映画「七つの会議」野村萬斎に及川光博、香川照之 「半沢直樹・陸王」の池井戸潤の原作

最終更新日:2018年12月3日

映画「七つの会議」野村萬斎に及川光博、香川照之 「半沢直樹・陸王」の池井戸潤の原作

大ヒットするドラマの原作者として名高い池井戸潤の小説がまた一つ、2019年2月1日に映画化されます。

まず、「七つの会議」のあらすじを一言でまとめます。

中小企業での隠蔽と内部告発で混乱する人々

原作は池井戸潤が2011年から2012年に日経新聞に連載した小説で8話構成の短編集となっています。

TBSがエキストラ募集で「豪華キャストで贈る超大作映画」として自信を見せる作品。

主演の野村萬斎のほか、香川照之や及川光博、片岡愛之助や北大路欣也が出演です。

目次・七つの会議

あらすじ
キャスト
wiki
公式ツイッター
概要とスタッフ

あらすじ、中堅の電機メーカーの課長が会社の隠蔽工作で混乱する

中堅の電機メーカー「東京建電」の営業部4課長として働く原島万二は会議で上司に怒られてばかりだった。

ある日、営業のエースと言われる1課長の坂戸がパワハラで訴えられて更迭、原島が後任になる。

原島はそこで製品用ねじの製品不良に直面、前課長の更迭の裏に何かあるのではないかと調べ始める。

すると製品用ねじにまつわる大掛かりな隠蔽を原島は知る。

しかし、全てを明らかにすれば中小企業の東京建電の社員、下請の町工場の暮らしも破壊してしまう。

原島は隠蔽にまみれた会社の中で苦悩していく。

キャスト、野村萬斎に及川光博 片岡愛之助に香川照之

【主要キャラ】

八角 民夫 – 野村萬斎
東京建電の営業第一課の万年係長。
入社当初は敏腕営業マンだったがぐうたら社員に成り下がった。
年下の坂戸課長からパワハラを受ける。

原島 万二 – 及川光博
中堅の電機メーカー「東京建電」の営業部4課長。
万年二番手だったがエースの更迭により営業部1課長に。
製品用のねじでの大掛かりな隠蔽に直面して社員と顧客との板挟みに悩む。

坂戸 宣彦 – 片岡愛之助
東京建電のエースだった営業一課長。
パワハラ問題によりで訴えられて人事部付けに更迭させられる。

北川 誠 – 香川照之
八角とは同期の東京建電の営業部長。
結果第一主義のモーレツ管理職。

【東京建電】

宮野 和広 – 橋爪功
製造部から叩き上げで登りつめた東京建電の社長。
製品用のねじについて隠蔽を図る。

村西 – 世良公則
東京建電副社長。
出世競争に敗れてゼノックスから出向した外様。

飯山 – 春風亭昇太
東京建電経理部長。
営業部長の北川に並ぶ実力者。

佐野 健一郎 – 岡田浩暉
かつて出世街道を歩んでいた東京建電のカスタマーセンター室長。

新田 – 藤森慎吾(オリエンタルラジオ)
東京建電の経理部課長代理。
プライドが高く、犬猿の仲の営業部のアラ探しに執着する

奈倉 – 小泉孝太郎
東京建電の商品開発部員。
多くの商品・部品の開発・管理を担当している。

経理課長 – 勝村政信
東京建電経理部課長。

浜本 優衣 – 朝倉あき
東京建電の営業一課員。

淑子 – 吉田羊
八角の元妻。

【その他】

徳山 郁夫 – 北大路欣也
東京建電の親会社「ゼノックス」社長。

田部 – 木下ほうか
東京建電の親会社ゼノックスの副社長。
絶対的な権力者の徳山の腹心。

梨田 – 鹿賀丈史
強権的な態度で出世したゼノックス常務取締役。
過去に東京建電に在籍し、営業部では八角や北川の上司だった。

三沢 – 音尾琢真
老舗のねじ製造工場「ねじ六」の四代目。

奈々子 – 土屋太鳳
零細ねじ工場の社長・三沢逸郎の妹。

江木 恒彦 – 立川談春
東京建電の下請け「トーメイテック」社長。

星野 – 溝端淳平
若き八角が営業を行った老夫婦の息子。




Wikiwikiメモ、原作のテーマはデータの改ざん

・「七つの会議」は2013年にNHKが東山紀之主演で全4回の土曜ドラマで放送した

・原作ではデータの改ざんなどがテーマになっており、昨今の風潮からも話題になる可能性が高い

・新聞連載の原作は7話構成で、単行本化の際に1話を追加した

・映画のメインのロケ地は埼玉県深谷市で親会社での撮影シーンは都内で撮る可能性が高い

・原作では特定の会社のモデルはないと作者の池井戸潤は話している

映画とNHK版キャストの比較

八角 民夫 – 野村萬斎(吉田鋼太郎)
原島 万二 – 及川光博(東山紀之)
坂戸 宣彦 – 片岡愛之助(眞島秀和)
佐野 健一郎 – 岡田浩暉(豊原功補)
宮野 和広 – 橋爪功(長塚京三)

