映画「友罪(ゆうざい)」生田斗真に瑛太、監督は瀬々敬久 少年犯罪のその後の物語

最終更新日:2018年5月24日

映画「友罪」生田斗真に瑛太 少年犯罪のその後の物語

映画「64-ロクヨン- 前編/後編」などを手がけた瀬々敬久が監督を務める映画「友罪」が2018年5月25日、公開です。

まず、「友罪」のあらすじを一言でまとめます。

凶悪事件の少年犯のその後の物語

原作は少年犯罪をテーマにした薬丸岳の小説。

凶悪な少年犯罪の疑いのある男に瑛太、その友人で疑心暗鬼になるのが生田斗真です。

目次・友罪

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
ロケ地
概要とスタッフ

あらすじ、17年前の少年犯罪に振り回される若者たち

益田純一はジャーナリストを目指すも挫折、生きるために製作所に住み込みで働き始める。

益田と同期入社の鈴木秀人は無口な暗い性格で毎晩のようにうなされていた。

中学生の時にいじめを苦にして自殺した友人を益田は思い出し、鈴木と仲良くしていこうと決める。

事務員の藤沢美代子と仲良くなっていくと鈴木はだんだんと明るくなり、製作所では穏やかな日々が流れるようになった。

そんな時、益田は元恋人の雑誌記者から17年前に起きた残虐な犯罪をした少年「青柳健太郎」について教えて欲しいと頼まれる。

益田はジャーナリスト時代の暗い過去から目を背けるため拒絶するも、その写真が同僚の鈴木に似ていると気づく。

益田は鈴木が少年犯罪をした少年だと調べていくうちに、17年前に犯した自分の罪と向き合わざるを得なくなる。

キャスト、生田斗真に瑛太 夏帆に山本美月

益田 純一 – 生田斗真
ジャーナリストを目指していた若者。
挫折をして寮のある町工場で働き出す。
中学生の時に友達が自殺してしまったことを悔やんでいる。

鈴木 秀人 – 瑛太
真面目で大人しい青年。
益田と同期として町工場で働く。
17年前の残虐な犯罪を実行した「青柳健太郎」との疑いがある。

藤沢 美代子 – 夏帆
益田や鈴木と同じ会社で働く事務員。
元恋人のせいでAV女優をした過去を持つ。
鈴木に好意を持っている。

杉本 清美 – 山本美月
益田のかつての交際相手。
雑誌記者として「黒蛇神事件」を調べている。

白石 弥生 – 富田靖子
犯罪をした少年「青柳健太郎」の母親代わりとなった女性。

達也 – 忍成修吾
藤沢美代子の元恋人。
AV女優時代のネタで美代子を脅迫する。

山内 修司 – 佐藤浩市
タクシードライバーで家族を解散した過去を持つ。
交通事故で人を亡くした息子が結婚しようとして怒る。

・その他の出演者
奥野瑛太、飯田芳、小市慢太郎、矢島健一、青木崇高、西田尚美、村上淳、片岡礼子、石田法嗣、北浦愛、坂井真紀、古舘寛治、宇野祥平、大西信満、渡辺真起子、光石研




Wikiwikiメモ

・原作者の薬丸岳(やくまる・がく)は女子高生コンクリート詰め殺人事件をきっかけに少年法への知識を深めて少年犯罪をテーマにした小説を書くようになった

・原作者の薬丸岳は2005年の小説「天使のナイフ」で第51回江戸川乱歩賞を受賞

・原作者の薬丸岳の作品で映像化されたのは滝沢秀明主演の「悪党(フジテレビ、2012)」、椎名桔平主演の「刑事のまなざし(TBS、2013)」、小出恵介主演の「天使のナイフ(WOWWOW、2015)」

公式ツイッター

ロケ地

・撮影現場になった学校
名称:高萩市立高萩中学校
住所:茨城県高萩市高浜町1丁目77

・少年院の撮影場所
住所:茨城県日立市

概要とスタッフ

映画公開日:2018年5月25日
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@yuzai_movie
監督、脚本:瀬々敬久
原作:薬丸岳
原作発売日:2013年5月2日

