Amazonドラマ「チェイス 第1章」主演は大谷亮平と本田翼 新潮社から配信中止の申し入れ

最終更新日:2018年1月12日

Amazonドラマ「チェイス 第1章」大谷亮平と本田翼

ドラマの舞台が地上波からネットの世界に移りだしています。

Amazonプライム・ビデオが2017年12月22日から独占配信したドラマの主演は大谷亮平と本田翼です。

まず、「チェイス」のあらすじを一言でまとめます。

冤罪事件を追う記者とAD

物語は完全オリジナルで27年前の冤罪事件を記者の大谷亮平とテレビの新米ADの本田翼が追う。

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で知名度を急激に高めた大谷亮平、石原さとみや綾瀬はるかなどとのコンビでドラマ界の中心になってきた本田翼の共演に注目です。

新潮社が2018年1月18日にドラマ配信の即時中止を申し入れを発表、今後の行く末に注目が集まっています。

目次・チェイス

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
盗作騒動
概要とスタッフ

あらすじ、27年前の未解決事件を追う記者が国家権力の恐ろしさを知る

27年前、5つの連続幼女殺人事件が起きた。

当時、DNA鑑定により一人の男が犯人として捕まった。

BSテレビ東都の新米ADの麻衣はじ逮捕にはいくつもの矛盾点が存在することに気づき、未解決事件の検証番組を提案する。

麻衣は敏腕フリージャーナリストの三上と共に真実を追い始めた。

5つの事件の遺体発見現場は全て同じ河原沿いで、3件目だけがDNA型鑑定の結果を元に立件されて有罪判決となっている。

前後の4件は未解決のままだ。

麻衣と三上は真相究明に突き進みBS東都は検証番組の放送にこぎつける。

しかし、事件の真実には警察、科警研、司法、あらゆる国家権力が絡み合うタブーがあった。

報道の限界はどこにあるのか。

本物のジャーナリズムを見据えたBS放送の小さな報道番組がもがき苦しんでいく。

キャスト、大谷亮平に本田翼 岸谷五朗に羽田美智子

三上 一樹 – 大谷亮平
27年前に起こった未解決事件を追うフリーの記者。
冤罪と国家権力に対して手段を選ばない強引さで戦う。

相沢 麻衣 – 本田翼
BSテレビ東都の新米AD。
27年前に起こった連続幼女誘拐殺人事件の矛盾に気づいて冤罪を扱ったドキュメンタリー番組を企画する。

長谷川 正 – 岸谷五朗
テレビ業界のタブーに触れてBS東都にやってきたエグゼクティブプロデューサー。
麻衣の企画に賛同して真相究明を後押しする。

斉藤 真紀子 – 羽田美智子
BS東都の看板番組のメインキャスター。
お局的な立場でプライドが高く、キー局のアナウンサーを敵視している。

渡辺 俊哉 – 小林且弥
上司を殴りBS東都へ左遷された技術屋。
ぶっきらぼうだが男気がある。

田中一平 – 橋本淳
上司の女に手を付けBS東都へ左遷されたアシスタントディレクター。
軽い性格で合コンが大好き。

平山英一 – 田山涼成
ことなかれ主義のBS東都の局長。
後輩の本局局長に反発して麻衣の企画をバックアップする。

山崎 登 – 平田満
27年前に連続幼女誘拐殺人事件の犯人として逮捕された元保育園用務員。
気が小さく喋りが下手ながら無実の主張を続けている。

白井 徹子 – かとうかず子
白井法律事務所の弁護士で冤罪の疑いのある山崎登の担当弁護士。
山崎の無実を信じ続けている。

赤坂 吾郎 – でんでん
山崎登を逮捕した元刑事。
強引な取り調べで山崎を自白させた。

守谷 秀人 – 嶋田久作
謎の男。




Wikiwikiメモ、全7話で毎週金曜に配信

・タイトルの「チェイス(chase)」の意味は「追跡」

・主題歌を担当したポルノグラフィティは「働くことの悲哀、働く人の矜持みたいなものを表現できたらと思い作りました」とコメント

・ドラマ「チェイス」の第1章は2017年12月22日からAmazonプライム・ビデオで配信がスタートする

・第1章は全7話で毎週金曜日に1話ずつ配信され、2018年春には第2章を予定している

