映画「ミスミソウ」押切蓮介原作の最悪の復讐劇が2018年4月に実写化 主演は山田杏奈

最終更新日:2018年4月4日
画像:双葉社

実写映画「ミスミソウ」押切蓮介原作、最悪の復讐劇が2018年にまさかの実写化

後味の悪すぎる最悪の復讐劇を題材にした漫画「ミスミソウ」が2018年4月7日にまさかの実写映画化です。

まず、映画「ミスミソウ」のあらすじを一言でまとめます。

田舎でいじめられた女子中学生が復讐する殺し合い

押切蓮介が原作の漫画「ミスミソウ」は田舎の中学生たちによる人の死まで踏み込む苛烈ないじめと復讐劇。

そのまま実写化すれば「バトル・ロワイヤル」以来の反響と批判も浴びそうですが、内藤瑛亮監督はどう作品を仕上げるのか。

復讐劇に走る主人公の少女をアミューズ所属の山田杏奈が演じます。

目次・ミスミソウ

あらすじ
キャスト
wiki
ツイッター
タイトルの由来、はにかみやな三角草
ピックアップ原作者、押切蓮介
概要とスタッフ

あらすじ、イジメられて家族まで犠牲になった少女が復讐を開始する


出展:ぶんか社
野咲春花は父親の仕事の都合で東京から大津馬村に引っ越してきた。

転校生として入った大津馬中学校ではよそ者というだけで過酷なイジメを受けていた。

もう少しだけ我慢すれば中学校を卒業できる。

そんな気持ちで春花は両親にイジメにあっていることを告げなかった。

春花には唯一、イジメから守ってくれる同級生のミツルがいてくれたためになんとかイジメを耐えていた。

しかし、イジメで怪我をするようになった春花を見て両親は学校に行かなくて良いと告げる。

不登校になった春花のせいで、佐山流美はクラスから再びイジメの標的になりかけた。

流美は家に引きこもった春花を引き出そうと野咲家を襲撃するという狂気に走る。

放火事件により春花の妹は大火傷を負い、両親は死んだ。

自分へのイジメが発展して家族の命まで奪われた。

春花は自分をイジメてきたクラスの同級生たちに復讐を開始する。

キャスト、春花を演じるのは山田杏奈

野咲 春花(のざき・はるか) – 山田杏奈
妹を愛する優しい女子中学生。
転校してきた大津馬村の大津馬中学校でよそ者のためイジメられる。
同級生の相場晄に助けられていたものの、家族が焼き殺されて復讐に走る。

相場 晄(あいば・みつる) – 清水尋也
イジメにあっている春花を唯一、救おうとする同級生の少年。
カメラでの写真撮影と春花が好き。
DVを振るう父と母が離婚、さらにある原因で晄は母親とも離れて祖母と暮らしている。

小黒 妙子(おぐろ・たえこ) – 大谷凜香
春花をいじめるリーダー格の同級生の女子。
実家は裕福な美少女で力を持ち、自分についてくる同級生を扇動してイジメを助長する。

佐山 流美(さやま・るみ) – 大塚れな
春花をいじめるグループの1人。
かつては妙子たちのイジメの標的。
春花がいなくなると再びイジメにあうと知っており、狂気的な行動に走る。

橘吉絵 – 中田青渚
春花を執拗にいじめるグループの一人。

南 京子(みなみ・きょうこ) – 森田亜紀
春花たちのクラスの担任教師。
生徒の言いなりで春花へのイジメを黙認、悪口を言われるとすぐ吐いてしまう。

野咲 祥子(のざき しょうこ) – 玉寄世奈
おとなしい春花の妹。
春花から「しょーちゃん」と呼ばれて愛されている。

三島 ゆり – 櫻愛里紗

池川努 – 遠藤真人

加藤理佐子 – 紺野彩夏

久賀秀利 – 遠藤健慎

真宮裕明 – 大友一生

野咲満雄 – 寺田農

・出演が決定した俳優
戸田昌宏、片岡礼子




Wikiwikiメモ、原作は救いがない残虐物語

・映画のロケ地の一つが栃木県の足利市

・2007年から連載していた漫画はインターネットで「胸糞悪い」「残虐すぎ」「救いがなさすぎ」と話題になっていた

・実写映画では原作をマイルドしてもR15指定やR18指定を受ける可能性は高い

・コミックスはぶんか社が全3巻、双葉社が完全版の上下巻を発売した

・主演の山田杏奈は芸能事務所アミューズ所属の16歳の女優(映画公開時には17歳)