・2018年の映画情報のまとめはこちら






映画「最低。」原作はAV女優の紗倉まな

最終更新日:2017年8月26日 

AV女優・紗倉まなが原作の映画「最低。」

あまりに文学的と評価の高いAV女優の紗倉まなの小説「最低。」が2017年11月25日に実写映画化されます。

まず、映画「最低。」のあらすじを一言でまとめます。

様々なAV女優の生き様

小説「最低。」は4人のAV女優を描いた短編小説集で、ごく普通の女性がAVの世界で生きて行く様子を描いています。

原作は紗倉まなしか描けない視点と文学的な表現で芥川賞にふさわしいと言われるほどの純文学作品。

森口彩乃、佐々木心音、山田愛奈がAV業界とその周辺に生きる女を演じます。

目次・最低。

あらすじ
キャスト
wikiメモ
紗倉まな
概要とスタッフ

あらすじ、AV女優たちのリアル


世の中に広く流行しているアダルトビデオ。

人間の性的欲求を満足させる作品として経済的に大きな市場となっている。

そこで働くAV女優たちの顔は様々だ。

彩乃は若くしてAVの世界に入り、そこで大人になっていく。

桃子はAV事務所を立ち上げる男についていき、複雑な感情を抱えたまま仕事をこなす。

セックスレスで専業主婦だった美穂は夫が持っているアダルトビデオを見てAV女優になろうと決意する。

母親が元AV女優のあやこは家族での生き方に悩む。

AV女優の背景には様々な人生がある。

そんなAV女優に共通することは一つ。

そこに落ちたら、もう戻れない。

キャスト、佐々木心音に森口彩乃 山田愛奈

彩乃 – 佐々木心音
19歳でAV出演を決意する。
人気のAV女優となり自分の仕事に誇りを持つ。

美穂 – 森口彩乃
夫とセックスレスの専業主婦。
平凡な日常に耐え切れずAV女優になる。

あやこ – 山田愛奈
母親が元AV女優の女子高生。
思春期で母との関係に悩む。

孝子 – 高岡早紀
あやこの母親で奔放な性格。

泉美 – 渡辺真起子
彩乃の母親

知恵 – 根岸季衣
あやこの祖母。

・その他のキャスト
忍成修吾、森岡龍、斉藤陽一郎、江口のりこ

Wikiwikimメモ、紗倉まなの作品は文学的

・瀬々監督はAV女優の闇はよくわからないと前置きしながらも「ピンク映画で監督となってから30年近く、こういう小説と出会えたことを幸福に思います」とコメントした

・原作の「最低。」は荒んだAV女優を描くのではなく、鋭い描写で自分が生きている世界を描く物語

・紗倉まなの原作は芸人の又吉直樹が書いた小説「火花」と対比されることが多く、紗倉まなの作品の方が文学的だと評価する声は多い

・紗倉まなは2017年3月18日に2作目の小説「凹凸(おうとつ)」を刊行、初の長編小説ともなる

ピックアップ原作者、紗倉まなとは


紗倉まな(さくら・まな)とは1993年3月23日生まれののAV女優でタレント、小説家。

木更津工業高等専門学校の土木科出身の理系女子。

2011年にイメージビデオ「工場萌え美少女 紗倉まな 18歳」に出演、2012年に「紗倉まな AVDebut」でAV女優としてデビューした。

高専時にAV女優だと身バレするも趣味が工場ウオッチのリケジョとしてブログ「紗倉まなの工場萌え日記」を運営しながら知名度を高めていく。

AV女優としてはデビューしてすぐにSOD大賞2012最優秀女優賞を受賞するなど一気に人気を獲得した。

2014年9〜10月にトヨタの自動車ポータルサイト「GAZOO(ガズー)」で「紗倉まなの クルマと私のイイ関係」というコラムを担当、日本最大の上場企業のトヨタがAV女優を起用したとして話題になる。

ドラマ「闇金ウシジマくん Season2」や志村けんのバラエティ番組に出演するなど一般的な女優としての活躍も目立つ。

2015年にエッセイ「高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職」、2016年に小説「最低。」を出版するなどマルチな才能を見せる。

2017年現在、現役のAV女優でもある。

概要とスタッフ 監督は64の瀬々敬久

映画公開日:2017年11月25日
公式サイト:リンク
監督:瀬々敬久(映画「64-ロクヨン-」「8年越しの花嫁」など)
脚本:小川智子、瀬々敬久
原作:紗倉まな
原作発売日:2016年2月12日