公式ツイッター




概要とスタッフ

映画公開日:2019年2月1日
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@nanakai_movie
主題歌:ボブ・ディラン「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」
監督:福澤克雄
脚本:丑尾健太郎
原作:池井戸潤
発表日:2018年5月10日
映画撮影期間:2018年4月30日〜6月上旬

・2019年の映画情報まとめ



NHKドラマ「悦ちゃん(えっちゃん)」主演はユースケ・サンタマリア

最終更新日:2017年8月16日

NHKドラマ「悦ちゃん(えっちゃん)」主演はユースケ・サンタマリア 数回にわたりドラマ化された名作の最新版

NHKが幾多にわたりドラマ化された名作を現代版にリメイク、2017年7月15日から毎週土曜よる6時に放送です。

まず、ドラマ「悦ちゃん」のあらすじを一言でまとめます。

妻を亡くした男のため新しいママを探す娘

獅子文六の小説が原作の「悦ちゃん」は妻を亡くして無気力になった男のため、その娘が新しいママを探す物語。

主演にはユースケ・サンタマリア、元気な少女の「えっちゃん」は高い演技力で天才子役と呼ばれる平尾菜々花です。

モデルの石田ニコル、若手の実力派と言われる門脇麦なども出演してユースケサンタマリアを盛り上げます。

目次・悦ちゃん

あらすじ
キャスト
wikiメモ
ユースケ・サンタマリア
概要とスタッフ

あらすじ、妻を亡くした父のため娘が再婚相手を探して奮闘

第一次世界大戦が終わり激動の時代が始まった昭和10年の東京。

売れない作詞家の柳碌太郎は死んだ妻が忘れられずに荒れていた。

そんな碌太郎を見て娘の悦子はあることを考え付く。

新しいパートナーが見つかれば碌太郎もマシになっていくのではないか。

悦子は自分の担任教師やデパートの売り子などと碌太郎をくっつけようと精力的に動く。

しかし、同時に碌太郎の姉の鶴代は夫の仕事の関係で銀行の令嬢で美女のカオルと碌太郎の見合いを進めていた。

しみったれた「やもめ」の父の碌太郎ために悦子が縦横無尽に動き回っていく。

キャスト、ユースケサンタマリアに平尾菜々花 門脇麦に石田ニコル


柳碌太郎 – ユースケ・サンタマリア
売れない作詞家であだ名は「碌さん」。
妻を亡くして生きる気力を失っている。

柳悦子 – 平尾菜々花
歌が好きで碌太郎の娘。
ませている女の子で妻をなくして落ち込んでいる父親の嫁探しに奔走する。

池辺鏡子 – 門脇麦
デパートの売り子。
おとなしい性格で悦子と仲良くなっていく。

カオル – 石田ニコル
銀行の令嬢で絶世の美女。
碌太郎の姉の鶴代の夫と関係がある。

語り – 片岡愛之助

・その他のキャスト
婆や(ウメ) – 大島蓉子
大林鶴代 – 峯村リエ
大林信吾 – 相島一之
池辺久蔵 – 西村まさ彦
池辺藤子 – 堀内敬子
日下部絹 – 紺野美沙子
日下部一郎 – 矢野聖人
細野夢月 – 岡本健一
春奴 – 安藤玉恵
村岡政子 – 村川絵梨
次作 – 橋本淳



Wikiwikiメモ、原作は昭和時代に複数のドラマ化や映画化

・獅子文六の小説「悦ちゃん」は1937年に映画、1958年に日テレ、1965年にTBS、1974年にNHKでドラマ化された

・ユースケサンタマリアがNHKの連続ドラマの主演を務めるのは本作が初めて

ピックアップ俳優、ユースケ・サンタマリアとは


ユースケ・サンタマリアとは1971年3月12日生まれの俳優でタレント、歌手。

ラテンロックバンド「BINGO BONGO」のヴォーカルとしてデビュー、テレビの司会なども始める。

映画「踊る大捜査線シリーズ」の真下正義役、バラエティ番組「『ぷっ』すま」に出演して知名度を一気に高めた。

ゆるいトークと飾らないキャラクターが受けてバラエティからドラマ、CMなどの多方面で活躍する。

激務が続いて2004年ごろに激やせして仕事を急激に減らした。

当時はうつ病だったと吉田豪のインタビュー集「サブカル・スーパースター鬱伝」で明らかになる。

ジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属、本名は中山裕介。

大分県出身で母校の王子中学校の後輩はHKT48の指原莉乃、元SKE48の矢方美紀と小野晴香など。



概要とスタッフ 原作は獅子文六

ドラマ放送日:2017年7月15日、毎週土曜18時5分から18時43分(全8回)
放送局:NHK総合
公式サイト:リンク
原作:獅子文六
脚本:櫻井剛(ドラマ「マルモのおきて」「増山超能力師事務所」など)
演出:大原拓、清水拓哉
音楽:橋本由香利
プロデューサー:家富未央
制作統括:落合将
ドラマ撮影期間:2017年5月〜8月
ドラマ発表日:2017年4月27日
原作連載期間:1936年7月〜1937年1月(報知新聞)

・2017年7月〜9月のドラマ情報のまとめはこちら