映画「散り椿(ちりつばき)」岡田准一と西島秀俊がライバルの時代劇

最終更新日:2018年9月13日

映画「散り椿(ちりつばき)」岡田准一と西島秀俊が2人の剣豪

ジャニーズ事務所の中で映画俳優としての知名度を高めている岡田准一が西島秀俊と組んだ時代劇が2018年9月28日に公開です。

まず、「散り椿」のあらすじを一言でまとめます。

親友で恋敵だったライバルの剣豪たちのその後の物語

映画の原作は直木賞作家の葉室燐の時代小説。

藩を追放された男とライバルの2人の剣豪の再会を描く物語を岡田准一と西島秀俊が演じます。

監督は黒澤明に一目置かれた名カメラマンの木村大作で岡田准一とは2017年の映画「追憶」と連続でのタッグ。

黒木華や池松壮亮、麻生久美子や芳根京子なども出演して本格派の時代劇を作り上げます。

目次・散り椿

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
ロケ地
概要とスタッフ

あらすじ、親友で恋敵の剣豪たちの再会

江戸時代中期の享保15年。

一刀流平山道場には四天王と呼ばれる剣豪がいた。

その中の一人、瓜生新兵衛は藩の不正を訴えたが権力に負けて追放された。

藩から離れて生活していた新兵衛だったが、妻が病に倒れてしまう。

妻の最後の願いはかつて新兵衛の親友で恋敵でもあった榊原采女を助けて欲しいというもの。

新兵衛は榊原采女の父の不正を訴えたがために藩を追放された因縁を持つ。

過去の不正事件の真相、妻の本当の気持ちを見つけようと新兵衛はかつての藩に戻ってくる。

そこには新兵衛と同じく四天王と呼ばれたかつての仲間、その家族などが複雑な思いを持っていた。

侍として不正を正そうとする新兵衛にかつての仲間たちは信頼を寄せるようになる。

そして、過去の事件について真相に近づいた新兵衛は亡くなった妻の切ない想いを知り、かつての親友の采女と対峙する。

キャスト、岡田准一に西島秀俊 黒木華に池松壮亮

瓜生新兵衛(うりゅう・しんべえ) – 岡田准一(V6)
一刀流平山道場の剣豪で「四天王」の一人。
仲間である榊原采女の父の不正を訴えた結果、藩を追放された。
亡くなった妻との最後の約束を守るため藩に戻っくる。

榊原采女(さかきばら・うねめ) – 西島秀俊
新兵衛と同じ「四天王」の一人で父が不正に関わり殺された。
思慮深く冷静な文武両道の男。
かつては新兵衛の親友であり恋敵だった。

坂下里美 – 黒木華
新兵衛の妻だった篠の妹。

坂下藤吾 – 池松壮亮
不正の責任を負わされた坂下源之進が切腹、家の再興を目指す。

瓜生篠 – 麻生久美子
死ぬ間際に夫の新兵衛に願いを託した。

篠原三右衛門 – 緒形直人
「四天王」の一人。

坂下源之進 – 駿河太郎
「四天王」の一人で坂下家の長男。

篠原美鈴 – 芳根京子
四天王の三右衛門の娘で坂下藤吾の許嫁。

石田玄蕃 – 奥田瑛二
扇野藩の家老で榊原采女と対立している。

宇野十蔵 – 新井浩文
石田派の組頭。

榊原滋野 – 富司純子
采女の養母でかつては采女と篠の結婚を止めた。

千賀谷政家 – 渡辺大
扇野藩の新しい若殿。




Wikiwikiメモ

・7月25日にYouTubeに予告編を公開した(リンク)

・原作者は葉室麟(はむろ・りん)で2012年の「蜩ノ記」で第146回直木賞を受賞、2016年の「鬼神の如く 黒田叛臣伝」で第20回司馬遼太郎賞を受賞した

・ジャニーズ所属の俳優として岡田准一が主演の映画は急増中で、2016年に「エヴェレスト 神々の山嶺」と「海賊とよばれた男」、2017年には「関ヶ原」と「追憶」がある

