実写ドラマ「この世界の片隅に」主役は能年玲奈ではなく松本穂香 松坂桃李に尾野真千子

最終更新日:2018年9月8日
画像:映画公式サイト

実写ドラマ「この世界の片隅に」主役は能年玲奈ではなく松本穂香

日本中に温かい気持ちを届けてロングランヒットしたアニメ映画「この世界の片隅に」が2018年7月15日から、TBSの日曜9時の枠で連続ドラマとなって実写化です。

まず、「この世界の片隅に」のあらすじを一言でまとめます。

広島の戦後を普通に生きようとする女性の物語

漫画家のこうの史代の原作をもとにした映画「この世界の片隅に」はクラウドファンディングで資金を集めて2016年11月に公開、1年超たった現在も上映している異例のロングラン作品。

映画では主人公の声優を「のん」こと能年玲奈が担当しており、実写ドラマ化の発表を受けて「主役は能年玲奈しかいない」との声が溢れていました。

連ドラでの主役は若手女優の松本穂香、その夫役に松坂桃李。

尾野真千子や土村芳、田口トモロヲや伊藤蘭なども出演です。

目次・この世界の片隅に

あらすじ
キャスト
wiki
公式ツイッター
ロケ地
松本穂香
松坂桃李
概要とスタッフ

あらすじ、戦後の広島で少女のすずが明るく生き抜こうとする

1944年(昭和19年)、日本は戦争で厳しい状況に置かれていた。

そんな時、18歳のすずに、縁談がもちあがる。

トントン拍子で話は進み、1944年年2月にすずは呉へとお嫁にやって来た。

呉は日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄えている。

見知らぬ土地で、海軍勤務の文官の北條周作の妻となったすずの生活が始まった。

そして1945年3月、呉は空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされて、すずが大切にしていたものが失われていく。

1945年8月6日、呉では爆風が響き、広島方面から巨大な雲が上がる。

激動の展開を前にして泣き崩れる人々。

それでもすずは、なんとか生き抜いていこうとしていく。

キャスト、松本穂香に松坂桃李 二階堂ふみに村上虹郎

北條 すず – 松本穂香(幼少期:新井美羽)
広島市江波で育ったおっとりとした少女で旧姓は浦野。
絵を描くことが好きで呉にある北條家に嫁ぐ。

北條 周作 – 松坂桃李
北條家長男で海軍軍法会議所の録事(書記官)。
幼い頃に出会ったすずを探して結婚、慣れない土地で生活するすずに優しく接する。

黒村 径子 – 尾野真千子
周作の姉で口調が強い。
嫁ぎ先から娘を連れて出戻ってきた。

水原 哲 – 村上虹郎
すずの小学校の同級生でガキ大将。
海軍に入隊後も意識し合っていたすずに会うため北條家にやってくる。

白木 リン – 二階堂ふみ
呉にある遊郭で働く女性。
偶然出会ったすずと奇妙な友情を育む。

浦野すみ – 久保田紗友
すずと仲の良い一歳下の妹でしっかり者。

森田イト – 宮本信子
すずのよき理解者である優しい祖母。

浦野キセノ – 仙道敦子
嫁いだ娘を心配するすずの母。

浦野十郎 – ドロンズ石本
工場に勤めるすずの父。

北條 円太郎 – 田口トモロヲ
周作と径子の父で、海軍の技術者。

北條 サン – 伊藤蘭
周作と径子の母で、足が悪いながらも家事を手伝っている。

刈谷 幸子 – 伊藤沙莉
北條家の隣に住む女の子。
幼いころから周作に思いを寄せていた。

刈谷 タキ – 木野花
北条家の隣人家族の母で近所のリーダー的存在。

堂本 志野 – 土村芳
北條家の近くに住む、夫が出征中の主婦。

堂本 安次郎 – 塩見三省
北条家の隣人家族の祖父で偏屈な性格。

〜現代パート〜
近江 佳代 – 榮倉奈々
2018年に東京から呉市の古民家を訪れる。

江口 浩輔 – 古舘佑太郎
佳代の恋人。




Wikiwikiメモ、アニメ映画は長編バージョンが2018年末に公開

・TBSの公式サイトでドラマのエキストラを募集中(リンク)

