映画「空飛ぶタイヤ」池井戸潤の原作 長瀬智也にディーン・フジオカや高橋一生

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最終更新日:2018年5月27日

映画「空飛ぶタイヤ」原作は池井戸潤、主演は長瀬智也

「半沢直樹」などで有名な池井戸潤の小説「空飛ぶタイヤ」が2018年6月15日に映画化です。

まず、映画「空飛ぶタイヤ」のあらすじを一言でまとめます。

中小企業の若社長が大企業の不正と戦う

「空飛ぶタイヤ」は強力な大企業が中小企業を犠牲にする社会問題をテーマにした物語。

意外にも池井戸潤の小説として初の映画化の主演を務めるのは庶民派アイドルとして成長したTOKIOの長瀬智也です。

ディーン・フジオカや高橋一生、深キョンや岸部一徳など多くの俳優陣が出演します。

目次・空飛ぶタイヤ

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイート
概要とスタッフ
原作のネタバレ

あらすじ、運送屋の2代目社長が横暴な大企業と戦う


赤松徳郎は父親の跡を継いで赤松運送を盛り立てる気の良い2代目社長だ。

ある日、赤松運送のトレーラーのタイヤが脱線して近くにいた親子に激突して死傷する事故が起きる。

警察は整備不良に問題があると決めつけて赤松を厳しく追及する。

事故により会社の信用はガタ落ちして取引先が離れていき、赤松運送は倒産の危機を迎える。

しかし、従業員を大事に守り育ててきた赤松は自社の定期点検に問題はなかったと考えた。

赤松は事故原因が車両メーカーにあるのではないかと気付く。

トラックの製造元「ホープ自動車」は自分たちに責任があることを知っていたが、必死に隠していたのだった。

非力な中小企業の赤松は自分の会社と家族、従業員を守るために強大な自動車会社と銀行に対して真っ向から対決を挑む。

キャスト、主演は長瀬智也 ディーンフジオカと高橋一生も出演

赤松 徳郎(あかまつ・とくろう) – 長瀬智也(TOKIO)
赤松運送の二代目社長。
従業員を家族のように大事にする。
小学校ではPTA会長を務める。

赤松 史絵(あかまつ・ふみえ) – 深田恭子
赤松徳郎の妻。
夫を頼りにしており、会社の危機にとまどう。

宮代 直吉(みやしろ・なおきち) – 笹野高史
赤松運送の専務で運行管理者。
若社長を支える会社の精神的支柱。

門田 駿一(かどた しゅんいち) – 阿部顕嵐(ジャニーズJr.・Love-tune)
赤松運送の自動車整備士。
仕事を真面目にこなしていたが事故を起こしてしまう。

狩野 威(かのう・たけし) – 岸部一徳
ホープ自動車の常務取締役。
徹底して自社のリコール問題を隠そうとする。

沢田 悠太(さわだ・ゆうた) – ディーン・フジオカ
ホープ自動車の販売部カスタマー戦略課長。
自社のリコールを隠蔽する会議を知り、正義と企業の一員としての立場で悩む。

井崎 一亮(いざき・かずあき) – 高橋一生
東京ホープ銀行の本店営業本部。
同じ財閥系のホープ自動車の経営計画に疑問を感じて自ら調査、事件に巻き込まれていく。

榎本 優子 – 小池栄子
週刊潮流の記者。
ホープ自動車のリコール隠し問題を追う。

高幡真治 – 寺脇康文
港北中央署の刑事。

小牧重道 – ムロツヨシ
ホープ自動車車両製造部。中村蒼

杉本元 – 中村蒼
ホープ自動車品質保証部。

・その他の出演者
柄本明、佐々木蔵之介、和田聰宏、木下ほうか、大倉孝二、浅利陽介、木下隆行(TKO)・木本武宏(TKO)、六角精児、岡山天音、津田寛治、升毅、谷村美月、近藤公園、田口浩正、村杉蝉之介、渡辺大、矢野聖人、斎藤歩、矢島健一、津嘉山正種、高川裕也、毎熊克哉、加藤満、筒井巧、井上肇、中林大樹、小久保丈二、池上紗理依




Wikiwikiメモ、2009年に仲村トオル主演でWOWOWでドラマ化

・本作は2009年に仲村トオル主演でWOWOWにてドラマ化した

・池井戸潤原作で多くのドラマが放送されているが、映画化は「空飛ぶタイヤ」が初めて

・原作のモチーフは2000年の三菱自動車のリコール隠し事件、2002年の三菱自動車製大型トラックの脱輪による死傷事故など

・大手自動車会社の不正を追及するストーリーのため、地上波ではスポンサーが付きにくく放送が難しいと言われていた

・原作で事件を追うジャーナリストの榎本崇は映画では女性になり小池栄子が演じる

公式ツイッター、2018年6月15日に公開

概要とスタッフ

映画公開日:2018年6月15日
映画公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@soratobu_movie
監督:本木克英(映画「鴨川ホルモー」「超高速!参勤交代など)
原作:池井戸潤(「半沢直樹」「下町ロケット」など)
主題歌:サザンオールスターズ「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」
映画撮影期間:2017年3~4月末
配給:松竹
映画発表日:2017年3月5日
原作発売日:2006年9月16日

原作のネタバレ

赤松運送のトラックはタイヤ脱落事故を起こして付近にいた母親が死亡する。

赤松徳郎社長は運転手に問題があったとして門田を解雇、警察が赤松運送を家宅捜査した。

赤松運送の評判が低下して経営が悪化する。

トラックでは同様の事故が起きており赤松社長は事故の原因が整備不良ではなく車両に問題があると疑問を持つ。

車両メーカーのホープ自動車は赤松社長の事故の再調査の依頼を断固として拒否した。

しつこく嗅ぎ回る赤松社長に対し、ホープ自動車の系列のホープ銀行は赤松運送の経営に問題があるため融資を返済しろと迫る。

週刊誌記者はホープ自動車の車両不良問題を記事にしようとするも大口スポンサー相手に記事の掲載は見送られてしまう。

独自で調査を続けた赤松はホープ自動車の国交省への調査報告書や、新車が整備不良となっていた案件を見つけた。

ホープ自動車がリコール隠しのためデータを捏造していたことが発覚する。

ホープ自動車の幹部は捏造データを隠して警察の家宅捜査を乗り切ろうとするも社内の人間が情報を外に出してホープ自動車の不正が暴かれた。

・2018年の映画情報のまとめはこちら






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