テレビ「ブラタモリ第50回・富士の樹海、10月15日」あらすじまとめ

記事公開日:2016年10月15日
最終更新日:2017年1月9日 
画像:公式サイト

テレビ「ブラタモリ第50回・富士の樹海、10月15日」あらすじまとめ

タモリが人気の観光地などを歩くNHKのテレビ番組「ブラタモリ」。

第50回となる10月15日の放送は富士の樹海がテーマ。

まず、「ブラタモリ第50回・富士の樹海、10月15日」のあらすじを一言でまとめます。

富士の樹海は安全かつ危険

富士の樹海では怪しい噂が立っています。

専門家と一緒に富士の樹海を歩けば怪しい噂は間違っているが、迷いやすい場所ではあるとわかります。

では、世の中のあらゆる物語、事象のあらすじを解説する「あらすじ大全」が「ブラタモリ第50回・富士の樹海」のあらすじをご紹介します。

テレビ「ブラタモリ第50回・富士の樹海」のあらすじ

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(画像:静岡県観光

タモリたちが樹海の中でも青木ヶ原と呼ばれる場所の怪しい噂をたどりながらその正体を探る。

「方角がわからない」「磁石が正確な位置を示さない」

そんな噂が正しいのか検証する。

方位磁石を狂わせるのは樹海にある磁鉄鉱と言われる鉱物が原因だ。

これは青木ヶ原だけでなく磁鉄鉱がある場所であればどこでも同じ。

磁鉄鉱のすぐ近くで方位磁石を使わなければ問題ない。

方角がわからなくなる原因は木の下にある。

青木ヶ原は富士山が噴火した時の溶岩で出来ている。

溶岩で地形が凸凹になり、密集した木が道をわかりにくくしている。

溶岩で出来上がった地形をタモリは「湯葉みたい」と表現。

樹海は等高線の間隔が広く傾斜がなだらかで高低差がないため上か下かがわかりにくい。

富士の樹海で針葉樹と広葉樹が交わる

針葉樹の森を歩いて20分すると大室山にたどり着く。

溶岩が流れなかった大室山付近の豊かな土壌では広葉樹が育った。

そのため、大室山付近の樹海では針葉樹と広葉樹と異なる森の狭間がある。

タモリは針葉樹と広葉樹のキワに関心を示し「キワはエロい」とコメント。

タモリたちはは大室側の両側から溶岩がながれてきた溶岩の三叉路に到着。

864年の噴火である貞観噴火が記録に残っている中で富士山最大の噴火だ。

青木ヶ原の樹海の正体は1100年前の噴火にともない溶岩が発生したその上で再生した森だった。

貞観噴火は記録では高さ60メートル、長さは15kmとなっている。



樹海を作った溶岩はどこから流れてきた?

火山は山頂で噴火するとは限らない。

富士の樹海を進む途中でタモリたちは航空測量会社で地図を作っている千葉さんと遭遇。

千葉さんは赤色立体地図を開発した人間で、ブラタモリの番組では19回も登場している。

赤色立体地図は樹海の複雑な地形をわかりやすくするために作ったもの。

地面の高低差を飛行機で測り、木と木の隙間をレーザーで測って細かい地図を作り上げる。

その赤色立体地図により1100年前の貞観噴火の様子がわかるようになった。

赤色立体地図は樹海のヌードとも言える。

火口に向かって歩くこと15分。

マグマのしぶきで吹き上がるのがスパターで、そこは火口が近い証拠だ。

歩いて行くと周囲にいくつかある穴が火口。

タモリ「意外と小さい」。

多くの溶岩を出した貞観噴火の火口は小さいが、一個ではなく何個も並んでいる。

赤色立体地図で火口の列が判明し、貞観噴火は割れ目噴火だとわかった。

貞観噴火は総延長5、7キロになる火口の列から溶岩が吹き出ていた。

そこから長い年月をかけて再生したのが青木ヶ原樹海。

日本を支えた樹海

赤色立体地図は火山防災になくてはならない地図になった。

日本各地の火山の地形がわかり防災計画、市街地の災害対応にも使える。

赤色立体地図を作ったのが青木ヶ原で、日本の防災を支えている。

近江アナ「ブラタモリも支えていただいて」。

第50回はここまで、次回は樹海を生んだ火口に潜入する。

「ブラタモリ」の主要キャスト

・タモリ
1945年8月22日生まれのお笑いタレント。
フジの看板番組「笑っていいとも」に2014年まで出演した。
現在はNHKテレビ「ブラタモリ」で元気に活動中。

