実写映画「3月のライオン」

最終更新日:2017年4月26日

実写映画「3月のライオン」あらすじまとめ、主演は神木隆之介

将棋の凄みを見せつける漫画「3月のライオン」が実写化されました。

主演は神木隆之介、他には豊川悦司や有村架純、佐々木蔵之介や伊藤英明など主演クラスが揃いました。

まず、実写映画「3月のライオン」のあらすじを一言でまとめます。

神木隆之介などキャストが好評

人気漫画の実写映画化ではキャストが発表されると「イメージと違う」との声が上がりやすい。

「3月のライオン」では主役の神木隆之介や佐々木蔵之介などのキャスティングに好意的な声が目立ちます。

実際のプロ棋士たちにも好評の「3月のライオン」の実写版は映画や原作ファンにどう評価されていくのか。

映画やドラマのあらすじを解説する「あらすじ大全」が「3月のライオン」のストーリーやキャストをご紹介します。

目次・3月のライオン

あらすじ
キャスト
うんちく情報
解説、プロ棋士とは
映画のスタッフ

あらすじ


桐山零は小学生の時に両親と妹を交通事故で亡くして父の友人でプロ棋士の幸田家のもとで育った。

家族を失った悲しみから逃れるように将棋に取り組み中学生で史上5人目のプロ棋士となった。

高校生になった零は東京の下町で一人暮らしを始める。

孤独を抱えながら将棋に取り組む毎日が続く。

そんなある日、零は同じ下町に住む川本家の三姉妹と出会う。

長女のあかり、次女のひなた、三女のモモとの交流で零は将棋以外の自分の居場所を見つける。

魂を削るプロ棋士たちとの対局と、温かい川本家の三姉妹との食卓。

零は川本家のためにもある決意をして将棋に取り組んでいく。

キャスト、神木隆之介に豊川悦司 有村架純に伊藤英明


桐山 零 – 神木隆之介
両親と妹を交通事故で亡くし父の友人のプロ棋士の幸田のもとで育てられた。
史上5人目の中学生プロ棋士として孤独に生きている。

幸田 柾近 – 豊川悦司
家族を亡くした桐山零を引き取り棋士として育てるプロ棋士。
零の棋士としての成長に力を注ぐあまり実の娘と距離ができる。

幸田 香子- 有村架純
幸田家の長女かつ零の義姉で、将棋に集中する父と霊には複雑な感情を持つ。

宗谷 冬司 – 加瀬亮
中学生でプロ棋士となり最年少名人と史上初の7大タイトルを制覇した天才棋士。

島田 開 – 佐々木蔵之介
髪の毛の薄さがコンプレックスの八段のプロ棋士で零を将棋研究会に誘う。

後藤 正宗 – 伊藤英明
強面のA級プロ棋士で幸田八段の弟弟子。

二海堂 晴信 – 染谷将太
零と幼いころから対局してきたライバルで「心友」。

川本あかり – 倉科カナ
川本家3姉妹の長女で亡き母に代わり妹たちを支える。

川本ひなた – 清原果耶
川本家3姉妹の次女で桐山零と親交を深めていく。

川本モモ – 新津ちせ
川本家3姉妹の末っ子で素直な少女。

川本相米二 – 前田吟
川本3姉妹の祖父で和菓子屋「三日月堂」を営む。

川本誠二郎 – 伊勢谷友介
川本3姉妹の父親。

・その他のキャスト
林田高志 – 高橋一生
神宮寺崇徳 – 岩松了
柳原朔太郎 – 斉木しげる
三角龍雪 – 中村倫也
松本一砂 – 尾上寛之
山崎順慶 – 奥野瑛太
安井学 – 甲本雅裕
川本美咲 – 板谷由夏



うんちくポイント

・川本ひなた役の清原果耶は約500人のオーディションから選ばれた

・清原果耶は2018年の映画「ちはやふる 結び」でオリジナルキャラクターを演じる

・川本モモ役の新津ちせは大ヒット映画「君の名は。」の新海誠監督の娘

・二海堂晴信のモデルはかつて「東の羽生、西の村山」と呼ばれ29歳で早世した村山聖九段

・宗谷冬司のモデルは羽生善治と谷川浩司を足して2で割らないキャラ

・映画で和菓子屋「三日月堂」のロケ地は埼玉県の浦和にある「せんべえ三代目満作」(住所:埼玉県さいたま市浦和区仲町2-7-16)

・映画の将棋対局のシーンのロケ地は兵庫県の圓教寺(住所:兵庫県姫路市書写2968)や山形県の立石寺(住所:山形県山形市山寺4456-1)、岩手県のホテル大観(住所:岩手県盛岡市繋湯ノ舘37-1)など

・漫画では月島周辺の背景が描かれており、中央大橋や霊岸島水位観測所、佃小橋などでファンの聖地巡礼が活発

解説・プロ棋士とは

プロ棋士とは将棋を職業とする者で日本将棋連盟に所属して棋戦(プロ公式戦)に参加する者をいう。

一般的には棋士の推薦と入会試験に合格して新進棋士奨励会(奨励会)に入会してリーグ戦を勝ち抜いた者がプロ棋士となる。

スポンサーが主催する棋戦を勝って賞金を稼ぐ。

棋戦で七大タイトルと言われるのが「竜王戦」「名人戦」「王位戦」「王座戦」「棋王戦」「王将戦」「棋聖戦」。

史上最年少の21歳での名人位を獲得した谷川浩司、初の七冠を独占した羽生善治が有名。

漫画の「3月のライオン」の意味はイギリスの天気のことわざ「3月はライオンのように荒々しい気候で始まり、子羊のように穏やかに終わる」からとった。

プロ棋士の降級をかけた最終局は3月に行われるため、結果的に「3月のライオン」はプロ棋士の執念を示す意味にもなった。

人工知能(AI)の発達により人間対機械の対決も活発になり、ドワンゴは2012年よりプロ棋士とコンピュータ将棋ソフトウェアとの非公式棋戦「電王戦」を開催している。



実写映画「3月のライオン」の概要

映画公開日(前編):2017年3月18日
映画公開日(後編):2017年4月22日
映画公式サイト:http://3lion-movie.com/
ツイッター公式アカウント:@3lionmovie
原作:羽海野チカ
監督:大友啓史(映画「るろうに剣心」、「ミュージアム」など)
脚本:岩下悠子、渡部亮平、大友啓史
配給:東宝、アスミック・エース
制作プロダクション:アスミック・エース、ROBOT
製作:映画「3月のライオン」製作委員会
映画撮影期間:2016年3~7月
原作発表期間:2007年~現在

実写映画「3月のライオン」のストーリーや登場人物、うんちくまとめ

以上、実写映画「3月のライオン」のストーリーや登場人物、うんちく情報まとめでした。

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