジャーナリスト。

戸田丈 – 早乙女太一
ヤクザの橘組の若手構成員。

滝幸宏 – 平田満
22年前の事件の被害者で牧村の元上司。

山縣明寛 – 岩松了
22年前に妻を殺された医師。



うんちくポイント「日本中が、欺かれる」

・原作の韓国での映画「殺人の告白」は2012年に公開、観客動員270万人を記録した

・原作の映画は実際に起きた未解決の事件をベースにしている

・韓国の原作映画では刑事の恋人が殺されているが、日本版では刑事の上司に変わっている

・藤原竜也が「私が殺人犯です」と記者会見するシーンは品川の大森ベルポートで大々的な撮影を行った

・映画の撮影期間は2016年7月12日〜9月26日

・2016年10月27日に予告動画を公開、キャッチコピーは「日本中が、欺かれる」

・藤原竜也は「ある部分で基になった作品から飛躍をしていかなければならなくて、その溝を埋めていかなきゃいけない」とコメント

・日本では2010年の刑事訴訟法改正により、最高刑が死刑となる罪の公訴時効は撤廃されている。そのため、原作の韓国映画のストーリーは使えないが、北島直明プロデューサーは「時効の隙間を突いている」とコメント

・企画スタートから時効に関する法律の研究に半年をかけたといい、脚本の改稿は37回に及んだ

公式ツイート、10月4日にブルーレイ&DVD発売

概要とスタッフ 入江悠に平田研也

映画公開日:2017年6月10日
映画公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/22-kokuhaku/
ツイッター公式アカウント:@22kokuhaku
監督:入江悠(映画「日々ロック」、「太陽」など)
脚本:入江悠、平田研也(映画「SHINOBI」など)
主題歌:感覚ピエロ「疑問疑答」
製作幹事、共同企画:日本テレビ放送網
企画、制作プロダクション:ROBOT
配給:ワーナー・ブラザース
原作映画:「殺人の告白」(原題:Confession of Murder)



原作の韓国映画「殺人の告白」のネタバレ

〜ここから原作の韓国映画のネタバレ〜
・連続殺人犯を名乗る男が記した手記には最後の事件の内容が触れられていない

・遺族たちは連続殺人犯を名乗る男に復讐を誓う刺客となってやってくる

・そんな時、「自分が本当の連続殺人犯だ」と、Jと名乗る男が現れる

・実は連続殺人犯を名乗る男と刑事は強力して、真の殺人犯をあぶり出すために演技をしていた

・真の連続殺人犯は自己顕示欲が強く、事件が時効だと知って二人の前に出てくる

・しかし、最後の殺人事件の時効には達していなかったため、二人は正当にJを捕まえる

・刑事は憎しみのあまりJを殺してしまう

・刑事は刑務所に入り、刑期を終えて出所する