・6月17日にドラマの予告を公開した(リンク)

・主人公の幼少期を演じる新井美羽は2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」でも主人公の子供時代を演じて天才子役として有名

・アニメ映画「この世界の片隅に」では主人公の声優を担当した能年玲奈を絶賛する声が溢れた

・2016年公開のアニメ映画(129分)が好評だったため、160分の長編バージョンのアニメ映画を2018年末に公開予定

・2011年には日テレが北川景子主演でスペシャルドラマとして「この世界の片隅に」を放送した

公式ツイッター

ロケ地

エキストラをTBS公式サイトで募集中(リンク)

・小学校の撮影現場(可能性大)
名称:旧上岡小学校
住所:茨城県久慈郡大子町上岡987-3

・その他のロケ地
千葉県九十九里や茂原市、広島県広島市、広島県呉市、東京都小金井市(大規模ロケ)




ピックアップ俳優、松本穂香とは

【松本穂香はauのCMで神木隆之介と共演】

松本穂香(まつもと・ほのか)とは1997年2月5日生まれの女優。

2015年にロッテのお菓子のショートムービーで俳優デビュー、ドラマや映画の出演が始まる。

2016年の「ヨミガエラセ屋では初舞台ながら初主演を務め2017年のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」では主人公役の有村架純の同僚も演じた。

「ひよっこ」出演時には「おかっぱ頭のメガネっ娘の澄子(松本穂香)が能年玲奈に似ている」と話題にも。

所属する芸能事務所は広末涼子や戸田恵梨香らがいるフラーム。

ピックアップ俳優・松坂桃李とは

松坂桃李(まつざか・とおり)とは1988年10月17日生まれの俳優。

モデルとして芸能界で活動をスタートし、テレ朝の特撮ドラマ「侍戦隊シンケンジャー」でドラマ初主演をつとめる。

「松坂桃李」の名前は本名で神奈川県茅ヶ崎市出身、事務所は菅田将暉や木村佳乃が所属するトップコート。

2017年のドラマ「視覚探偵 日暮旅人」や2018年の映画「不能犯」など主演クラスの俳優に成長。

2017年度後半のNHKの朝ドラ「わろてんか」ではヒロインの葵わかなの夫役を演じて国民的な知名度を手にした。

スラムダンク好きのバスケ部出身で左利き。




概要とスタッフ

ドラマ放送日:2018年7月15日スタート、日曜21時
放送局:TBS
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@konoseka_tbs
脚本:岡田惠和
音楽:久石譲
演出:土井裕泰
プロデュース:佐野亜裕美
原作:こうの史代
ドラマ発表日:2018年3月20日

・2018年10月〜12月のドラマ情報のまとめ



映画「この世界の片隅に」広島の戦後を生きる少女の物語、能年玲奈が声優

最終更新日:2017年4月11日
画像:映画公式サイト

映画「この世界の片隅に」あらすじまとめ、声優に能年玲奈

「のん」こと能年玲奈がアニメ映画の声優となって表舞台にかえってきました。

映画「この世界の片隅に」が能年玲奈にとって素晴らしいリスタートになりました。

まず、「この世界の片隅に」のあらすじを一言でまとめます。

広島の戦後を生きる少女の物語

映画「この世界の片隅に」は第二次世界大戦で広島に落とされた原爆と、そこで生きていた人々の物語です。

主人公のすずは、おっとりとした性格ながらもその苛酷な環境で生きていかざるをえません。

漫画家のこうの史代の原作をもとにした映画ですが、クラウドファンディングで資金の一部を集めたのも特徴です。

支援者数は国内クラウドファンディングの過去最高人数で、支援金額も映画部門では国内最高記録の3622万。

映画界でも新しい手法が広がっていきますね。

では、映画やドラマを解説する「あらすじ大全」が映画「この世界の片隅に」のストーリーをご紹介します。

あらすじ

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1944年(昭和19年)、日本は戦争で厳しい状況に置かれていた。