・脚本の福田靖は2017年の櫻井翔主演のドラマ「先に生まれただけの僕」でもオリジナルの原案を担当した

公式ツイッター

盗作騒動、清水潔氏の「殺人犯はそこにいる」 新潮社は配信中止を申し入れ

ドラマの配信後、内容が清水潔氏の「殺人犯はそこにいる」に似ているとの指摘が相次いだ。

モデルになっていると言われた作品は栃木県足利市や群馬県太田市で5人の少女が誘拐、殺害された「足利事件」を含むノンフィクション。

「殺人犯はそこにいる」を発行した新潮社は12月28日に「弊社および清水氏はドラマ「チェイス」の制作について何ら関知いたしておりません」と発表した。

これを受けてドラマ「チェイス」のプロデューサーの四宮隆史氏は12月30日にツイッターで清水氏に大して「リスペクトする清水さんから名指しでお叱りを受ている現状は重く受け止めなくてはならず、未解決事件の真相解明に向けた動きの一助になれば、との想いがはやり過ぎたかもしれないと反省しております」などとコメントした。

一連の騒動を受けて新潮社は2018年1月18日、ドラマを配信するアマゾンジャパン合同会社と製作会社のJokerFilms株式会社に対してドラマ配信の即時中止を申し入れたと発表した。

新潮社は「殺人犯はそこにいる」の映像化については「事件の被害者であるご遺族の感情に配慮し、弊社および清水氏は慎重を期して検討を進めております」とコメントした。

概要とスタッフ

ドラマ放送日(第1章):2017年12月22日スタート、毎週金曜日に1話ずつ更新(初回のみ第1話と第2話を同時配信)
ドラマ放送日(第2章):2018年春
放送局:Amazonプライム・ビデオ
公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@amazon_chase
総監督:深川栄洋
脚本:福田靖(「海猿シリーズ」「HEROシリーズ」、ドラマ「先に生まれただけの僕」など)
主題歌:ポルノグラフィティ「Working men blues」
原作:オリジナル
ドラマ発表日:2017年10月24日

・2018年1月〜3月のドラマ情報のまとめはこちら






NHK大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」さいごうどんに鈴木亮平、坂本龍馬を小栗旬

最終更新日:2018年4月9日

NHK大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」主演は鈴木亮平

2018年1月7日から日曜20時のNHK大河ドラマの主役は西郷隆盛で鈴木亮平が演じます。

まず、ドラマ「西郷どん」のあらすじを一言でまとめます。

2度の島流し、3度の結婚を経験した波乱万丈の人気者

西郷どんの主役である西郷隆盛は島流しや再婚を繰り返し、大波乱の人生を生き抜いた英雄です。

西郷隆盛は誰からも好かれる人物だったと言われ、現代の歴史の人物の好感度ランキングでも常に上位に位置する。

原作は林真理子の小説「西郷どん!」です。

目次・西郷どん

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
歴史
概要とスタッフ

あらすじ、お人好しの西郷は島流しなど波乱万丈


江戸幕府の長い治世が続き、海外の列強からの圧力が増してきた1800年代。

薩摩の国で西郷隆盛は貧しい下級武士の家で育つ。

西郷は自分の弁当を他人に与えて笑うようなお人好しだった。

薩摩藩主の島津斉彬はそんな西郷を重宝する。

西郷も斉彬に心酔し、薩摩藩のために江戸や京に渡って仕事をこなす。

しかし、混乱の世の中では西郷の実直さも通じない時がある。

江戸幕府の改革をしようとするも失敗、2度の島流しの憂き目にあう。

方々での生活では3度の結婚を経験しながら西郷は成長する。

多くの仲間たちを愛し愛される西郷は勝海舟や坂本龍馬らと出会い日本を改革する明治維新を成し遂げていく。

キャスト、鈴木亮平に瑛太 黒木華に渡辺謙

〜主要人物〜

西郷 隆盛(さいごう・たかもり) – 鈴木亮平(幼少期:渡邉蒼)
薩摩生まれの下級武士で幼名は小吉、吉之助。
大柄で豪快な性格で誰からも愛される。
薩摩藩のために我が身をいとわず日本を奔走する。