・2017年の映画情報のまとめはこちら


佐藤健と土屋太鳳主演の映画「8年越しの花嫁」

最終更新日:2017年12月17日 

映画「8年越しの花嫁」感動の実話物語、主演は佐藤健と土屋太鳳

佐藤健と土屋太鳳が実話をもとにした感動物語の映画「8年越しの花嫁」が2017年12月16日に公開しました。

まず、「8年越しの花嫁」のあらすじを一言でまとめます。

結婚直前に意識を失った女性を守り続けた男性の涙腺崩壊物語

「8年越しの花嫁」は結婚を前にして難病に陥った、ある夫婦の奇跡の実話の物語。

佐藤健と土屋太鳳ファンのみならず、日本中を涙腺崩壊に巻き込むのは確実です。

目次・8年越しの花嫁

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイート
モデルの動画
ロケ地
概要とスタッフ

あらすじ、結婚式前に新婦が難病に倒れる

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尚志と麻衣は結婚式を3ヶ月後に控えて幸せなカップルだった。

ある日、麻衣は原因不明の病に襲われて心肺停止、長い昏睡状態に陥る。

麻衣は300万人に1人が発症する難病「抗NMDA受容体脳炎」に侵されたのだった。

意識が戻らず寝たきりとなった麻衣を見て尚志に悲しみが襲う。

尚志は出勤前に病院に通って麻衣の看病を続ける。

麻衣の両親からも他の人を見つけてはと言われるも、尚志は諦めなかった。

数年後、麻衣は少しずつ意識を取り戻すも記憶障害により尚志の記憶を失っていた。

麻衣はリハビリを続けていくも献身的な尚志のことを思い出せず、お互いに負担をかけ過ぎているために2人は別れてしまう。

そこで麻衣は知る。

意識の戻らない日々に、尚志が挙式予定だった日に毎年式場を予約し続けていたことを。

キャスト、佐藤健に土屋太鳳 薬師丸ひろ子に杉本哲太


中原尚志 – 佐藤健
結婚式を3ヶ月前に控えて、婚約者の麻衣が寝たきりになってしまう。
意識の戻らない婚約者に対して何年間も看病を続ける。

麻衣 – 土屋太鳳
結婚式を3ヶ月前に控えて重病に陥る。
数年後に意識を取り戻すも、婚約者の記憶もなく戸惑う。

中原初美 – 薬師丸ひろ子
麻衣の母親。

中原浩二 – 杉本哲太
麻衣の父親。

柴田 – 北村一輝
尚志が働く会社の社長。

室田浩輔 – 浜野謙太
尚志が働く会社の先輩。

島尾真美子 – 中村ゆり
尚志と麻衣の担当ウェディングプランナー。

和田 – 堀部圭亮
麻衣の主治医。

社長 – 古舘寛治
そうめん工場の社長。



Wikiwikiメモ、感動の実話はテレビでも放送

・モデルとなり原作を執筆したのは岡山県在住の中原尚志・麻衣夫婦

・感動の実話物語は「奇跡体験! アンビリーバボー」などテレビや新聞でも取り上げられた

・モデルとなった二人は「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」を執筆した

・映画のロケ地は実際の物語の舞台の岡山や広島、香川など瀬戸内海エリア

・映画と原作は2月20日にコミック化が決定、漫画投稿サイト「コミカワ」でグランプリに輝いた作品がメジャー連載となる

公式ツイッター

100万人を感動させた動画


「8年越しの花嫁」は結婚式でスタッフが撮影した動画がYouTubeが2015年2月15日に公開されました。

映画発表時点の2016年12月で再生数は100万回を突破しました。

8年越しの結婚式には家族や友人のほか医療スタッフまで参列する感動の挙式となりました。

・実際の結婚式場
名称:アーヴェリール迎賓館
住所:岡山県岡山市南区大福342

・映画「8年越しの花嫁」の元動画
動画タイトル:【T&G】8年越しの結婚式 – アーヴェリール迎賓館(岡山)
投稿者:OneHeartWedding by T&G




