劇場版アニメ「はいからさんが通る」前編「紅緒、花の17歳」後編「東京大浪漫」

最終更新日:2017年10月9日
画像:公式サイト

劇場版アニメ「はいからさんが通る」前編は「紅緒、花の17歳」。後編は「東京大浪漫」

伝説的な漫画、「はいからさんが通る」が2017年に劇場版アニメとして再来します。

前編の「~紅緒、花の17歳~」は2017年11月11日、後編の「~東京大浪漫~」は2018年に公開です。

まず、劇場版アニメ「はいからさんが通る」のあらすじを一言でまとめます。

大正時代のじゃじゃ馬娘の恋愛物語

「はいからさんが通る」は大正時代をテーマにしたじゃじゃ馬娘の主人公「はいからさん」の恋愛物語です。

原作は1975〜1977年に連載されたため今から読むと古さを感じますが、それは「はいからさんが通る」に影響を受けた漫画家たちが多かったため、「はいからさん的」な漫画が増えた結果でもあります。

連載から40年たった2017年、画業50周年を突破した大和和紀の名作がどんな姿になってアニメ映画として蘇るのかに注目。

目次・はいからさんが通る

あらすじ
声優キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
スタッフ
原作のネタバレ

あらすじ、大正時代で活発な娘が美少年の青年将校に出会う

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(出典:講談社コミックプラス

大正時代の活気のある日本。

竹刀を握れば敵がいないじゃじゃ馬娘の花村紅緒は「はいからさん」と呼ばれていた。

活発な紅緒はいたるところで騒動を起こすトラブルメイカーだった。

ある日、紅緒は美少年の青年将校の伊集院忍が祖父母の代からの許嫁だと知る。

紅緒は家族が決めた結婚相手に反発し伊集院家とも騒動を起こし続ける。

外見だけでなく中身も魅力的な忍に対して、紅緒は次第に惹かれていく。

しかし、忍が軍人としてシベリアに向かうと、その後に戦死の公報が届く。

未亡人同然になった紅緒は傾いていく忍を育てた伊集院家を救おうと働き始める。

厳しい上司の青江冬星のもとで雑誌記者としての力をつけていく紅緒の前に、ロシアから亡命したミハイロフ侯爵が現れる。

ロシアからやってきた青年のミハイロフ侯爵は忍と容姿・性格がソックリだった。

忍のことが忘れられない紅緒は混乱したうえ、反政府運動家の疑いをかけられるなど波乱の人生が続いていく。

声優キャスト、早見沙織に宮野真守

花村 紅緒(はなむら・べにお) – 早見沙織
男手一つで育てられて特技は剣道のじゃじゃ馬娘。
外見は美しいものの、酒を飲んでは騒動を巻き起こす。
ハンサムな青年将校の伊集院忍が許婚と聞かされるが反発する。

伊集院 忍(いじゅういん・しのぶ) – 宮野真守
紅緒の許婚でイケメンの陸軍歩兵少尉。
いつも笑顔を絶やさずコミュニケーション能力が高い。
気骨のある軍人で部下のために命を賭ける。

藤枝 蘭丸(ふじえだ・らんまる) – 梶裕貴
紅緒の1歳下の幼馴染で歌舞伎の女形役者。
美少年で小さい時から紅緒に片思いをしている。

北小路 環(きたこうじ・たまき) – 瀬戸麻沙美
紅緒の親友で忍の幼馴染。
美人で成績優秀だが女性解放運動に熱中している問題児だった。

青江 冬星(あおえ・とうせい) – 櫻井孝宏
零細出版社の冗談社の社長兼「冗談倶楽部」編集長。
美男子だが遊び好きの母親を見て女性不信になった。

鬼島 森吾 – 中井和哉
忍の部下。



Wikiwikiメモ、原作者の大和和紀は「やまと・わき」


・原作者の大和和紀の読み方は「やまと・わき」で女性

・大和和紀は2015年12月~2016年1月に画業50周年を記念した初の回顧展を開催した

・古橋一浩は劇場版での監督を務めるのは本作が初めて

・前編の主題歌は主演声優の早見沙織の「夢の果てまで」で作詞・作曲は竹内まりや

・後編はテレビアニメ版で放送されなかった原作のラストエピソードが描かれる。

公式ツイッター

概要とスタッフ 監督は古橋一浩と加瀬充子

前編「紅緒、花の17歳」の映画公開日:2017年11月11日
後編の映画公開日:2018年
公式サイト:http://haikarasan.net/
ツイッター公式アカウント:@haikara_anime
原作:大和和紀
前編の監督:古橋一浩(アニメ「HUNTER×HUNTER」「機動戦士ガンダムUC RE:0096」など)
後編の監督:加瀬充子(アニメ「ヤング ブラック・ジャック」など)
脚本:古橋一浩
主題歌:早見沙織「夢の果てまで」
キャラクターデザイン:西位輝美(アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」など)
美術監督:秋山健太郎
製作:劇場版「はいからさんが通る」製作委員会
原作発表期間:1975年7号〜1977年10号(「週刊少女フレンド」講談社)



「はいからさんが通る」のネタバレ

〜ここから原作のネタバレ〜
紅緒は忍に反発するもそのイケメンぶりに惹かれて好きになる

忍が戦死、その後に忍ソックリのミハイロフ侯爵は忍の異母兄弟を名乗る

実はミハイロフ侯爵は記憶をなくした忍だった

忍はロシアでラリサという女性に助けられており、記憶を取り戻した忍は紅緒を愛しているがラリサのことも大事になっていた

ラリサは病気でなくなる

紅緒は自分を愛してくれている冬星の気持ちを受け入れて、結婚を決める

紅緒と冬星の結婚式に関東大震災が起きる

燃えている館で紅緒は忍を見つけ、二人はそのまま死のうとする

冬星が二人を助け、自分は身を引く

紅緒と忍は最終的に結ばれる

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