大久保 利通(おおくぼ・としみち) – 瑛太(幼少期:石川樹)
薩摩藩出身で西郷とは幼なじみで幼少は正助。
冷静な理論家で恐れられていたが家庭では優しい父親。
西郷隆盛、木戸孝允と並んで「維新の三傑」と呼ばれる。
西南戦争では政府軍を指揮して西郷率いる士族の反乱軍と対決する。

島津斉彬(しまづ・なりあきら) – 渡辺謙
高い知識と洞察力を持った島津家第28代の当主。
貧しい下級武士の西郷の才能を見つけて大抜擢する。
西郷にとって生涯の師であり偉大なる父。

岩山 糸(いわやま・いと) – 黒木華(幼少期:渡邉このみ)
子供の頃から西郷が好きで、大人になってから西郷の3人目の妻となる。

坂本 龍馬(さかもと・りょうま) – 小栗旬
土佐藩出身で脱藩した後は志士として活動する。
犬猿の仲だった薩摩藩と長州藩の間を取り持ち、薩長同盟を仲介する。

〜西郷家〜

満佐 – 松坂慶子
西郷隆盛の母で肝っ玉母さん。

西郷吉兵衛 – 風間杜夫
西郷隆盛の父親で優しさを持つがダメ親父な面も。

琴 – 桜庭ななみ(幼少期:栗本有規)
西郷隆盛の妹(長女)で弟妹たちの面倒を見る。

西郷吉二郎 – 渡部豪太(幼少期:荒井雄斗)
西郷隆盛の弟で兄に変わって家を支える。

西郷熊吉 – 塚地武雅
西郷家の使用人で義理人情に厚い男。

西郷龍右衛門 – 大村崑
西郷隆盛の温厚な祖父。

西郷きみ – 水野久美
西郷隆盛の祖母で貧しくてもたくましく生きる。

西郷従道(信吾) – 錦戸亮
血気盛んな西郷家の三男。

〜島津家〜

於一(篤姫) – 北川景子
島津家の分家の娘で13代将軍の徳川家定の正室候補になる。
一方で西郷隆盛との恋心が芽生えていく。

赤山靭負 – 沢村一樹
薩摩の名門の人物で島津斉彬を次期藩主に押し上げようとする。

桂久武 – 井戸田潤
赤山靭負の弟で西郷隆盛を生涯に渡って支える。

島津斉興(しまづ なりおき) – 鹿賀丈史
島津家の第27代当主の薩摩藩主。
藩主の座を譲らず島津斉彬の一派を弾圧する。

由羅 – 小柳ルミ子
島津斉興の側室で島津斉彬に厳しい。

島津久光(しまづ・ひさみつ) – 青木崇高
島津斉興と由羅の子で、異母兄の島津斉彬に憧れている。
兄の死で薩摩藩の最高権力者となり、自分を田舎者扱いする西郷と対立する。