ロケ地は原作のモデルの岡山県岡山市

映画「8年越しの花嫁」の撮影は実際のモデルにもなった中原夫婦が住む岡山県です。

中原夫婦にとっても思い出の地を映画に採用したのではないでしょうか。

・結婚式の撮影場所
名称:アーククラブ迎賓館
住所:広島県福山市西町1-6-28

・撮影に使った港
名称:新岡山港
住所:岡山県岡山市中区新築港9-1

・居酒屋のロケ地
名称:タナタナ岡山駅前店
住所:岡山県岡山市北区駅前町1-7-24

・病院のロケ地1
名称:岡山西大寺病院
住所:岡山県岡山市東区金岡東町1-1-70

・病院のロケ地2
名称:倉敷中央病院
住所:岡山県倉敷市美和1-1-1

・病院のロケ地3
名称:岡山市民病院
住所:岡山県岡山市 北区北長瀬表町3-20-1

・レストランのロケ地
名称:ポンヌフ
住所:岡山県倉敷市上東516-7

・温水プールでも撮影
名称:岡山市立市民屋内温水プール(豊成温水)
住所:岡山県岡山市南区豊成1-4-22

・撮影に使った大学
名称:岡山大学
住所:岡山県岡山市北区津島中1-1-1

・瀬戸内海の小豆島でも撮影
名称:肥土山農村歌舞伎舞台
住所:香川県小豆郡土庄町肥土山

概要とスタッフ

映画公開日:2017年12月16日
映画公式サイト:http://8nengoshi.jp/
ツイッター公式アカウント:@8nengoshi
原作:中原尚志・麻衣
監督:瀬々敬久(映画「64-ロクヨン- 前編/後編」「ヘヴンズ ストーリー」など)
脚本:岡田惠和(連続テレビ小説「ひよっこ」映画「世界から猫が消えたなら」など)
映画撮影期間:2017年1月8日〜2月14日
配給:松竹
原作発売日:2015年7月1日(主婦の友社)







映画「菊とギロチン-女相撲とアナキスト-」主演は木竜麻生、東出昌大や井浦新が出演

最終更新日:2018年7月3日
画像:公式サイト

映画「菊とギロチン-女相撲とアナキスト」主演は木竜麻生

豪華俳優の映画「64 -ロクヨン」や4時間38分の長編映画「ヘヴンズ ストーリー」などで有名な瀬々敬久(ぜぜたかひさ)による映画「菊とギロチン-女相撲とアナキスト」が2018年7月7日に公開されます。

まず、映画「菊とギロチン-女相撲とアナキスト」のあらすじを一言でまとめます。

大正時代に活発だった女相撲と反政府活動家の物語

大正時代の日本では実際に女相撲が活発でした。

高度成長期と共に衰退していった女相撲と、当時の危険な若者「アナキスト」グループに焦点を当てたのが映画「菊とギロチン」。

瀬々監督は長年あたためてきた作品を自主企画にして映画らしさを追求。

映画初主演の木竜麻生のほか、東出昌大や井浦新、嶋田久作など大物も揃って瀬々監督が力を入れる作品を盛り上げます。

目次・菊とギロチン-女相撲とアナキスト

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
概要とスタッフ

あらすじ、純粋な女力士とドジなアナキスト

関東大震災後の日本は混沌としていた。

大正時代末期の日本は軍事国家へと突き進む一方、多様な大衆文化も花開いていく。

江戸時代から始まった女相撲は格闘技としての色彩を強くし、「女相撲興行」が日本全国に広がっていた。

純粋に相撲をしたくて土俵に上がる女力士たち。

そんな時代、格差のない理想世界を夢見るアナキストたちも活動していた。

アナキストたちは暗殺など過激的な行動をするもののドジで間抜けな普通の若者の顔を持つ。

純粋な女力士たちとアナキストたちが出会い、新たなエネルギーが生まれようとしていた。

キャスト、木竜麻生に東出昌大 井浦新に佐藤寛一郎

菊 – 木竜麻生
本作の主人公で女力士。

中濱鐡 – 東出昌大
格差のない理想世界を夢見るアナキストグループ「ギロチン社」のリーダー。

十勝川 – 韓英恵
女相撲力士。

古田大次郎 – 佐藤寛一郎
アナキストグループ「ギロチン社」のメンバー。

定生 – 篠原篤
菊の夫でDVをする。

・その他のキャスト
渋川清彦、山中崇、井浦新、大西信満、嘉門洋子、山田真歩、嶋田久作、菅田俊、宇野祥平、嶺豪一、川瀬陽太

Wikiwikiメモ、500人のオーディションから主演は木竜麻生

・監督の瀬々敬久の自主企画の映画として出資・協賛金を広く募集した

・映画のロケ地は京都府と滋賀県

・主演の木竜麻生(きりゅう・まい)は500人のオーディションから選ばれて本作が初主演

公式ツイッター




概要とスタッフ

映画公開日:2018年7月7日
映画公式サイト:http://kiku-guillo.com/
ツイッター公式アカウント:@kikugiro2016
監督:瀬々敬久(映画「ストレイヤーズ・クロニクル」「64-ロクヨン- 前編、後編」など)
脚本:瀬々敬久、相澤虎之助
撮影期間:2016年10月7日〜12月

・2018年の映画情報のまとめはこちら