広島市江波で育った少女のすずは呉の周作のもとに嫁ぐ。

戦争で物資は不足し、すずたちは懸命に生きていくも軍港の町の呉はたびたび空襲を受ける。

1945年(昭和20年)6月、すずは爆風で右手首から先を失う。

8月6日、呉では爆風が響き、広島方面から巨大な雲が上がる。

8月15日、ラジオで終戦の詔勅が流れた。

すずは激動の展開を前にして泣き崩れる。

翌年1月、すずは実家のあった広島市内に戻り祖母と妹のすみと再会した。

両親は亡くなり、すみには原爆症の症状が出ていた。

廃墟となった市内ですずはこれからの人生を考えていく。

声優キャスト、主役は能年玲奈

すず – のん(能年玲奈)
主人公で広島市江波で育ったおっとりとした少女。
絵を描くことが好きで呉の北條家に嫁ぐ。

周作 – 細谷佳正
すずの夫で呉鎮守府の軍法会議録事。
生真面目な性格ですずを愛している。

哲 – 小野大輔
すずの幼なじみで海軍に入隊している。
すずが周作の妻となってもその想いを忘れられない。

径子 – 尾身美詞
周作の姉で結婚して家を出ていたが夫の病死後に実家に戻ってきた。

晴美 – 稲葉菜月
徑子の娘で国民学校初等科への入学を控えている。

すみ – 潘めぐみ
すずの妹で陸軍の軍需工場で勤労動員されている。

円太郎 – 牛山茂
周作の父。

サン – 新谷真弓
周作の母。

りん – 岩井七世




うんちくポイント、戦時での普通の人たちの生活

・漫画では戦争の悲惨さよりも、そこで生きる人たちの生活がえがかれている

・監督の片渕須直は「のんさん以外のすずさんは考えられない」と主人公の声優を指名

・監督の片渕須直は原作の舞台の広島に6年間通い資料集めやヒヤリングを行った

・能年玲奈が2016年7月に芸名を「のん」に改名して以来、初の本格的な出演作品

・元所属事務所が圧力をかけて能年玲奈の関わる番組の宣伝をさせていないとの報道が相次いだ

・8月に「めざましテレビ アクア」(フジテレビ)の出演が告知されたものの、放送には能年玲奈が登場しないという事態があった

・週刊大衆のTwitter公式アカウントは2016年10月27日、「他の週刊誌の宣伝をいたします」とコメントし、「週刊文春」11月3日号にのん(本名:能年玲奈)が出ていることを告知した

・ネット上では旧事務所と関係のない大手メディア以外はのんの本名の能年玲奈と呼ぶべきだとの声が上がっている。ただ、能年玲奈本人は周囲への迷惑を懸念しており、のん(能年玲奈)と表記するのが無難との声も多い

・公開日で初の週末の11/12(土)、13(日)の週末興行成績は4704万円、動員は3万2032名で公開館数はわずか63館ながら全国映画動員ランキングで10位にランクインした

概要

映画公開日:2016年11月12日
公式サイト:http://konosekai.jp/
監督、脚本:片渕須直(アニメ「名犬ラッシー」「BLACK LAGOON」など)
原作:こうの史代『この世界の片隅に』
製作総指揮:丸山正雄、真木太郎
主題歌:コトリンゴ「悲しくてやりきれない」
製作会社:MAPPA
配給:東京テアトル

映画「この世界の片隅に」のあらすじまとめ

以上、世の中のあらすじ・歴史・変遷をまとめる「あらすじ大全」でした。

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