山田 為久(やまだ・ためひさ) – 徳井優
島津斉彬の側近で主君に翻弄される。

喜久(きく) – 戸田菜穂
島津斉彬の側室として多くの子供を産むも、幼い子供たちが早逝していく。

調所広郷 – 竜雷太
財政難にあった薩摩藩を立て直す逸材。

〜大久保家〜

大久保次右衛門 – 平田満
大久保利通の父で西郷隆盛も息子のように思っている。

大久保福 – 藤真利子
大久保利通の優しい母。

大久保満寿 – ミムラ
大久保利通の妻。

〜獄中の仲間〜

大山格之助(綱良) – 北村有起哉(幼少時代:犬飼直紀)
西郷隆盛の子供時代からの仲間で豪快な親分肌。

有村俊斎(海江田信義) – 高橋光臣(幼少期:池田優斗)
11歳から島津斉興の茶坊主として出仕、世渡り上手なお調子者。

村田新八 – 堀井新太(幼少期:加藤憲史郎)
西郷隆盛の弟分でどこまでも付き従う。

有馬新七 – 増田修一郎
1歳年下の西郷隆盛に一目置く幼馴染。

〜その他〜

井伊直弼 – 佐野史郎
近江彦根藩主で恐怖政治により徳川家ファーストを掲げる。

ふき – 高梨臨
貧しい農民の娘。

タマ – 田中道子
品川宿にある宿屋「磯田屋」に働く給仕でふきの同僚。

幾島 – 南野陽子
於一(篤姫)の女中頭。

愛加那 – 二階堂ふみ
島送りとなった西郷と恋に落ちる現地の女。

阿部正弘 – 藤木直人
備後福山藩主で幕政改革を推し進める。

月照 – 尾上菊之助
薩摩藩と縁のある住職。

徳川家定 – 又吉直樹
江戸幕府13代将軍で篤姫の夫。

徳川斉昭 – 伊武雅刀
前水戸藩主で徳川慶喜の実父。

語り:西田敏行




Wikiwikiメモ、2018年は明治維新150周年

・2018年は明治維新から150年にあたる

・西郷隆盛が主人公の大河ドラマは1990年の「翔ぶが如く」以来、28年ぶり2作目

・西郷隆盛は文政10年12月7日(1828年1月23日)に生まれ、明治10年(1877年)9月24日)に死去した

・西郷隆盛の自画像として有名な絵は画家のエドアルド・キヨッソーネが西郷の弟といとこを参考に想像で描いたもの

・ドラマに先行して林真理子原作で日高建男の漫画「西郷どん!」が2017年3月4日の月刊コミックフラッパー4月号(KADOKAWA)でスタートした

・幾島役の斉藤由貴は不倫報道を認めて出演を辞退、南野陽子に変更になった

・「語り」は当初、市原悦子を予定していたが体調の問題により西田敏行に変更した

・初回視聴率は15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で歴代ワースト2位、ワースト1位は1989年の「春日局」の14.3%だが初回放送は元日だったため、「西郷どん」が実質ワーストと言われた

公式ツイッター

西郷隆盛の歴史

・薩摩藩で奮闘するも島流しに

文政10年12月7日(1828年1月23日)、現在の鹿児島県鹿児島市加治屋町で生まれる。

天保10年(1839年)、仲間たちの喧嘩の仲裁で大怪我を負い、刀を握れなくなり学問一筋で生きると決めた。

嘉永5年(1852年)、伊集院兼寛の姉・須賀と結婚。

安政元年(1854年)、薩摩国の藩主の島津斉彬の江戸参勤に際して江戸に赴き、碩学・藤田東湖などから教えを受ける。

安政5年(1858年)、藩主の斉彬が逝去、主の意思をつぎ大老・井伊直弼を排斥して幕府を改革しようとするが失敗、逃亡生活に入る。
幕府の追求を恐れた薩摩藩から追放命令を受け、絶望して自殺未遂を図るも生存。

安政6年(1859年)、薩摩藩から奄美大島への潜居を命じられて隠居生活に。
奄美大島では龍家の一族、佐栄志の娘・とまを島妻とする。

・中立の立場を守りつつも長州藩を撃退

文久2年(1862年)、薩摩藩から許可をもとに仕事に復帰する。
大阪に赴き、激派志士たちの京都焼き討ちなどを止めようとするも西郷が志士を煽動していると藩に伝わり捕縛され、沖永良部島(奄美大島の離島)まで飛ばされる。

元治元年(1864年)、大久保利通らの勧めもあり薩摩藩に復帰、京都に赴任して外夷との密貿易を行っていた薩摩商人の取り締まりなどに奮闘する。

元治元年7月19日(1864年8月20日)、禁門の変。京都に長州勢が押し寄せてきており、西郷は幕府の出兵命令は断るも長州勢を撃退する。長州か幕府による朝廷の独占を阻止する中立の立場を維持する。