・近江友里恵
NHKのアナウンサーで1988年生まれ。
「ブラタモリ」を2016年から担当。

テレビ「ブラタモリ第50回・富士の樹海、10月15日」のストーリーあらすじまとめ

次回のブラタモリは10月22日で「富士の樹海の後編」です。

以上、世の中のあらすじ・歴史・変遷をまとめる「あらすじ大全」による「ブラタモリ第50回・富士の樹海、10月15日」のあらすじやキャストまとめでした。



テレビ「ブラタモリ第49回・宮島、10月1日」あらすじまとめ〜宮島は神の島?〜

最終更新日:2017年1月9日 
画像:公式サイト

テレビ「ブラタモリ第49回・宮島、10月1日」あらすじまとめ

人気芸能人のタモリが観光地などを歩く人気番組「ブラタモリ」。

第49回となる10月1日の放送は広島県廿日市市宮島町で瀬戸内海に浮かぶ厳島神社が有名な宮島。

まず、「ブラタモリ第49回・宮島、10月1日」のあらすじを一言でまとめます。

たしかに宮島は神の島に思える

海に浮かぶ赤い大鳥居が目印の厳島神社は世界的な観光名所になっています。

宮島の歴史をタモさんと一緒に聞けば、そこは本当に神の島に見えてきます。

では、世の中のあらゆる物語、事象のあらすじを解説する「あらすじ大全」が「ブラタモリ第49回・宮島」のあらすじをご紹介します。

「ブラタモリ第49回・宮島」のあらすじ

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出展:宮島観光公式サイト

タモリは修学旅行と10何年か前に宮島に来た。

旅のお題は「宮島は神の島!?」。

県立広島大学宮島学センター助教の大知徳子氏がタモリたちに同行する。

タモリは宮島を見て「なんとなく神々しい」。

大知助教は同意して「神社が立つ前から人々は自然と手を合わせていた」と指摘する。

その山の姿は仏様が横たわっているよう。

大知助教「地元では観音様の寝姿、女神様が横たわっていると言われる」。

厳島神社の大鳥居の表面は「嚴嶋神社」、裏側から見ると「伊都岐島神社」の表記。

なぜ宮島は昔も今も神の島なのか?

まずは厳島神社の参道へ。

12世紀に平清盛が整えた社殿を歩く。

建物を支える柱は海水に浸って弱くなるため根継ぎといって新しい木を継ぎ足して修理している。

台風を守るために使ったという地面に落ちている謎の石を紹介される。

これは社殿を波から守るために使う非常石だった。

今の神職が若いときは非常石を使っていたが、現在は土のうを使っている。

人々が自然と手を合わせたくなるような宮島の形はどうやって作られたのか

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(出展:一般社団法人宮島観光協会)

安島にそびえる弥山(みせん)の頂上目指してロープウエーに乗る。

高所恐怖症のタモリはロープウエーは駄目だという。

神の島、宮島がどうやって誕生したかを知る人で広島大学名誉教授、於保幸正(おほ・まさゆき)氏が登場。

於保名誉教授は弥山は花崗岩ばっかりだと指摘。

宮島を作っているのは花崗岩だった。

山を登って霊火堂につく。

霊火堂の裏には巨石があり、信仰の対象になっている。

周辺に置いてある地蔵は遊び心でサングラスをかけている。

霊火堂からさらに頂上を目指すと道中に不動岩やくぐり岩など奇石、怪石などがある。

くぐり岩などを進み。ついに頂上にたどり着く。

花崗岩の風化が生みだした普通の世界では見られないような景色が広がる。

一同は普通の島だったら弘法大師も修行しようと思わなかっただろうと納得。



平行な稜線と谷はどうやって生まれた?

展望台からの眺めは絶景。

岩と岩の割れ目、節理は一直線だと気づくタモリ。

島全体の地形図を見ると縦と横に何本も節理が走っている。

数百万年前は宮島は一つの花崗岩だった。

節理にそって花崗岩が崩れていき平行な谷と切り立った稜線が生まれた。

そして神の島の宮島が誕生した。

神の島を維持するためにしていること

神の島を維持するためにしていることを調べるため厳島神社の裏側にある紅葉谷川にたどり着く。

説明するのは廿日市(はつかいち)市役所維持管理課の末原さん。

紅葉谷川は昔から人々に愛されてきた観光名所で川遊びを楽しむ古い絵図も残っている。

川を掃除するときに紅葉谷川には滝が出現する。

紅葉谷川の上流では石と石の間にコンクリート、砂防工事も施されている。

過去、崩れやすい宮島では土砂災害に悩まされていた。

昭和20年9月の枕崎台風では大きな被害を受けた。

昭和23〜25年に見た目の美しさを残す砂防工事を行ったのだ。

最後に海水に浸されている大鳥居の近くに到着。

平清盛が作って平家が廃れたのに宮島は壊されていない。

地域の人々の努力があったのだろう。



「ブラタモリ」10月1日の主要キャスト

・タモリ
1945年8月22日生まれのお笑いタレント。
フジテレビの昼番組「笑っていいとも」に1982年10月4日〜2014年3月31日まで出演。

・近江友里恵
1988年生まれのNHKのアナウンサー。
2016年から桑子真帆の後任で「ブラタモリ」を担当。

・大知徳子(オオチ・トクコ)
県立広島大学助教。
研究キーワードは「宮島学、地域学、博物館学、日本史、地域史」

・於保幸正(おほ・まさゆき)
広島大学名誉教授。
研究分野は地球惑星科学、地質学。

「ブラタモリ第49回・宮島、10月1日」のあらすじやキャストまとめ

次回のブラタモリは10月15日で「富士の樹海」がテーマです。

以上、世の中のあらすじ・歴史・変遷をまとめる「あらすじ大全」による「ブラタモリ第49回・宮島、10月1日」のあらすじやキャストまとめでした。