映画「キセキの葉書」主演は鈴木紗理奈 脳性まひの娘と認知症の母親を抱えた主婦

最終更新日:2017年10月9日

映画「キセキの葉書」主演は鈴木紗理奈 脳性まひの娘と認知症の母親を抱えた主婦の物語

バラエティタレントとして知名度のある鈴木紗理奈が映画女優として一躍注目を集めています。

鈴木紗理奈にとって初の映画主演作品「キセキの葉書」が2017年8月から大阪で先行し、11月4日より全国で公開します。

映画「キセキの葉書」は7月15日のスペインのマドリード国際映画祭で鈴木紗理奈が最優秀外国映画主演女優賞を受賞しました。

映画は24時間介護が必要な脳性まひの娘、認知症とうつ病を併発した母の間でひた向きに生きた女性の物語。

海外での受賞をきっかけに映画への注目度が急激に高まっています。

目次・キセキの葉書

あらすじ
キャスト
wikiメモ
予告映像
公式ツイッター
鈴木紗理奈
概要とスタッフ

あらすじ、脳性まひの娘とうつ病の母を抱えて生きる主婦

1995年、阪神・淡路大震災から半年が経過した兵庫県西宮市。

美幸は脳性まひの5歳の娘を抱えて生きていた。

夫は大学助教授で仕事に追われ、7歳の息子もいるため美幸は一人で娘の介護にあたっている。

生活に苦しくなった美幸は不眠と摂食障害に悩む。

その翌年にみどりの母親のマスがうつ病となり、認知症も発症した。

自殺願望が強くなっていく母の暮らす町では脳性まひの娘が通える専門病院がない。

みどりは母と娘、どちらかの命を取るような選択を突きつけられる。

そんな時、みどりは「笑い」がうつ病にとって良いクスリになるとニュースで知る。

みどりは物書きの意地として母を笑わせるための葉書を毎日、ネタを必死に絞り出して送り始めた。

キャスト、主演は鈴木紗理奈 赤座美代子や雪村いづみ


美幸 – 鈴木紗理奈
脳性まひの娘とうつ病の母親の間に生きる主婦。
「乗り越えられない運命はない」という信念を持つ。
児童文学者になるのが夢。

望子 – 赤座美代子
美幸の母親。
美幸が苦しい生活の時に助けようとはしなかった。

・その他の俳優陣
雪村いづみ、亀井賢二、土屋貴子、申芳夫、八日市屋天満(子役)、福冨慶士郎(子役)




Wikiwikiメモ、原作は脇谷みどりの「希望のスイッチは、くすっ」

・本作は鈴木紗理奈にとって初の映画主演作

・脇谷みどりの母への手紙が2008年11月にフジテレビの「エチカの鏡」で紹介されて話題になり2011年に書籍「希望のスイッチは、くすっ」として発売された

・脇谷みどりは毎日新聞大阪面でイラストエッセー「かのこメモ」(毎月第2水曜日)を連載している

・母の脇谷マスは娘のみどりから毎日の手紙をもらって病状が回復、2004年には書籍「終りなき生命」を発売した

・7月15日のスペインのマドリード国際映画祭で鈴木紗理奈が最優秀外国映画主演女優賞を受賞した

・鈴木紗理奈は映画祭の前後でパスポートを盗まれ、群馬で開催予定のライブ出演が中止になった

・映画のロケ地は原作者の脇谷みどりが生活した西宮市で、武庫川団地やさくらFMなど

予告映像

鈴木紗理奈の公式ツイッター




ピックアップ俳優、鈴木紗理奈とは


鈴木紗理奈(すずき・さりな)とは1977年7月13日生まれのタレント、女優、歌手。

1992年に全日本国民的美少女コンテストで演技部門賞を受賞した。

フジテレビのバラエティー番組「めちゃ²イケてるッ!」などでバラエティタレントとして活躍。

2003年から本名の宗廣華奈子(むねひろ・かなこ)の苗字を冠したレゲエアーティスト「MUNEHIRO」としても活動を始める。

作詞、作曲を自身で行い2007年にメジャーデビューした。

2008年にレゲエアーティストのTELA―Cと結婚、2010年に長男を出産する。

2013年に離婚、年末のテレビ番組「明石家サンタ」に出演して目玉賞品の軽自動車「ROOX」を当てた。

概要とスタッフ

映画公開日:2017年11月4日(8月19日より大阪・布施ラインシネマにて先行上映)
映画公式サイト:リンク
映画ツイッター公式アカウント:ー
鈴木紗理奈ツイッター公式アカウント:@SARINA_MUNEHIRO
監督:ジャッキー・ウー
脚本:仁瀬由美
エンディングテーマ:小林啓子「耳をすましてごらん」
配給:ミューズ・プランニング
原作:脇谷みどり「希望のスイッチは、くすっ」(鳳書院、2011年10月5日)

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