元治元年(1864年)、長州藩追討の朝命(第一次長州征伐)が出て長州藩征伐の任にあたるも、勝海舟と出会い長州藩三家老の処分などで穏便に済ませることに成功する。




・大政奉還、江戸城明け渡しと大活躍

慶応元年(1865年)1月28日、家老座書役・岩山八太郎直温の二女・イト(絲子)と結婚。

慶応2年(1866年)1月、薩長同盟。小松帯刀邸で犬猿の仲だった長州藩の桂小五郎と薩長提携六ヶ条を密約した。提携書に裏書きしたのは坂本龍馬。

慶応3年(1867年)、土佐藩と共謀して幕府を武力で倒す薩土討幕の密約を交わして幕府への圧力を強めていく。

慶応3年12月9日(1868年1月3日)、江戸幕府を廃絶して摂政・関白等を廃止。代わりに新政府の樹立を宣言した王政復古の大号令の発布に成功する。

慶応4年(1868年)、旧幕軍と、新幕府の先鋒隊の薩長の守備隊が衝突し、鳥羽・伏見の戦いが始まる(戊辰戦争開始)。
西郷は新幕府軍として旧幕府軍と戦い、勝海舟との会談を経て旧幕府軍の江戸城明け渡し(無血開城)に成功する。

・新幕府と揉めて地元に帰り、士族の反乱軍の盟主に

明治4年(1871年)、岩倉具視らが欧米各国との条約改正の外交使節団として海外に赴き、西郷は三条実美らと共に留守内閣(留守政府)を任せられる。

明治元年(1868年)、李氏朝鮮が維新政府の国書の受け取りを拒絶。西郷は武力ではなく、自分が全権大使になる(遣韓大使論)を主張する。外遊から帰国した木戸孝允・大久保利通らの内治優先論が決定され、西郷は辞職して鹿児島に帰った。

明治9年(1876年)、廃刀令などで士族が帯刀と知行地など特権を奪われて怒りを感じ、各地で士族の乱が起きた。
1877年(明治10年)、西南戦争。鹿児島の士族たちが幕府に反乱を起こす。西郷は盟主となり軍議などに顔を出していたが、最終的には戦闘の指揮に立つ。

1877年(明治10年)9月24日、政府軍の攻撃を前に命を絶つ。

概要とスタッフ

ドラマ放送日:2018年1月7日スタート、毎週日曜20時(全50回)
公式サイト:リンク
公式ツイッターアカウント:@nhk_segodon
脚本:中園ミホ(「Doctor-X」シリーズ、NHK連続テレビ小説「花子とアン」など)
原作:林真理子
ドラマ撮影期間:2017年夏から
制作統括:櫻井賢
演出:野田雄介、梶原登城
初回視聴率:15.4%