公式ツイッター

タイトルの由来、ミスミソウ(三角草)

タイトルの「ミスミソウ」は日本の山間部に咲いている三角草が由来です。

劇中ではヒロインの春花を救おうとする少年の相場晄が趣味の写真で撮影しました。

相場晄はミスミソウに対して「この草は厳しい冬を耐え抜いた後、雪を割るようにして小さな花が咲く」と表現します。

そして、相場晄はミスミソウの花言葉が「はにかみや」だと説明して春花に優しく話しかけます。

残虐ホラー漫画「ミスミソウ」では数少ない、心温まる場面ですね。




ピックアップ原作者、押切蓮介とは


押切蓮介(おしきり・れんすけ)とは1979年9月19日生まれの漫画家。

高校卒業後の1998年に「マサシ!! うしろだ!!」(週刊ヤングマガジン)でデビュー、アルバイトをしながらも漫画を書き続ける。

当初はギャグとホラーが融合した漫画を得意とし、2003年10月からホラーギャグ漫画「でろでろ」で6年間の連載する。

2007年からギャグの要素を抜いた漫画「ミスミソウ」を連載、過酷なイジメ描写が一部でカルト的な人気を集めた。

2010年から始めたスクウェア・エニックス系列のゲーム少年漫画「ハイスコアガール」は2013年版「このマンガがすごい!」オトコ編で2位を獲得するなど高い評価を得る。

漫画「ハイスコアガール」はアニメ化が決定するも、劇中に出てくるゲームの著作権者の一社であるSNKプレイモアが著作権侵害によりスクウェア・エニックスを告訴して問題になった。

その後、SNKプレイモアとは和解が成立して連載は再開した。

著作権侵害問題に関しては「法律などのフォローをするのが編集者の仕事だ」と漫画家の押切蓮介を擁護する声が多い。

概要とスタッフ 監督は内藤瑛亮

映画公開日:2018年4月7日
公式サイト:リンク
公式ツイッター:@misumisou_movie
原作者の押切蓮介のツイッター公式アカウント:@rereibara
監督:内藤瑛亮(映画「先生を流産させる会」「ライチ☆光クラブ」など)
脚本:唯野未歩子
制作:レスパスフィルム
原作:押切蓮介
原作連載期間:2007年〜2009年(ホラーM)

・2018年の映画情報のまとめはこちら






ドラマ「コピーフェイス~消された私~」故人と入れ替わり新しい人生

最終更新日:2017年1月29日 
画像:公式サイト

NHKドラマ「コピーフェイス~消された私~」のあらすじまとめ、主演は栗山千明

大ヒットアニメ映画「君の名は。」の名シーンで「入れ替わってる!?」の言葉が流行している2016年秋、タイムリーなドラマをNHKが放送しました。

アメリカの人気作家のサンドラ・ブラウンが原作のドラマ「コピーフェイス~消された私~」が2016年11月18日からスタート。

まず、ドラマ「コピーフェイス~消された私~」のあらすじを一言でまとめます。

故人と入れ替わり新しい人生

ドラマでは飛行機事故により女性の週刊誌記者が不正を追及していた美容外科クリニックの理事長夫人として生還してしまいます。

主演の栗山千明が入れ替わった人生をどう演じるのかに注目ですね。

では、世の中のあらゆる物語、事象のあらすじを解説する「あらすじ大全」がNHKドラマ「コピーフェイス~消された私~」のあらすじと、記事の後半では原作のネタバレをご紹介します。

NHKドラマ「コピーフェイス~消された私~」のあらすじ

広沢和花はスクープを追う週刊誌記者として働いていた。

ある時、美容外科クリニックの不正を暴こうとしてクリニックの理事長夫人の調査を開始する。

しかし、夫人と一緒に乗った飛行機が事故で墜落してしまう。

和花はクリニックの理事長夫人と間違えて救い出されて、傷付いた容姿を理事長夫人の姿に完全整形されてしまう。

当初、和花は事故のショックで記憶を失い理事長夫人として生活を過ごしていた。

そこから和花が記憶を取り戻した時はすでに理事長夫人としての生活も板につき、夫を愛してしまっていたのだ。

愛する他人の夫と他人の人生を生きるのか、週刊誌記者としてクリニックの不正追及を再開するのか。

入れ替わった人生に直面する和花の葛藤が続く。

NHKドラマ「コピーフェイス~消された私~」の主要キャスト

広沢和花(ひろさわ・のどか、35) – 栗山千明・西原亜希
フリーランスの雑誌記者で常にスクープを狙う野心家。
飛行機事故をきっかけに、別人だった医者の嫁として生きる。
母親の育児放棄により児童養護施設で育った。

