映画「最低。」原作はAV女優の紗倉まな

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最終更新日:2017年8月26日 

AV女優・紗倉まなが原作の映画「最低。」

あまりに文学的と評価の高いAV女優の紗倉まなの小説「最低。」が2017年11月25日に実写映画化されます。

まず、映画「最低。」のあらすじを一言でまとめます。

様々なAV女優の生き様

小説「最低。」は4人のAV女優を描いた短編小説集で、ごく普通の女性がAVの世界で生きて行く様子を描いています。

原作は紗倉まなしか描けない視点と文学的な表現で芥川賞にふさわしいと言われるほどの純文学作品。

森口彩乃、佐々木心音、山田愛奈がAV業界とその周辺に生きる女を演じます。

目次・最低。

あらすじ
キャスト
wikiメモ
紗倉まな
概要とスタッフ

あらすじ、AV女優たちのリアル


世の中に広く流行しているアダルトビデオ。

人間の性的欲求を満足させる作品として経済的に大きな市場となっている。

そこで働くAV女優たちの顔は様々だ。

彩乃は若くしてAVの世界に入り、そこで大人になっていく。

桃子はAV事務所を立ち上げる男についていき、複雑な感情を抱えたまま仕事をこなす。

セックスレスで専業主婦だった美穂は夫が持っているアダルトビデオを見てAV女優になろうと決意する。

母親が元AV女優のあやこは家族での生き方に悩む。

AV女優の背景には様々な人生がある。

そんなAV女優に共通することは一つ。

そこに落ちたら、もう戻れない。

キャスト、佐々木心音に森口彩乃 山田愛奈

彩乃 – 佐々木心音
19歳でAV出演を決意する。
人気のAV女優となり自分の仕事に誇りを持つ。

美穂 – 森口彩乃
夫とセックスレスの専業主婦。
平凡な日常に耐え切れずAV女優になる。

あやこ – 山田愛奈
母親が元AV女優の女子高生。
思春期で母との関係に悩む。

孝子 – 高岡早紀
あやこの母親で奔放な性格。

泉美 – 渡辺真起子
彩乃の母親

知恵 – 根岸季衣
あやこの祖母。

・その他のキャスト
忍成修吾、森岡龍、斉藤陽一郎、江口のりこ

Wikiwikimメモ、紗倉まなの作品は文学的

・瀬々監督はAV女優の闇はよくわからないと前置きしながらも「ピンク映画で監督となってから30年近く、こういう小説と出会えたことを幸福に思います」とコメントした

・原作の「最低。」は荒んだAV女優を描くのではなく、鋭い描写で自分が生きている世界を描く物語

・紗倉まなの原作は芸人の又吉直樹が書いた小説「火花」と対比されることが多く、紗倉まなの作品の方が文学的だと評価する声は多い

・紗倉まなは2017年3月18日に2作目の小説「凹凸(おうとつ)」を刊行、初の長編小説ともなる

ピックアップ原作者、紗倉まなとは


紗倉まな(さくら・まな)とは1993年3月23日生まれののAV女優でタレント、小説家。

木更津工業高等専門学校の土木科出身の理系女子。

2011年にイメージビデオ「工場萌え美少女 紗倉まな 18歳」に出演、2012年に「紗倉まな AVDebut」でAV女優としてデビューした。

高専時にAV女優だと身バレするも趣味が工場ウオッチのリケジョとしてブログ「紗倉まなの工場萌え日記」を運営しながら知名度を高めていく。

AV女優としてはデビューしてすぐにSOD大賞2012最優秀女優賞を受賞するなど一気に人気を獲得した。

2014年9〜10月にトヨタの自動車ポータルサイト「GAZOO(ガズー)」で「紗倉まなの クルマと私のイイ関係」というコラムを担当、日本最大の上場企業のトヨタがAV女優を起用したとして話題になる。

ドラマ「闇金ウシジマくん Season2」や志村けんのバラエティ番組に出演するなど一般的な女優としての活躍も目立つ。

2015年にエッセイ「高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職」、2016年に小説「最低。」を出版するなどマルチな才能を見せる。

2017年現在、現役のAV女優でもある。

概要とスタッフ 監督は64の瀬々敬久

映画公開日:2017年11月25日
公式サイト:リンク
監督:瀬々敬久(映画「64-ロクヨン-」「8年越しの花嫁」など)
脚本:小川智子、瀬々敬久
原作:紗倉まな
原作発売日:2016年2月12日

・2017年の映画情報のまとめはこちら


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