・2018年1月スタートの冬ドラマのまとめ

・2018年4月〜6月のドラマ情報のまとめ

・1作後のNHK大河ドラマ「いだてん」情報のまとめ






映画「光」原作・三浦しをん、出演は井浦新や瑛太

最終更新日:2017年10月9日

映画「光」井浦新や瑛太が出演

いくつもの作品が映画化されている作家の三浦しをんの中で、暗さが特徴の「光」が2017年11月25日から映画化されます。

主要人物の4人を演じる井浦新、瑛太、長谷川京子、橋本マナミによって映画ではその闇はどう表現されるのか。

まず、映画「光」のあらすじを一言でまとめます。

極限状態を生き残り、闇を抱えたまま生きる人たち

映画「光」はある島で津波が起き、極限状態を生き残った人たちの物語。

島での秘密や屈折した愛情が残り、大人になってからも闇がついて回っていく。

決してむくわれない原作のストーリーを映画でどう表現するかに期待です。

目次・光

あらすじ
キャスト
wikiメモ
公式ツイッター
スタッフと概要
予告映像
原作ネタバレ

あらすじ、ある島で起きた悲劇と秘密


美浜島で暮らす中学生の信之は退屈な日々を送っていた。

信之にとっては恋人の美花と過ごす時間が人生のすべてだった。

ある日、津波が島を襲って多くの人が亡くなってしまう。

生き残ったのは信之と美花、信之を慕う輔とその父親と数人の大人たちだった。

津波に襲われた極限状態で生き残った美花にはさらなる暴力が襲っていくる。

信之は美花を助けるためある行動をとる。

それから20年後、美花は島での過去を捨てて芸能界で貪欲に生きていた。

美花を愛し続けている信之だったが、南海子と結婚して娘をもうけて平凡な生活を送っていた。

そんな時、島での過去を知る輔が美花と信之の前に現れる。

信之に異常な執着を見せる輔、結婚してみ美花を絶対視する信之、島のことを忘れたい美花。

傷ついた過去にさらなる闇が覆いかぶさろうとしていた。

キャスト、井浦新に瑛太 長谷川京子に橋本マナミ


信之 – 井浦新
津波のあった美浜島の生き残りで中学生時代に美花と付き合っていた。
その後も美花を愛しているが、南海子と結婚して一人娘をもうけた。

輔 – 瑛太
島の生き残りで父親に虐待されていた。
唯一、優しくしてくれた信之を異常に慕っている。

中井美花(篠浦未喜) – 長谷川京子
島の生き残りだが、当時の過去を捨てて芸能界で生きている。
信之や輔には既に関心はなくなっている。

南海子 – 橋本マナミ
信之の妻だが夫婦関係は冷たい。

小野 – 南果歩
芸能界での篠浦未喜のマネージャー。

洋一 – 平田満
輔の父で息子に虐待を行っていた。



Wikiwikiメモ、人を暗い方へ導く光


・作者の三浦しおんは「人を暗い方へ導く光もあるんじゃないか」と語っている

・大森立嗣監督は原作について「生命そのものの讃歌」を感じたという

・音楽はジェフ・ミルズが全編を担当

・映画のロケ地は伊豆諸島・利島、神奈川・川崎近郊

・原作は全体的に救いがない

公式ツイッター

概要とスタッフ

映画公開日:2017年11月25日
映画公式サイト:リンク
ツイッター公式アカウント:@hi_ka_ri_movie
原作:三浦しをん
監督:大森立嗣(映画「まほろ駅前狂騒曲」「セトウツミ」など)
映画撮影日:2016年8月20日~9月27日