公式ツイッター

ロケ地は長野、富山、彦根など

・城の撮影場所
名称:彦根城
住所:滋賀県彦根市金亀町1-1

・富山県でのロケ地1
名称:金岡邸
住所:富山県富山市新庄町1-5-24

・富山県でのロケ地2
名称:国泰寺
住所:富山県高岡市太田184




概要とスタッフ

映画公開日:2018年9月28日
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@chiritsubaki928
監督・撮影:木村大作
脚本:小泉堯史
配給:東宝
原作:葉室麟(角川文庫)

・2018年の映画情報のまとめはこちら



映画「望郷、光の航路・夢の国」湊かなえ原作、大東駿介や貫地谷しほりが出演

最終更新日:2017年8月12日

映画「望郷、光の航路・夢の国」大東駿介や貫地谷しほりが出演

売れっ子作家の湊かなえの作品がまた一つ、映画化されます。

湊かなえ原作の連作短編集「望郷」より「夢の国」「光の航路」が映画化されて2017年9月16日より公開です。

撮影は広島県の瀬戸内海周辺で因島を中心に行いました。

貫地谷しほり、木村多江、大東駿介、緒形直人などが出演します。

目次・望郷、光の航路・夢の国

あらすじ
キャスト
wikiメモ
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概要とスタッフ

あらすじ(光の航路)、若手の小学校教師が地元で悩む


瀬戸内海に浮かぶ自然の美しい白網島。

小学校の若手教師の大崎航は異動願いを出して故郷の白西小学校に赴任してきた。

航の父は島で熱血教師として働いて20年前に亡くなった。

父と同じように学校の教師を務める航のクラスで、いじめ問題が起きてしまう。

航はいじめっ子の母親に話を持ち込むがその母親は我が子は被害者であると主張して問題がこじれていく。

そして、仕事に悩んだ航の自宅で火事が起きる。

病院に入院した航の前に父の教え子の畑野忠彦が見舞いにやってきた。

畑野は航の父のおかげでいじめから立ち直り、中学校の教員になったという。

畑野と打ち解けあった航は、自分が子供の頃に父親が教え子と白綱島の造船所で作られた最後の船の進水式に行った話をする。

航にとってその進水式は父親が自分ではなく名も知らない教え子を優先した一つの事件だったのだ。

航は父といじめ問題について畑野と語り合い、自分のクラスの問題について向き合っていく。

主要キャスト、貫地谷しほりや大東駿介


大崎航 – 大東駿介
若手の小学校の教師。
5年間の教師生活を過ごした後に生まれ故郷の白網島に赴任してきた。
イジメ問題に悩んでいる。
亡くなった父親も教師だった。

夢都子 – 貫地谷しほり
島のしきたりに縛られ窮屈さを感じて育った。

夢都子の母 – 木村多江

航の父 – 緒形直人

畑野忠彦 – キャスト未発表
大崎航の父親の教え子。
中学教師だった大崎航の父を尊敬している。

深田碧 – キャスト未発表
大崎航が教えるクラスの生徒。
いじめっ子で親は地元の有力者。

深田碧の母 – キャスト未発表
いじめっ子の母親。
教師の大崎航に対して、自分の子供こそが被害者だと主張する。




Wikiwikiメモ

・湊かなえの小説「望郷」は「光の航路」など6作の短編集

・「望郷」は瀬戸内海の白綱島という架空の島を舞台にしており、湊かなえが出身の広島県の因島(いんのしま)がモデルになっている

・映画のロケ地は広島県尾道市にある「内海造船」や広島県福山市の「三世代テーマパークみろくの里」など

・映画の撮影で同じ時期に近い場所で長澤まさみと高橋一生の映画「嘘を愛する女」があったため、瀬戸内海で大きな話題になった

公式ツイッター

概要とスタッフ

映画公開日:2017年9月16日
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@bokyo_movie
監督:菊地健雄(映画「ディアーディアー」など)
脚本:杉原憲明
主題歌:moumoon「光の影」
原作:湊かなえ

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