映画「世界の中心で愛を叫ぶ(セカチュー)」病魔に苦しむ少女との恋愛物語

最終更新日:2017年4月11日

映画「世界の中心で愛を叫ぶ(セカチュー)」のあらすじまとめ

「セカチュー」ブームを作った邦画の名作が「世界の中心で愛を叫ぶ」。

興行収入85億円、観客動員数620万人と2004年の実写映画ではぶっちぎりの1位でした。

まず、映画「世界の中心で愛を叫ぶ」のあらすじを一言でまとめます。

病魔に苦しむ少女と少年の恋愛物語

映画「世界の中心で愛を叫ぶ」は「セカチュー」と呼ばれ、映画が公開された2004年にはかつてないセカチューブームを巻き起こしました。

物語で「世界の中心」の役割をになったオーストラリアのエアーズロックへの観光人気も高まったほど。

長澤まさみの出世作であり、いつまでも語り継がれる邦画の一つです。

では、ドラマや映画を解説する「あらすじ大全」が映画「世界の中心で愛を叫ぶ」のあらすじをご紹介します。

あらすじ

サクと呼ばれる男性と律子という女性が結婚を控えていた。

律子は引越しの荷物の中から古いカセットテープを発見、そのテープの中身を聞いて失踪する。

律子の行き先はサクの故郷だった。

サクは律子を追い、自分の高校時代の記憶も思い出す。

サクは高校時代、アキという少女に初恋をした。

スポーツ万能で誰からも羨ましがられる美貌を持つアキ。

そのアキとサクは高校生らしい恋愛を進めていく。

二人はラジオでどちらの投稿が採用されるかを競う。

そこでサクはラジオに採用されるため、少女が白血病でも頑張っているという嘘をついた投稿をする。

しかし、サクはその投稿をきっかけに本当に白血病におかされていたアキとの関係がこじれる。

サクはアキの病魔と直面しながら悲しい恋愛を続けていく。

サクとアキの学生時代、子供だった律子も同じ場所で時を過ごしていた。

キャスト

松本朔太郎:大沢たかお(高校生時代:森山未來)
友人たちからサクと呼ばれる。
中学生時代に知り合ったアキと親密になるが、彼女が病魔に苦しむ過程に直面する。

藤村律子:柴咲コウ(少女時代:菅野莉央)
友人たちからリッちゃんと呼ばれる大人になったサクの婚約者。
サクの学生時代のアキとの思い出を発見して旅に出る。

廣瀬亜紀:長澤まさみ
サクの同級生でアキと呼ばれる。
スポーツ万能かつ美人で学校の人気者だが、重い病気を抱える。

重蔵(重じぃ):山崎努
サクやアキたちと同じ町に済み写真館を経営している。
サクやアキ、律子の人生の節目に出会う。



うんちくポイント、セカチュー

・「世界の中心で愛を叫ぶ」から通称「セカチュー」で映画の略称を流行させた作品の一つ

・校長先生の少女時代の写真は堀北真希

・劇中での南平写真館は「純愛の聖地庵治・観光交流館」として残り、観光客を受け入れている

・劇中でサクとアキが向かった無人島のロケ地は香川県高松市の稲毛島

・原作の発行部数は320万部を超え、国内の小説の最大発行部数を記録した

・大人になった二人が最後に向かったのがオーストラリアのエアーズロック

概要

監督:行定勲(映画「ナラタージュ」ドラマ「母になる」など)
製作:本間英行
主題歌:平井堅「瞳をとじて」
配給:東宝
挿入歌:佐野元春「SOMEDAY」、渡辺美里「きみに会えて」
映画公開日:2004年5月8日
原作:片山恭一(小学館、2001年4月)
漫画:一井かずみ(小学館「プチコミック」2004年1月号-2月号)
ドラマ:2004年7月2日〜9月10日、毎週金曜日TBS系列

映画「世界の中心で愛を叫ぶ」のあらすじまとめ

以上、「あらすじ大全」でした。

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