予告映像




原作「光」のネタバレ

〜ここから原作のネタバレ〜
・美浜島で生き残った観光客が美花を襲ってきたため、信之は観光客を殺害する

・大人になった輔は信之と美花の過去を知っており、父から金を引っ張ってこいと言われて二人を脅す

・輔は信之に近づくために妻の南海子と不倫する

・信之は美花を守るために信之を殺す

・美花は信之が好きではない

・信之は南海子と夫婦生活を続ける

・2017年の映画情報のまとめはこちら






映画「22年目の告白 私が殺人犯です」藤原竜也が殺人犯、原作ネタバレも

最終更新日:2017年8月9日
画像:公式サイト

映画「22年目の告白 私が殺人犯です」主演は藤原竜也と伊藤英明

藤原竜也と伊藤英明の一騎打ち。

韓国で人気の映画を原作に映画「「22年目の告白 私が殺人犯です」が2017年6月10日に公開しました。

まず、映画「「22年目の告白 私が殺人犯です」のあらすじを一言でまとめます。

刑事の伊藤英明が美しい殺人犯の藤原竜也を追う

映画「22年目の告白 私が殺人犯です」は時効を迎えた美しい殺人犯役を藤原竜也、刑事役に伊藤英明と実力派の2人が揃いました。

原作の韓国映画とは設定が変わっており、日本版はどんな結末を迎えるのかに注目ですね。

目次:映画「22年目の告白」

あらすじ
キャスト
うんちく情報
公式ツイッター
概要とスタッフ
原作のネタバレ

あらすじ、「私が殺人犯です」との本が出版


阪神大震災や地下鉄サリン事件が起きた1995年。

日本が混乱していた影で5件の連続殺人が起きていた。

事件を担当していた刑事の牧村航は連続殺人犯を追い詰めるものの、狡猾な犯人の罠によって尊敬する上司が殺されてしまう。

犯人は姿を隠し、刑事の牧村は無念の時を過ごすことになった。

そして22年後に連続殺人犯の時効を迎えた。

すると、衝撃的な一冊の本が出版される。

「私が殺人犯です」。

1995年の殺人犯を名乗る曾根崎雅人は堂々と世間に顔を出したのだ。

世間は強烈な反感と興味を持ち、視聴率が取れる曾根崎に対してマスコミが殺到する。

時効が過ぎた連続殺人犯を裁くことはできないのか。

時の人となった殺人犯の曾根崎と刑事の牧村の対決が始まる。

キャスト、藤原竜也と伊藤英明 夏帆に野村周平


曾根崎 雅人 – 藤原竜也
1995年の連続殺人事件の犯人を名乗る男。
妖艶な美貌でメディアに取り上げられて世間に注目される。

牧村 航 – 伊藤英明
1995年の殺人事件を担当していた刑事。
犯人の罠により目の前で上司を殺される。

岸美晴 – 夏帆
22年前の事件の被害者の遺族。
本屋で働き、父の仇の曾根崎の手記が売れるのを目にして怒りをつのらせる。

牧村里香 – 石橋杏奈
刑事の牧村航の妹。

小野寺拓巳 – 野村周平
刑事の牧村航の妹の里香の恋人。

春日部信司 – 竜星涼
刑事の牧村航を尊敬する後輩。

橘大祐 – 岩城滉一
ヤクザの橘組の組長。
事件の犯人に恋人を殺された。

仙堂俊雄 – 仲村トオル
連続殺人事件を追うジャーナリスト。

戸田丈 – 早乙女太一
ヤクザの橘組の若手構成員。

滝幸宏 – 平田満
22年前の事件の被害者で牧村の元上司。

山縣明寛 – 岩松了
22年前に妻を殺された医師。



うんちくポイント「日本中が、欺かれる」

・原作の韓国での映画「殺人の告白」は2012年に公開、観客動員270万人を記録した

・原作の映画は実際に起きた未解決の事件をベースにしている

・韓国の原作映画では刑事の恋人が殺されているが、日本版では刑事の上司に変わっている

・藤原竜也が「私が殺人犯です」と記者会見するシーンは品川の大森ベルポートで大々的な撮影を行った

・映画の撮影期間は2016年7月12日〜9月26日

・2016年10月27日に予告動画を公開、キャッチコピーは「日本中が、欺かれる」

・藤原竜也は「ある部分で基になった作品から飛躍をしていかなければならなくて、その溝を埋めていかなきゃいけない」とコメント

・日本では2010年の刑事訴訟法改正により、最高刑が死刑となる罪の公訴時効は撤廃されている。そのため、原作の韓国映画のストーリーは使えないが、北島直明プロデューサーは「時効の隙間を突いている」とコメント

・企画スタートから時効に関する法律の研究に半年をかけたといい、脚本の改稿は37回に及んだ

公式ツイート、10月4日にブルーレイ&DVD発売

概要とスタッフ 入江悠に平田研也

映画公開日:2017年6月10日
映画公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/22-kokuhaku/
ツイッター公式アカウント:@22kokuhaku
監督:入江悠(映画「日々ロック」、「太陽」など)
脚本:入江悠、平田研也(映画「SHINOBI」など)
主題歌:感覚ピエロ「疑問疑答」
製作幹事、共同企画:日本テレビ放送網
企画、制作プロダクション:ROBOT
配給:ワーナー・ブラザース
原作映画:「殺人の告白」(原題:Confession of Murder)



原作の韓国映画「殺人の告白」のネタバレ

〜ここから原作の韓国映画のネタバレ〜
・連続殺人犯を名乗る男が記した手記には最後の事件の内容が触れられていない

・遺族たちは連続殺人犯を名乗る男に復讐を誓う刺客となってやってくる

・そんな時、「自分が本当の連続殺人犯だ」と、Jと名乗る男が現れる

・実は連続殺人犯を名乗る男と刑事は強力して、真の殺人犯をあぶり出すために演技をしていた

・真の連続殺人犯は自己顕示欲が強く、事件が時効だと知って二人の前に出てくる

・しかし、最後の殺人事件の時効には達していなかったため、二人は正当にJを捕まえる

・刑事は憎しみのあまりJを殺してしまう

・刑事は刑務所に入り、刑期を終えて出所する