映画「聲の形(こえのかたち)」聴覚障害を持った少女の行方

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最終更新日:2017年1月29日 
画像:講談社コミックプラス

映画「聲の形(こえのかたち)」あらすじ情報などまとめ

幾多ものアニメを成功に導いてきたアニメーション制作の京都アニメーションが2016年秋に名作を出しました。

2016年の夏に一大ブームとなっている「君の名は。」でアニメ映画に注目が高まっているのも追い風になりました。

まず、映画「聲の形」のあらすじを一言でまとめます。

聴覚障害を持った少女とイジメの話

「聲の形」は少年マガジンで連載された漫画で、テーマは聴覚障害やイジメと議論が起きやすい物語です。

原作は全日本ろうあ連盟と協議も重ねて発表され、実社会へ重い問いを投げかけました。

「聲の形」は娯楽である漫画、映画としては道徳的すぎるという声も出てくるほど物議をかもしています。

では、世の中のあらゆる物語、事象のあらすじを解説する「あらすじ大全」が映画「聲の形」のあらすじをご紹介します。

映画「聲の形」のあらすじ

ガキ大将の石田将也がまとめていたクラスにある日、聴覚障害を持つ少女が転校してきた。

日々に退屈していた石田将也は話すことができない転校生の西宮硝子に対して好奇心を抱く。

将也は次第に硝子をイジメていくが、教師が止めに入り仲間たちは逆に将也を切り捨てる。

その後、将也は孤独になり後悔とやるせなさを感じながら生きていた。

孤立しながら生きてきた将也は高校生になり自殺を考えるが5年ぶりに硝子と再会する。

何かやり直せることがあるんじゃないか。

将也と硝子はそう思い、二人は友人としての関係を始める。

将也は高校で友人もでき、硝子も転校する前の友人たちとの関係が深まる。

すると将也が過去に硝子をイジメていた過去が明らかになり、将也の周りからは再び人が離れてしまう。

そして、複雑な人間関係に悩んだ硝子、将也に悲劇が訪れる。

映画「聲の形」の主要な声優キャスト

高校生の石田将也 – 入野自由
小学生の石田将也 – 松岡茉優
小学生時代はガキ大将だったが、転校生の硝子をイジメて逆に孤立した。
それから孤独に生き続け高校生になり生きる気力を失っている。

西宮硝子 – 早見沙織
聴覚障害を持って生まれた少女。
声で自分の思いを伝えることができず人とのコミュニケーションに苦戦する。

西宮結絃 – 悠木碧
硝子の妹。
姉を守るのは自分だという強い責任感がある。

・その他の声優陣
小野賢章、金子有希、石川由依、潘めぐみ、豊永利行



映画「聲の形」のうんちくポイント

・題名を「声の形」ではなく「聲の形」にしたのは、聲が声と手と耳が組み合わさっている、気持ちを伝える方法は声だけじゃないという意味を込めた

・原作と同様に映画も岐阜県大垣市が舞台で、同市では舞台ガイドも作成している

・原作は第80回週刊少年マガジン新人漫画賞で入選したが、テーマが聴覚障害者へのイジメのため当初はマガジンでの掲載が見送られていた

・原作は大今良時が漫画賞に応募したオリジナル、リメイク、連載漫画と3種類ある

・文部科学省がタイアップし、特別支援教室の啓発ポスターと特設サイトを設置した

・映画公開から2週目の9月24〜30日で日本語字幕付上映が行われる

・グーグルで「蟹の形(かにのかたち)」と検索すると「聲の形(こえのかたち)」が出てくる

映画「聲の形」の概要

映画公開日:2016年9月17日
原作:大今良時
監督:山田尚子
脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン:西屋太志
主題歌:aiko「恋をしたのは」
アニメーション制作:京都アニメーション
配給:松竹
原作の週刊連載版の発表期間:週刊少年マガジン2013年36号・37合併号〜2014年51号

映画「聲の形」のあらすじや登場人物、うんちくまとめ

以上、世の中のあらすじ・歴史・変遷をまとめる「あらすじ大全」による映画「聲の形」のあらすじや登場人物、うんちく情報まとめでした。

・2017年の映画情報のまとめはこちら








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