朝倉柊二(あさくら・しゅうじ、36) – 佐藤隆太
36歳の若さで大手の美容外科「朝倉クリニック」の理事長を務める。
医者ではないが経営手腕を買われて理事長となった。

朝倉芙有子(あさくら・ふゆこ、32) – 栗山千明
柊二の妻でわがままな悪女だったが飛行機事故で死亡する。
だが、死亡時に広沢和花と間違われて形式上は生存する。

朝倉由麻(あさくら・ゆま、5) – 中川江奈
柊二の娘で母親に怯えて育ってきた。

朝倉洋人(あさくら・ひろと、33) – 玉置玲央
柊二の弟で朝倉クリニックの院長。
一見すると穏やかな人柄のカリスマ美容外科医だが、実は自己演出により声望を保っている。

朝倉弘明(あさくら・ひろあき、71) – 寺田農
柊二と洋人の父親で朝倉クリニックの元理事長・医院長で厳格な人物。

朝倉佐枝子(あさくら・さえこ、68)…田島令子
柊二と洋人の母親で夫には逆らわない。

三島奈那子(みしま・ななこ、30)…芦名星
朝倉クリニックの看護師長で柊二に好意を持っている。

橘慎一(たちばな・しんいち、48)…鶴見辰吾
月刊誌「リアル・トゥデイ」の編集長で和花の秘密を知る唯一の存在。

森山ちひろ(もりやま・ちひろ、35)…前田亜季
和花の親友で同じ児童養護施設に育った。



NHKドラマ「コピーフェイス~消された私~」のうんちくポイント

・サンドラ・ブラウンの原作ではTVリポーターが上院議員候補夫人と入れ替わる

・栗山千明はNHK BSプレミアムで2015年の「独眼竜♡花嫁道中」や2013年の「死刑台の72時間」などに出演実績を持つ

・佐藤隆太は放送時は役年齢と同じ36歳

・朝倉クリニックのロケ地は産婦人科「レディース&マタニティクリニック サンタクルス ザ シュクガワ」
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出展、公式サイト:http://www.santacruz.or.jp/faci/shukugawa
ドラマ「コピーフェイス~消された私~」の物語の中心の美容外科「朝倉クリニック」のロケ地は兵庫県西宮市にある産婦人科「サンタクルス ザ シュクガワ
」で見た目が豪華

NHKドラマ「コピーフェイス~消された私~」の概要

放送開始日:2016年11月18日22時〜(毎週金曜日、全6回)
ドラマ公式サイト:http://www.nhk.or.jp/drama10/copyface/
原作:サンドラ・ブラウン
脚本:篠﨑絵里子
音楽:窪田ミナ
主題歌:加藤ミリヤ「最高なしあわせ」
制作統括:真鍋斎
プロデューサー:木村明広
演出:佐々木善春、尾崎裕和
原作発売日:2016年11月1日



小説「コピーフェイス(原題:「私でない私」)」のネタバレ

〜ここから原作のネタバレ〜
・主人公の女性(TVリポーター)は飛行機で大怪我を負い、主人公の男性(上院議員候補)の妻と間違えられて生還する

・亡くなった女性は夫(上院議員候補)を殺害する計画に関わっていた

・主人公の女性は形式上の夫の殺害計画を知り、阻止しようと考える

・主人公の女性は上院議員候補の妻として生きているうちに相手を愛するようになる

・ジャーナリストとして働いていた主人公の女性は上院議員候補の夫をよく助け、二人は新しい夫婦関係を築いていく

ドラマ「コピーフェイス~消された私~」のあらすじや登場人物、うんちくまとめ

以上、世の中のあらすじ・歴史・変遷をまとめる「あらすじ大全」によるドラマ「コピーフェイス~消された私~」のあらすじや登場人物、うんちく情報まとめでした。

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